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「分割自我復元」
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★分割自我復元★その89 【雑 記】
by:
鈴木崩残
2012/04/24(Tue)11:03:19
雑 記 で す
●人間全体を、対象として見回すと、
いわゆる精神世界、瞑想、宗教、これらに関わってきた人達と、
そういったものと比較的無縁だった人と比較をした場合に、
精神世界に関わったことのある人が、それ以外の人達と、
少しでも、何かが優れていると私の目に見えたことは、
「ただの一度も」なかった。
すなわち、こうした分野は人間の精神性とは全く「関係がない」。
●だが、逆に、社会的にある程度の安定した本業を持ち、
普通のことをこなしてきた人達の方が、
精神世界や瞑想ごっこにハマっている人達よりも、優れていた、
という形跡も、全く一つもなかった。
つまり、どちらも人間の精神には、全く関係ないのである。
関わっている分野に関係なく、人口全体の中で、
まともな人は、どこにでも少数おり、
また、いないとなったら、どこにもいないということである。
●強いて言うならば、精神世界や、瞑想や、ヨガや、座禅や、宗教、
あるいは、とにかく、そういう分野、
そういう分野に、長くいたり、関わっていたり、職業にしてきた人達の方が、
そうでなかった人よりも、
>「その馬鹿っぷり」の発散場所、表現分野を、ひとつ多く与えられていた、
という差だけが、そこにある。
その馬鹿っぷりが、より目立ってしまう「結果として」、
精神世界と武術の世界には、とかく馬鹿っぽい人が多くなるだけで、
本質的な部分では、愚かしい人達は、普通に、どこにでも生息している。
●よく、可愛い女の子なんだが、「お前は、しゃべるな」と、
言いたくなる子がいるように、
「お前は、精神世界のことを話すな」といいたくなる者がいる。
さりとて言いたいのだから、言わせておくしかあるまい。
一方で普通に暮らしている人達には、それなりの馬鹿っぽさがあり、
その馬鹿っぷりは、酒場での飲み会や、会社内という、
「別の出口」からモクモクと出ているので、同じこと。
●かと思うと「私は精神世界に関心ありません」も、
はなから「ウソ」のぶりっ子もいて、
逆に、「私は人間の精神の世界に関心あります宣言」も、
はなから「ウソ」のぶりっ子も多い。
結局、自分自身のことが、何も分かっていない人が多すぎたのである。
■自分で言うのも、変ですが、・・・・
私は、よく、この業界、というか、分野に長く身を置いて、
阿呆にならなかったと、またはグレなかったと、
自分で、振り返って「相当に」感心しています。
何しろ、関わり始めたのは、中学1年頃からですから、
変なものに毒されてもおかしくはない環境にいました。
●そして、それから以後、約40年間の人間体験の中で、
その相手の人の、職業や、関心ごとや、
精神世界に関わっているか、いないか、には全く関わらず、
自我が、比較的健全であったり、または、私がある程度は、
人間として付き合うことの出来た人というのは、本当に、少なかった。
前述したように、強いて言うならば、
精神世界や、瞑想や、座禅や、宗教に傾倒していた者たちは、
現実逃避する場所が、普通の人よりも、ひとつだけ多かったというだけの事であった。
●所詮、まともな人は、
精神世界を語らせてもマトモですし、
恋愛やセックスの事を語らせてもマトモですし、
普通の話題を語らせてもマトモです。
何か特定の話題を語るときにしか、マトモなフリを出来ないというのは、
それだけで、もうアウトですね。
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自我復元は、なぜ90%では駄目か?
●自我復元をて、自我率が高くなった場合に、
「80%、いや90%もあれば、死んでもなんとかなるのではないか?」、
と考える人もいそうです。
しかし、自我はたとえ95%まで回復しても、全自我に戻らないと、
ある「基本的な資格」が手に入らないのです。
きっかり原型で必要とされた電圧(のようなもの)に到達しないと、
自我の本来の機能や能力として、作動しないものがあります。
その欠陥を持ったまま、死んで移動しようとすることは、
決して良い結果にはなりません。
■たとえ復元の結果、自我率が99%になったとしても、
自我復元をして、その数値になった者の場合には、
物事の最も重要な局面で、とんでもない、とりかえしのつかないミスをします。
低い自我の人のやることは、弱弱しく、細かいミスをしょっちゅうやっていますが、
自我率が、3/4などある程度ある場合には、決まって、
決定的なミスを無自覚にします。
■たとえば、これが自我率がもともと99%などという事であれば、
起きないミスですが、3/4とか1/2自我から少しずつ復元した場合には、
低い自我率での対応の経験が記憶として刻まれているために、
同じ間違いを自我率が高くなってもやってしまいます。
もっと言えば、元々全自我の人ならば、
そうした決定的なミス、取り返しのつかないようなミスはやらかしません。
そもそも、そういうミスを生まれてから一度もしたことがないからです。
■しかし、たとえ自我復元によって全自我に復元した人がいたとしても、
問題は、前に希釈自我だったときにやってしまう癖が、
全自我の後も続くということです。
何度も言うように、全自我とは、何ら終着点でもなく、何ら偉くなったわけでもなく、
それがあってはじめて、出発点になるものに過ぎません。
その全自我の状態で経験したものだけが、価値を持ち、
それ以前の自我で経験したことは、それが99%の自我の時の経験でも、
必ず、1%の抜け落ちがあります。
僅か1%でも、重大な物事の決定や判断で、うかつな行動を取ってしまい、
全体を台無しにするタイプの人がいます。
■このとんでもないミスをしてしまうタイプの人は、
2/3自我から9/10自我あたり全体に分布していて、結局最後まで、
自覚がありません。
とにかく、見ていると、自我率が原型に近い人ほど、
ミスをするときに、とんでもなく迷惑なことをしてしまう者が多いのです。
また、本人も、ぐるぐると何度も同じミスを、
それも、必ず重大な局面に限ってやってしまいます。
それまでは、一見すると物事が上手くいっているように錯覚をしてしまい、
自惚れるのですが、その人たちは、目的を最後まで貫けません。
というよりも、目的がそもそも何かが理解できていない場合がほとんどです。
■自我復元の道のりは、単純作業ですから、
誰がやっても、最後の山場も越えられるでしょうが、
「希釈自我の時に、癖になっている、パターン部分」は、
結局、その人間や周囲の人間の足を、引っ張ることになります。
だから、全自我などなって当たり前。
問題は、もともと全自我でなく生きてきた人が全自我になった場合には、
もともと原型自我だった人よりも、「大きなハンデ」を持っていると自覚してください。
●全自我になったら、何もかも解決するのではありません。
自分で解決する「資質」だけが、ようやく揃ったというだけで、
解決が困難なミスをしてしまう事はあり得ます。
『やれば出来る、
苦痛に耐えられるはすだ、
乗り越えられないものはない、
努力は報われる、』
こんなものは、全部、
そもそもが「全自我」である事を前提としてこそ成立するもので、
決して、それ以下の自我で成立できるものではありません。
言葉や、特に人生の「標語」などというものは、「普遍性」など持ちません。
私がずっと過去から言っているように、
その言葉が、その人にとって、真実となるか、リアルなものとなるか、
役に立つかどうか、
それは、すべて、その人自身の状態との関係で変わります。
悟りの問題ひとつにしても、
その段階にまだ至っていない人には、
絶対に「標語」として言ってはならない事があり、
絶対に、標語にしてはならない言葉があり、
その「大罪」の最たるものは「あるがまま」です。
■また、一般の標語である「愛」も、ほとんどの人間には、
絶対に言ってはならない、手の届かない標語です。
そして、今日では、全自我の人にとってしか意味を持たない
人生の標語が沢山あります。
単に、その標語や、座右の銘や、聞いた耳に感動するような言葉を
いくら崇拝したところで、
それを指針にしているようでは駄目なのです。
指針にするのではなくて、自分自身が、現実にそうなり、
それを当たり前にできるように「なる」ことにしか、意味などありません。
人間は、あーすべきだ、こうすべきだ、ああ在るべきだ、などと
分かったような事をぶっこいている暇と時間があったら、
どうして、その「あるべき状態」を日々、毎日、現実に自分の状態に
しようとすらしないのか、私には全く理解できません。
ただの理想を、口だけで言っていて、偉くなったつもりになれるとしたら、
そんな事を平気でやっている人たちは、
相当に、頭の弱い、相当に酷い「希釈された自我」だと断定できます。
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