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●春めいてきて、博士くんも、目が輝いてきました。


・・・しんみりと、親子の時間　

・・・ばんにゃいポーズ

・・・テレビのパン君とジェームズ君を見る博士くん。

・・・だっこの連発に、逃げ腰の博士くん

　ロケット・パンチ！


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【最近の、書あそび】


無明庵マークなども、真似て、書いてみました。






●なお、私は、紙は半紙ではなく「檀紙」を使います。
神社や神棚などの「紙垂」を折るときに使う紙です。

これがなかなか、墨との相性がいいのです。
ただの遊びですから、使うのは、「筆ペン」だけです。

気にいった筆ペンは、２種類しかなくて、私は
ぺんてるのが好みです。

私の母は書道をしていた人ですが、
つくづく、今頃になって、生きている時に、基礎ぐらいは
教わっておけばよかったと思いました。

私は書は全くのド素人です。
ただ、筆を無為自然に走らせるのが好きで、
たまに、画像にあるような、
自然に生まれてくる、文字ではない線と戯れることもあります。


手裏剣術とは、また違った、
緊張と無心が、筆が動く瞬間の中に交差する、
楽しくて、神秘的なひと時です。


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★ . 　　

■無明庵サイトが１９９７年に開設された当時、
基本的なトライアングルは、
悟りの問題、自殺の問題、セックスの問題でした。

今では、これに、いろいろと、
雑話や、自然葬や、手裏剣や、猫の写真集など
他の要素も増えましたが、基本はあくまでも、初期の３要素です。


■セックスの問題というのは、いわば、最低限人間として
当たり前に消化して、それに対する関心を失うまでに
身体を完璧に調整して、身体の言い分や不満が、思考や感情に
干渉しないようにするための重要な課題です。

これは、「やって当たり前」のこと、
もしも、セックスの問題に決着をつけなければ、
精神面の修業をする資格もなし、ということです。


■一方で、自殺の問題は、非常に微妙なところで、悟りの問題と
円周の一部が重なります。

というのも、「死」という要素ぬきには、悟りの構造性を語ることなど
不可能と言ってもいいからです。

無明庵の結論というのは、今も昔も変わりなく、こういうことです。
↓
人は、１人の人間として、徹底的に、自分がなぜ、
何のために生きているかを問い、
ひとつの答えがそこにあるならば、それをもさらに、
「それは何のためか」
「自分が死なない理由として効力や整合性を持つのか」
を突き詰めろということ。

だらだら、日々を生きるのではなく、
目的がない生など否定しろということ。

修業だとか言っても、
いつまでもろくな明確な結果も出ないものをだらだらやらないこと。
そもそも、何をどうしたくて、
修業したり、日々を死なずに生きているのか「自問」して、
自分が生きていていいのか、死んだほうがいいのか、
毎日でも、考え続けろということ。

その「重大な問題」に何の答えもなく生きる続けることには、
そこに、どんな借り物の言葉や、経典やら宗教で穴埋めをして
納得して、生きても「何の意味もない」のであるから。


■極論すれば、否、まったく極論などではなく、
人は、死にたくなってよい。
人は、死ぬことを考えてよい。
人は、自殺したい気持を１００％まで高めてもよい。

ただし、そのようにしてどうしても自殺したくなっても、
たったひとつ、してはならないことがある。

　　　　　　それは、肉体の自殺そのもの。


自殺に憧れ、自殺に救いを求め、自殺しか自分を終わらせるものがない
という結論の中で、もがき続けるのは、私に言わせれば、
人として、この上もなく、神聖な行為である。

ただし、それでも自殺しないこと。
酒は決して飲まないこと、薬は決して飲まないこと。

そうしたら、その者は、死にたくても死ねないのであるから、
あとは、苦しみそれ自体に心が殺されてしまうか、狂うしかない。

そうした結果、起きる可能性は、２つしかない。

ひとつ、それは、精神の異常化。
もうひとつ、それは精神の正常化

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


何も準備をされなかった、絶望と虚無と自殺願望は、
もしも、そのまま自殺を保留し続ければ、
最後にいたるのは、精神の異常だけだろう。

万に一つは、その「反動で」、
「苦痛」がなくなるように思える瞬間がやってくるかもしれないが、
それは、「特定の苦痛」がなくなっただけであり、
「苦しんでいる原因となる本人」は消えないまま、
次の別の苦痛をいずれ拾いこむことになる。


■だが、これが、「十全にすべてが準備をされた上」での、
絶望と自殺寸前の人の状態となると、
そこで起きることは全く異なってくる。

ある時を境にして、「苦しみが消えるのではなく」
「苦しみの原因そのものである自分、
　あるいは主体」が消えるのである。


■だから、軽薄な事を口にしては、
自分の存在に価値があると思い込んで、
この世界に対して、余計なことを言い続けたり、
やり続けるような者になるぐらいならば、

自分の「全くの無価値性」にきちんと直面して、
黙して、日々、毎日、自殺したい気持に潰される方が遥かに
「健全」な人間である。


死にたくなるのはよい。
本気で死を毎日思うのも良い。
徹底的に、自分を嫌いになるのも良い。
世界など消えてしまえ、あるいは自分など消えてしまえと
苦痛の中で、もがくのも良い。

それ自体には、全く悪いことは何ひとつない。

私に言わせれば、動物とは異なる、人というものの真価は、
自殺するか否かを「重大な自分の問題である」と考えられる点にある。

すなわち、自殺を考えたり、自殺に何かを求める心理があること、
それが、私にとっては、この宇宙における「知的生物」の定義であり、
「知性がある」ということの資格だ。

何かにつけては、世の中や人を改良しようとする事など、
ただの馬鹿者のやることだ。


■しかし、どれだけ自殺したいと思っても、
その願望と望みはそこに永久に放置されて、死ぬことが出来ない。

こうした状況において、それでも死ななかった「耐久性のある者」に、
一体何が起き得るかのヒントとなるものは、
ここの隣にある「松の間掲示板」に書いた「刀」の話にある。


斬れる刀剣から刃を落として、
本来の斬るという物理的な目的を果たせないようにしてしまうと、
その分の圧縮されて行き場のなくなったエネルギーは、
「別の次元に転送されて」しまう。

これと同じことが、自殺においても起きるわけである。


■死にたい、もう消えたいという強烈な願望だけがあり、
しかし、身体においては、それが成就されないために、
その願望には行き場がなくなり、別の次元での自殺が起きる。

　　　その別の次元での自殺とは、すなわち、魂の自殺である。

身体が死ねないのであれば、
消滅願望は、別の層に「転写」されざるを得ない。
そうした転送の結果、身体は死ななかったが、意識の中、
あるいは、別の霊的身体に崩壊が起きることになる。

その結果、「十全に準備された身体と脳」を持つ人が、
もしも、全世界への完全なる絶望と、死にたいという思考の連鎖の中で
死ぬことが身体では実現できないままに、
長期的に、虚無感で「圧縮」されるならば、

ある臨界点を超えた瞬間には、
それは、全く想像もしなかった、想像も出来ない意識の地点を
本人の中に発生することになる。


■だからこそ、死、あるいは自殺したい心理というものは、
悟りの問題と不可分ではあり得ないのである。

また、そこまで追い詰められたことのない、

ぼんぼんの、平和的なポジティヴ瞑想や、

ただのカルト教団のような「苦行ごっこ・修業ごっこ」、

ただの闇への憧れ、ただの頭頂留意、ただの死人禅、

くだらない自分や地球の未来など想定した、憧れや、

禅でいうところの無心程度のことや、

ただの自己改善意欲、ただの、「悟らなくてもいい座禅」などでは、

いいかげんで、いつまでも怠惰な、自己陶酔と自己満足の壁を、
完璧なまでに、ぶち抜く事など不可能なのである。


■身体の調整の完了には、セックスの十全な経験は必要不可欠である。
なぜならば、それを通じて、はじめて、
オス・メスではなく、「人」になるのであるから。


■そして、自分が存在している意味を疑うということを通じて、
自殺の選択にまで追い込まれるという事が、
自分の問題として明確に、切迫して発生した瞬間に、
はじめて、ただの人ではなく「知性ある人」になるのである。

知性というものが出す極限の結論または、作品とは、自殺願望である。

むろん、それは、単なる現実の特定の苦しさからの現実逃避ではなく、
哲学的な次元での
「自分や世界はなぜ、何のために存在するのか」
この、「問いの結果の自殺願望」であるならば、
という「限定的な意味において」であるが。


■宇宙や意識の変化や進化、その分裂と統合が、
どこかへ向かって、何の目的を持っていようが、
「そんな程度の説明」が、
　あなたを楽にしたり、
　あなたに生きる気力や
　あなたが瞑想ごっこや座禅ごっこをさせたりして、
　あなたが、明日も死なないで、だらだら生きるための動機を、
　あなたに与えているとしたら、

　　あなたの知性は、とても、とても、
　　不完全なものであると言わざるを得ない。

　　そして、「不完全な知性の状態」では、
　　人は、知性を超えることなど出来ないのである。


　　すなわち、本気で、自殺したいほどに苦しめないなら、
　　そんな、ただのボケた「鈍感人間」と「無知性人間」には、
　　悟りなど求める資格などは、全くないと断言できる。

　　その場合には、あきらめて、
　　結論と結果の出ない生に対する嫌気が、限界になるまで、
　　「半端なままで」ずっと、生き続けることである。

　　　　　　　　　　　　　　■

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●余談だが、もしも人類の科学者が、これを創り出せたら、
それは、神の領域に並んだか、限りなく近づいた事になると、
私が断言できるものがある。

ひとつ、

それは、「複雑な冗談」を理解して、「笑う」人工頭脳である。

これが作れれば、その領域に、半歩だけ近づいたことになる。


そして、もうひとつ。
これが出来たら、本格的に神の領域に踏み込むことになる。

それは、

造り手の主人に命令されたからではなく、

自主的に、自分の存在意味を、絶えず思考し続けて、

絶望して、自殺する人工頭脳である。


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実は、これは松の間の話にするつもりだったのですが、
竹の間に書くことにしました。

うちにやってきた剣友、つまり手裏剣術の知人が、
あまりにも、分かりやすい「オーラの泉　状態」だったという話です。

疑う余地もなければ、特別に深く見る必要もなく、
「こんなに、分かりやすい事例は、生まれて初めて見ました」というぐらい
解りやすかったのです。

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●その人の、特徴。

小学校、２年ごろに、忍術の本を読んでからが転機となり、
以来、水泳でも、野球でも、柔道でも、空手でも、合気道でも、
手裏剣でも、吹き矢でも、
あげくには、話術や、旅行や、アルバイトや、
「生活の、おおよそすべてのこと」を、
彼は「忍術のための修業」と考えて、生活を今までに、してきました。

他人が聞くとおそらくは、冗談にしか聞えないでしょうし、
正直言って、私も最初は、「この人、どこまで本気で話をしているのか」
と思いました。

話題は変わるし、「どうしてですか」と質問魔ですし、
火縄銃に興味は持つわ、毒物にも興味を持つは、武器は集めるは、
忍術家のところや資料館に足を運ぶわで、
その人は、一体、何になろうとしている人なのか、さっぱりでした。

武器マニアというほどに古武器を収集しているのでもなく、
さらには別に、「強くなろうとしている形跡もなし」なのです。

マニアでもなく、強くなりたいわけでもない、
しかし忍術のことだけ興味があり、生活のすべてをそのことに
関連づけた修業と考えることにおいては、徹底している。

全く他人のことなどおかまいなし。
ただ、ひたすら、わが道を行くというタイプの人なのですが、
どう考えても、普通ではありません。
おおよそ、どんな人間を見ても、首を傾げない私ですら、
こうなると、少し、首を傾げました。

それで、彼の話を聞いているうちに、目を閉じて、
その人の「今回の人生の目的が何であるのか」に意識を向けた瞬間に、
反射してきた彼の前世の情景は、実にはっきりとしたものでした。


●ちなみに、私は頼まれても他人の前世など、何ひとつも見えません。
それを言うことが、必要な人であるときにしか、何も見えないのです。
しかし、もしもその相手の人にそのこを知らせるのが必要であれば、
今回の生の目的に関係する最も重要な生が、
おおよそどの時代の、どのような生であったのかは、自然に分かります。

しかし、どれだけ頼まれても、芸当としては出来ません。
たまたま、それが必要な縁のある人に、
何年かに一度、ごくたまに出会うだけのことです。


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　　　　　　　　　「ある物語」


時は戦国時代。ところは、おそらく信州地方。

そして、彼は、その戦国時代のあとには、
地球のほかの土地には生まれておらず、
その時代の次がこの現代だったのです。

当時の彼の周囲には、確かに忍術を専門とする集団がおり、
彼にも、いくつかのことは教えたようです。

その中でも、とりわけ彼が教わったことというのは、
ひとつだけです。

「なんでも、忍術の修業としなさい」ということ。これだけです。

しかし、もうひとつ、彼が師匠なり、周囲の人から教わったことがあります。

それは、「どんなことをしてでも、生き延びなさい。とにかく、
　　　　　逃げて、生き延びなさい。
　　　　　生き延びさえすれば、あとで敵を倒す機会もあります」

というものです。
この二つが彼の今回の人生の「座右の銘」とも言える、
２つの重要なキーワードなのです。

前者の「何でも忍術の修業にしなさい」というこれは、どこでも
同じです。しかし、問題なのは、「二番目の言葉・教訓」。

これを彼が、どういう状況下で、誰に言われたのか、
それが、今回の彼の人生の中に、色濃く反映されています。


●彼のいた村は、攻め込まれて、全滅しました。
そして、その彼は当時、まだ８歳だったのです。

忍術の修業がどんなものかも知らず、
忍術の本質が情報戦であることも知らず、
忍術が何であるかも、まだ何も知らない子供のときに、
周囲にいた先輩たちから、断片的な言葉だけを聞いていたのです。

そして、その忍びの村が全滅する直前に、彼は、村人の手で、
逃げるように言われました。そのときに言われた言葉が
「ここから逃げて、なんとしてでも生き延びなさい。」だったのです。

その後、彼は逃走中に、体に受けた矢の傷が元で、まもなく他界しました。
まだ、たったの８歳でです。


そして死ぬときに、意識が薄れる中で、彼の中には、
「大きくなったら、忍者になるんだ」ということと、
漠然と、何の正しい知識もないままに、
「とにかく、忍術の修業をするんだ」ということ、

そして、体に矢を受けて、
絶命しそうになっている大人が（当時の彼の親ではありません）、
必死の形相で、彼に叫び続けた、
「お前は、逃げて、生き延びろ！」という言葉。

これだけが、忘れられない情景として、
強烈に、その子に、刻印されたのでした。


●彼が死んだ時には、１人きりではなく、横にひとり人がいました。

山中で倒れていた彼が拾われたときは、彼は既に数日間そこに
倒れて放置されたまま、１人きりで衰弱しきっていました。

発見されたときには、彼には、もう意識はほとんどなかったので、
彼は無意識にしか「その人」のことを覚えていないと思います。

８歳の少年の最後の臨終を見取ったのは、
通りがかった修験道者でした。
手当てをしたものの、拾われたその翌日に、その子供は他界しました。

彼の亡骸は、その修験道行者の縁のある寺の無縁墓地に埋められたはずですが、
その寺は、現在では、もう存在しないようです。


●そうした過去の記憶、つまり「わずか８歳のときの記憶だけ」を携えて、
彼が再び生を受けたのは、２０世紀の日本です。

それはあまりにも周囲の社会や、文化と差を持つものであり、
何よりも、８歳という何も知らない年齢で彼が死んだということが、
彼の今回の人生には、深く、関係しています。

世間知らずというわけではないですし、社会生活も営んでいますが、
周囲からは、まったく理解をされません。

しかし、それは、彼を外見から見て、１人の大人であると誤認するせいです。
彼を、今もなお、８歳で、忍者になることを夢見て、
漆黒の闇の中で絶命した「子供」と正しく認識すれば、
すべてのことが一直線上に並ぶのです。


・・・こんなエピソードが、残されています。

彼が中学生のとき、彼は職員室に乗り込んで、こう言ったそうです。

「女子生徒がいると、気が乱されてスキが出来るので、
　体育の授業は、男女を分けてください。」

思春期で色気づく、その年頃に、どうして、こんなことを言う生徒が、
「この現代」にいますか？
しかも、彼は、異性を否定するような何かの宗教狂いでもない。


彼が女性を避けたかった理由は、ただひとつです。

それは、彼が今生で目にした忍術の本に、
「自らに、スキが出来るので注意しろ」と書かれた項目に、

「酒・女・賭博には、気をつけろ」と３つの戒律が書かれていたのがその理由です。


彼は２００６年の現代という時代に体は生きていますが、
その精神は、何百年も前のものであり、
そして、かつ、彼の精神は、
８歳の臨終のときの強い意志だけによって今も生きているのです。

たとえ、今の時代に生きていも、彼の目に見えているものは、
すべてが忍術の修業に関係するものだけです。
ただし、彼は、忍術ついて、当時は、何も知らずに他界したのでした。
だから、それを学びたかったのに、まだ幼くして死んでしまったことが、
悔やまれて、悔やまれて、
その学びたいという強烈な意志だけが残されたのでした。


その結果、まだたったの８歳の彼が、仲間の村人によって聞かされた、
いくつかの断片的な言葉の記憶と、
そのときに何もまだ学ばずに死んでしまった「悔い」を、
彼は、この世界に持ってきました。


彼がこの先、どのように生きて死ぬかは、私にも分かりませんが、

きっと、その前世で、学べなかったこと、
修業したくてしょうがなかったこと、
そのことを探して、
彼は、これから自分の居場所を地方の山中などに探し出して、
自分がかつて死んだ場所か、それに関連する人々に、
「これから先、１０年の間」に出会うと私は思いました。


誰もそのことを発見してあげられなかったために、彼は今日まで、
ただの変わり者扱いをされ続けてきたのですが、
私が、その過去の出来事を彼に言ったために、
彼の中では、無意識のうちに、どこへ向かえばいいかの方向性が
やっとこれから、表面化するはずです。


男性の中に、そうした「子供の純粋な意志のまま死んだ」事例は
非常に少ないけど、見たことはあります。
女性の中にも、見たことはあります。
彼らは、すべて、とにかく、悪気もなく、ド正直です。

本当に子供のように、全く何にも汚れていませんが、
唯一、問題、または今回の生の「何かの方向性」があるとしたら、
それは死んだときの想いです。死ぬときに、何を望んだかです。


　　　　　　　　　　　　　●


◆余談ですが、そうした忍びの集落では、通常、戦闘訓練を受ける年齢は、
４歳からはすでに基礎訓練を受けます。そこもこの彼の場合には、
体が極端に弱かったか、またはその他の理由で、大人たちが
彼には「そのうち教えてやるから」といって、８歳まで引き伸ばし
続けた事情があります。

そのために、彼は他の子供たちが教えてもらえる年齢になっても
年上の人たちから技を教えてもらえなかったこと、
それも、今回の生に持ち込んだ、「知りたい、学びたい」という
意志に拍車をかけた要因の一つでした。

ただ、どうして彼が、８歳になっても、なかなか忍術を教えてもらえなかったか、
それは、その子供に産まれる前の彼の前世が、大きく関係をしてくる
ことになりまます。

しかし、それは、彼と何の縁も、かかわりもない読者の方には、
全く関係のない話ですから、その話はここではしません。


　　　　　　　　　　　　　　●
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★ . 　　

やっと春めいてきたものの、うちは、朝はまだ氷点下になります。

WBCネタの次の雑談でもしたいところですが、ネタありません。

松の間を、午後ぐらいには、更新します。
梅の間もそれなりに、ゆっくりと更新されています。


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★ . 　　

やったー。

正義というもんが、ちゃんと、あるじゃないかと思った。

今回のホームベースでのジャッジは、見事。
悪名高いあいつなら、アウトにしただろうけど。


●日本が、キューバと戦えて本当によかったと思った。
最後まで、気をぬけない、良い試合を作ってくれたから。
あれがワンサイドゲームじゃ、優勝戦にふさわしくないですから。


●余談ですが、
上原は子供の名前、「上原　王」ちゃんにでもしなよ。と思った。
また、
松坂のトロフィーが「もう、とれちゃいました」と壊れたのは笑った。
きっと、セメダイン社から、たんまり、松坂に
アロンアルファーが贈られるに違いない。・・・・


●何試合かの全体を通して、まるで、高校野球を見ているようだった。
まるでドラマのようだった。

その中でも、印象的だったことがあります。

それは、準優勝の試合のとき、あるものを見ていて、ふと、
「これは、もしかしたら、優勝まで勝てるかも」と私は思ったことがありました。

それは、王監督が、うまくいったプレイには、
笑顔で喜ぶのですが、ミスがあったり残念だったときに、
決して、「あーあ」という顔を一度も見せなかったこと。

監督によっては、喜怒哀楽の感情をモロに顔に出す人いますけど、

王監督は、まずいプレイがあったり、残念な打球だったりしたときには、
しばらく下を向いて、悔しさを飲み込んで、
その顔を選手には決して見せず、
そうやって、気持をチェンジしていましたね。


●最初は、正直言うと、王監督は、
１人の選手としての過去は素晴らしかったけど、
監督としては、ピンとこなかった。

しかし、ムードがまずいときには慎重にして、賭けに出ないで、
肝心なときにだけ、「賭けに出る」あのセンスは凄い。

やらないよりは、やったほうがマシの精神で、
賭けるのはいいけど、ホーム突入ひとつでも、
成功すれば、いい賭けでしたといわれるけど、・・・・

失敗したら「やらないほうが良かった賭け」と、
世間にボロクソ言われるわけですから。

問題は、運気、チャンスをつかむ「感覚」ですね。

そしていつも、何度も繰り返される同じフレーズを耳にする。

「バッターボックスに入ったら、ただ振るだけですから」


　　　無心で、策がない者が、決まって、決定打を打つ。



●シーズン中も、野球は、興味がなくて、ほとんど見ない私ですが、
今回、その中に、何を観察して見ていたかといいますと、
いわゆる、解説者がよく言う「ムード」です。

賭けに出たときの、たったの一プレイが、相手のエラーを誘い、
勝敗を決するとしたら、その背後で、人間たちの精神に、
何が動いているのか。何が作用しているのか。

霊的な次元世界での「勝利の方程式とは何か?」、それを私は
読み取ろうとして、今回のオールジャパンを観ていました。


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●ちなみに、私からのお祝いに、
新宿のコンクリートで、セールやります。

「手裏剣とかナイフ」を、「ある金額以上買った方」には、
「中級手裏剣術」の「初版本(2500円)」を、
先着20名に「無料でプレゼント」します。

期間は、明後日(木曜日の午後)からになります。
予約は、明日からでも可。

コンクリート↓
http://www.taiyo-planet.co.jp/konc/index.htm

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●しかしまー、世の中、うつだの、ＡＣ問題やら、パニック障害やらで、
製薬会社は、大繁盛のようです。


ところで、精神医療の医者たちも、そもそも、親が変だと、
子供が歪み、その子供が歪み、その子供が歪み、
自分ではマトモだと思っている子供も歪んで、その子供も歪んでという、
「連鎖」について、ほとんどきちんとカウンセリングをしていないようです。

世間を見ていると、「一番端末の子供」を見れば、その親も、その親も、
その前の親も、そこから何が連鎖しているかなど、簡単に読み取ることが
出来ます。

たとえば、おばあちゃんが、変な人は、その子供も変で、
その孫も変で、・・・・

ところが、そもそもの変は、おばあちゃんではなくて、
そのおばあさんの親だったりする。

単純に、まず、一番最初の「歪み」が起きた人物の特定が出来れば、
そこで孫の代まで、連鎖しているものは、簡単に分かります。


●最近かいまみた、ある家族の一例ですが、
たとえば、子供がパニック障害になったとすると、
その原因は、その親にあるわけですが、
その親が、そもそも自分の子供をそのようにしてしまった原因は、
これまた、完全に「そのまた親」から「見事に受け継いだ歪み」なんですよ。


たとえば、以下のような事例は、昭和初期の日本では多かったはずです。
兄弟姉妹が多く、そこに「差別」が発生する場合です。

その差別というのは、肉体的な虐待であったり、または言葉や
待遇における差別を、子供は親から受けるのですが、
むろん、子供たちを決して差別をしない親もいます。


では、何が同じ自分の子供でありながら、差別的な虐待をする親と
そうでない親の分岐点になるかというと、
親が、「小心者」で「臆病者」で、親から「差別され」
その結果持った「コンプレックス」を
自虐性に向けずに、他者へと向ける場合です。

しかも、そのときに、ターゲットにされるのは、
子供の中でも、最も弱い子供に対してです。

子供のことを、「平等に怒る親、平等に扱う親」というのは、
ある意味で、腹が据わっていないと出来ません。

というのも、もしも子供たちに嫌われるなら嫌われるで、
子供全員から、その親は「敵」にされるわけですから。
その子供全員の反感を、その親は、引き受ける覚悟があります。


●ところが、臆病で小心者に育った親というのは、
どの子供は自分の味方になり、どの子供はどうでもいいやつかを判断して、
利する子供には、面倒を見るが、自分から見て、一番弱そうで
抵抗しない子供に、自分が受けた差別や虐待を向けます。

聞くところによると、性的虐待や暴力にも、その「選別」の傾向があるようで、
姉妹がいたとすると、妹には性的虐待を全くしないが、姉にはする、
そういう親のケースとかです。

これは、片方は「自分の味方につけておく」ことで、
弱い方を孤立させて、
とことん、その弱い方を差別したり、言葉や腕力で虐待したりして、
「自分が受けたと思い込んだ虐待」を、自分の子供に連鎖させるわけです。

なぜ、そんなものが連鎖するのかというと、
結局のところは、平易に言えば、
「自分のいじめのターゲットにした者が、自分より幸福になるのは許せない」
という醜い感情もそこにはありますし、
人は、親からやられたことで、特にそれ表に吐き出さずに、
美化したり、制圧したものがあると、
自分の子供に対する、回りくどい「屈折した、いじめ」は、
どんどんとエスカレートします。


●私の見た事例というのは、そういう「小心者」で、「臆病者」で、
その者自体も、家族の中で、差別的な立場におかれた者が、
その「反動のはけ口」とした例です。

から元気と、虚勢で、突っ張って生きて、
「家族は仲良くするべきだ」と、偉そうなことを外では、他人には言い、
ところが、自分の家の中では、
長男らの事は、よく扱うが、一番「弱い子供」を
自分の持つコンプレックスの「排泄場」にしてしまった例です。


その「どうしようもない、馬鹿オヤジ」が虐待と差別のターゲットに
選んだのは、子供たちの中で、一番無力な女の子でした。
その差別され、時には、殴られた、その「女の子」は、
いまでは、おばあちゃんになっています。

ところが、そのおばあちゃんの子供は二人とも、
全く同じ「差別」や「形を変えた、いびり」「いじめ」
そして、「自分に都合よく他人や、他人の言葉を使う
(これも虐待や自己防衛法のひとつです)」の性質を受け継ぎました。


１人は、早く親元から離れたために、たまたま汚染率が低かった
というだけの形ですが、確実に感染しているので、
今、その感染は、そのまた子供に向かっています。
今後、浮上すると予測される症状は、
パニックではなくて「うつ」の傾向になります。


もうひとりは、そのおばあちゃんと、べったりと長くいたために、
完全に、その連鎖を受けて、既に「パニック障害」を発症しています。
むろん、そのまた子供は、当然、その親の連鎖の感染を、
すでに、強く受けてしまっています。


●ところで、家庭内での「不当な差別」というのは、
特定の事件とか、特定の待遇が悪かったから
というだけで、子供の中に発生するものではありません。

たとえば、兄貴は、親から、おもちゃを買ってもらえているけど、
弟は、お下がりばかりとか、
長男は大学にいかせてもらったけど、次男は、いかせてもらえなかった、
だから、親を恨む・・・・なんてことは実は「ない」のですよ。

差別というのは、親からされる「個々の待遇」によって感じるのではなく、
もうそれは、「空気」そのものとして、感じるのです。

虐待されたり、差別される側の子供というのは、
徹底して、「差別の空気の中で育ってしまう」のですよ。

そもそも親が、意識があるかないかに関係なく、
無意識的に、自分の受けたことを、感染させるターゲットを
もう決めているのですから。
いわゆる、これが「弱いものいじめ」の構造です。


●かくして、こういうアダルトチルドレン問題とか、
その副産物としての、「パニクり」とか、「ウツり」というのは、
その大元を見ると、確実に、何代も前の誰かを発端として、
連鎖している「同一の病原菌」です。

表現方法は、微妙に孫の代になると変わりますが、
その病状、その歪みの「本質」は、常に、分かりやすいほど「同じ」です。


とにかく、AC系の症状、パニック障害、家庭内虐待、
このどれをとっても、「最初の震源地」が、誰から始ったかというのは、
ある程度、家系を辿らないと、わかりませんし、
それをしないで、最も症状の出ている者だけを
どうこうしようとしても、全くの徒労で、無駄なんですよ。

こうした、心理的な歪みや、症例に対して、最も必要なことは、
何をどうするか、何をどう解決するかではなく、
「何がどうなっていたのか」という現実の認識のみです。

それすらも直視する覚悟がないのであれば、一生直りませんよ。

いくらカウンセリングしたり、薬を飲んでも、
薬を必要としないまでに、治らないとしたら、
それは、「何も直視していない」ということだと、覚えておくことです。


●そして、世の中には、物事を直視することすら、
そもそも出来ない、または、したくない、見ないようにする、
「見た気にだけなる」、距離を取って、解決したと思い込む、
そんな人ばかりですね。

それじゃ、一生、地雷を抱えたままで、
すっきりとなんか、治りませんよ。

しかも、それは、代々、今後も、子供たちに感染してゆく。



●ただ、今回の事例は、とても面白い経路で、
その事実を知ることになりました。

私は、ほとんど面識のない、おばあちゃんでしたので、
そのおばあちゃんの「親」についての話などは、私には知りえようがありません。

また、そのおばあちゃんは、あきらかなトラウマがあって、
私が見たところ、自分の親の話を、都合の良い物語と思い出に、
捏造していましたし、直視を避けていたので、
その前の代については、具体的なことが何ひとつも分かりませんでした。


そこで、既に亡くなっていた、そのおばあちゃんの旦那さまが、
私の夢枕に立ったときに、私から、尋ねてみたのです。

そうしたら、その旦那さんは、おばあちゃんのことを
「おばあちゃんは、本当に、かわいそうだ」を、連発していました。

あまりにも、そればかり言うので、
「おばあちゃんの何が、そんなにかわいそうなのですか?」と、
他界された、その旦那様に私が尋ねると、

「おばあちゃんが、そのお父さんに、ちっとも愛されていなかったこと。
　愛されなかっただけではなく、お父さんの八つ当たりを向けられたこと。
　だから、おばあちゃんは、自分の子供たち(それはこの旦那さんの子供でもある)にも、
　同じ仕打ちをし続けていたこと」

ということでした。

むろん、そんな話は、おばあちゃんの口からは、
ただの一度も聞いたことはありません。
なので、完全な「裏を取ること」は不可能ですが。


●しかし、普通、本当に、良き親であった場合には、
その親にまつわる「思い出」というのは、
たくさん、たくさんあるものなのです。

何か親に問題があり、そのことを伏している人の場合には、
たいていの場合において、親について語ると、
「同じ話しかしない」「具体性がなく、ただ良い親でした」といったり、
とにかく、まるで、親の話をしたくないかのようだったり、
あるいは、とってつけたような、世間向けの「親・物語り」しか出てこないのです。

一方で、本当に、親から愛されたことのある人たちは、
饒舌に、親のエピソードについて、楽しげに話します。

それは、その親のそれまでの愚行を、
大人になった子供として、寛大に「許せる」、などという「消極的なもの」ではなく、
それは、自分が大好きな「愛すべき親」なのですから。



●まー、物質の世界での情報収集が、不可能とか、困難になったら、
こういう「江原　的　手法」も、
「たま」には、使えなくはないですね。


でも、私は、いちいち、死者にモノを尋ねるのは、
あんまり好きじゃないのです。

何かにつけて、死んだ人の言葉や、
どこの馬の骨とも分からない神様だの、守護霊だの、
前世の因縁を聞きたがる人には、

「今、そこで、生きている、その自分の頭で、考えろよな!」、と言いたくなります。


__________________________________________＿________________________


●ちなみに、こうした「トラウマ」が連鎖するときに、
「パニック障害」になるか、「うつ」になるか、
そのどちらになるかを決定するのは、次の要因です。

1/自分が演じてきたポジションが明確にあった者は、
　そのポジションが失われそうになったときに、
　パニック傷害になることによって、
「私はここにいますから、頼むから無視しないで」
　と「自分の存在意味の誇示」という行為と孤独感に陥ります。
　それを演出する一番簡単な方法が、病的な原因もないのに、
　呼吸困難という形で、周囲に訴えかけるわけです。


2/自分のポジションというものが、そもそも不明確で、
　親とか、妻とか、夫とか、何か明確に演ずる役目をもてなかった人
　の場合には「私はここにいるから、無視しないで」という形の
　パニックではなくて、
　「どうして、私なんかが、いるのだろう」という疑問を生み出して
　気力がなくなって、「うつ」になります。

つまり、
>「パニック障害」は「自分の役目がなくなること」の「あがき」の結果であり、
>「うつ」は、「自分の役目がないこと」への「無力感」の結果です。

>ただし、パニック障害から、うつへと「移行」することはあります。


■ちなみに、パニック障害については、
だいぶ前に↓に書きました。
【パニック障害の原因と根治の方法】
http://www.mumyouan.com/k/?T3472


パニック傷害は1940年に認知された病らしいですが、
それを「脳の病気」と言い切って、
薬物治療を薦める医者がいることには「あきれるばかり」です。

出る症状の主なものは次のようなもの。


・動悸や脈が速くなったり、強く打つ
　・手のひらに汗をかいたり、冷や汗をかく
　　・全身のふるえや手足のふるえが起きる
　　　・息切れや息苦しさを感じる
　　　　・窒息感、または喉がつまった感じがする

・胸の痛みや圧迫感、不快感を感じる
　・吐き気や胃の不調、突然の下痢が起きる
　　・めまい、ふらつき、または気が遠くなる感じがする
　　　・現実感がなく、自分が自分でないような感覚が起きる
　　　　・自分をコントロールできず、
　　　　　　気が狂ってしまいそうな恐怖におそわれる

・このままでは死んでしまうという恐怖を感じる
　・体の一部がうずいたり、しびれたりする
　　・ほてったり、寒気を感じる



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★ . 　　

http://www.mandarake.co.jp/publish/eo/
↑
まんだらけのシリーズでは、どうやら、現在、

>「廃墟のブッダたち/外伝」
>「廃墟のブッダたち」
>「地球が消える時の座禅」
この3つは、絶版のようです。

>残る、「続・廃墟のブッダたち」も、おそらくは微数だと思います。

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■以前にもお知らせしましたが、無明庵で発行をしてきた分の2冊に
ついては、なんとか、方法を講じて、欲しいという方がいましたら、
数人の方のためにでも、印刷所と提携して、「原価」でお届けする
方法を考えています。
「反逆の・・・・」と「・・・お世話」の2冊です。

ただし、この場合には、希望者だけの極小部数になるので、
印刷費だけでも、一冊あたり3000円は確実にオーバーします。

ダイジの「絶対無の戯れ」が、オンデマンドで復刊したものの、
ページ数が非常に少ないのに、物凄く高くなるその値段を参照すれば、
どうして高くなるかは、理解できると思います。

ようするに、確実に予約者が100人以上にならなければ、
見込み量産はできないので、希望者のみに、一冊ずつ製本するわけです。


●しかし、まんだらけの分は、5冊のもありますから、
とても、すべてを再販することは、費用的に、私個人には不可能です。

かろうじて「ひきつりながら読む精神世界」だけは、私の自費で
再販にこぎつけましたが、次回の増刷は、不可能な状態です。

(以前にも言いました、韓国の出版社からの契約更新の有無についての
　連絡のないまま、無明庵への「未払い額」がかなりあるものですから。)


●そこで、皆様にお願いしたいのは、
とりあえずは、「まんだらけのシリーズ」だけでも復刊させたいと
願う方は、「復刊ドットコム」のほうに、ご投票ください。
まだ読んでいなくて、欲しいという方のみならず、
既に、シリーズの本を持っている方も、どうぞ、御投票にご協力ください。

●皆様の協力があれば、復刊できますが、復刊に至らない場合には、
印刷物の形としては、おそらくは、永久に失われることになります。
書籍を重視していますので、CD・ROMなどで発売する予定はありません。

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●「復刊ドットコム」へ今すぐ投票 (なんか、バーゲンのCMみたいですね。)
　　　↓
http://www.fukkan.com/

「ひきつりながら読む精神世界」を除く、シリーズ4作が、
投票対象となります。


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梅の間掲示板を更新しました。
そして、以下に書くことは、本来は「梅の間」の話題ですが、
ある意味では、竹の間の話題でもあるので、記しておきます。


そもそも、一般社会では、オーガズムとは何か?ということを
生理反応や脳生理学でしか認識していないですね。

私の経験から言えば、そもそもオーガズムとは何かの認識が
普通の人たちとは、全く異なります。

極論すれば、男女は、クリどころか、
胸への刺激どころか、
手をつなぐどころか、

たったの一点も男女が触れ合うことなく、
オーガズムに達することがあり得るということです。

オーガズムというものを、男性においては、
射精反応であると「単純に」考えたり、
女性においては、腹部の痙攣持続状態と、
その後の弛緩や発汗である、と、
そのように、ごく唯物的に単細胞的にしか見なければ、
それは、オーガズムの現れの、
ごく限られた「一面しか見ていない」ことになります。

オーガズムというものには、眉唾ものではない「神秘」という
次元が、ずっと先には待っています。


もしも死んで、肉体のない状態で、異性の形をした生命と
交合した記憶を「思い出すことの出来る人」がいたならば、
肉体でのセックスの、そのなんと粗悪で、奥の浅いことかを
思い知ることになると思います。
それは、とても比較できるような差ではありません。

「肉体でのセックスなど、あれは本当のセックスの100分の1の
　まがいものでしかない」という強烈な事実認識です。


が、その本質の「端末」については、ちょっと前に書きました、
「純愛」というものが「部分的に」ですが、関係してきます。


私がここ15年の歳月をかけて、しようとしてきたことは、
その、肉体以外本来のの一体感を、どうやって、この粗悪な物質の、
男女の体の中で、もともとの純粋なあの快楽の、
数パーセントでもいいので、再現できるか、ということです。

ただし、何度もでも釘を刺すように、
それは、肉体でのセックスについて、
少なくともパートナーと、何度も同時にオーガズムを経験しつくして、
その数知れない経験を経てこそ、はじめてその先に行くこともできますし、
その先を、語ることも出来るのですから、
絶対に、肉体のセックスを否定したり、経験不足であってはいけません。

セックスを快楽の方法論と見る人たちは、小学生レベルです。
また、セックスを愛情問題、「心の問題」とリンクして見ている人たちは、
どんなによくても、高校生レベルです。

「セックス大学」で学ぶことは、心だとか、思いといった
そんな「人間臭い、人間的なレベル」では収まらない、
「性とは何かの本質」についてです。

そして、セックスの大学院で学ぶことは、
「宇宙とセックスとの関係」についてです。


●そして、それらのプロセスがすべて、なされたので、
私は、セックスについては、その心身の、特にオーガズムに関する
あらゆる側面を極めつくし、その方法論や成果の体験談を、
性に関する「3つの著作」で、すべてを語りつくしましたので、
今は、前ほどの探究心は、もてません。



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★ . 　　

観客席に向かって、一度、にらみつけ、
さらに、数歩歩いて、振り向いて、
また観客をにらみつけたイチロー。

プロ選手は、よほどのことがないかぎり、
大切なお客さんに対して、そういう態度は、しないものですね。
しかも、冷静なイチローがあのように2度もした。

大リーグでもよくある観客席際の捕球で、
あのような態度を示したことは一度もない彼が、ああしたのには、
考えられることは、

普通の「偶発的な」観客による邪魔以上の、
ラフな行為が観客から、あったことですね。
たとえば、
ユニフォームをひっぱったとか、乱暴に、どついたとか。

試合後、韓国がマウンドに旗を立てたことについての
イチローのコメントは、「不愉快ですね」の一言。

スマートで、そつなく、フェアで冷静な彼。
普通なら、イチローからは、公共電波に乗せるセリフとしては、
絶対に出てくるはずのないコメントですね。

韓国の選手たちには何も罪はないのだから、
その旗をマウンドに立てた行為が不愉快だということではなく、
やはり、あのライトフライの一件の、
韓国観客の、なんらかのラフプレイでしょう。

しかも、あれは、試合の明暗を分けた、大切な一球のフライ。



　　「僕の野球人生で、最も屈辱的な日でした」 byイチロー


試合に負けたことが屈辱なのでもなく、
ただの自己完結した、単なる「悔しさ」や「反省」でもないということを、
この「屈辱」という言葉が示している。

なぜならば、屈辱というのは自己嫌悪ではなく、
そこには、その「加害者」がいるのだから。


世の中には、率直に、悔やんだり、否・・・「怒ってもいいこと」が
あるもんなんですよね。


●翌日、ノーカットのイチローのインタビューを見ました。

投手戦で緊迫していたとは言え、何も負けていたのではないし、
勝ちが見えていたから、あそこで、イチローがエキサイトする理由
というのは、あのライトフライ「単独の問題」であって、
その他の何かの「心情的な問題ではない」。

それだけ怒りを表さねばならないほどの事が、あの観客席で起きたのだろう。

捕球できなかった直後、イチローは仲間の選手に向かって
「もういい!」と言ったような唇の動きをする。

おそらくは、内野手の誰かが彼に、
「審判に抗議したらどうだ」と言ったか、または「どんまい」とでも
言ったのかもしれない。
それに対する彼の返事は、「もういい!」だったのであろう。

しかし、あの一球の、韓国の観客による守備妨害?が、
決定する要因となったのであるから、
なんとも、後味の悪い試合である。

マスコミは、そのことを追求しようとしないし、
また、追求すると「日本人として、潔くない」と思い込んでいる。

複雑な立場にいる、当人のイチローの口から、
その真相が語られるのは、今年のメジャーリーグが終わってからの
例年の単独インタビューでのことになるかもしれない。

彼は、せいいっぱいの真実を、短いインタビューの中で、
私たちに伝えようとしていたに違いない。
あの冷静な彼でも、許せないほどの、アンフェアな出来事が、
観客席で起きたと、私は感じている。


　　●といっている間に、ＷＢＣ準決勝、進出らしい。

　　　　　　　今度は、執念で勝るか?

　　いや、私としては、「無心」「無欲」で勝って欲しい。

　　　　　　　　　それが勝負の極意だから。


そして、

>結果は、韓国を大破して、とりあえず、決勝進出となった。

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★ . 　　

つい、さっき、ちょっと変わった夢を見たので、まずその話からですが・・・。

時代は１９４５年の８月。
地方の町で、私は1人の少女と出会いました。
今の女性みたいに、化粧もしておらず、すっぴんでしたし、
着ているものも地味です。
年齢は、おおよそ、１８歳から２３歳ぐらいでした。

彼女と話をしていたその近くでは、「お祭り」をしていました。

彼女は、とても可愛くて、
しかも「賢そうな目」をした、小柄の女性でした。
彼女の家族にも、私はとても気に入られたようでした。

私と彼女は、夢の中で、相思相愛になっていました。

久しぶりに、セックスとか全く眼中にもなく、
そんなものは全く無意味になってしまい、
そうした欲望とは全く関係のない「純愛」という感覚を、
その夢の中で、思い出しました。

「またすぐに後で会おうね」と約束をして、私は、彼女と別れました。

お互いの笑顔と、幸福感だけが、つかの間の時間を止めていました。


しかし、その夢の中で、私は同時に、

「この、とてもとても、幸せな時間は、

　もうすぐ終わる・・・」と、知っていました。


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鉄道の駅の階段で、私は1人の兵隊さんに、こういいました。
「もうすぐ、この街に、貴方の想像を絶するような爆弾が落ちます」

すると兵隊さんは、
「何を言っているんだ。そんなものが来たら、体当たりしてやるさ」

そう言って聞く耳を持ちません。
たぶん「体当たり」というのは、特攻隊の事を彼は言っているのだと
思いました。


私は「もうすぐ、ここにある建物もほとんどが消え去り、
川や池には無数の死体が山積みになります。だから・・・」
と言いました。

兵隊が駅の階段を駆け上がってゆく「カツンカツン」という音が、
静かな駅内に響くのが聴こえ、
夢は一瞬ですが、そこで、場面が途絶えました。



●次に私が見た光景は、なぜか「暗い街」でした。
まるで夜のように暗い街に、
生き残ったわずかな数人の人が、
壁以外には何もなくなった建物の中に、呆然と、たたずんでいます。

私は街中の、道幅が一車線ほどの路地を、歩いていました。
私の前を、被爆して、顔の皮膚がただれている男性がゆっくりと通り過ぎました。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

なぜ、夢の中で、１９４５年の８月の広島に、私がタイムスリップして、
そこの住人と話をしたのか、今のところ、よく分かりません。

夢の中でも、明らかに違う時間の時代から、
自分がそこへ降り立ったことは自覚をしていました。

街中は、とてもレトロで、懐かしい日本の匂いがしました。


政治的な意味では、あの時代には、何かが狂っていたのでしょうが、
そこに生きている、ごく一般の人々は、今の時代の人たちよりも、
ずっと、穏やかで、元気で、幸せそうに見えました。

その時代の、最も素敵な女性像の「象徴」のひとつが、
私が夢の中で、好きになった彼女とその家族の人たちだったようです。

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●もうひとつの夢は、これは２月の初めごろに見たものです。
全く忘れていたのですが、前述の夢とセットで急にさきほど思い出しました。
おそらくは、この一連の夢は「被爆ファイル」という私の記憶の層に
あるものだったので、同時に記憶が開いたのだろうと思います。

そもそも、自分が被爆する夢などは、私はこの一生のうちで、
まだ２度しか見たことがなかったのに、
今年に入ってこの２ヶ月で２回ですから、
ちょっと今年は、出だしから変わっています。
ずっと以前に見たのは、「未来に起きる核戦争」の場面でした。

かといって、こういうものは、ただの個人的な象徴ですから、
世界で核戦争が起きるとかそういう電波系の話ではありません。
あくまでも、象徴です。

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◆その２月に見た、もうひとつの夢は、
前後があるのですが、前半部分は忘れました。
オレンジ色をした高熱の雲が、遠方に見えました。

周囲は、高層（中層）ビルが立ち並ぶ街で、
特別に、近代的というわけではなく、どこの国にもありそうな
普通のビル街でした。
私は１０階ほどの高さのビルの屋上階にいました。

遠方の、その光るオレンジ色をした高熱の雲の塊は、
スローモーションで、私のいるビルに近づいてきました。
画面は、自分も含めて、すべての動きが、スローモーションでした。

私は無駄だとは分かっていましたが、
ビルの屋上にある２面がガラスで囲まれた室内に入りました。

その瞬間、ビルに衝撃がきて、
私は、ガラスがあるのと反対側のコンクリートの壁に叩きつけられたまま、
コンクリートの壁に、めり込むかと思うほどの圧力で動けなくなりました。

そのとき、私は、
無数のガラスの破片が、もうすぐ自分の背中に突き刺さる覚悟をしましたし、
高熱が自分の背中から内臓を焼き尽くすだろう覚悟をしました。

そして、その苦痛がやってくるのを、
その壮絶な圧力の中で動けないまま、待っていました・・・・

が、いっこうに、痛みが来ません。

壁に物凄い力で押し付けられている圧力は感じるのですが、
熱も痛みも感じません。

痛みがこないのを、おかしいなと思ってから、
私は、状況に、すぐに気づきました。


　　私は、もう、死んでいたのでした。
　　一瞬で、体が飛び散ってしまって、
　　コンクリートの壁に、私の肉も骨も血も焼き付けられてしまい、
　　そのせいで、苦痛を全く感じなかったのです。


あ、なんだ、もう死んでいたのかと、ほっとしました。


ちなみに、投下されたのは、核兵器という感じは、
夢の中では、なぜか、しませんでした。
衝撃波の到達の仕方の映像が、どうもテレビでみた原爆とは違うので、
強烈な熱量を放射する別の兵器（アフガニスタンで米軍が使ったようなもの）だと思います。


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●と、こんな夢が２つ。


別に、現在の地球上の世界情勢とは、全く何の関係もないですよ。
単なる私の記憶の中の、シンボリックな出来事です。


●それにしても、その少女というか女性は、印象的でした。
肉欲にならない、純愛というものが、いかに「繊細なもの」であるかを、
久々に思い出しました。

ただし、勝手な「片思い」というのは、純愛には入りません。
「強い、相思相愛」の状態であるのに、そこに性欲はない状態。

相手と会えないときにも、相手とのセックスの妄想すらもしない状態。


まさに、「胸だけが、結合している状態」ですね。

そこから以下には、次元が下降していない、
恋愛、または人間同士の融合の中にある「ひとつの形」です。

　　　　　　　　　　　　　　◆

{ひとつの形}と言ったのは、恋愛は「複合的感情と思考の結果」の
産物だからです。

普通の人たちは、恋愛というものを、ごくごく単純に
「好きだから」とか「相手のことを想っているから」だとか
非常に、乱雑に、暴力的に言い放ちます。

たとえば、これは、恋愛に限らず、人類愛とかでもそうです。
世界のためとか、みんなのためだとか言いながら、
その中には、実に多くの自己愛や、身勝手な偏愛や
人間に対する、「勝手な理想」「こうあるべきだ」の偏見が含まれています。

こうしたものを、一度、徹底して「分離」してみる作業というのは、
たとえると、「食事」を食べたときに、
その中にある、「５味」を味わい分けるようなものです。

単純に、食事を「美味しい　とか　まずい」としか言わない人は、
「感覚の繊細さ」がありません。

よく味わえば、「酸味、辛味、甘味、苦味、旨味」が、
その料理の中で、どのように、混然一体に、組み合わさっているか、
感じ取れるはずです。

料理人、または家庭の主婦でも、
「味を自分で作り出して、自分で演出できる人」というのは、
まずはそういう「５味を感じ取れること」が基本中の基本です。

そして「恋愛」でも全くこれと「同じこと」が言えますので、
ただ、漠然と好きだとか言っていても、いっこうに恋愛の質は
高まりません。
また、恋愛関係でトラブルが起きたときにも、
「でも、好きなんだから」と口を尖らせて誤魔化すだけで、
何も解決も出来ず、きちんと別れることすらも出来ません。


よく自分の心を、その深くまで観察してみて、
その中にある、思考や感情を、いくつかに分類して整理すると、
自分がどうして相手を好きなのか、
自分はどうして相手に好かれているのか
それらが見えてきます。

そして原則としては、恋愛には、
頭でする恋愛、
胸でする恋愛、
性器でする恋愛に分類されます。

もしも日本語で、その差を微妙に表現しようとすれば、それは、


　　友愛＝相手を「気に入った」相手に「惹かれる」
　　純愛＝「惚れた」「大好きだ」
　　性愛＝「抱き合って、性的に気持よくなりたい」

これらの混合を、通常は、乱暴に「恋愛」とか「愛」とレッテルを
勝手に貼っているだけです。

極めて、おおざっぱではありますが、
この３味が恋愛の「主要な基盤となる部品」です。


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