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●「誉める教育」なんぞ、嫌なこったね。
by:
●〓方山〓●
2000/12/25(Mon)07:20
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●「コーチング」とか呼ばれて「誉める教育」が持てはやされているようだが、
まー、せいぜい企業の売上への貢献以外のことは期待せんことだな。
つまり、それが家庭や教育の現場に応用が効くなんぞと思うべからず、
である。
●この、流行りの「ほめる教育」とやらが、かかげるものの大筋は、
1/相手をよく知る。
2/相手への期待を伝える
3/一緒に目標を考える
4/援助する
5/改善点を指摘する
6/ただし、命令、指示、しかる、ことをしない。
ということらしいのだが、
こんなものが、ただのひとつも通用しない者など沢山いるし、
その人口の方が増えているのが現状だ。
自殺志願者がそうであるし、精神科に通う者もそう。
トラウマった者もそうだし、DVとかもそう。
●それと、ここまで誉める教育がいまさら持ち上げられるそもそもの原因
というのは、いろいろあるだろうが、
1/教育問題や、少年犯罪や、家庭内の虐待が問題になったため。
2/理屈は、いっちょ前に言うくせに、
諦めずに最後まで独自性を突き詰める精神力が軟弱化したこと。
3/そもそも、普通にコミュニケーションを取れず、
やたらに自分だけの痛みやら、心の傷を口に出す者が増えたこと。
●つーことで、早い話が、「誉める教育」などというものは、
長所は伸びるかもしれないが、そうした過保護的な環境を与えることは、
軟弱に育った作物に、さらなる温室栽培的な環境を与えることになり、
「けなされたら一発でキレる」ような人材を養成してしまう可能性がある。
●長所を伸ばすというあまりにも、やや対症療法的なポジティブ志向は、
その反面で、問題の本質を考える、とか、
自分の痛い部分をほじり出す、臭い物の蓋をあけるという作業を
放置してしまうだろう。
●むろん、過去にはいわゆる「スパルタ式の管理職のための研修所」も
あったが、あれもまた失敗した。
では、どこが一体、「正常な」「まとも」な人材育成や、
まともな子供なのか、という定義は非常に哲学的にすらなってしまうが、
少なくとも、「誉める」と「けなす」は、
常に「半々の比率」でなければならないだろう。
●誉めて伸びた長所によって短所が必ずしも消えるというわけではないし、
逆に短所を痛みながらも深く掘ることで、その結果としての新しい長所が
生まれることもあるのである。
A/誉めないで責めて、けなして、耐久力をつける、
B/しからないで誉める、
このどちらの方法も、やはり{片手落ち}だろう。
●だいたいからして、条項にある1/の「相手をよく知る」、
という、この作業自体だけとっても膨大な時間がかかるのであるから、
早い効果を期待して、インスタント式に人を誉めたところで、
何も本質的な変化は起きず、
せいぜい「人当たりがいい」というだけのセールスマンや介護士や教師、
つまり、結局は、その効果が「商売に反映される」分野での需要が
やや伸びる程度というのが「誉める教育」コーチングの末路だろう。
●本来ならば、正当な誉め方と、正当なけなし方、
あるいは、人の機を見て、誉めたりけなしたりを使い分けるような
本当の意味での職人的なコーチが必要なのだろうが、
まっ、そういうカルトの教祖みたいな指導者は期待せずに、
何事も、他人やシステムに頼らずに、
自分のことは自分でするのがよかろう。
いちいち、人からけなされたり、誉められたりしなければ
刺激を受けられずに動けないやつなどは、
何の役にもたたないだろうから。
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