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◆別の話にもってゆきますが・・・
by:
ほ う ざん
2003/04/24(Thu)05:04:49
●まずは、他から、転載。
2003-04-14 世界初、電子レンジ電磁波で飛ぶロケットを東大が開発
電子レンジで加熱に使われる電磁波(マイクロ波)をロケットの底部に当て、空気を急速に加熱、爆発させて推進力にする「マイクロ波ロケット」の実験に、東京大のグループが世界で初めて成功した。
大気中では空気を“燃料”とするため特別な燃料がいらず、ロケットの小型化や大幅なコスト減が可能だという。小紫公也・助教授らは、日本原子力研究所が国際熱核融合実験炉(ITER)の加熱用に開発した強力なマイクロ波発生装置「ジャイロトロン」を使い、マイクロ波の束(ビーム)を、中華鍋の形をした金属に当てた。
すると、反射して1点に集まったビームが、空気を超高温に加熱し、爆発的に膨張させて推進力を生み出した。さらに、実際に重さ9・5グラムの模型ロケットに同じビームを1000分の1秒間当てたところ、2メートル飛び上がった。
ビームは地上から当て続け、空気がなくなる高度100キロより高いところでは、積み込んでいた別の燃料で推進する。さらに出力を上げ、重さ数百キロ程度の衛星部品などを宇宙空間に運ぶことを目指すという。(読売新聞)
(編集者コメント:マイクロ波によるロケット打上げの技術はそれほど新しいアイディアではないが、重力脱出のためのエネルギーをマイクロ波に置き換えることに成功すると、宇宙旅行もかなり安全なものになるに違いない。しかし、同時に地表への帰還を安全に行うための技術も必要と思われるのだが。)
・・…・・・・・・・・・・・・・
●と、これは、ちょっとした検索途中で見つけた記事。
で、もともとは何を検索していましたか、というと、
「宇宙開発史」。
で、そもそも、なんで、宇宙開発史の年表なんぞ、見ていたかというと、
ふと、真夜中にNHKの天体番組を見ていて、
はた、と、気付いたから。
●でもって、何に気付いたかというと、
どうして、音楽シーンが、60年代後半から、
80年の初期ごろまで、あんなに面白かったか、
活気があったか、と考えてみると、
どうも、これは、宇宙開発に伴う人間の意識と関係がありそうということです。
●プログレなどはまさに、アポロ計画の「月」に関係するサウンドであり、
今にして思えば、ピンクフロイドの大ヒットとなったのも
「ダークサイドオブザムーン」と、象徴的である。
その後、金星や、惑星探査機も打ち上げられ、
とにかく、ちょうど一番音楽が面白かった1968年ごろからの
20年間は、同時に、宇宙開発がさかんな時期でもあった。
その後、実用性から、火星探査になってしまい、
こじつければ、そのせいか、音楽は、ちっとも面白くなくなり、
火星らしく、戦争ばかりが始まった。
●音楽シーンの背景には、
私が思うに、メジャーな(つまり秘密裏な開発ではなく)
宇宙開発が集合意識をどこかで「拡張」させているところがあり、
それが、特に音楽に素早く反映されやすいのかもしれない。
●もしも音楽が、今後、何か新しい要素を拾い込むとしたら、
それは、また新しい計画による、火星以外の惑星探査によって
生まれるかもしれない。
昨日、昨年に来日したPFMのライブのCDを聞いていたが、
70年代ごろの、あのころのプログレというのは、
確かに、そのクロスオーバーするものが、
「月」的であった。
遠い宇宙の、他の銀河系というよりは、
まさに身近な「月」という感じで、
地上にあるクラシック、ジャズ、民族音楽、とロックが
融合したものだった。
プログレに独特のクラシカルな旋律と、変拍子、
フルート、バイオリン、そしてメロトロンとミニムーグの音、
いろいろなエフェクトされたギター、と、
広大な宇宙というよりは、繊細で無意識を刺激する「月」を思わせる曲が
多かった。
その後、妙に軽いディスコや、メタリックな感じ、
そして、最近では、ちっとも面白くないテクノやトランス系、
こうした流れも、現在の宇宙開発と、どこか歩調が揃っているのかもしれない、
などと思いながら、今日は、長い夜を過ごしていました。
●そろそろ、違う領域の音楽を聞いてみたいな。
それには、宇宙開発も、別の分野を探索しないとダメなのかな?
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