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わくわく、オーラ、癒し系という用語の氾濫
by:
ほ う ざん
2004/06/14(Mon)18:46:29
98.147.192.61.east.flets.alpha-net.ne.jp:61.192.147.98:Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; MSN 2.5; Windows 98)::::ja:
>世間的に言われる回数が増えると、
>すべてが、「言葉のからまわり」になりやすいですね。
これ、面白い事例が、もうひとつありました。
それは「わくわくする」という用語です。
この出所は、ワクワク動物ランドではなく、
実は、これ、「食えない精神世界系」を出所としています。
時期は、ちょうど、まだ日本がバブリーだった時代です。
アメリカの西海岸を中心として、宇宙人とコンタクトする
と称する欧米人が徘徊したことがあり、
セミナーとか遺跡ツアーなどを開いて、
けっこうぼったくっていましたが、
それらのうちの翻訳本が、日本でかなり売れたことがありました。
その本の中で、使われた「ワクワクすることをしなさい」という
用語が、いつのまにか5年ほどで、テレビでも使われるように
なってしまいました。
当時は、ずいぶん、いいかげんな軽い言葉だと思って
嫌悪感がありました。今では、死語となりつつありますが。
で、、、、
これを馬鹿みたいに叫んでいた一派が当時いて、
よくよく原本を読むと、どうも、これが誤訳の可能性が
大なのでした。
原文のニュアンスからして、
日本語の「わくわくすること」ではなくて、
「あなたが、心地よく感じることをしなさい」に
むしろ近かったはずのものが、この乱暴な翻訳によって、
「ワクワク」になってしまい、結果、けっこう、この言葉で
日本人が汚染されたという経緯がありました。
てなわけで、
言葉の真意を体験的に理解しないのも問題ですが、
輸入された時点で、誤訳されてしまった言葉もあるものですね。
ポジやネガなどの言葉ですらも、それは写真でも使うように、
別に、どちらにも否定的な意味はないはずなのですがね。
日本語でも、「輝きと陰り」は、
全体のコントラストの重要なファクターですから。
どうも、欧米の「神か悪魔か」の二元的な考えは、
日本の「中間色」を抱擁する女性的な文化には、
かみ合わないものが多すぎるように思いました。
だから、ある意味では、
日本人(というよりは「東洋人」)の才能ならば、
自己愛も、自己嫌悪も共に、文学や芸術にしてしまえるぐらいの
資質があるわけでして。
それを単純に、輝いているのがいいとか、
ポジなのがいいとやってしまって、
その結果、企業や社会での生活に無理がたたって、
無気力な雰囲気や自殺願望を生み出してしまった形跡すらありますね。
■オーラでもね、やたらに輝いていればいいというものではなくて、
くすんだオーラ、混ざりけのあるオーラも、
その人の「味」のひとつなんですよ。
最近の蛍光灯だって、白熱光に近いほうが目に優しいといって
そういう光源の蛍光灯を出しているのと同じです。
オーラなるものも、やたらにスポットライトみたいに輝かれたんでは、
目ざわりですからね。
このオーラなる用語も、今では一般用語ですが、
これまた出所は、言うまでもなく、精神世界なる分野ですね。
しかも、言う人が、それを見えてもいないのに、
よく言うわ、って感じですけど。
本来、「あなた、オーラがいいね」というのは、
「あなたの後ろにおばあさんの霊」が見えるんだけど、
ぐらいの世界の話のはずなんですけどね。
先天性の視力がなければ、それを見るまではには、
けっこう、訓練もいりますし。
もともと、そんな「カジュアル」に言える世界じゃなくって(笑)。
でも、今では、「単なる雰囲気=オーラ」と成り下がってしまったようですね。
*********
●ちなみに、同じような、流行り言葉では、
まだしも「癒し系〜〜」のほうが、
かなり「幅」に余裕があると思いました。
単純な癒し系以外にも、
「よく考えたら、あれも一種の癒し系だよね」とか言われる
「変り種」も抱擁している言葉かもしれません。
つまり、癒し系の場合の方が、
癒されたと思う人の「主観が主張されている」点では、
「社会通念的」な言葉にはなりにくいかもしれませんね。
癒し系音楽とかは、大嫌いで、今も、ロックをかけながら、
これを書いていたのですが、
癒し系人間となると、わりと、定義が広いのがいいですね。
そーですね、たとえば、私にとっては、
単に観ていて、ほっとさせるような雰囲気の人ではなく、
人のストレスを発散させるギャグを言って笑わせてくれる人、
つまりは、漫才の人とか、コメディアンも、
特定の人たちは、飛び道具的な「癒し系」にいれています。
■
ちなみに、「美しいオーラの人」なんて、そんな臭いセリフでなく、
これ、なんとかならないもんですかね〜。
美しい「気配」では重すぎるし、
美しい「雰囲気」では軽すぎるし、
美しい「気」では、中国的すぎるし、
内面から溢れ出る何かを表現したいから出る言葉なのでしょうが、
オーラ以外の用語ないもんですかね?
造語で作るとか・・・・。
化粧品とかのテレビCMの企画会議で、もしも、
「オーラ」以外の言葉を使って欲しいとクライアントから言われたら、
美しい「 」の人、の「」の部分には、
まっ、私がコピーライターだったら、
美は、内面の輝きから・・・・
「木漏れ美」美人
アーセーコーセー 化粧品
あるいは by死生堂
■
んまっ、CMとしてはいいんだけど、
日常会話じゃ、全く使えんですね。
「あの子って、やばいぐらいに、木漏れ美ってるじゃん」
・・・それって、一体何???の世界になってしまいますね。
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