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▲火葬▲
by:
ほ う ざん
2004/07/23(Fri)12:25:53
58.148.192.61.east.flets.alpha-net.ne.jp:61.192.148.58:Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; MSN 2.5; Windows 98)::::ja:
一昨日、親しかった人が他界しました。
アポロ11号の月面着陸の日本時間と同じ日、7/21なので、
覚えやすい日となりました。
で、今日、まだ火葬になる前だったので挨拶に行きました。
遺族のご心境は、私には関係ないので、知りませんが、
「本人」は、とても、楽しそうでした。
私の場合、昔から、葬儀とかに立ち会うと、
その故人が死んで「直後に」楽しんでいるとか、困っているとかいうのが
すぐに分かるタチでして、
本人が楽しいと、私もつられて、ニコニコしてしまう癖があります。
で、まー、わりとご遺族の人とは、若干ですが親しい関係だったので、
かまわずに、私もニコニコさせて戴きました。
これが苦痛とかで死んだり、思い残すことが大きいと、
もう遺体の近くに漂っている気配が全く違うんですよ。
どうも、人が生の苦しみから「順調に解放されたとき」の
精神の軽さというのは、普通私達が経験しているよりも、
かなりの開放感を伴う快感のようで、
何人かの故人の葬儀のときに、
私もその楽しさを、ちょこっと、何度も、共有させて戴きました。
うちの親なんか、生きていたときには、足が悪かったのですが、
死んだら、こりゃ自由だとばかり、飛び回っていましたから。
しかも、死んだの75歳なのに、自分の外見の設定を40代に
戻していたから、あれには笑った。
死んで、しばらくは、
本人が1番好きな本人の年齢の姿になれるみたいですよ。
●今日の人の場合には、私がお顔を見ていたときには、
遺体の近くにはいなくて、実母のところに飛んでいってたみたいです。
実母に「私も死んだし、もう私と一緒にあっちの世界に行かないかい?」
って、お母さんに声をかけていたみたいです。
●それと、病死のために肉体の状態があまりよくなかったので、
体に戻ってあちこちを往復とかはしていないようでした。
これが冷暗所みたいに完全に低温保存されていると、
死んだあとも、たまに肉体に戻るか、またはその近くにいることが
出来るみたいです。うちの母親がそうでした。
病院や家を、うろうろ往復しながらも、
たまに遺体の近くに来たりもしていたので。
●で、本日の人は、ちょうど無くなる時間の少し前ごろに
私の意識の中に来たので、遺族から連絡はなかったのですが、
「あっ、あの人、楽になったみたい」って、分かりました。
前にも言いましたが、突然死とか事故死ではなく、
病死とか、意識不明で人間が死ぬときというのは、
医学的な死亡と、肉体を離れる時間に数時間の誤差があります。
で、こういう時には、本人も、ゆるやかに段階的に
自覚しながら、死の経験をしてゆきます。(つまり自分の死は分かっている)
突然の事故とかだと、本人、自分が死んでいること知らなかったりしている。
で、たいていは、実際に脳波が停止する何時間か前に、
肉体からの離脱が始まっています。
で、そのあと、たまに肉体かその近辺をうろうろしています。
中には、何やら、大事な用事があるのか知りませんが、
死んだら、直行で、どっかへすっ飛んで行ってしまう人もいますが、
普通は、2週間ぐらいは、物質のすぐ上の第2層の世界にいるようです。
この約14日の期間内は、普通の鈍感な人でも、
意識を研ぎ澄ませれば、かなり、リアルに故人の存在を
肌で感じることが出来ますよ。
ちなみに約14日というのは、個人差があるみたいで、
うちの母親は、ちょうど11日目に、気配が部屋から消えました。
(まだ、遺骨はその後も何ヶ月かありましたが。)
●さて、ご遺族の方と、たまたま、多少気軽な面識があったので、
普通はしないことを、ちょっと頼んでおきました。
それは、自分の髪の毛を火葬の時に、おかんに入れてもらうことです。
まー、事情を説明しないとならないと思いまして、
簡単に説明したのですが、こういう事です。
これは、私独自の葬送法であると同時に、
ある意味、非常に、本質的には伝統的でもあるものです。
↓
親しい人、恩師などが他界したとき、
遺族や知人が自分の髪の毛や切った爪(微量ですが)を
一緒におかんに入れる、ということは2つの意味を持ちます。
1/ひとつは、他人が死んだときには、
常に、それを自分の死を思う機会とすること。
自分も死ぬという事を忘れない機会を与えてくれたことに
故人に感謝する意味。
そして自分の一部も、そのときに死す、と認識すること。
そのために、一緒に自分の体の1部をおかんの中に
入れてもらいます。
2/もうひとつは、遺族の人が、自分の髪の毛(爪でもよい)を
故人のおかんに入れて、一緒に火葬されることで、
より、あっちの世界の途中まで、見送りが出来ます。
だから、家族や親しい人が本当に「三途の河」あたりまで、
本格的にあっちの世界に片足突っ込んで見送りたければ、
自分の身体の一部を故人と同時に火葬すればよろしいわけです。
普通は、故人の遺品(可燃物)をおかんに入れるのは
よくあることですが、これはそれとは持つ意味が違います。
故人を、なるべく遠くまで、見送る儀式のひとつです。
ちなみに、自分の髪をおかんに入れたのは、
これで3回だけです。
その故人に対して、よっぽどの縁がなければ、私は、それをしません。
●
今日は、そんな日でした。
あっ、そうそう。その人、
「次」は、もう決めているようです。
あっちの世界の役人というか、こっちの世界を出る手続きのお役所で、
「さー、君。次の生は、どうする?」と言われて、
「うーん・・・大きな貨物船の船乗りさんか、でなければ、
パイロットになりたいなー」と言ったみたいです。
どうやら軍用機ではなく、旅客機を希望のもよう。
うーん、でも、この人が何年後かに生まれ変わって
20歳になるとすると、20年〜30年後、
果たして今みたいな飛行機なのかな?と思う。
もしかすると、違う種類の飛行物、
たとえば、民間企業の「旅客シャトル」とか「成層圏飛行機」あたりの
パイロットになるのもいいかもしれないと、勝手に思いました。
なにしろ、命日がアポロの月面着陸の日ですから。
次も、そのあたりの業種に御縁のある仕事につく人生になると
いいですね。
後日談。
その後、一週間ぐらいして、墓参りにいきました。
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