▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
▲竹の間へようこそ▲
掲示板
Title
島流しリンク
自殺
宇宙・悟り・意識の変化の問題を中心とする「間」です。
性と死のホームページ
★
「竹の間自薦投稿集」
★
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[3336]
■
◆人間の分解掃除
by:
ほ・う・ざん・
2005/02/25(Fri)02:34:09
●意識が、地上的なベースキャンプを作るのに
神話的パターンを使うことが、普通は多い、
という話をしましたが、
ただし、これ、実際に使い物になるのは、
すごく少ないです。
何ゆえにすごく少ないかというと、
国家とか、惑星単位ではなくて、
「個人」が利用できる神話となると、
その個人に由来する、関係するものしか
扱えないし、また、そこに絞り込んだ方が
実用性があるからです。
たとえば、どこかの文化圏の創造神話を
エッセンスだけにバラして、蒸留してしまえば、
たいてい、そこから出て来るのは、
文字(音の波形の図式化)、言葉、図形(有機的な数理)、
そして、「純粋な数理」などですね。
私は詳しくないですが、見た感じでは、
アラビア語とかヘブライ語とかサンスクリット語みたいに。
でも、それは、扱える人と扱えない人がどうしてもいるわけで、
扱える人というのは、それこそ、
生まれる前からそういう事してた専門家か、
でなければ、後述する、3脳を切り離せる人だけです。
普通は、なかなか、
数理とか、幾何学とか、色彩とか、言霊とか、字霊とか文霊で
仮に、それを自分のことだけに応用するとしても、
困難な面があります。
それを使える人というのは、
相当に、人生、それに入れ込んでいる人だけですね。
何かの講座とか本で、ちっと学んだという程度じゃ、
そういうシステムって、その人の中に定着しないのです。
年中、そういうこと考えまくって、やっているという、
「凝り性の人」でないと。
まー、もっとも「定着」というのは、なんでもそうなんですけどね。
「十年かかってしまって、当たり前」、みたいなところはあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
で、リロード作業というのは、それよりは簡単そうです。
それはあくまでも、その個人が利用できる
その「個人のための固有の神話」です。
その多くは、知られた、あるいはマイナーな
神話の中に出て来る、ある種のシンボリックなキャラクターと
その人とが「ダブる部分」を見つけること。
すると、次のことが判明する。
1/その人が何の努力も苦労もなく使える技術
2/その人が天敵としやすいタイプの世界の種類
3/その人が扱うことのできる物質のタイプ
4/その人が継続して生産している感情の種類
5/その人が継続して悩まされる問題
6/その人に協力的または敵対する形で
常にその人の周囲についてくる人の特徴
で、この神話に出て来るキャラというのは、
単一であることは少なくて、数種が混ざっています。
私も少なくとも3種は混ざっていました。
これらはすべて、個人的な作業なので、
文献とか調べても無駄ですし、
アカデミックであれ、秘教的であれ、
そういう大きな枠が使えるのではなく、
ちっちゃな枠が使えるわけです。
そこでその枠をリロードしてみて、
自分に使えるものと使えないものをきっちり整理してしまう。
「無理はしない」というやつです。
で、無理したければ、それは一回死んで、
もう一回、あっちの世界で「計画を練り直せばいい」のであって、
こっちの世界では、とにかく、最初に自分で自分に命じたはずの
観念を物質の形で表現することしか、
ここの世界の意味がないので。
観念の世界なら、あっちにいればいいわけです。
前にも言いましたが、
あっちが設計図と楽譜の世界なら、
ここは、建築現場であり、演奏行為です。
厳密に言うと、宿命的なものは、一切変更できず、
ようは、どれだけ表現するかという課題。
精神世界で、まかり通っているような、
この世界で、何か新しい素材を探すとか、
変化する可能性がここにある、
ここの世界は学習のためあるとかいう、これらの理屈を
最近、私は激しく、「否定」しています。
つまり、そんなに楽譜や設計図を書き換えたいなら、
もう一回、死んであっちでやれ、ということです。
それよりも、ここに持ち込んだ自分の楽譜、
自分の設計図のファイルを開く方が、先決問題というわけです。
ここでは何が起きようが、
人が、「望んだこと以外の何も起きていません」から。
そもそも、ありえないんですよ。
望まないことが起きるなんてことは。
偶然の要素が入り込む余地はなくはないとはいえ、
大筋では、個別に望んだことが、ここで起きているだけの話です。
それを、こんなことは、自分が望んだことではないと誤認したり、
文句言うのは、
ただ、自分が生まれる前に、何を望んだか、
それをすっかり、忘れているだけ、ただそれだけの話ですから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●社会的にという意味ではなく、
自分の中での精神的な何かをここの世界に、
自分のために定着させる、という作業をする場合には、
前の投稿で、「他人という中継基地」を使うと、
ノイズが入りやすいといいましたが、
これには明確な原因があります。
それは、普通、人間は3脳生物とか言われていて
(別に6脳でも、8脳でもなんでもいいですが)、
3脳という場合には、頭、胸、腰などから成るわけですが、
誰かの足を、自分が着陸するために利用すると
その人の足だけではなく、胸と頭にも汚染されます。
純粋に、誰かの足だけを拝借するというのは、技術がいります。
まー、別に技術といっても、特殊でもなんでもなくて、
ようは、「自分自身が、3つのパーツを分けて使えているか」
ということなんです。
演歌調のものがこの世界には多い、と書きましたが、
演歌というのを、感性という意味ではなくて、
悪い意味での感情だと「仮に」ここで仮定すると、
足や腰に感情が口出しをする、頭に感情が口出しをする、
他のセンターに別のセンターが口出しをする、
このことが原因になって、
3つの部品が個別に扱えない状態になっています。
そのせいで、誰かを踏み台にして着陸しても、
その人の足だけからエッセンスを吸収できずに、
他のものまで戴いてしまうわけです。
逆に誰かの脳だけ拝借しようとしても、リスクを伴う。
・・・・・・・・・
で、これを回避するために無明庵でやったことが、
徹底したセックスの体系化だったのです。
セックスという、この世界でとかく一番「演歌的になりやすもの」を
完全に、テクニック化して、
心の問題とか、頭の問題とは、いったん、切り離してしまうこと。
だからといって、別にホストを量産するわけではなく、
とにかく、性という扉を感情とか頭の問題とは切り離して、
「技術化」することに徹しました。
で、その結果、
最もその底辺となる、快楽とか性欲をまずは、
他のものに一切関連づけずに、ただただ技術的に処理することが
初歩の第一段階。
「性のレシピ」という本で扱ったテクニックのことです。
その次は、もう一度、頭とか感情とか腰とか足とか手とか
そうしたパーツを「個別に他者と接触させること」、
つまりは、「フュージョン(融合)」または「神秘学の技法」と
名づけた方法で、相手と意図して「部分的な接触」をする。
「虹のオーガズム」の本で扱った方法です。
参考本はこちら、↓
http://www.mumyouan.com/i3.html
■で、これがうまくいくと、
他の要素を遮断して、フィルタリングしたまま、欲しい機能だけを
拝借できるわけです。
つまりは、自分自身の中で、
いくつかの自分のパーツを個別に他と切り離して使える
という段階になって、はじめて、
相手のそれも、個別に使えるわけです。
これを、自分が自分に対してできないうちに、
相手から欲しい足だけとか、欲しい頭だけ、
欲しい胸だけを頂戴したり、拝借することはできません。
もしもそれをやったら、
必ず、自分で分離できていない部分は
相手のその分離できていない部分の影響を食らいます。
その結果は、
相手の知性だけが欲しかったのに、感情のとばっちりうけたり、
相手の足だけ欲しかったのに、情念の世界に巻き込まれたり、
相手の感情だけ欲しかったのに、相手の生活苦を背負ったり、
相手の屁理屈に付き合わされたりと、
・・・つまりは、皆さん、もう、あまりにもよくご存知で経験済みの
恋愛や、結婚の失敗、苦労のすべても、
実は、多くの原因は、ここにあるわけです。
「相手の人間を、ばらばらにパーツ別に見ていない」ということ。
「一人の人間として、ひとつに見てしまっている」こと、
または、「無理にそう思い込もうとしている人」がかなり多いです。
と、同時に、何よりも自分自身のことも、
その部品をいったんバラバラにしていないこと。
●無明庵のセックス体系というのは、もともとは
瞑想に性が邪魔をしないように、性を満足させておく、
ということにも重点があったし、その他の目的もあったので、
その目的は、決して「単一的」ではないのですが、
ただ、結果としては、それを学習して実用できた人に限り、
このパーツやセンターの分離ということは、
確実になされたようです。
つまり、欲しい機能だけしか相手から受けつけないということです。
●たとえば、「z-55」って、完全に、肉体とか腰から下だけに
作用する音なんですよ。
まったく感情なんかに共鳴しないし、頭にも共鳴しない。
だから、聴いての通り、「ムードなんか、一切ない」んですよ。
演歌的感情に全く共鳴しないで肉体の必要な部分だけに作用する音って、
わりと創るのが難しいのです。
それは「z-55の、制作日記」に書いたとおりです。
また、下手すると、そういう「無機的な音」は、
頭に共鳴しやすい高音域を含みやすいのですが、
そうならないために、特定の音色を意図して避ける必要がありました。
(色づけの効果音以外の主要な干渉音は、ある周波数から上を
ほとんどカットしていますので。)
同じように、感情とか身体性に全く汚染されない
「頭系の音楽」というのも創ろうと思えばできる人はいます。
私の知人の作曲家の人もそうです。
完全に、非演歌な、非肉体的な、純知性音楽を創れる人です。
●で、不思議というか当然というべきか、
この世界では、これほどまでに「感情演歌万歳」しているのに、
実は、なんと、「純粋に感情だけでできている音楽」、
これすらも、なかなか、ないんですよね。
結局は、どこかで、屁理屈の頭が、感性に口を出ししてたり、
肉体の声が感情に反映されているという形での「感情音楽」しかない。
だから、必要なのは、ぐちゃぐちゃにからまっている
システムをいったん、他との接続を遮断して、
その有機性を中断して、
「個別に」システムエラーをチェックすることですね。
●
★
.
<<-- これ以前の投稿 10件
(3336 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
竹の間 の最新投稿
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -