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禅問答・・・「コメントつきの不正解の例」
by:
崩 残
2006/04/14(Fri)07:30:54
>4/14−13:13の時点で、数え切れないほど来たメールですが、
>正解は、90点の人、50点〜75点ぐらいの人
>この「2名」だけです。
では、「この問答は、じっく週末に考えよう」と、思っていた人には
申し訳ありませんが、少し、コメントを入れます。
ただし、正解のものは、書きません。
正答を書くと、かならず、愚かな「猿真似」をし始める者が多くなるからです。
他者の正答の後追いなどをしても、全く何の意味もありません。
そんなことをする、自分を、
「恥じることも出来ない自分」を恥じるべきです。
自分ひとりで、
最初の問いだけで、
何度も、一からやり直して取り組むのでなければ、無意味です。
●さて、以下のものは、「すべて不正解」です。
しかし、不正解でも、そこには、私がコメントを書く「余地」がありました。
何が不正解なのかを理解したら、
心を空にして、
また、問いに1人っきりで、向き合うことです。
______________________________
>ずーっとまえに「マーヤ」という名前で投稿しました。
>「男と女の掲示板」ではぺんぎんで、炎(えん)という名をもらいました。
>さて、
>回答です。
>>「ケ ケ」
___________________________
●「文字遊び」に走ってしまい、道を踏み外しましたね。でもこれだと、
「トンチ遊び」の粋を、全く出ません。
いっそ、文字で遊ぶなら、↓こういうのは、いかがですか。
ほんの少しだけですが、「正答の要素」をも、
「味付け」てしておきましたので。
↓
老師「・・・竹を斬ってみよ」
武士は問うた
「今、あそこの、何を斬れと、言われましたか?」
すると、老師が「た・・」と口を開くや否や、
武士は、老師の口を、平手でひっぱたくと、こう言った。
武士曰く「けっ・・。
これで、「た」と「け」は、真っ二つだ」
むろん、これも、正解とは言えません。
____________________________
Re: 皆さんからの回答に関して。
by 崩残 - 2006/04/13(Thu)04:24:23
「炎さん」の回答二つ目です。
>>武士「…(刀を老師に渡す)」
>>老師「武士が刀を渡すとは、これは何をしておる?」
>>武士「竹は地下茎があり、
>>今一本斬ったところでまた生えてきます。
>>根こそぎ無くすより他ありません。
>>竹を斬れとおっしゃるのならば、
>>いっそ、竹を竹だと思うこの『私』をお斬りください。
>>さすれば竹は消えましょう。」
●炎さん、ひとつめは、ただの文字遊びにすぎませんので
駄目ですが、この二つ目は、「半歩」だけ、近づいています。
問題は、どうやって、老師に貴方の中の「私」を斬らせるかです。
たとえば、炎さんの作った話を変えると、
一例としてこうなります。
↓
武士は、そっと、刀を老師に渡すと、こう言った
武士「私を、お斬りください」
確かに、これだと、「なら、あんたがやってみろ」という、
全く駄目な人たちに、ありがちな、やけっぱちで乱暴な回答ではなく、
真実の「一端」だけは、含んでいます。
しかし、これで老師が、引き下がるはずもありません。
老師は言うでしょう。
老師「腹は 自分で 斬れ」
他力はいけません。
___________________________
●石黒さんへ
あなたの書かれた、これはですね↓
>>私は刀を鞘から抜かずに竹を斬る事をできそうにありません。
>>私が刀を振る主体である事を辞め、
>>私の全存在を、鞘と刀と竹そのものにならしめることができ、
>>その三者をありとあらゆる意志や制約から解き放って遊ばせることができたなら、
>>もしかしたら偶然にも、
>>「刀が鞘から抜かれずに竹が斬られる」という現象が
>>体験される可能性はあるのかもしれません。
●これは禅問答を溶くための、「心構え」にすぎません。
答えではないですよ。
私から言えるのは、こうした、
あたらずしも、遠からずの「屁理屈」を言えるのであれば、
あなた自身が、どうして、それを「体現」できないかということです。
体現できないものは、ただの知識です。
いずれ、私からの回答例の中で、
あなたがここで言ったことすべてが、
短い言葉の中に、体現されるのを見ると思いますが、
それは、先のお楽しみとしておいて、
まずは、
「斬る姿勢」がそのように分かっているのでしたら、
実際に、竹を斬ってください。
頭でだけ分かることと、
現実に出来ることの違いというものが
そこにあります。
___________________________
●ということです。
ここで、参考までに、私が「説明のために用意した不正解」の例も
書いておきます。すべて不正解です。
◆
どうも、文すらも読めない人が最近多くて困りますね。
こういうのは、駄目であるといってあるものを書いてしまう人もいます。
分からない人は、もう一度、最初の「出題の投稿」から読み直してください。
さて、以下は、
老師が、相手にもしないほど「馬鹿な武士や僧侶」のケースである。
↓
その1
武士「竹を斬るような刀は、拙者は持っておらぬ」
老師「なら、迷いも斬れんな」
____________________________
その2
老師「・・・・竹を斬ってみよ」
武士は、
黙って、刀の入った鞘を、竹にかざした。
老師「竹ではなく、お前の刀が、折れてしもうたな。」
●このケースは
「片手で手を鳴らしたら、どんな音だ」という
白隠の有名な問いに対して、「ただ、片手を差し出す」
という馬鹿僧侶どもと、同じほど、愚かな答えですね。
本当に本当に、愚かです。
(現代の禅寺の俗僧たちも、その程度の小者ばかりです)
だから、老師に、「使い物にならん刀だ」と言われてしまう。
___________________________
その3
老師「・・・・竹を斬ってみよ」
武士「しかし、老師、これは、木刀ですが・・・・」
老師「コソコソ逃げ回っても、
竹からは、逃げられんぞ。」
___________________________
その4(「その2」と同じ返答)
老師「・・・・竹を斬ってみよ」
武士は、
黙って、刀の入った鞘を、竹にかざした。
老師「その竹ではないぞ!」
●これは、読者の皆さんが、追い詰められます。
「どの竹」を斬ればいいのかの答えは、
あなたが見つける以外にありません。
竹の間で以前に正答された「さむさん」という方は、こう書きました。
↓
>>武士「老師は、どうして、
>>そのような、私が、苦しくなるような問いをなされたのでしょうか?」
まず、それは、武士が、苦しみの原因を、知らないため。
次に、問いに向かうことで、苦しみが自覚的に発生し、
その中でこそ、
苦しみの原因を「知るチャンスがある」という点。
知れば、苦しみの仕組みが分かり、
苦しまないことも増えるため。
自分は分かるんだ、などと言わんばかりの傲慢な者や、
トンチクイズ感覚で、おちゃらけた者から見れば、
禅問答は、自分に向けられた、ただのイジメに見える。
だが、
突破しようと真剣に試みる者には、仏法に見える。
(ずっと、あとになってからですが)。
_______________________________
口直しに、ただの、ふざけた「不正解」の一例を作っておきました。
老師「・・・・竹を斬ってみよ」
武士「あばばばばばばぁぁぁぁ」
老師「一体、どういうつもりだ?」
武士「真剣さ を抜いて みました」
言うまでもなく、こんなものも、言葉遊びの「大不正解」ですから
参考になどしないように。
吉本でお笑いが取れても、禅門からは叩き出されます。
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