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虚無微笑」
by:
崩残
2006/05/24(Wed)10:28:34
最近、私が少し書きたくなった四文字です。
「虚無微笑」
言うまでもなく、最も「高度に繊細な」悟りが、
生み出すもののひとつが、「虚無の微笑」です。
つまり、理由、原因のない微笑み。
何十枚も描いているうちに、
やっと少し、自由に書けるようになってきます。
のびのびと、直観でアクセントをアレンジできるまでには、
少しの時間がかかります。
私は、書を全く習ったことがないものですから、
楷書体そのものも、私は書けません。
ですから、形としてバランスがつかめずに、
描くこと自体が、苦痛になるような、苦手な字にぶつかることも多く、
たとえば、今回ので慣れるのに時間がかかっているのは、
「微 笑」の2文字です。
このふたつの文字が、まずは「自分が気持ちよく書ける書体」に
変形して、化けてくれるまで、根気よく、何十枚でも書きます。
書を習っている人でしたら、行書や草書に崩すのは
簡単なことでしょうが、
私の場合、書の決まりごとを無視して、
まずは、その字が自分の気にいった基本的な形にならないと、
そのあとで、それを我流で躍らせることが出来ません。
今回、「虚」の文字は、とても気にいった
基本形が出来ました。上の右です
無の文字は、いつもいつも思うのですが、そのときによって、
4つの点の打ち方がいつも違ってくるのが面白いです。
決まった行書や草書でしたら、無の下のところは、
4つの点ではなくて、「つながる」のですが、
私は、自分が書きたい形にしか書きたくありません。
ここは、どうしても、4つの点を、私は書きたいのです。
書道のハンドブックなども少し開いてみたのですが、
原則として、ごく普通の楷書を、自分流に崩すのが私は好きみたいです。
最後の方になって、なんとかかんとか、微笑の「微」の字が、
「自分に気持よい」「基本形」を形作ってきました。
あとは、「笑」の文字ですが、どうも、これは、勢いのある線で
描くのではなく、逆に、弱弱しく、点をポツリポツリと打つような感じで
描くのが、いいようです。
「微笑」というものが、本来そういう実体だからなのかもしれません。
●唐突に出てくる、↑の「御霊前」の文字は、
松の間に書きました、私の叔父の霊前の御香典用のものです。
思い出深い、叔父だったので、文具店やコンビニで袋を買って
香典を入れるのには、大きな拒絶感が私にはあったのです。
ご近所の、ただの社交辞令の葬儀とかでしたら、
世間的な常識としても、きちんとした、水引きのついた既製品を使いますが、
こと、叔父さんに関しては、
字が、どんなに下手くそでもいいので、
自分の気持を込めて、自分で納得の行った文字の力で、
叔父さんを送ってあげたい、そして、
「お疲れ様でした、ゆっくり休んでください」という気持ちを
文字に託して届けたいと思って、それで自分で書きました。
____________________________
●さて、何種類かの毛筆で、墨も自分で磨って、墨の濃淡を
自分の表現手段に出来れば、いわゆる「書道」のように、
もっともっと表現の幅は、再現なく広がるのでしょうけど、
でも、私は今のところ、あえて、筆ペンという、
おそろしく表現が限られる、この道具が今のところは、気に入っています。
濃淡も、太さも、自在に自由にはならない、この制限の中で、
どれだけ、字が、その瞬間のインスピレーションで踊れるか
ということが楽しいのです。
●
______________________________
●この、とてもではないですが「書」などとは言えない、
ただの「落書き」ですが、
そのうち、古書大予言に、無明庵の本にかぎらず、
古書大予言さんで、何かを2000円以上とか買った方に、
無料で差し上げるかしもれません。
むろん、いらない人の方が、圧倒的に多いでしょうから、
店頭でも、通販でも「無明庵の落書き書、ありますか?」
と、言えば、もしもたまたま、あれば、つけてくれると思います。
明後日あたりに、この「虚無微笑」の文字を半紙に書いたものを
古書大予言に、数十枚ぐらい、送りますが、
今のところ、まだ、この4文字が、
直感の表現媒体にようやくなってきたという、よちよちの段階なので、
もう少し、「これだ、という基本形」が出来るまで練ってみます。
それから、誰のところへ届くかわからない紙に向かって、
一枚、一枚で、かなり違う雰囲気の字を描いてみたいと
思います。
●20代の前半という、かなり昔から、自動書記の趣味があったので、
自分ではない「何か」に字の踊り方を任せてしまうという、その面白みは、
今になっても変わりません。
毎回、毎回が、微妙に、違っていて面白いです。
基本形からそれほど大きくは、崩れませんが、
その微妙さが面白いのです。
前回の「手裏剣CD」の方たちみたいに、
お名前の手がかりがあると、余計に文字が全部違う踊り方をするのですが、
今回は、特定の人の名前にインスパイアされるわけではないので、
瞬間ごとに変化する様子を、そのまま、落書きして、
何十枚か、書きなぐってゆこうと思います。
ちゃんとした書もやっていな「邪道」もいいとこの「落書き」ですが、
こと、この「自動書記」で発生する動きに「全託」するという、
精神的なコツ(雑念の外し方と、明け渡し方)だけに関しては、
個人的に、かなりの年季が、入っていますので。
そのせいで、その「自然に発生する動きに対して、明け渡す」
という事に、常に親しんで来たことが、
「性行為における、無心の動き」でも、「手裏剣術の無心」でも、
私の中では、何かを新しく発見するときに、
物凄く、頻繁に応用されてきました。
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