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メールに答えて-2
by:
崩 残
2006/06/23(Fri)13:09:17
>崩残さん こんにちは。
>投稿記事の中に {魔境} と言う言葉がありました。
>{魔境}とは何だろうと思い、検索をしてみましたがよく判りません。
●検索の仕方が悪いだけでしょうね。
>禅とか瞑想とかをする方々は、{魔境}についての理解は常識なのでしょうか。
●ほとんど誰も知っちゃいませんよ。
そもそも、悟りが何であるか、それ自体を、
オウムのようなテロカルト教団や、
うちは本物の禅をやっているんだと言い張るような禅の人たちですら、
「全く知らない」のですから、
その悟りと「照らし合わせた場合」の「魔境」を、
正確に定義できている人は、私はただの1人も見たことがありません。
魔境について、言う人というのは、単に、本で読みかじったり、
誰かが言ったことの横流し、だだの知ったかぶり、
学問書の受け売りにすぎず、
自分の意識の目で正確に判断することなく、文献を引用して、
誰か他人を「あいつは魔境に堕ちた」とか騒いでいるだけです。
実際に、魔境にいるかいないかを、正確に判断できるのは、
悟った者でしかありえません。
なぜならば、何が魔境であるかは、
実は「非常に微妙で複雑な問題」であり、本当の魔境では、
その人が、目だった奇行や言動をするわけではないので、
悟りの「構造」について本当に熟知していないと、
それを判断できないからです。
単に、ある人間がキレたとか、
騒いだとか、
病気になったとか、
信心をなくしたとか、
戒律を破ったとか、
「そういう問題では全くない」からです。
>{魔境}については、悟りを開いた人以外には関係の無いことなのですか。
この場合は、あなたの言う魔境の「定義」にもよります。
>{魔境}について詳しく書かれている本はあるのでしょうか。
>{魔境}について教えて頂きたいと思っています。
>{魔境}について、8月に出される本に詳しい記述があるのでしたら、
>本の出版を待つ事にいたしますので、読み捨ててくださいませ。
読み捨ててもいいのですが、あなたと同じような認識しかない人も
多いでしょうから、広告 兼 ネタにさせて戴きます。
●まず、魔境に関しては、
↓こうした「比較的」アカデミックな説明に目を通すといいです。
ここに「禅の魔境」という項目がページの後半にあります。
http://72.14.203.104/search?q=cache:GyKcJREDkOAJ:www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/ningen/ningen
さて、これらは誰でも単なる知識としては知っている魔境についての
非常におおざっぱな説明にすぎません。
しかし、一般には、この認識でまかり通っています。
あとは、勝手に、それぞれの宗教が、仏教などを引用しては、
魔境であるかどうかの基準を、自分たちの組織維持のために、
都合よく、内容を「捏造・合成」しているにすぎません。
しかし、上述のような文献に見られる説明の範囲である場合には、
そもそも、それは「魔境」とすらいえません。
それらは、ただの、精神的な反動です。
ここに書かれているようなことは、
ちょっとすらも悟ってもいない人が、よく陥る現象にすぎず、
いわば、いろいろな新興宗教の教祖などがそれに当たります。
つまり、普通の人とどこも変わりない、凡人だということです。
魔境という言葉の定義が、非常に曖昧です。
私から見れば、リンク先に記載されている内容でも、それは、
いろいろな修行法の行法の初心者が、
ごく当然に通過すべき「心配ない、ただの生理反応」も多いものです。
また、確かに心理的な変化、動揺、高揚もありますが、
原則として、それは魔境などと何も声高に、
「大げさに」言うものではなく、
「はいはい、君は、もっと、頑張ろうね」で済むような事です。
また、その者の、誇大妄想や、薬物使用によるものもあるでしょう。
しかし、この程度のよくあることを、
魔境などと、いちいち言っていたのでは、
魔境について論じる価値がありません。
それらは、ただの「アホ境」または、
修業過程での、当たり前の「 筋肉痛 」のようなものにすぎません。
よくあることを、「いちいち魔境と言って騒ぐ」のは、愚かなばかりか、
こういうのも、なんですが、「魔境」という言葉に「失礼」です。
普通では気づきにくい「微妙な罠」だからこそ、
警戒されるべき魔境と呼ばれることの意味があるのです。
結論を言えば、小悟にすら至っていなければ、
全員、普通に言う意味では、
魔境の真っ最中で、同じ穴のむじなということです。
本物の魔境が、課題として問題になるのは、小悟のあと、
というよりも、厳密には、その小悟へり至り方です。
小悟に、まさか、2種類あるというのは、禅では知られていないことです。
●「虚無の微笑」というのは、今回ばかりは、特別に厳選された
悟りについての本ですから、
そこでは曖昧な「ありがちな魔境」については語っていません。
よくある「魔境」について語っているのではありません。
私がそこで今回問題にしたのは、実際に、こちらの定義や判断基準から
言っても最低限であっても、「小悟」まではしたであろうと
判断される人についてです。
これまでに、誰も言わなかったことですが、人の脱落の仕方にも、
「2種類」あり、もしも、そのうちの片方の脱落をしてしまうと、
私の言うところの本当に、厄介な問題を起こす「魔境」に足を取られる
可能性が非常に高くなるという話です。
詳細は、すべて「虚無の微笑」のあとがきに、その実例と実名もあげて
記載しておきましたので、新刊を待つ以外にありません。
ですから、一般的な、そこらに転がっている魔境の定義ではなく、
私があとがきで語る「魔境」の定義によれば、
それは、
悟っていない人には、「全く関係のない」話となっていますので
そこのところを、ぜひ認識しておいてください。
あわてずに、
もう、ちと、待たれぇい
_______________________________________________________________
●それと、最近、無明庵の本の発行部数を抑えることにしました。
理由は次のようなことです。
私が本を買ったりした20年ほど前、ネットのない時代というのは、
とうぜん、自分が聞いたことのない本や、知らない本があっても、
人を通じてとか、あるいは図書館や、出版情報に目を光らせていないと、
10年、20年、下手をしたら半世紀も、
自分がその本の存在すら知らないこともザラらでした。
だから、ネットがまた一般的に普及していなかった時代には、
無明庵の本は、ある程度の部数を印刷して出してきました。
どこかで、いつか、誰かがそれに出会う可能性を想ってです。
●しかし、今では、そうではありません。
だから、無明庵のサイトが生まれてから、約10年の歳月が流れ、
今のように、情報が流通し、書籍の検索も簡単となった現在では、
この10年に、無明庵の本に出会う縁の無かった人は、それまでのこと、
と考えるようになりました。
むろん、世代交代というものもありますから、継続的に出版を
するべき面もありますし、中には「性の異端書」のように、
いろいろな世代の老若男女に必要だろうと判断して、
継続して出版するものもあります。
●しかし、「精神世界系の本」に関してだけは、
現時点の情報量通速度の中では、新刊を出しては、どんどん絶版にして
その間に、入手できなかった人は、それまで、という事にして、
無明庵と読者の方との「縁」というものを、自然淘汰してしまおうと思っています。
以前ならば、書店で本と出合う人のために、末永く出版しようと
考えて何度も再販を繰り返してきましたが、
最近では、「悟りなき悟り」のように、
初版で絶版、増刷はしない、という方法を取っています。
現在、「悟りなき悟り」も、残部数は、あと30部を切りました。
●今回の「虚無の微笑」も、700部のみ印刷して、そのまま絶版として
二度と入手できなくする予定です。
まだ編集をしている最中ですが、
こんなマニアックな本は、この世の中に、700人だけ知っていれば
それで充分であると、私はつくづく思いました。
一般化する必要など全くない本ですし、
EO師の言葉そのものは、皆さんの聞きなれている、あの平易で
強い口調の言葉に見えますが、
それが本当に意味するところの実像は、非常に難解なものです。
ですから、
どのみち、読んだ人は、それぞれに、
勝手な誤解ばかりする可能性のある本です。
だから、700人で充分です。その中から、たったの1人でもその本を、
必要とする人がいれば。
暇つぶしをする人たちが、知ったかぶりの、おしゃべりをする為の
ものではなく、
本当に、「自分の、一生の大問題」として、
必要とすることになる人(つまり、既に小さく悟った人)が、
どこかにいれば、その本の役目は、果たされた事になります。
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