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自殺
宇宙・悟り・意識の変化の問題を中心とする「間」です。
性と死のホームページ
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[3571]
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「雑記」私信に、答えて
by:
崩残
2006/08/11(Fri)10:24:02
おしらせ。
◆中野ブードウエイの、古書大予言さんは、
8/21〜25まで、お休みとなります。
この期間は、FAXなどでの受付も、お休みになります。
●さて、予想外に、「座具(ざぐ)」の仮注文が来て、びっくりです。
現在、約20名です。
いろいろな業者さんが、これから「お盆休み」に入りますので、
必要な資材の調達が出来るのが、19日以後になりますので、
今しばらく、気長に、お待ちください。
いちおう、仮注文をしてくださった人の分は、全部、造るつもりです。
もしも、仮注文したまま、ドタキャンしても、
欲しい人は、まだまだ、沢山いらっしゃるようなので、
そのキャンセル分は、古書大予言の店頭で売りますで、ご安心ください。
●なお、死人禅専用ではなく「単に、座禅の坐蒲(ざふ)が欲しかった」
という人の場合には、↓のサイトなどに、これまた特価の坐蒲があります。
↓
http://enchudo.huuryuu.com/
私も、こういうものは、何度か、使ったことはありますが、
普通の座禅ごっこ、只管打坐ごっこ、をする分には良くても、
頭頂部への集中という要素や、闇の瞑想をする点では、
いくつかの問題があります。
何よりも、高さが高すぎますし、座り心地も、よくありません。
何をするにも、「形から入りたがる者」や「型」に囚われていたり、
伝統の雰囲気に、酔っていたい人は、
むしろ、こういう「既製品」を、買ってください。
現時点で、調べた中では、ここのサイトのこれが一番安いです。
●一方で、無明庵の場合には、
実習者の、自由な個性ある意識の足をひっぱるような、
一切の「伝統や因習」つまり、「集合意識の中の足かせ」や
「既に、人間によって毒されてしまった因縁を持つ物品」と、
皆さんが、余計な「縁」を持たないようにする為という理由から、
無明庵では、使用する道具類も、常に、
「過去にも、現在にも、他にない独自のものを使うか、
または、既製品でも、独自の使い方」を
するという、方針を貫いてきていますので。
_______________________________________________________
●それと、「茶碗」ですが、以前に私がホームセンターで見つけて
皆さんにお分けした、深い緑色のあの茶碗が、いかに行法に良いものかは、
もしも、前回のあの茶碗を持っている人で、今回、試しに赤い茶碗を
注文した人なら分かるはずです。
●行法茶碗というのは、実に微妙なのです。
重さがあればいいというものではありません。軽くてもいいものもあります。
そして、何よりの命が、「糸底の形状」なのです。
これはいろいろな茶碗を行法のために購入した事のある人だけしか
分かりませんが、乗せた瞬間に、そのよしあしが、瞬時に分かるほど、
その是非は、明確に、はっきりしているものなのです。
私が、点数をつけると、
緑色の茶碗・・・・・90点
朱赤4.0夏目・・・85点
鉄砂京碗・・・・・・80点
ぐらいですね。
__________________________________________________________________________
さて、久しぶりに、メール紹介です。
>>・・・・話は突然変わりますが、
>>最近「反逆の宇宙」を読み直しての感想です。
>>苦の凝縮から悟りへの飛躍はそれほど大きなものではなく、
>>普段の一般的な意識から苦の凝縮に大きな断絶、壁があると、理解しております。
>>苦の凝縮から悟りへの道へは死人禅は手助けできるが、
>>その前段の苦の凝縮は誰も手助けできないと、述べられてると捉えました。
>>苦の凝縮はいらない、生きる意味を必要とせず、
>>存在理由を求めたい気持ちもどうでもよくなれて、
>>退屈を感じることなく、ただただ心地よく生活することを望むことは、
>>結局EOイズムを何も理解してないから、そういうことを欲求してしまうのでしょうか。
>>そんな心地よさ自体が幻想なのでしょうか。
>>惰性で、適当な刺激の中で、気を紛らわしながら生きていくことの意味を考えて、
>>不毛な気分になり、それでも生きようとする肉体と精神が、
>>ここにあることが、訳がわからないです。そして不愉快になる。
>>今まで崩残さんと、ほとんど関係もやりとりもないまま、
>>勝手な思いをお伝えたしました。無明庵だとそれでもOKな気がして書きました。
>>もしお目汚しとなってたら、ごめんなさい。
●
>苦の凝縮から悟りへの道へは死人禅は手助けできるが、
>その前段の苦の凝縮は誰も手助けできないと、述べられてると捉えました。
●半分ほどは、まさに正しく、しかし半分は違います。
確かに、苦の「凝縮」、つまり苦を解決しなければならない
目前のリアルな問題として、他の何を差し置いても、
それに向き合わなければならないという「凝縮」「切迫感」「問題意識」は、
それは「本人の資質」にかかっています。
その資質ばかりは、生まれつきのものもあり、
努力や頭の納得では、どうにもなりません。
ただ、死人禅の行法は、凝縮そのものは助けませんが、
凝縮しなければならないところまで、緩慢にではありますが、
苦を表面化させることは、過去の多くの事例から間違いありません。
正しく言うならば、行法だけではむろん駄目ですが、
行法と日々の生活が、相関関係がかみ合ってくると、
それは作動することになります。
●
>苦の凝縮から悟りへの飛躍は、それほど大きなものではなく、
苦の凝縮だけで悟ったり、または悟ったような気になった場合のケース
というものが、世の中には散在していますが、ほとんどの場合には、
不発であったり、苦しみが再発するような神秘体験などに終わります。
その原因について、「虚無の微笑」では、非常に詳しく、多くのページが
割かれて、語られています。
苦しみだけでは駄目なのです。しかし、瞑想や行法だけでも駄目なのです。
その両方が必要なのです。
物凄く、平坦に、あるいは「世俗的」な事にたとえても、
この事は理解できるはずです。
たとえば、優秀な結果を残すスポーツ選手や科学者がいたとします。
彼らは、努力だけで、そこに到達したでしょうか?
それはあり得ないことです。努力以外のものがあったとしたら、
それは、彼らの、徹底的な、好奇心や探究心や、
その分野が、とにかく、好きでたまらなかったという資質です。
そういうものは、もともとそれがない人が、
そう関心を持たなくては、などと思おうとしたところで、
努力で、どうにかなるものではありません。
一方、好奇心や探究心はあるが、何も努力しない者、これもどこにも
到達しません。
つまり、何が問題かといいますと、何かをするときには、
その原動力、つまり「モチベーション」が「努力」を支え、
努力が、またそのモチベーションを支えるといった相互作用が必要だということです。
つまり、物凄く、「当たり前のこと」を言っているだけなのです。
精神世界とか悟りというものを、
「一発で、苦がなくなる魔法」のようなものとして、
期待させてしまった過去の導師の過ち、
そして、
必死に努力すれば、到達できるから、修業しろと言って期待させてしまった
過去の偽導師どもの過ち、
これらを一掃するのが「虚無の微笑」の内容でもあります。
>だただ心地よく生活することを望むことは、
>結局EOイズムを何も理解してないから、
>そういうことを欲求してしまうのでしょうか。
>そんな心地よさ自体が幻想なのでしょうか。
●いいえ、幻想なのは、むしろ現在の、あなたの苦しみの方ですよ。
まず、そのあなたの想像している「心地良さ」には、
何の具体的な内容もイメージもないはずです。
つまり、人は、実際に、知らないものについては、
どういう心地よさを想定しているのであれ、
それは、想像上の産物でしかありません。
しかし、悟りというのは、おそらくは、想像もしなかったもの、
否、そもそも想像が出来なかったような「心地よさそのもの」ですよ。
ただし、それが「心地よい」とは、「今のあなた」には感じられない、
ということが、問題なのです。
悟りの状態そのものには、実は、何億年も前から、何も変化はないと言えます。
変化してしまったのは、なんと、人間の方が、
その悟りを恐れるようになってしまった、ということなのです。
これが、良い例えかどうかわかりませんが、
薬物中毒に陥った人間は、薬をやめるよりも、薬を続ける方が
その場においては、楽なはずです。
これと全く同じことが、あなたのみならず、人類全体に起きているといっても
過言ではありません。
今の、麻薬漬け=つまりは、妄想漬け、思考漬け、自我漬けの人間の状態の方が
よっぽど、「幻想」であり「幻覚症状」に陥っているといえるのですが、
その状態にいるほうが、その状態を捨てることよりも、
努力も決意も何もいらないので、怠惰で、楽でいられる、ということです。
本当にあなたが、楽になりたいのであれば、それは可能なことです。
もともと、あなたは、楽な存在だったのですから。
そのことを、「虚無の微笑」の中では、「悟りの体験者」も述べています。
「それは、ずっと最初から、そこにあったのだった」
・・・と。
しかし、問題は、そのために支払われる代償は、自我を捨てるということであり、
それは、薬物中毒を抜け出すよりも、
何十倍も困難なことであるということです。
また、体験者は、こういう主旨のことを、体験記の中で述べています。
一度自分で決意したら、行法は、一生死ぬまで続ける気でやるのがいい。
しかし、「自己嫌悪」こそが、最後の瞬間まで、原動力になる。
以下は、この方への私信ではありません。
>無明庵だとそれでもOKな気がして書きました。
>もしお目汚しとなってたら、ごめんなさい。
●確かに、お目汚しのメールも、ごくたまにありますよ。
しかし、この人のメールは一見すると、意志や決意が弱々しいように見えますが、
このメールの前半部には、その人が生きてきた過程、仕事場での思い、
そうした背景が、語られていました。それはプライベートな事ですから
この掲示板では掲載しません。
そうした背景を説明してきたときに、私は、その人が「主張する内容」とか
その人の「人生劇場の説明の詳細さ」「苦しいんです、という自己申告」ではなくて、
その人の中にある、生来の、気質とか、まっすぐさとか、
そういう「決して飾ったり、偽装することの出来ない部分」に、着目します。
そうした私の性質、つまり何を重要視するかという点は、
一部の皆さんは、かつて、私が、人間観察のテストと、
「完全なる無法地帯の集合に在ると、人間の自主性は、どうなるのか?」という事に
関して、さまざまな実験をした「男と女」の掲示板で、かつて見てきてたはずです。
私は、何十人もいた、いろいろな人の中から、
結局のところ、その中で、少しでも、私がまともに「対話をしよう」と思ったのは、
本当に、ほんの、ごくわずかな人達だけでした。
もうハンドルを忘れてしまった人もいますが、当時の名前で言うと、
「ニベアさん」「小鳥屋さん」「華子さん」「ちぃさん」、
そして、最後の時期には、あと2人ばかりいた聡明な人たち。
この人達は、精神世界のことなど、全くといっていいほど知りませんし、
興味もありません。しかし、自分で「自己責任」を明確して、
「覚悟をして、自分の自我を引き受けて」
その、「自我をきちんと生きようとしている」、という資質の点で、
他の人達とは、かなりの部分が、違っていました。
●そういう点では、今回の、このメールの人には、
私個人は、全く何の助けになることは出来ませんが、
「虚無の微笑」の中の、「行法体験」の手記の中の、言葉のいくつかは、
この方が、今後、
「自分の人生を、どうすべきか」を考える機会ぐらいには、なると思います。
いろいろなメールが、たまに来るのですが、
やはり、40代前後、そして、50代になり、定年退職する手前にいる人達、
そういう、「人生を一回りしてきた人達」が語る、
「これからの自分の問題」に対する疑問には、
「悟り」を、暇つぶしのオモチャみたい扱っている者たちとは全く違う、
「真実味」と、無視できないものが、そこにあります。
_____________________________________________________________
●それともう一つ、
「自分の自我を、自分できちんと引き受ける」とは
どういう事かというと、それは次のようなことです。
●
●●●
もしも「仮に」ですが、人が、宇宙で本当に、
「自立した魂」を目指して、
創造者のした「創造のプロセスを自分の中でトレースして生きてゆこう」
とする目的を、あなたが持ったとしましょう。
これは、死人禅とは全く方向性の違う、
「宇宙的自活」と「宇宙的自立」を目指す道ですが、
もしも、あなたが、それを成熟させたいのであれば、
その道ですらも、あなたは自分の上には、
いかなる神も創造主も宇宙人も置いてはならないという事実を、
認識する必要がある。
なぜならば自分の上に一人でも誰かを置けば、
それは「創造者そのもの」には在り得ない状態だからである。
創造者の行為を「真似よう」とするのならば、
究極の創造者と同様に、「自分の上には誰1人もいない」という
「孤独性」を保持しなければ、
それは、宇宙で「自立・自活」した事にすらも、ならなくなるのである。
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