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自殺
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[3574]
■
■早稲田実業 斉藤 佑樹 投手の面白さについて
by:
崩 残
2006/08/22(Tue)03:15:12
雑談ですが、世間の熱が冷めないうちに、ちょっとだけ書いておきます。
http://www.asahi.com/culture/update/0821/008.html?ref=rss
↑
過去10年での、高校野球の最高視聴率だそうです。
私も、しばらく高校野球には関心もなく、
早稲田実業が、東東京から西東京へ移転していたことも知りませんでした。
いずれにしても、人口密度の高い東京の高校が優勝戦ということで
視聴率もアップしたものと思われますが、
それだけでは決してない要素がいくつかあります。
●言うまでもなく、感情を全く顔に出さないで、
ハンカチで、女性みたいに汗を拭くしぐさをする斉藤投手の
ちょっと新しいキャラクターもウケた原因のひとつなのですが、
(女性に聞くと、実は、あの汗の拭き方が一番いいらしい。)
最大の見所は、私に言わせると、
斉藤投手の「配球」が、
プロ並みか、または下手なプロの試合以上だったことです。
ただの力投とか、ただの投手戦という言葉では全く収まらない
配球のレベルの高さが、高校野球にはあまり興味のない「プロ野球ファン」の目にも、
見ごたえがあり、心を捕らえたということも、視聴率を上げた原因と思われます。
私が見ていても、とても、いままでの高校生の投げていた配球ではないです。
配球以外にも、ぎりぎのコースを攻める、コントロールの絶妙さも見所でした。
一球一球に、すべて、
高校生離れした、心理戦があり、駆け引きがあり、技術がありで、
「おいおい、塁に出ているのに、よくそこでフォーク投げられるよな」とか、
「まさか、ここでストレートを投げるのか?」
「いや、ここも、たぶん、スライダーで来るだろうか?」
「あれは、一球、わざと外したんだな」
などと、斉藤投手の一球一球から、
視聴者は目を離せなかったと思います。
時には、予想どおり、時には、思い切りのいい「予想を裏切る配球」。
そうしたものに、人々は、「プロ野球並み」の感動すら覚えたのでしょう。
高校野球で「一球の怖さ」に、あれほど、ひやひやした試合を見た
記憶は、ありません。あの松坂投手の甲子園の時でさえ、
これほどの「ひやひや感」は、ありませんでしたから。
むろん、その濃密な試合展開を支えていたのは、キャッチャーであり、
また、信頼できるバックの選手たちの守りであったわけですが。
●思い出してみると、
いわゆる「むさ苦しくない」「変に熱くならない」野球選手というのは、
野茂、イチローに始まって、最近ではけっこう、この手のクールな選手が
プロの世界にも増えましたが、
斉藤投手は、それとはまた格別に違う味を出していましたね。
●相手の田中投手も、これまたスカウターなら欲しがりそうな、
プロの風格を持っていましたので見事な投手戦となったわけですが・・・、
そんな中、「再決勝戦」では、
ヒットにはならない早実の打球も多かったのですが、
再試合では、田中投手の球に対する早実のバッターの出す金属音からして、
確実に、ボールを捕らえはじめていたので、
私も、前半ぐらいまで見ていて「これなら、勝てるだろう」と思いました。
しかし、9回の表は、さすがに「まさか、また延長戦か?」と、
ひやりとさせてくれました。
しかも最後の打者は、田中投手という、なんともドラマのある展開でしたね。
●私が、「印象に残る、あの一球」をあげるとしたら、
「最初の決勝」での、最後の「内角高めのストレート」です。
何か、プロ野球にすらない、妙な感動すら覚えました。
あの一球は、決勝を決めた最後の一球よりも、何かがこもっていました。
それ以外にも、一球一球に、投手が何を考えているのか、
ということが伝わってくるのである。
いわば、イチロー選手が、
彼自身の目指す野球の「ひとつの理想」として、よく言っていた、
「観客にも、考えさせる野球」
「そこでどうして、その球を投げたのか、
どうして、そういうプレイをしたのかを、考えて楽しめる野球」
それを、なんと高校生で、やってのけたわけです。
むろん、斉藤投手本人にも、キャッチャーにも、その気は全くないのでしょうが、
そういう、一球一球を投げることが出来て、
それを多くの観客に「野球の面白さ」として、感じさせることの出来た
斉藤投手というのは、本当に、ある意味ですごい存在でした。
余談ですが、おそらくは、潜在力や雰囲気、そして、
調整をすれば、即戦力となる点では、
田中投手の方がプロの目には止まるでしょうね。
斉藤投手は、その精神力は、
スカウターたちは、喉から手が出るほど欲しいでしょうが、
現時点では、プロの世界ですぐに通用する投球フォームではないように思えますので、
個人的には、大学野球に進んで、早慶戦などで活躍し、
さらに、その腕を磨いて欲しいと思っています。
余談ですが、
最初の延長戦引き分けは、ちょっと面白い数字の並びでしたね。
> 000000010000000
> 000000010000000
↑
左右対称なんですよね。
■
それにしても、気になるのは王監督です。
日本を優勝に導き、母校の初優勝のプレゼントをもらって、
こういう、展開って、
人生が燃え尽きるときによくある展開なんですよね。
縁起でもないこと言って、ファンの人達には、すいませんが、
あんまり、こうも良いことが続くと、
王監督、逝ってしまうのではないかと、思ってしまいました。
まー、最後まで野球にかかわり、野球を見て他界するなら本望で、
本人も、思い残すことのない人生と言えるのでしょうが。
・・・「王さん」といえば、私の世代では、
歴史に残る、大リーグボール1号を、
はじめてバットに食らった選手、
という印象が強かったりするのです・・・・。
おいおい、それは「マンガでの」話だってば(笑)。
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