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自殺
宇宙・悟り・意識の変化の問題を中心とする「間」です。
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[3584]
■
●やはり、「お笑い」は人類を救うと思います。
by:
崩残
2006/09/17(Sun)09:16:39
●以前に、竹の間で、
「口が裂けても言えないような、危ないネタ(主に殺人事件がらみ)を、
笑いをこらえつつも、苦笑するという【笑い】に持っていけたら、
そのお笑い芸人は、人類最高の、知的財産だ」というような事を
書いた覚えがあります(細かいところでは言葉が違いますが)。
●最近、日本人の文化・風習・習慣を、日本人自らが、ギャグにした映画が
フランスなどでウケまくっているそうです。
「寿司を食うときの日本のマナー(あることないことジョークにしているもの)」とか、
その一部を見たのですが、確かに、笑えました。
でも、あれっていうのは、単に、外人ウケを狙っているというような
単純なジョークではなくて、かなり、複雑に「自虐的な笑い」を伴う、
「高度なジョーク」だと思いますよ。
●で、突然に話は変わるのですが、
「日本の国家権力」というのは、
私達、日本人の「寛大さ」というか、「鈍感さ」というか、
「楽天主義」というか、無関心さというべきものを、あまり理解していないようです。
国民、特に、私達のような「庶民」というのは、
政治家が何をしたとか、税金無駄遣いしたとか、他国の戦争の裏に
どういう事情の真実があったとか、そんなことは、いわば、
お茶の間のニュースの上での「庶民の娯楽」なんですよ。
どんなニュースが流れたところで、日本という国の国民は、
暴動など起こしませんし、騒ぐのは、一時的な国民感情と、
加えて、テレビ番組の討論に登場するコメンテーターだけです。
といっても、その番組を支えているのも、スポンサーと国民なんですがね。
ということで、どういうニュースが流れたところで、
日本人というのは、暴動も起こさなければ、テロも起こさず、
庶民にとって、最も重要なことは、
「自分の周囲」「自分の近所」「自分家庭」に起きることだけです。
しかし、昔は、牛乳が一円値上げされるだけでも、
主婦の不買運動や抗議があった時代もありましたが、
今では、消費税が15%になっても、「あー、しょうがねぇーや」となるのが、
この日本なんですよ。
しかも、いよいよになったら、「死んじゃえば、いいや」という
感覚も、かなりの浸透を果たしていて、
これ自体に、私はあまり否定的な感じを受けません。
人間というのは、何億年という地球史の中の、
たったの数十年という「ゴミの点」のような、
本当に無価値な、ちっぽけな短い時間の人生を過ごすわけですから、
本来は、それぐらい、生きるということには、
「開き直っていていい」わけですし。
日本の国民というのは、おそらくは、ある日、異星人が大量に降りてきても、
多少の混乱はあるものの、娯楽番組でも見るように楽しむでしょうし、
最近の駐車違反の取締りにしても、
宇宙人のジョーンズさんが、呆れた顔をして見ているように、
かなり、理不尽で厳しい取り締まりですが、国民は、特に何も言いません。
まー、もしも、日本人が、暴動(百姓一揆)や、何十万という人数で、
デモでもするとしたら、それは、一体「どういう状況の時」でしょうね?
石油が入らなくなると、かなりヤバイかもしれませんが、
それでも、かなり大人しいと思います。
やはり、食料の極端な値上がりとかですかね。
それと、必死に働いても、どんどんもっていかれる課税(年貢)が、
極端に増えてきた時でしょうね。
庶民というのは、自分の足元の、本当に距離の近い「現実」の中に
生きており、その基本部分が侵害されないかぎりは、
世の中に、どんな陰謀が渦巻いていようが、誰がどんな犯罪をやろうが、
被害者とその関係者と、被告や囚人以外は、「娯楽の観戦者」なんですよ。
それを、政治にウトいとか、いろいろといいますが、
私に言わせれば、いちいち、国家陰謀などを知っては、
騒いで、知ったかぶりの英雄ぶったり、反対運動で自分に酔いしれることよりも、
まずは、いろいろなニュースに対する「違和感」をもてるぐらいの
最低限の観察力があれば、それでいいです。
それを弾劾するとか、反対するとか、裁くとか、具体的な行動は
別に必要ありませんから、まずは、「目」ぐらいは腐らないようにしておいて、
あくまでも、最後まで、冷静な傍観者でいればいいのです。
目の腐ったやつが、たとえ、世の中の何かの真理を知ったところで、
いつでも騒ぐ準備で構えている、血の気の多い猿が、
餌を貰ったようになるだけのことですから。
ニヒリストだと言われようが、政治に無関心だといわれようが、
自分の身近な生活の中に、楽しみを見つけて、
それが侵害されないかぎりにおいては、静かに暮らすことです。
政治だの、陰謀説だのに口を出している暇があったら、
自分の人生で、やらなくてはならないことは、山ほどあるはずです。
●と、ここまで書いたのは、ようするに、国家権力が想定して
考えているほど、「危険な情報」というものは、実は存在しない、
ということです。
何かの事件が起きたときに、その裏に、
どれだけ、腹黒い事が行われていようが、
どれだけ、醜い取引があろうが、
どれだけ、理不尽な理由だろうが、
少なくとも、過去は別として、「現代の日本人」という国民性に限っては、
よくも悪くも、「たいして、騒がない」という特性があります。
その多くの原因は、情報流通がいいことと、
日本人も、あるいはアメリカ人やヨーロッパの人達にしても、
さんざんに、いろいろなことを自由に表現してきましたし、
いろんなドラマや映画の中で、「人間の醜さ」には慣れっ子になっています。
そういうふうにして、半世紀以上かけて育ってきた感性、感覚というものは、
簡単なことでは、ぶったまげませんし、感情的にもなりませんし、
よっぽど、自分たちの生活に実害を及ぼす事案でないかぎりは、
暴動にもなりません。
政治の世界で何が行われているか、などということよりも、
河原みたいな「騒音ばばぁー」が、もしも隣にいたら、
その方が、そこに住んでいる住人にとっては、「世紀の大事件」なのですから。
__________________________________________________________________
●こうした論調を仮に「前提」とするならば、
私個人が思うには、日本に限ればですが、
相当に裏のある事件でも、それを、あけっぴろげに、曝してしまった方が、
よりストレスのない、気楽な社会になると思うのですよね。
実は、国家権力が考えるほど、危険な情報とか、
暴露ネタというのは、「実質的」には、ほとんど存在をしていないのに、
あたかも、それがあるかのように、権力側は、「錯覚している」ということです。
ちょっと、国家権力の側が、あまりにも神経質すぎて、
墓穴を掘っているように私には思えます。
もっと、なんでも、「どうせ、人間って、馬鹿なんだからさ」と、
「馬鹿なことをやることを」笑い飛ばして生きましょう、
といったところです。
ということで、何を言おうとしている、分かりますよね。
__________________________________________________
■ちょうど、昨日あたりのニュースでは、麻原の死刑が確定して、
今日あたりも、日曜の番組で取り上げられるでしょうが、
ああいった、ひどく、込み入った事件にしても、
それが暴露されたところで、日本の国民というのは、
直接の関係者以外の大半の人口は、
「娯楽として楽しみ」ちょっとばかり、びっくらこいて、でも、
そして、数週間か数ヶ月で忘れてしまうものです。
冒頭に言ったように、そんなことよりも、
庶民にとって重要なのは、「今日のご飯」なのです。
視界が狭い、愚鈍だ、といわれても、それが私達「庶民」なのです。
しかし、株取引でもやっていないかぎりは、政治のことなんか、
原則として、主婦や子供やご老人や、若者には、興味はないのですから、
逆に言うと、政治的な馬鹿ネタ、暴露ネタ、醜い画策、陰謀、
そうしたものが、歴然と存在することを、あっけからんと
報道することによって、ちょっとは、庶民の感情のガス抜きぐらいは
するという神経を持っていないと、これからの世界では、やっていけません、
と言いたいわけです。
■その点では、無論、多くの情報操作はなされているものの、
アメリカなどでは、アフガニスタンからイラク攻撃への移行に対して、
イラクを攻撃する根拠はないと反対したCIAやパウエル氏らと、
一方の、子ブッシュら強硬派との、当時の対立構造なども、
最近ではきちんと、CIAの当事者のインタビューを交えて報道されているわけです。
むろん、9・11や、中東戦争の真相の全部が明らかにされるわけではありませんが、
そうした、国民感情に対する、一定の「ガス抜き」や「言い訳」ぐらいは、
アメリカでは、きちんとされているわけです。
●つまり、「誰もが、おかしいな」、と思うような報道や、捜査や、
隠蔽を過剰に行うような国は、「もう時代遅れで、古い」ということです。
どうせ、国民は無神経なのだから、「庶民への娯楽提供」として、
なんでも、事実を言ってしまえばいいんですよ。だって、私達は、
ただ、それを「笑えるかどうか」だけが、問題なのですから。
笑って、馬鹿にして、すっきりして、
明日の仕事と子育てを「頑張れるかどうか」、
それが私たち庶民にとっては、重要なのですから。
そういう意味では、政治家の首が何人吹っ飛ぼうが、
警察が失態やろうが、恥かこうが、何が起きたところで、
絶対に、この日本という国の国民は、「国民的暴動」なんか起こしませんよ。
多少の、局部的な、ローカルな、いざこざはあるでしょうが。
●それで、話が少し、前の項目に戻るのですが、
世界のどんな三流の精神科医、あるいは下手をしたら、
医師免許のない偽医者ですらも、いや、医大の一年生すら、
いやいや、テレビの前の、ごく普通の主婦ですらも、
麻原死刑囚の症状を「精神的障害」もしくは、
「現実逃避からくる、虚言」だなんて、思うほど、
そこまで国民は馬鹿じゃないですよ。
私達一般視聴者というのは、まさに、情報を食って生きてきたのですから、
そのバランス感覚というのは、馬鹿に出来ません。
ちょっとでも、「絵の額縁」が曲がっていると、
人間の目には落ち着かなく見えるように、
ニュースの中にある情報も、
バランスを欠いたもの、水平のとれていないものに対しては、
私達の平行感覚というのは、意外にも、敏感に反応するのですよ。
それは、もう、私達は、テレビっ子世代なのですから、
どう、誤魔化しても、「感覚」として、国民は、
ニュースの中にある「額縁の歪み」を感じるわけですよ。
それで、話は戻りますが、一体、どこの世界に、
「弟子に寝返られた」というぐらいの事で、脱糞する人間がいますかいな?
どんなに、その精神が、「演歌そのもののような女性」だって、
彼氏に裏切られたら、海に身を投げたり、クビをくくることこそすれ、
一体、どこの誰が、ウンコ、漏らしますかいな????
どんなに無能な、精神科医者が見たって、また普通の人間が聞いても、
報道されてくる内容の麻原死刑囚の「状況」というのは、
「精神障害」なんかじゃない、と国民のほとんどが分かっているはずですよ。
また、麻原のような人格や性質の人間が、10年以上に渡って、
嘘を突き通すということは、その「意志の軟弱さ」からしても不可能な
ことであり、そもそも、法廷で証言や発言をしないという事が、
ありえないことは、あの死刑囚の、かつての、
(坂本弁護士事件あたりの時代以降の、ニュース映像から)その性格や口調を、
テレビで見ていたら、試聴者なら、誰でもわかるはずですよ。
あれだけ、いろいろなものが垂れ流されたテレビの前にいた私達のような視聴者
というのは、事件とは、なんの利害関係もありませんから、
制約を受けているマスコミや、特定の立場を演じなければならないコメンテーターとは
異なって、それだけに、「嘘臭い」ことには、鼻が利くんですよ。
麻原のような、ああいう自己顕示欲の塊のような人間というのは、
裁判になったら、それこそ「ここぞ、ボクの、晴れ舞台だ」とばかりに
べらべらと、軽率な事を、しゃべりまくるものですよ。
しかし、それが、おむつをつけられて、「しゃべることも出来ない」。
私のような、こんなに愚鈍な人間でさえも、
犯罪者に対する、「最低限のプロファイリング能力」ぐらいは、あるのですから、
誰が聞いても、堀の中での異常さの理由は、おおかたの想像はつくものです。
そうした状況から「推測して」、
否、推測など論外で、「現実問題」として伝えられてきた、
監獄内や、法廷での麻原の状況というのは、
あきらかに、誰が聴いても、それは、
「薬物中毒」と「長期催眠」を受けた場合の人間の末路の症状ですよ。
のっけの初公判から、もうあそこまで「壊れていた」のですから、
逮捕と同時か、逮捕直後に、
麻原に、ただの一言でもしゃべられたらまずい、と判断した誰かに、
「盛られた(打たれた)」ことは、間違いないでしょう。
ただし、薬物投与だけでは、法廷に座っていることができませんし、
気がふれたように見せることも出来ませんから、薬物プラス、
マインドコントロールの専門家とか、そういう者による長期催眠という、
それこそ、昔から使われてきた最も、オーソドックスな常套手段でしょうね。
余談ながら、報道から漏れてくる麻原死刑囚の、「うわごと」というのが、
これがなかなか、面白い。
断片的にだが、特別抗告の棄却を受けて、刑務所側の人間が「油断」をしたのか、
あるいは、わざと、死刑囚を「からかうため」にやったのか、
薬物の投与を少なくしたかで、「薬物が切れかけている事」もあるようで、
報道によれば、特別抗告棄却から4日後に、
本当のことを、口走っているらしき文言があるからである。
「俺は無実だ」とか「はめられた」とか。
立派に、「本当のこと」をしゃべろうとしているわけですよ。
「どうして、法廷で、それを言わないんだよ」みたいな言葉を皆さんも、
報道の断片から見たはずです。
そして、接見した死刑囚の娘たちの証言というのも、興味深い。
つまり言動以外にも、顔の赤い色や、湿疹、水ぶくれ?その他の
身体症状です。
おそらくは、薬物依存症治療の専門家が、あの内容を聞いたり見たりすれば、
実際に「廃人化計画」に使用された薬物の特定すら、出来るかもしれませんね。
■弁護団が送り込んだ精神科医のうち5名が、
被告は、裁判を続ける能力なしと判断し、
作田医師は、「拘禁反応による精神障害」の可能性はあるが、
「詐病」の可能性はない、と言った。
景山医師は、異常ではあるが、詐病の可能性も捨てきれないと言った。
そして、加賀氏は、「拘禁反応であるならば、拘禁を解けば戻るが、
そうしても、正常に戻るとは、とても思えない」と指摘した。
こうした状況からも、私達視聴者が、どう考えても、
検察側の言う「詐病である」という言い分には、説得力が全くない。
いずれにしても、この事件の真相は、闇の中に消えてゆくことだろうし、
それは、現状では、いたしかたない事であろうと私個人は思う。
●また、だからといって、
そうしたことが、国家ぐるみで行われる、ということを
もしも国民が知ったところで、「何の問題もありゃしない」のですよ。
私達、庶民の感覚としては、
「あ、やっぱりね」で、おしまいです。
「あー、これですっきりした」と、心も晴れて、翌日の仕事を頑張ろうとなるだけです。
むろん、被害者や関係者は、それでは済みませんが。
オウムの殺人事件そのものというのは、
確実に、麻原の仕業であり、信者の馬鹿さが招いた事件であり、
その責任も、すべて、あの教団の馬鹿教祖と馬鹿信者にあるのは明白なことですが、
ただ、一点、・・・
被害者や遺族、その家族、そして、今も後遺症を持った人達とその家族
この人達に対して、「もっとも失礼で理不尽なこと」をしているのは、
麻原死刑囚本人ではないだろう、ということです。
その被害者に対する、最も失礼な事とは、すなわち、
「意図的に公判を全く不可能にしてしまった側」にいる人間の責任である。
●結局のところ、どうして、あんな事件が起きたかといえば、
「大きな要因」のひとつには、
「宗教法人」に対して、誰かから献金されても、課税されないから、
という、便利な理由があった、というだけの話ですよ。
誰もが周知のとおり、隠し財産用としての役目以外に、
オウムに限らず、ああいった、「宗教法人」が世の中に存在する価値は、
少なくとも「政治家の側」にはありませんから。
まー、その他のことは、ネット上のいろいろな陰謀説サイトに
あるように、いろいろな情報は飛び交っていますが、
どれも、オウムの事件に関係していた、
「当の政治家」「当の警察その他」「当のテロリスト」
「当のあそこの信者や幹部」
その誰かが、自分の命を捨てる覚悟で、潔く(法廷ではなくて)、
マスコミに駆け込んで、口を割らないかぎりは、
何を言ったところで、どこにも何の、物的証拠も、状況証拠も自白もない、
「ただ、陰謀説」にすぎませんから。
むろん、駆け込んだところで、それを取り上げるマスコミなど、
皆無だから、それも「無駄」でしょうけど。
もっとも、真相を知っている信者に口を割られるのが困るということで、
現在のオウムの残党やそのトップも、警察との利権が合意して、
警察に、監視されたままで飼いなされ、
「常に、危険視される集団になる事で、国の役に立つ団体」という役割を、
この先も永久に続けてゆくのでしょうが。
自主解散せずに、そういう道を選んだ、彼らの自業自得の結果ですが、
実に、哀れなことです。
また、教祖が、薬漬けになっていることぐらい知っているのに、
「あれは、教祖の現実逃避によるものです」と、
しらじらしい大嘘をつかなければならない「現代表」も、
なんとも、哀れな姿に国民の目には映っていただけです。
そして、私たち「庶民」の側からすれば、
あんなテロ集団は、破防法で、とっとと解散させるのが当然なんですよ。
宗教だろうがなんだろうが、殺人テロをやった団体を解散させないなど、
普通の常識では、全く考えられないことですよ。
しかし、まー、現状は「ご覧の通り」の、
彼らのような妄想集団を「使いこなす側」からすれば、
まだまだ、利用価値のある「飼い殺しの、生殺し集団」なわけですね。
それにしても、教祖奪還計画??、そんなものがあったら、
国民は、見てみたいですよね。
そんな、面白いイベントがあるなら、ぜひ、見てみたいものですよ。
そんなことは、「100%」不可能、でしょうけどね。
しかし、一方で、薬と洗脳から醒めた麻原死刑囚が、
そうなったら、一体何を言うのかは、
何千人という、オウム事件の「被害者家族の人達」にかぎらずとも、
正直、国民の誰もが、興味があると思います。
●私に言わせますと、こういう事件、つまり釈然としない事件が積み重なるほうが、
国民にとっては、よっぽど、無意識下に「危ないストレス」を
溜めることになります。
こういう事件が起きたときに、
多少とも「本当に賢い権力者」が取るべき方法というのは、
トカゲの尻尾をいくつか切って、さも、真相が世の中に暴露された、
と演出することで、国民のストレスを、少しぐらいは、抜くことです。
すべての秘密が知られてはまずい、というのであれば、
あと、5人や10人、ムショにぶちこんだり、死刑判決にしてでも、
どこかで、真相の一部でも、「整合性のある形で」バラさないと、
本当の意味で、国民の不満が鬱積した「危ない国」になってしまいますよ。
なぜならば、集合的な無意識の力とは、そういうものですから。
それは、「目に見える形の事件や危険」より、
全く正体がつかめないために、「よほど危ない」のです。
そうしたものは、全く関係のなさそうな、
妙な自然災害や、人為的事件に飛び火するものです。
どういう種類のエネルギーにも、
「その出口を求める」という性質がありますから。
●ということで、話は、いろいろと飛びましたが、
ネット上にある、「庶民にとって、娯楽感覚で見られる、楽しい情報」
というのは、一例をあげると、
(特に、こういう情報は、アホウの巣窟の2ちゃんねるに「満載」なの
ですが、昨夜、6年ぶりぐらいに、2ちゃんねるに行ってみて、
そこにあった「ニューススレッド」を見てみて、
そこに、書き込まれていた、ごく一部を引用しますと、)
↓
・麻原は、薬物と催眠で、法廷でしゃべれないように口封じをされたんだよー。
・地下鉄のサリンは、無能集団のオウム製ではないんだよー。
・オウムのプラントは麻薬のプラントだったんだよー。
・日本の某○○学会、それに、統一なんとか教会、
北朝鮮、ロシア、国内の○○組暴力団らと、確実にオウムは、
金や麻薬で、繋がっていたんだよー。
・上祐は信者ともども公安の犬になることで死刑を免れたんだよー。
・オウムは、上九一色村の土地買収で便宜を図った、故・金丸君を初めとして、
政治家たちの隠し財産の為の、「豚の貯金箱」だったんだよー。
などなど、あることないこと、2ちゃんとかには、書いてありますね。
●被害者の方たち、そして事件に関与した者たちの処分は、別問題として、
一方の、私達、「庶民」にとっては、
こうした、まことしやかな、嘘っぽい陰謀説というのは、
しょせんは、「政治スキャンダル」という「娯楽」にすぎないのです。
いまさら、事実を全部、隅から隅まで、聞いたところで、
「全く、嫌な国になったもんだねー」というのが、正直な感情の「限界」。
それ以上に、熱くなることなど出来ません。
なぜならば、我々庶民は、今の政治になど、何も期待していませんから。
期待をすれば、裏切られたと熱くなることもあるでしょうが、
(地方議員から美味しい餌を貰っている田舎者の一部の人間以外は、)
ほとんど、誰も、政治家などには、何も期待もしていないのですから。
ですから、仮に、いろいろな事件の本当の真相が知らされたとしても、
むしろ、庶民の正直な感覚としては、
「おお、ちょっとは、日本も、昔ながらの潔い、正直村になったんだなー」
と、国民としては、ほっとする面すらあります。
マスコミも、こぞって、本当のことはある程度推測がついていたり、
裏がとれているのに、オウムの事件のこととなると、
全員、口を閉じる。
日頃は、その口で商売をしている弁護士連中も、コメンテーターたちも。
しかし、そんな中で、河野さん、ただ1人だけが、
ぼそっと、「何気に」言いたいことを、しっかりと言っていましたね。
そのままではなく、「意訳」になりますが、
「麻原が、自分の意志で黙秘し、公判を不可能にしたならば、
それならば、それは、しかたないことですが・・・・」
つまりは、それならしかたないけど、「そうじゃない」んじゃないですか?
と、河野さんも言いたげでしたね。
そして、そう言いたげな河野さんの映像を、マスコミは、
あたかも、自分たちに溜まりまくっている、本当の事を報道できない
「不満とストレス」のはけ口にしたいのか、
マスコミは、河野さんの発言に、すがるようにして、
「自分たちの無力さを慰めている」、といった構図がよく見えました。
●ということで、この問題、結局は、(そのほとんどバレている)真相も
公的には、ずっとこれからも風化して、歴史の闇の中に、
「めでたく収まっていく」わけですから、
誰が何を言ったところで、どうにかなるものでもないですが、
ただ、私が今回、とても、言いたかったことは、
別に、あくどいことも、結構、
醜いことも結構、
理不尽なことも結構、
どうしようもないほど、利己的な生き方もけっこう。
911にしても、どんな事件も、どんなことでも、
そりゃ、名だたる星の中でも、銀河ヒッチハイクガイドに、
「ほとんど無害」と称されたほどの、「低知性の惑星」の地球文明社会ですから、
そりゃ、ほんとうに、馬鹿げた事は、有史以前から、多く起きてきましたし、
これからも、起きるものです。
ただ・・・・いいかげん、私達は、自分たち人間の馬鹿さ加減は、
もう見慣れたのです。
もう、どうとも思っていませんよ。
何の事件の真相を見たところで、
「サスペンスドラマ」を見る感覚以上のものはありませんよ。
それが、人間の「現実感覚」というものなのです。
だとしたら、唯一の救いは、ジャーナリズムというものが、
自分たちで、自分たちの社会を笑えるほどに、
なんでも、事実を報道してしまい、とっとと刑事的に処分する。
ただし、そこに嘘はない。
そういう馬鹿正直な報道をする事によって
国民の精神を、どんどん「新陳代謝」してゆくこと、
それが、健全な国になる、第一歩だと思うのですよね。
欧米や、南米とか、いろいろな国のように、
何かにつけて、政府への反対運動やったり、暴動起こしたり、
そういうのが、権力に対する監視とか、正義だなどとは、
私は全く思いませんし、そんなことには、何の意義も感じません。
ただ、必要なのは、
馬鹿なことは、馬鹿なこと、明白な「事実」として、
正しく、国民の前に、さらすことだけです。
私達、小市民は、庶民にとっては、
あらゆる報道が、ただの「娯楽」なのですから。
唯一、娯楽ではないのは、それは、
「本日の夕飯を、どこで何を食うか」という事だけです。
そうした「衣食住の最低基盤」を侵害されないかぎりは、
日本の国民は、たとえ、どんな事実や、何を知っても、
たとえ、ある日、
異星人に侵略されようが、
「とりあえず、平然と、自分のことを、笑いにしてしまう」、
そういう国に、この国は、なって欲しいと私は思う。
それは、「世界中から馬鹿にされる国」になる事になるかもしれませんが、
本当に言いたいことも言えない、
今の現状の方が、よほど、「馬鹿」だと思っています。
馬鹿でも、極悪でも、いいじゃないか。
神経質にならずに、せこくならずに、
もっと、おおらかに、正直に、馬鹿や、悪をやろうよ。
と言いたいわけです。
悪どいこと、というのは、それ自体で完結しているものです。
それは、単純明解です。
問題なのは、それを「何重にも隠す」という、その「こそくさ」です。
こうした「屈折」が、あまりひどくならないかぎりは、
ある程度、犯罪というのは、起きてもしょうがないですし、
(誰かのカレンダーの名言じゃありませんが、「人間なんだから」)
裁判と刑罰で、決着をつければいいことですが、
ただ、「真相がうやむやなままになる、気持の悪い事件」だけは、
もう、やめませんかね、ということです。
それだけです。
誰に対して、ということではなくて、
今の、「日本に」、言いたかったのは。
●私も元々、政治には興味がないので、
この手の問題については語ることは、もうないでしょうから、
最後に、政治家の皆さんや、政治家を志す人たちは、
よく、覚えておいてください。
そもそも、国民に顔も向けていないで、私利私欲や、
自分たちの政党の存続や保身に走る政治家などに、
国民が顔を向けることは決してありません。
子供を無視するような親に、どうして子供は、食ってかかるでしょうか?
そのような子供の中は、生命感を失い、無力感が生まれるだけです。
結果として家庭崩壊という形で、親にもそのしっぺ返しは返ってきます。
かつて、昔は、庶民と政治との間に、争いもあり、
闘争もあり、学生運動もあったようですが(私は、彼らの後の世代ですが)、
そうした戦いが起きたのは、今よりも、政治家そのものが、
自分のポリシー、信念をもって政策を行い、安保という事にも、
政治家の側も、自分の信念を持っていて、
その信念から、それと対立する者たちと、ガチンコ勝負をしたはずです。
つまり、まがりなりにも、政治家もまた、国民にきちんと向き合っていた
ということが、そうした国民と体制との戦いの原因でもあるわけです。
これは個人同士のケンカでも同じです。
タイマン張るには、双方が、それぞれの理念を背景として、
「本気」でなくては成立しません。
しかし、今の政治家というのは、国民の方など全く見ていない。
政策に哲学が何もない。ただ政党の守りに入っているだけのこと。
「俺の言うことに文句あるなら、戦ってみろ」と叱咤するわけでもない。
本気でもなく、タラタラ、私欲を肥やすことにかまけている
そんな政治家に、国民も、向き合う気はないのですよ。
つまり、今の日本の、国民と政治家の関係とは、
「冷え切った夫婦」か「冷え切った親子関係」のようなものですよ。
だから、それは、一家の家庭と全く同じように、
いずれ、親の全く理解も予測もできない形で、
子供たちに暴走が起きることもあるでしょう。
もしかしたら、それは暴走ではなく無力感からの自殺かもしれません。
支配する側の立場にいる者というのは、
確かにある程度、権力をうまく行使することで、民衆を、適度に
「どうせ言っても駄目だろう」という空気を蔓延させて「無気力化」しておく
必要性を感じる者もいるだろう。
しかし、何事も、「やりすぎれば」その反動は必ず、
表面化することになります。
とにかく、国民に顔も向けていない政治家は、
国民から、顔も向けてもらえない。
そういう「何も美味しいところのない国」にいたら、
これからは、「国外に移住する日本の人達」も、
どんどん増えるでしょうね。
安倍さんは、一体、「自分が誇れる国」とは何なのかを
考えることです。
たとえば、子供が「自分はこの家に生まれてよかった」と思うとしたら、
それは、他の家族ではなくて、その家族の中だからこそ、
重要な何かが満たされた・・・そういう想いがその基盤にあるものです。
日本に生まれてよかったと思えるかどうか?が、
日本に誇りを持てるかどうか?ということなのです。
しかし、現状は、「日本でなくても実現可能な事」ばかりです。
王ジャパンは、世界一になりましたが、何もそれは
日本という国が何かのバックアップをしてくれたわけではなく、
彼ら選手の力によるものです。
(たとえば、旧共産圏だと、国がオリンピック選手を育てたりしたわけですが)
そうしたことからも、
日本人だったからこそ、日本という国家にいたからこそ、
だから、こんな素晴らしい経験が出来た、
そういう記憶がなければ、
国民というのは、自分の国に「誇り」など、
微塵も持てるものではありません。
●
私が個人的に考える、「豊かな国」の基本というのは、
非戦闘地域であり、(戦争は仮にあったとしても、)、
アメリカと同様に「徴兵制がない事」は、最低の国の基盤としておいて、
その土壌の上で、最も重要なのは、「食料自給率」が100%以上であることです。
そして、人口密度がもっと少なくて、住宅事情がいいことです。
日本の不動産や、賃貸料は、あまりにも高すぎる。そして狭すぎる。
よく海外に行く人が言うことですが、
現地の下層階級に属する人達でさえ、日本よりも何倍も住みやすい家に
住んでいる、と。
◆そして、住宅に関しては、最も情けないのが、
「住宅寿命が短すぎる」ということです。
海外には、街中に築100年を越す建物がざらにあるというのに、
日本の住宅の平均的寿命は、約30年です。
平たく言えば、「30年で壊れるように」作るわけです。
いくら、気候や湿気が、他国よりも厳しい条件であるあるとは言え、
きちんとした設計や素材を使えば、
住宅というのは、日本の風土でも100年以上は持つはずです。
安価で、すぐにガタがきて、あちこち修理をしなければならない、
そんな住んでいることが嫌になるような住宅を、
意図的に作っては壊すという、その愚かさ。
こういうことを平気でやっている国に、文化など語る資格はありませんよ。
●そして
日常的に身近に、新鮮な食料があることも、豊かさの基本中の基本です。
衣食住のうちの、基本となる、住と食ぐらい、
もうちょっと食料や建材を自給して輸入に依存しないようにしないと、
いくら、日本文化だ、日本の自然だと吼えたところで、
その自然も、もう、とっくに大半が破壊されているのですから、
もう、これでは、日本に住んでいる、ありがたみなどありません。
都市部などは、温暖化で、昔の日本の夏などどこにもなく、
気候環境も最低なのであるから。
この上、共謀罪だとか言って言論まで規制されたり、罰せられたり、
何の意味も、利点もない、しかも国が勝手に決めた「裁判員制度」に、
国民が、強制的にかり出されたりするのであれば、
ますます、この国は、馬鹿っぽく見えてきます。
(しかも、どうして、刑事事件のごく一部の事案だけに国民の参加を
制限するのやら??ですよ)
しかも、国民投票すらも、実施する気がない。
このまま、今のように、ふらふらと、何の理念もなく、
ダラダラと、ただ国が経済的に存続する為だけに、
国民が働いて、生きて、老いて、死んでゆくぐらいなら、
それこそ、この国は、
文化遺産と、電子機器のオモチャと、オタク文化と、漫画もろとも、
海の中に沈没していいかも・・・とすら思ってしまうのである。
文明だの物質など消えてしまっても、
「文化」は、海外へと散ってゆく日本人の中で、
しっかりと生き延びますから。
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