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少し違う話題に駒を戻します。
by:
崩残
2006/12/23(Sat)07:49:00
禅問答の開示の前に、別の話題を挟んでおきます。
結論から言いますと、
人間というのは、亀田兄弟ぐらいにぶっちゃけていて、
あれで、「ちょうどいいぐらいだ」、ということです。
泣く時には泣く、怒るときに怒る、笑うきには笑う。
自慢するときには、卑下などしないで堂々と自慢する。
そういう人間の基本が欠落するから、
精神世界など、ままならなくなるのだから。
亀田兄弟というのは、外からの見てくれとは全く違って、
非常に「繊細」な性格なのですよ。
先日の試合の感想については下記に記しておきました。
↓
「いい試合でした」
http://www.mumyouan.com/k/?M844
さて・・・
●
武術家にもACが多い
最近、観察をしていて思うことですが、
武術にかかわる人間には、おおざっぱですが、2つのルートがあります。
ひとつは、ケンカ好き。
私の知り合いにも、族上がりとか、学生時代のケンカ上等が、
そのまんま武術をやっていた人がいますが、
彼らは、おおかた、底が抜けていて、話しやすい。
癖はあるものの、なかなか、人間としても、いい奴が多い。
別に実際の暴力のケンカということを意味するのではありませんから、
女性の中にも、この「さばけた感じ」の、
「はっきりと、明確に自分の意見を言える女性」がよくいます。
(この場合の「はっきりと言う」とは、ヒステリーを起こすと言うことではなく、
明確に意見を言える女性という意味です。
ネットでもリアルの世界でも数人、この手の知的な女性は見たことがあります)
●もう一方にいる人達。
これがどうも「陰気臭く」カビ臭い。そして心の視線がひん曲がっている。
だいたい、傾向を見ると、一見すると武術をやっているのかと思うほど
外見は柔和であったり、または、いちおうの「とってつけたような」礼儀
は装飾しているのだが、
問題は、下手すると、ACが多いことです。
AC家庭(機能不全家族の子供)の出身でない場合には、学校でしこたま、
いじめられたなどです。【AC=アダルトチルドレンのこと】
●そこで、何が「問題」となるかといいますと、
たとえば、身近なところでは、「親、兄弟、祖父母を含めた家族」、
少し離れたところでは、学校の「教師」、
成人してからは、「上司や、会社組織や、社会そのもの」、
こうしたものと、自分が何かおかしいと思ったときに、
自分を「全開にした、まっこう勝負をしていない」ということです。
そうした機会というのは、「まず初期的には家族の中で」の
親子関係、その他の「主従関係」にはじまり、
次は学校でのクラスメートや教師を相手にした、子供なりの戦い。
それを経て、大人社会では、
社会的な不正と徹底して戦うこともあるわけです。
●戦うということの中にあるのは、
理詰めでおかしいと思ったこと以外にも、
もっと単純な、「怒りの感情」も含まれます。
こうしたものが、何らか理由、たとえば、おしつけられた規律や、
家庭での教育によって、あまりにも「ゆがめられた場合」には、
抑圧した感情や、我慢した鬱積、ストレス、劣等感、
これらはすべて、ストレートに出ずに、
何クッションも屈折します。いわゆる、じめじめと陰湿化するというものです。
よく私は、特定の人物を見ると「スリークッションだな」とか
「ツークッション」だなとか言います。ビリヤード用語ですが。
直接にではなく、感情表現が、いくつかの屈折をするわけです。
●そして、前述したタイプ2で、武術などに関わる者のうち、
こうした傾向のある者というのは、「統一感」がありません。
性格やものごしは、外見からはちらりと一見だけすると単純そうに見えて、
実は、おそろしく精神的に「アンバランス」なのです。
●そして、それを生み出したのは、単純に言ってしまえば、
怒るべき時に、正直に怒らなかったこと、
または、怒るべきときに、
怒りを自分で我慢したり、我慢させられたこと、
泣くべきときに泣かなかったこと、
笑うべきときに、心底笑えないか、笑わなかったことです。
非常に、ごく単純で動物的ですらある「子供の人間感情」が阻害されると、それは、
物凄く屈折した大人になります。
しかし、世間体を作ろうぐらいの知恵はつけますから、
普段は目立ちません。が、「心の軸」は、バラバラで、ぐらぐらです。
●ここ竹の間で、少し前に、私は、イジメをなくすためには、
学校のホームルームで「レフリーつきの、口げんか」の授業をしなさい、
と言いました。
「口ゲンカ道」というものの奨励です。
勝ち負けや、物事の正否にはとりあえず関係なく、
言いたいことは言う、相手からも言いたいように言われる、
そうしたことは、本来は、
家庭の中で、「親との関係で」子供はまず学習します。
>その基本となった親との関係が、「友達との関係」にも反映され、
>やがては思春期には異性との「恋愛」にも反映され、
>ゆくゆくは、「夫婦関係」にも反映ます。
>そして、最後には、「嫁姑の関係」にも反映されます。
●そうしたことから、ACとかも感情抑圧の問題というのは、
本当に根深いものだと、つくづく思います。
親からのしつけが、いくら厳しくても、昔の子供というのは、
その分は、子供同士で発散したり、または「兄弟姉妹」といった者との
関係の中で、かなりが緩和されていました。
外で遊ぶ機会も沢山ありました。
ただし、兄弟がいても、親がその「兄弟の誰かを差別的に扱うと」、
この「差別を受けた子供」は歪みます。
だから、兄弟がいると必ずしも、
「毒になる親」からの予防になる、というわけでもありません。
●あまりにも、親や家族からの「矯正」を受けたり、
>「飴の鞭で、知らないうちに、調教されてしまった子供」、
>または、親の都合よく教育された子供、
こうした子供は、成人してからも知らないうちに、
いまだ、親に支配されたままになっている、
ということも、竹の間で以前に詳しく解説した通りです。
●ですから、「現実の世界の生活の中」で、
まっこうから、親、家族、友達、教師、社会と、
ガチンコ勝負(特に口での)を積み重ねて来た人達というのは、
ケンカのしどころとか、ケンカの引き方とか、
やっていいケンカと、やってはいけないケンカ、
とにかく、一言に言えば、「人間関係」というものの中で、
必要なケンカと、不毛なケンカというものを経験的に知っています。
一方で、そうした、感情と知性を全開にせずに、
家庭や学校や会社などで、びくびくしたままで、
自分をろくに主張したことがない人の場合には、
社会というものの中で、正面から「勝ったり負けたりしながら」、
「関係性を築くこと」を覚えてゆけないままに成人になり、
自分に自分で、または「他者が押し付けた一定の規律」とか、
規範とか、「古人の言葉」とか、「薄っぺらな一般常識」とか
最悪の場合には「宗教教義の戒律」などを自分に強制してしまい、
その結果、「本心の感情との矛盾」を引き起こし、
もがき苦しみ、自分では矛盾がないつもりでいても、
膨大な感情や、何よりも子供として当たり前にストレートにすべきだった、
「自己主張」「怒り」「反発」を、抑圧してしまっているのである。
こうしたものの結果が、現代では子供たちの陰湿なイジメとなり、
大人社会では、会社や組織の中でも、
遠回りな「疎外」や「リストラ」の為の屈折した表現になり、
ネットの匿名性を利用した、こそこそとした無気力で陰湿な、
ストレス発散などに、その「病状」が悪化しているわけです。
●こうした事例を、私は実生活の中でも、ネットでも見かけるが、
これらのことに、一定の決着をつけるのは、年齢的には、
おおむね、「30代」までのようである。
つまり、子供が本当に、「親の悪影響から自立できるチャンス」は、
30代までにあります。
これを超えると、多くの人は、60才になっても、
80才になっても死ぬまで変わりません。
そして、もしも家庭がある場合には、
必ず家庭内での「問題行動」や、
時には「無自覚の虐待」や、夫婦だと「離婚沙汰」を起こします。
どうやら、成長するか、また同じことを繰り返すか、
その正念場とか、人生の「重大な試験」のようなものが、
30代のどこかにあるようです。
それをもしも、「自分に対する回答」を間違えたら、おしまいで、
「落第」となり、また来世、もう一度最初から
「その人に決められたレッスン」をやり直し、というようなものです。
竹の間で、その人がいちおう前世でやったところまで到達する
「リロード」という話を随分前にしましたが、
その人が、前世まででやったことが、いちおう駒が出揃うのが、30代までです。
そこから、前世までにやった事よりも、「歩が先に進むかどうか」の
正念場が30代にあります。
ですから、皆さんも、自分の30代の時に、何か人生上の、
非常に重要な決定をしなければならなかったかどうか、
そして、そこで、子供時代から引きずっていたものを超えられたか否か、
よーく、思い出してみると良いかもしれません。
この正月休みにでも、ゆっくりと、過去を思い出してみるといいです。
●
・・・・・・・・・
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