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「中野」がらみで、小野田さんの話。
by:
猫然
2007/11/27(Tue)10:24:17
同じ「中野がらみ」というわけではないですが、
中野の学校でスパイ教育を受けた小野田さんがテレビでやっていた
対談で、面白いエピソードありました。
いうまでもなく、あのジャングルから帰還した、元日本兵の小野田さんです。
中野といえば、私の母も、戦時中に女学生のお手伝いとして軍の施設で
働いていたことがあったそうですが、
小野田さんが受けたスパイ教育というのが、とてもよく出来ていて、
上官と、戦争そのものについての論議や、
私の聴き違いでなければ、戦時中であっても、天皇についての論議なども
自由にやっていたそうである。
それが批判的なものであったのか、疑問符のようなものであったのかは
分からないが、いずれにしても、
そのスパイ学校の中では、
上官と、その頃の世間では全く不可能なはずの内容の
「自由な論議」がなされていたらしい。
これは、つまり、メソッドとしては、
上官と部下との完全な、人間的な信頼関係を形成するためには、
そうした腹を割った話をすることがもっもと効果的であると
というシステムの下に行われたのだろう。
●下っ端の使い捨ての兵士ならば、とにかく脅せばいいし、
強制的に、命令に服従させればいい。
しかし、スパイ学校に配属されるような人達にはそうした手法ではなくて、
完全な信頼関係を作るためにそうした方法が取られたようである。
それが事実であったならば、
これは実によく出来ているし、そうであってこそ、
本当のエリート部隊の教育が可能であると私は思っている。
●一方で、俗っぽい戦闘員は、常に上官の命令に従順に従うように
教育されるのがオチである。
なにしろ、彼らはただの鉄砲の弾としか扱われない。
しかし、スパイという任務の遂行上では、
彼らは、こう教えられたらしい。
「信じていいのは、自分の判断だけだ」と。
つまり、時には、嘘の命令が敵から偽装して出されるかもしれない
可能性がある中では、味方や上官の命令ですらも疑え、と
彼らは教育されたらしい。
●これは、現代の子供の教育にすら必要な本当に大切な要素である。
こうした教育をきちんとしていれば、
カルト教団やトンデモ新興宗教など発生することも一切なく、
また、30歳になっても親離れできない子供なども減るだろうし、
いわば、そのスパイ学校での教育方針というものは、
全教育の本当の基礎ですらあると私は考えている。
教育というのは、本当のその目的は、単に教え込むことではなくて、
「物事の考え方そのものを、本人に工夫させること」である。
一例としては、数学者の秋山氏のように。
それは考え方を押し付けるのではなく、知識を教えるのでもなく、
考え方そのものを、独自に本人に試行錯誤させるという教育である。
これがもっときちんと体系的になされていれば、
これほど、お馬鹿な人達が、日本に蔓延したこともなかっただろう。
世の中には、「知ったかぶり」の「聞きかじりの知識」を振り回しては、
うんざりするような、陰謀論を語ったり、政治論を語ったり、
宗教を語ったり、悟りを語ったり、
恋愛論を語ったり、人生論を語ったりする者がいる。
●どうして、自分1人の頭で、考えることをしなかったのかといえば、
つまるところは、
全てのものから「1人になる」ことの重要性よりも、
他者に評価されたいという劣等感が、
その人間を支配したに過ぎないということであろう。
人間は、とことん、自己満足でよい。
ただし、その自己満足の「程度」、理想が、あまりにも低いなら、
そのような中での自己満足には、何の意味もない。
他者が何を言おうが、自分は納得できない、
完成などしていない、
終わってなどいない、
まだまだだ。
と、自分を許さないぐらいのストイックさをもってして、
自己満足の合格基準をどうせ持つならば、
あなたは、決して、陳腐なところで手を打ってはいけない。
もしも、自分は絶対に悟りたいとか言っている者が、いるならば、
「何月何日までに、もしも悟れなかったら、
俺は首を吊る」と自分自身に宣言して、
実際に悟れなかったら、さっさと潔く、首でも吊った方がマシだ。
それぐらいの「最低限の、真面目さと真剣さ」がなくて、
どうして、道や扉が開くというのだろう。
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