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[3865]
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■復習シリーズ■無明庵の宇宙観 PART1
by:
猫然
2007/12/02(Sun)10:11:09
■年末に向けて、クリスマス、正月に向けてと、仕事の締めと、
忙しい時期でしょうが、
世間のうかれた雰囲気とは逆行して、
竹の間では、頭を冷やすための「復習講座」を簡単にやっておきます。
いつものように、皆さんが消化不良を必ず起すことと、
よく賞味せずに、分かったつもりになる悪癖があるので、
一度に書かずに、何度かに分けます。
信じられないほど馬鹿な人々
●何が信じられないほど馬鹿な人々かというと、
そもそも、自分が生存している目的を先延ばしして、
「そんなものは生きているうちに分かるさ」とか、
「それを見つけるために生きている」とか、いう人々。
これらの人々はまだ100分の1ほど、マシであるが、
知能において、最も最低なのが、
「自らの生存理由」
「なぜ生きているのか」を問うことも全くなく、
全く眼中にもなく生きている人達である。
借金とか、トラブルとか起きるたびに、
「もう死んじゃおうかな」などと、
頭をよぎることはあるだろうが、
すぐに夕方には酒でも飲んでしまい、
翌朝には、すっかり忘れ去られてしまうのが、
この「どうして自分は自殺しないで、
明日も生きるつもりでいるのか」
という最も重要な根本疑問である。
●カミュは、「シーシュポスの神話」の冒頭で語る。
「人生における、唯一無二の重要な問題は、なぜ自殺をしないかである」と。
_________________________
●さて、ここでひとつ気をつけるポイントがある。
それは、自分が生きている理由、
といった狭い理由であれば、江原番組でも見て、
その程度の理由で納得していればいいのであるが、
正確に言うと、我々が問うべき生存理由というものは、
「人類が生存している理由」である。
しかも、ここで我々が想定しなければならないのは、
人類だけではなくて、
人類以外の生物や星系も想定した、
万物の生存理由である。
なぜならば、
仮に地球の人類の生存理由が明確になったとしても、
それは、一歩外宇宙に踏み出したら、
その生存理由は「普遍性」を持たないからである。
●すなわち、結局のところ、
自分1人が存在していることの理由、
および動機、目的、
それらを正確に知ろうとするならば、
我々は、正しい問い方をする必要がある。
つまり、あなた個人がどうして生きているかではなく、
人類がどうして生きているかでもなく、
結局のところは、
たとえ、自分に認識できる狭い範囲であっても、
そもそも宇宙や万物がなぜ存在しているか?
このことに答えがないかぎりは、
人類が何をしようが、何を作ろうが、
何を認識しようが、何を悟ろうが、
それらには、明確な基盤も保証も全くない
ということを意味する。
つまり、万物の存在理由が分からなければ、
明日、あなたが会社に行ったり、
仕事をしたり、
または就職先を探したり、
あるいは、何の宗教に頭を突っ込む、
それらのどれひとつにも、
あなたは、何の正しさも、
何の目的も明確に出来ないままに、
あなたは、実際には、
全く無目的に、生存して死ぬだけであることを意味する。
●あれこれの個人的な生存理由やら、
人類の生存理由など、どうでもいい下っぱのことである。
あなたが唯一、問うべきことは、
万物の存在理由である。
この地球だけではなく、万物の。
でなければ、あなたは、
実際には、全く何の哲学もなく
ただ、だらだらと「あなたの目先に」
それらしい目標として転がっている
人生の目標なるものに、踊らされて、
「生きている気分」になっているだけだからである。
どうして、「こんな重要な疑問」に対して
まっこうから立ち向かうことを避けて、
それから逃げ続けて、
人間が宗教や、あるいはくだらない世間的な常識や良識の
中に、こじんまりと、生きているのか、
私には全く謎だ。
万物と宇宙がどうして存在している
ということに答えがあるならば、
あなたは明日から、
全く堂々と、生の目的を最後まで見失うことなく
生きていけるのだから、
あなたには、細かい悩みは生ずるだろうが、
人生における軸の部分が揺らぐことは、
今後一切なくなるはずである。
そういう意味では、
万物と宇宙がなぜ存在するかという問いは、
哲学者の専売特許でもなく、
それは明日という日をあなたが自殺をしないでいる
理由を獲得できる可能性のある問いである
という意味で、
これほど重要な問いは、
あなたの人生で、他には一切なかろう。
●さて、そこで、
この問いに対して、
湧き出てくるウジ虫どもがいる。
「俺たちゃ、その答えを知っているぜ」と、
でかいツラを下げてやってくるのが、
いわゆる、古今東西の、
ほとんどすべての「宗教」である。
●ところが、これらの宗教というものは、
私に言わせれば、
地球の人類という「原住民」が、
先進国の人間に「接触したこと」によって起きたものが
その90%以上である。
つまりは、言い換えると、
今日、地球に存在する9割の宗教、神話、などは、
原始的な状態の人類が、
たまたま、何かのきっかけで接触した、
我々に先行する「先進国」の文化に接して出来た、
という程度のものでしかない。
別に、イエスが神であるわけもなく、
いうまでもなく、ブッダは悟っただけであって、
何ら、あがめられるような創造主であるわけでもなく、
その他、ユダヤの神だろうが、ヒンドゥーの神だろうが、
イスラムの神だろうが、神道の神だろうが、
ことごとく、これらは、
「創造主」の概念には、全くほど遠いものだ。
あるいは、宇宙全部をカバーする哲学や
生存の指針を何ひとつも与えられない程度の、
「ポンコツ宗教」であるといえる。
なにしろ、たかが、
先進国の人間が、我々原住民に接した
その結果の「残留情報にすぎない」のだから。
しかも、その上、その多くが、
勝手に、原住民の手で書き換えられたわけでして。
何ひとつも事実関係を確認も出来ないような、
ほとんど、御伽噺と同レベルの、
創造神話を、大の大人の原住民が信じているのだから、
全く、その脳の構造は、不可解 極まりない。
しかも、その存在が
(人の勝手な霊視とか幻視と、手品程度の奇跡と証する現象以外では)
何ひとつも証明されたわけでもない存在に対して、
偶像と宗教を作って、あがめている始末。
これほどの低脳な類人猿の住む惑星も珍しい。
無明庵の本「ひきつりなから読む精神世界」
で書かれていたように、
こんな低脳の猿の住む星を、
一週間で乗っ取ることなど、
まったくもってして、「ちょろい」ものだ。
いわば、先進国の人間にしてみたら、
武力行使ひとつ使わずに、
ここの人類を、
「人工的な愛の波動」か、
はたまた、
「それがあたかも絶対的に見えるような、
エセ宇宙哲学チックな概念」で、
地球人を、ワーワー泣かせて、
感動させて、
いとも簡単に、子供の頭を捻るように、
屈服させることが出来るということ。
実に、ちょろいものだ。
しかも、その上、
多くの人類は、
自分への自信のなさから、
なんと、
自ら、他者に頭を捻られたい、
何かに屈服したい、
と無意識に望んでいるのだから、
始末が悪い。
宇宙から、ほっぽり出されるよりは、
心地よい嘘でもいいから、
しがみついていたい、
まるで、それは
自分の住んでいるところが、
機能不全家族の家庭だと知っているのに
そこから抜け出そうとしない、
間抜けな子供(またはニートの大人)に、よく似ている。
しかし、地上の約70億人の人類のうち、
たったの100人でも、
もしかしたら、
そうはなりたくない、と思っている者が、
少数、いるかもしれない。
そういう人だけが、
このシリーズを読んで、
頭を冷やせば良い。
それ以外の人は、
「宇宙の文明人が作った心地よい嘘」で、
こじんまりと、手を打って、
この先に続く、何億もの自分の生を、
その重要な答えを出さない、
その重要な問いを問わないという「怠惰」の中で、
だらだらと、生きてゆけば良いだけのこと。
次回へ続く______________
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