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●梅の間へようこそ●
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Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
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[1270]
■
■禅書道日記−その14
by:
鈴木崩残
2009/07/19(Sun)05:41:40
◆さて、お便りの追加です。
かなり気楽なお手紙となっているメールでしたが、
説明をしておく上で、良い質問が混じっていたので、
ここ梅の間で、使わせていただきます。
*********
Nさん
ゆっくり、じっくり、たっぷりと、書とDVDを拝見させていただきました。
どんな自分が字の上に暴き出されていることかとドキドキしてましたが、
DVD中でも終始おっしゃっていただいていたように、
スマートにバランスよく格好よく、
見心地もとっても良い字で安心しました。
DVD中で、随分とこちらの外見やらファッションセンスやらを、
こちらにとって耳心地のよい言葉ばかりで述べていただき、
ちょいと気恥ずかしくなりながら拝見しておりましたが、
つまりは、内面的な部分では、敢えて指摘されるべき問題は
何もないんだな、と都合の良いように解釈いたします!
>精神的な問題点は今の時点では、何も出てきませんのでした。
>そういう方は他にも何人かおります。
>私が、ただただ書を書くことに徹した人たちです。
>かならずしも、「銀座の母状態」になるわけではありませんので、
>必ずカウンセリングになるとは、期待しないでください。
まぁ、周りになんと言われようと、身に着けていて嬉しくないものを
着けない、という部分では確かに徹底しているかも、です。
そのどうしてもこだわらずにいられない「こだわり」に徹底的に
こだわった挙句、一度骨の髄から痛い目に遭わないと、
そのこだわりが落ちないということは、自分の経験上からも分かっています。
ところで、
どの漢字を注文しようかを考える過程で、
自分の中で結構意外な発見がありました。
長年崩残さんの書くものに惹かれ続けてきただけあって、
私も(無駄にダラダラと)「無我」に至ることに憧れている者の一人ですが、
さて、どの漢字を選ぼうかと思ったときに、
私は「無」とか「虚」とか「闇」とかを希望するのかなと思ったのですが、
それらの字が、常に部屋の中にあって自分の目にチラチラと入ることを
想像すると、なんか暑苦しい/鬱陶しい/邪魔くさいと感じたのです。
「無」とか「虚」とかって、
どちらかというと常に自分の背後にべったり貼り付いるように感じていて、
それだけでも鬱陶しいのに、
更に前からも攻めてこられる感じがプレッシャー(?)というか
何というか・・・。
つまり、要は『無我に至ることに憧れているつもりでも、
ホントはやっぱり、まだまだ「無」とか「虚」に呑まれたくないんだ。
「いやいや、もう充分あれもこれも飽きました」という感じも
嘘ではないんだけど、やっぱり、まだ識り足りていないことが
いっぱいあるんだろうな』という発見です。
>実際、無とか虚とか静という、精神世界の中では平凡な字すら
>合わない人はいます。私が皆さんに対して想定することは二つです。
>書をお部屋に飾るであろうこと。
>もうひとつは飾らない場合は、自分だけが、ひっそりと見ること。
>そうなったときに、どうみても、その人の部屋にあるべきではない文字
>というのは、あります。またその人が見る必要のない文字もあります。
>ある人には無がよくても、別の人には必要ないし、部屋にあると
>変だろうと察してしまう人もいます。
>しかも私の作風は、とにかく線が濃厚で鋭いものが多いですから、
>ただの飾りという範疇を飛び出て、お部屋に対して主張をしてしまうと
>思います。
>これがいわゆる、創作書やアートならば部屋にマッチするのでしょうが、
>何しろ、お墓の「卒塔婆」に書かれたような文字にすら見えるものも
>ありますので。よくも悪くも、気配は普通ではないと思います。
自分では、内面外面ともにクールにイカしていたいと思って、
ある程度そういう自分であることに成功しているつもりでも、
今回注文した書によって、
「実は全然自覚できてない内面の歪さを突きつけられてしまったらどうしよう」
「でもそういう内面の歪さが実際に私の中にあるのならば、
それを突きつけられて自覚したい」っていうのも注文した動機として
ありました。
ですが、「そちらを表すいい線が出てます」とか言っていただいて、
それがかなり嬉しかったです。
「私はコレでいいのだ!」と勝手にかなりいい気分になってしまいましたが、
まさか崩残さん、お金取ってるからってことで、
客にとって耳心地の良いことばかりしか言わないようにしているってことは
ないですよね。
>答えは、きっぱり、「ノー」です。
>だいたい、私がお金を貰うからって、お世辞を言う人間だと思いますか?
>実際、やんわりとですが、かなりボロカスに私が「この字はダメ」だと
>ビデオで言っている人もいます。
>誰から注文が来ても、一切遠慮していません。
>その遠慮せずに、褒めたり注意したりすることそのものが、
>私の作品の一部なのですから。
その「よい曲線が出ている」との字、
本当に物凄く気に入りました。
眺めていると、本当にボーっとしてきて、
どんどん物忘れがひどくなっていくような気がしてきます!
文字のハネの部分を見てると、
心もハネあがってどっか行きそうになってしまいます。
なんかこの感じをうまく表現できませんが・・・
とにかく、すっごく見心地が良いです!
今も早速飾った書を振り返って、
「やっぱりイイ!」とニッコリしているところです(^-^)
>あの字は、今回注文を戴いた中のいくつかの「傑作の中のひとつ」でした。
>それだけに、まだ私の記憶にも、鮮明に残っています。
>実際に、書き終えた瞬間に、惚れ惚れしましたから。
>しかし、言うまでもなく他の人が注文したら、そうはならないのです。
そして「まだ自分のものにできていない」と見抜かれた「●」の字。
深い意味もよく分かってないで、どうしてこの「●」という言葉に
自分が反応するのかについて、自分でもうまく説明できないのです。
だけど、DVDで「●」を書いていただいている過程や、
届けていただいたものを拝見しても、
やっぱりこの言葉を選んで間違いなかったと思っています。
何枚も届けていただいた「●」の字も、見る時々によって
「コレが一番いいな」というものが違ってくるのも面白いですが、
崩残さんが「私の今後の道筋を示すもの」を込めてうまく書けたという
1枚を、飾らせていただいてます。
梅の間にて、他の方の為の書のサンプルを掲載されていたのを
拝見しましたが、本当にそれぞれ字の雰囲気とかが全然違ってくるのですね。
DVD中でも「人によって書き順が変わる」とか
「そちらの字は・・・。字から分かります」とか、
書いているのは崩残さんなのに〜????と、
最初かなり不思議な感覚に囚われて、首を捻りながら拝見してましたが、
何度も見てるうちに「そういうものなんだな」ってことで慣れました(笑)
>その違いというのは、いきなり出るものではないので難しいのです。
>最初は、この字は、この人に大丈夫だろうと思っていたものが
>途中から、つまずいて書けなくなってゆく様子のビデオを受け取った人も
>いると思います。
>その人によって変わるといいましても、まず違いが出るまでに
>かなり書かないとならないのです。そこが巷の霊感や?占い師の人たちと違うところです。
>手がかりは、その人の名前を繰り返し思いながら書く書だけです。
>それは、私にとっては、その場にいない注文者と対話をしているに
>等しい瞬間なのです。
あと、こちらが希望した3文字について、
こちらに同調した上でということで書き出される過程や、
その解説やらが、これだけ面白いなら、
他の字だったらどうなるんだろうとも思いましたが、
今でも、他に適当な字が思いつきません。
DVDや届けていただい書を拝見しても、この3つの文字で正解だったと感じています。
>ええ、そちらの場合は正解でしたね。
>正解でない人の場合には、私が必ず違う文字を加えることが多いですので。
また、「そちらに同調して書いてみると」ってところで感じたことなのですが、
同調が可能ってことは、その同調される「私」っていうのが、
本当にちゃんと存在してるんだな、っていう変な感動がありました。
「私」って、私が勝手に「私がいる」って思っているだけでなくて、
本当にいるんだ、みたいな。
>はい。ですから前述しましたように、
>書を書いているときには、その人の「何か」と対話をしています。
>むろん、でまかせを言っているビデオですし、占いで売っている
>わけでは全くないので、私の言ったことが当たるとは思わないでください。
>それは決してセールスポイントではありません。
>その人の文字が書かれてゆく「プロセス」のありのままの記録
>という部分こそが、その内容がどういうものになったとしても、
>私が届けたかったものなのです。
>場合によっては、注文者の人にとって不愉快なことを
>私が言うこともあると思います。
>だから、DVDは、1500円なのです。
>もし街中の占い師だったら、ちょっと質問したら3000円です。
>ホロスコープやタロットとなると、30分で5000円が相場です。
>ほとんど、弁護士の相談料か、一流のプロ家庭教師並みの金額ですよね。
>しかし私は、占いのプロではないですし、
>私が一方的に勝手に話すものですから、何を私がしゃべったとしても、
>占いの最低料金である3000円は、とてもお客様からは取れない、
>ということで、その街角の占い金額の半額としました。
>ただし実際には2000円以上の価値はあると自分では勝手に思っているので、
>海外向けの場合には、約20ドル加算する予定です。
この度は、お忙しい中、私のために時間と精神エネルギー(?)を
費やしていただき、
本当にありがとうございました。
私はあんまりものを大事にしない人間なんですが、
届けていただいた書は、絶対大事にします!
>そう言っていただけるのが、何より嬉しいです。
>数ヶ月ごとに、たまに、額縁の中の書を「気分で取り替える」、
>というのも枚数があるので楽しみ方として、悪くないと思います。
>ただしその時には、できるだけ私の承認印の「無」の落款のついた
>作品にしてくださいね。
崩残さんは、「もう時間がない」というようなことを
度々どちらかの文書で仰られていたかと思いますが、
そして、その「もう時間がない」というのは
私にも掛かってくることかもしれませんが、
私としては、私の時間が続く間は、まだ崩残さんや砂手さんから
出てくる言葉を読みたい思っています(松の間の話題には疎いですが)。
読むだけ専門で、
こういう機会でもなければお便り等させていただくことはないかと思いますが、
どうか崩残さんにも砂手さんにも(博士君にも)
元気でいていただきたいです。
>ありがとうございます。
>地球での最後の私の人生に、できるだけこの書を沢山の「個人」に残して
>去りたいと思っています。
********* ********* *********
>さて、他の人たちの作品のごく一部は、梅の間でギャラリーとして
>お見せしましたが、
>一体、他の人には、どんなことを言っているのだろう?
>という興味を持つ人もいると思います。
>おかしさ、面白さのあるものや、それほどでもない会話のものと、
>内容には、かなりムラはありますが、現在までに私が記録した様子は、
>興味深い内容を含んでいると思います。
>書の違いが生まれる様子や、少し魔術的な技法の話も出ることがあります。
>「逆さ文字」や「補色」の瞑想的効能なども少しだけ語りました。
>そこで、現在、DVDの元のファイルが、この分でいくと、
>40件を超えそうなのですが、
>DVD一枚に、約4人分入れて、二枚組みのDVDを発売することを
>検討して、準備を少しだけ始めました。
>もしも、仮に注文者の人数が、48人になった場合には、
>「6巻」のシリーズのDVDになります。
>DVD「一巻」あたりで、約8人の(場合によっては長いトークの人が入ると7人分)
>他の人たちの作品が作られるプロセスが記録されています。
>この記録映像をまとめる必要性を途中から、感じたものですから、
>皆さんへのトークの中では、皆さんのお名前や、
>差し障るような個人情報を一切しゃべらないようにしたのです。
>さて、そこで
>一番、私が悩むのは、価格です。
>6巻ぐらいに分ける理由は、「お試し」に、皆さんが一巻だけ買えるように
>するためです。
>これをシリーズ4枚組みとか、8枚組みで一組とかにして、
>そういう「まとめ買い」以外を無しにしてしまうと、
>価格が、えらく高くなってしまうのです。
>ですから、もしも一巻目を見てみて、
>他の全員の書に興味を持った人がいたら、二巻目、三巻目を
>買えるように、小分けにすることにしました。
>かなりマニアックなDVDで、他には絶対にないと思います。
>でも、やはり、悩んでいるのは価格です。
>たぶん、一巻が「3枚組み(約12人分を収録)」になる予定で、
>合計でなんと約4時間以上、
>三枚組みで、一巻4000円ぐらいを予定しています。
>コピーその他の作業にあまりにも時間がかかり、
>これ以上価格を下げるのは無理だと思います。
>なるべく価格は下げて、多くの皆さんに見ていただきたいのですが、
>何しろ、量産ではなく、ちまちまと私がジャケットを印刷して
>カッターで切って組み立てたり、DVDのコピーを家内工業的に
>やっているものですから、映画会社のDVDやCDのような、大量生産品みたいに、
>安くは出来ないのです。
★その「無心の書・製作現場ノート」のDVDパッケージのデザイン。
↓
↑
■ ↑ここは各巻「3枚組み(12人分の記録)」の間違いです。
発売は未定ですが、たぶん・・・
◆たぶん、これは書の特注、直販とは違う性質のものなので、
皆さんからの受注ではなくて、
8月の中ごろに、
「ブッククラブ回」さんに、納品すると思います。
まだKAIのオーナーの方と相談していませんが、
これほどマニアックで、精神世界的に変わった商品ですと、
やはり、一般書店ではなくて、
「精神世界の専門店」で取り扱っていただくのが最も良いと
思ったからです。
■皆さんの書を書く毎日が続いていまして、
まだこのジャケットすら、昨日一日で作った「草稿」ですし、
DVDの構成すら全く手付かずなので、
ブッククラブ回に問い合わせるのは、まだにしてください。
予約制ではありませんから。
たぶん、「第一巻」をある程度の枚数納品し、
その他は、少なめに納品することになると思います。
________________________________
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