▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[1274]
■
●禅書道日記−その18
by:
鈴木崩残
2009/07/26(Sun)05:17:13
ギャラリー5とお便り
それぞれの人によって違う文字
●注文が多い「道」「観」「道」などでもかなり違うのがわかると思います。
「観」の場合(草書を含みます)
「道」の場合。
一番右は「終」。
以前にお見せした「富士山のなだらかな稜線のような 終」との
大きな違いが分かると思います。
「忍」(これは同じ人ですが書体による違い)
・・・「あのー、私の書の上って、、、そんなに交尾しやすいですか?」
↓
●ご近所から、手作り野菜を戴いたのですが、
あまりの美味さに「美味い」と書いてしまった。
ついでに「野菜」にひっかけて「野彩」と書いてみた。
あまりにもおいしかったので、サラダとてんぷらにして、戴きました。
●最近のちょっとした傑作。
↓「花」ですが、草冠の縦の日本の線は、下から上に跳ね上げています。
つまり「書き順」としては、間違いですが、こうしないと
味が出ないのです。
文字の一部がなぜ抜けるか?
■典型的な「一部抜き文字」あるいは「省き文字」の注文が
あったので、並べてみました。
↓
●むろん、文字としては誤字ですが、これでいいのです。
この二つの文字は私が「ノ」の字の払いを抜くことが特に多いです。
理由は二つあります。
ひとつめは、この部分にノが入ると、文字の意味とは裏腹に、
「閉塞感」が強くなること。
せっかくの左下への線の流れの美しさが、
交差してしまう線に邪魔されることです。
むろんこれは「お習字」としては絶対にやってはならないのですが、
私の理念としては「あり」なのです。
ただし「戒」「栽」「裁」などの文字の場合は普通に書くことが
多いです。
これらは、その文字の「意味」からしても、
そこで「×」(ばってん)で、きっちり締めたほうが良い場合もあります。
★しかしもうひとつの理由の方が重要です。
私が「楷書体をかなり崩した字」を書くときには、
気づかない人も多いと思いますが、
「文字の一部の点や線」を抜かすことがあります。
(ただし二箇所以上抜くことは、ほとんどないです)
しかし今回のように、楷書体で書いた場合には、
「成」や「誠」は、あきらかに抜かしているのが、誰が見ても、わかります。
★この方法を使うようになったのは、かなり昔のことです。
ある完成品から、一部をわざと抜くと、
逆に、その効果が大きくなるということを発見したのは、
今からもう20年も前のことでした。
たとえば、「成」の字の「ノ」を抜くとどうなるかというと、
見た人の意識の中では「元の字」に戻そうとして、
欠損している場所に足りない線をイメージします。
これが逆に、その文字や図形の効果を高めるのです。
これを私は「魔術的な形」にも応用してきました。
たとえば、☆の形や、ヘキサグラムといった幾何学図形は、
普通は左右、あるいは左右上下に対称にかかれますが、
その中から、「一本だけ線を抜いてしまう」という方法です。
すると見た目に、そこが欠落して見えるので、
それを補正しようとする意識の作用がそこに作用するのです。
■これと同じことは、
図形をわざと「ゆがめる」という方法でもよく使いました。
たとえば、きっちりと書かれた魔術図形などを、
わざと、斜体をかけたり、バランスを崩して書いて貼っておくのです。
精密に対称的に書かれた図形は、
それはそれで、見る人の精神状態を安定する効果もあるのですが、
逆に言うと、物事の「動きが止まってしまう」可能性もよくあります。
なぜならば、もともと、こうした図形は、
何かを「召喚する」目的以外には、
主に、「何かを封印するため」に、使われてきたものですから。
それだけに、動きを止める効果のほうが、動きを引き起こす効果よりも
強い場合があります。
だから、私はわざと「ゆがめる」「部品を取ってしまう」
ということをよくやってきました。
あとは、めったにないことですが、
前にお見せしたような、「裏返しの文字」を書くことです。
こうした、文字のいじりかたについては、
DVDの中では、個別に、その魔術的な効能について
説明している場合もあります。
●そういう意味で、私は自分の書の中でも、
あからさまに、一箇所を省くことがあります。
多いのは、今回のような「ノ」や、あとは「点」です。
「へん」の部分でも抜くことがあります。
ただし、「三」という文字を注文したのに、「二」とか書くことはないですよ。
ある程度画数のある字の中から、一箇所だけ抜くことが多いです。
ただし、これは「成」や「誠」という字から必ず
誰に対しても、「ノ」を抜くということではありません。
また「道」や「自」という字から、
必ず私が横線を一本抜くということでもありません。
抜いたほうがいいか悪いかは、
私が書を書く「相手の人の状態」によって、個別に違います。
■ちなみに、漢字の正しい「書き順」を知りたい人は、
ここが親切な動画で、面白いですよ。
私もたびたび、「あれ? 本来の書き順って、どんなんだっけ?」
と思う字がよくありますので。
↓
http://kakijun.main.jp/
■ただし、最近、一回だけですが、本当の「大ボケのミス」をやりました。
完全な誤字を書いてしまったことがありました。
それがこれです。
↓
これは訂正した正しい字なのですが、
私が最初に書いてしまった誤字は、「漆」の文字の、
「さんずい」が「木へん」に、なっていたのでした。
もっとも、普段、日常生活では書かないもので、
常用漢字ではなかった事もありますが、
それ以外に「この方に特有」の「理由」はあったようなのですが、
それは「訂正した文字のビデオ」を受け取った、ご本人が知っていれば
いいことだと思います。
お便り
Uさん
予想もしていなかった字で、
これは大分、悩まれたのかな〜、と思いましたが、
DVDを見て、やはり相当悩まれていましたね。
たくさん時間を使っていただき、
ありがとうございました。そして申し訳ありません・・・。
というのも、実は希望する字を適当に決めていました。
ご指摘のとおり、将来こうなりたいという願望だけですし、
「▲」の文字も、争いを呼ぶと聞いて、確かに使うべき字じゃないなと思いました。
それにしても、崩残さんの字に対する真剣さに、見ていて頭が下がりました。
私は何だか字に対する畏怖というものを忘れていたような気がします。
字ってそれ自体に力があるというか、
無意識に影響するので、安易に選んじゃダメなんですね。
自分の内面について相当言われると覚悟していたのですが
(楽しみにもしていましたが)、意外にも指摘は少なく、
これって問題がないと理解していいんでしょうか?
注文メールのときに事前相談をしていたので、
それに集中してくださったのかもしれませんが・・・。
「●」という字に馴染んでいると言われ、嬉しいです。
でも、なかなかスムーズにいかなかった右側の「◆」の部分、
これは自分で書いていても同じように違和感があるんです。
あと、無心で「●」を書かれていたときに、
崩残さんが「おおー、そうなるかー」って言ったとき、
その筆の自由な動きと書かれていく力強い字に釘付けになりました。
見ていて非常に面白かったです。
あと、楷書より草書で書かれたもののほうが優雅で好きです。
なんだか「文字や言葉」の神様がいるようで、
自分なりの祭壇でも作ってそこに書を置こうかと考えています。
「●●」… 注文した「■」より断然いいです。
これ、見た瞬間に言いようのない懐かしい気持ち(暖かくて安心する気持ち)が
自分のなかに湧きました。
郷里が心の安定となっているから、と聞いて妙に納得しました。
どれだけ遠く離れていても、故郷はいつも心の中にあって、
寂しいと思ったことはありません。
離れていると、故郷の良さが2倍増でわかるようになりました。
書は太くもなく細くもなく、すっきり洗練されていて、見ていて心地良いです。
あと、まるで桃源郷にでもいるみたいな気分になり安心します。
(桃源郷なんて行ったことないですが)
「▼」は、現状を変える力だったとは!
力強い書から、強固な意志を感じます。
これを見ていると、何か良い方向に変えようという気が湧いてきます。
「▼」という字が、なぜかダルマにも見えたりして、
力を抜いて気軽に、と字が言ってるような気がします。
実は、いちばん書いていただきたい字と、
書かれるとどうなるか見てみたい字を思い浮かびましたので、
近いうちにリピートさせていただいてもよろしいでしょうか。。
暑い中、崩残さんが倒れないことを祈ります・・・。
お体にお気をつけてお過ごしください。
今回は私のために時間を割いてくださり、本当にありがとうございました。
Vさん
『書』を書いていただき本当にありがとうございました。
生涯で使ったお金の中で最も有意義で大切にさせていただきます。
届いたときはあまりの早さにびっくりでした。
『書』からは線の無駄のなさの極致でしたり、芸術性があるはずなのに
芸術性とも言えない不思議さや、『書』を言葉で表現しようとすると、
それが止まってしまい表現させてもらえない不思議さがあるように思います。
とにかくどこか深すぎて、
すべてなんてもっての他で受け取れていないと思います。
『書』を眺めているとこれが無心なのか、無心の深遠さなのかと
ただただ呆然としてしまいました。
時を置いて何度も見て新たな発見や印象を楽しめたらなと思っております。
DVDで合格とおっしゃられていた凡字が入ったような「●」は
特にお気に入りで、
DVDで崩残さんが書いているシーンも何度も見直して貴重な瞬間だなと、
うっとりしております。
この文字は傑作が多いように思っていてますます自分の字が好きになりました。
良かったです!
本当にたくさんのたくさんの「●」を感謝いたします。
「■」も本当にびっくりでした。
『書』を見た時、初めその字と分からなくて、見たことのない漢字という印象でした。
さらに不思議だったのが、「■」と分からなかった時、
文字に奥行きやある線と線の間に立体感を感じたり、
何かの動物のように見えるのを発見したことでした!
こちらも最高傑作で大好きですし、
圧倒的な存在感の「■」をありがとうございました。
「●」の「■」のように、
文字の一部が必要ない場合が出てくるというのも意外でした。
興味深くおもしろかったです。
ですがそんなところがどこか頑固でそれでいて抜けているところも、
一致していて自分らしいなと思いました。
>これはこの投稿で説明しましたように、
>そちらの性格を現したものではなく、
>「部品抜かし」の効果を狙っての方法です。
崩残さんが最適な文字を選定してくださる過程で、「◆」という文字が
必要ないと分かったのに、むしろその文字から警告的な言葉が出てきたのは
とても意外でした。
崩残さんの個別のメールをヒントにして護符(大変感謝いたします。
この文字を見ました時、はっとさせられるものがありました。)
も合わせまして考えていきたいです。
到着した日も皆既日食で実に不思議なタイミングのように思えてなりません。
この今回の宇宙で、太陽系で、地球で、そして日本で、
そしてそして現代に生まれ、
こうやって思いがけず崩残さんと交流できましたことうれしさでいっぱいです。
自分が変すぎて書けなくてお断りなんて事態も心配しておりましたが、
無事崩残さんに自分の名前を書いていただけて嬉しかったです。
ありがとうございました。
知らない人のことを知ろうとすることって、
かなりエネルギーやパワーが必要と思います。
梅の間からも感じますが、崩残さんが知らない人のチャンネルに
『書』を通してシンクロするのは一般人の想像を絶するエネルギーが必要なのではと
思っております。
どうかご無理なさらずにです。
Wさん
本日、書とDVDを無事受け取りました。
ありがとうございます。
現時点での感想です。
「●」はまさに、私の中にある文字の形そのものといったところです。
実は、カウンセリング的な部分の期待が正直なところ大きかったのでした。
DVDではあまりその辺りのお話が無かったのがちょっぴり残念でしたが、
ひょっとすると「●」の文字がキーになっているのかもしれないなと思いまいした。
それと、書がまだ手元に届く前に、梅の間に掲載された
「●」と「■」を見た時「あ、これは私の字だ」と直観でわかりました。
なので封筒を開けるまでのワクワクドキドキが半減しちゃいました(笑)
他の方が書かれてましたが、
「書」という自画像だとすれば、
自分の姿がUPされていれば気づいてもおかしくはないかもしれませんね。
>梅の間のギャラーに掲載するのは、いつもその人に送った書のほんの一部ですから、
>大半は、予想外のものが入っていると思います。
>ですから、楽しみはそんなには半減しないと思いますよ。
今回は、すばらしい書をいただきありがとうございました。
価格、納期とも十分すぎるほど満足しております。
DVDも、手裏剣のDVDやyoutubeでお馴染みの語り口で、
私一人だけにに向き合って、
書を書きながらお話されているのを見ることができて、
感激しました。
これからも暑い日が続くと思いますが、
どうぞお体を大切におすごしください。
ありがとうございました。
Xさん
15日に「書」が届いて10日が経ちました。
思うことも積もりきったので、感想メールを送ります。
到着メールを出した時点では、
書が無事ってこととDVDの再生を確認しただけで、
本編はまだ見ていませんでした。
実は内心ボロカスに斬られて仕舞うんじゃないかとヒヤヒヤしておりまして……
小一時間ほど心の準備を整えた後、思い切ってDVDを全編拝見しました。
マイペースさに共感していただけたうれしさもさることながら、
生まれてこの方、自分の風采を虚無恬淡に推察してくれる人が周りにいなかったので、
率直な印象を貰えたことがありがたかったです。
数多くの「●●」を同封して頂いた中でも、
〆に書かれた「●●」が一番気に入りました。
特に一画目から二画目にかけての艶がたまりません。
画材の特性が活きてますね。
座って右隣の位置に吊るしているのですが、
そこから鏡に似た気配を感じます。
注意を向けると個に引き戻され、自分の芯の部分と書が共振するような……
個性増幅作用の片鱗を垣間見ました。
以下、注文文字に関する思い入れです。―――
書と睨み合って再認識したことは、意気込みばかりが先走って
至りたい境地への経路を具現化できていないということです。
「●」の字が行書っぽくなるのは、
きっとこれが理由ではないかと思います。
しかし、もうじっくり考え込んでいる余裕なんてありません。
字を見たところ、まるで五里霧中ではないみたいですから、
道無き道でも切り進んでやります。
特注の件については、今回届いた書をきっかけに、
大きく心境が変化した後に、再び注文する際お願いするかもしれません。
その節には是非とも宜しくお願い致します。
____________________________
★
.
<<-- これ以前の投稿 10件
(1274 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
梅の間 の最新投稿
オーガズムTop
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -