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掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[1279]
■
■禅書道日記−その23
by:
鈴木崩残
2009/08/03(Mon)02:53:56
■現在までに注文をされた全ての方の書を、
本日、月曜日に発送しますので、2、3日のうちに着くと思います。
お便り
EEさん
>書いた文字を伏字にすることもあるのですが、次の方の感想の場合は、
>伏字にすると文意が伝わらないので、そのまま掲載します。
>ただし、受け取った文字は、「今は」ご本人だけが、
>ひっそりと楽しむのがよろしいと思いまして、ギャラリーには
>入れていません。
>また、いずれ今月中に、DVDが発売されますので、
>他の人たちの文字がどのように書かれていったのかは、
>興味のある人は、見ることが出来ます。
>ギャラリーや、DVDで公開すると、「プライベートな書」という
>価値が下がると思う人もいるかもしれませんが、
>次の事は、書を受け取った誰もが、知っていると思います。
>現物の書は、DVDやギャラリーの写真とはまったく違うということ。
>私も、最初のうちは気づかなかった
>(というより気にしている余裕すら無かった)のですが、
>乾燥を終えた書の「墨の艶」や「迫力」は、
>書かれる途中の書やギャラリーの写真とは気配が、全く違っていますし、
>また、現物の書は、見る角度と見る距離などによって、味わいが変わります。
>ですから、私も最後にチェックするときに、
>受け取る人が、どういう距離や角度から見てもOKなものを
>残しています。
>近くで見るといいけど、少し遠くで見るとダメなものや、
>その逆に、近くで細部を見るとダメなものなどを最終段階でボツにしています。
>私が最後の最後に書を選別する基準は、
>その書の線が、その人に「届く力」を持っているかどうかです。
>(あまり力という言葉が好きでない私ですが、こうとしか表現できないのです。)
>だから、たとえ面白い字や、美しい字になったものなどでも、
>いささかでも、文字の一部にでも、「迫力を欠いた部分」があると、
>最後には、ボツにされています。(捨ててはいないものもあります)
>いつか、少し落ち着いたら、ボツにした書のギャラリーでも
>お見せするかもしれません。
>けど、皆さんは受け取った書を見て思うかもしれません。
>「どうして、これが習作の「崩」の落款なの?」って。
>あるいは、なるほど、比較すると「習作」だろうな、と納得する人も
>多いはずです。
>習作の場合には、私の個人的な基準からすれば、
>「ごくわずかなミス」があるのです。
>ゴミとして捨てるには、あまりにももったいなくてそれは出来ない。
>ある意味では、あれらの書は、生まれた子供と同じですから。
>しかし、自分の完成した書として認める「無」の落款だけは、押せない、
>というもの、それが「習作」の「崩」の落款のある書です。
>それらは、次の点に、ミスがあるのです。
>筆のかすれ、筆の入り方、跳ね方、止め方、速度変化の間違い、
>不注意による紙の汚れ、太すぎたり細すぎたり、
>一瞬、私の雑念が入ってしまった、などなど、
>むろん、ひどいミスのものは、DVDをご覧になると分かるように、
>その場で、ゴミと化しています。
______________________________
崩残様
このたびは、素晴らしい禅書道の書をありがとうございました。
「生」「性」「静」のごろ合わせで3文字を書いていただいた者です。
「女性の部屋にこうした書を飾る場合に」と、
飾った時のバランスまで考えながら書いておられるのが印象的で、
崩残様の配慮の細かさを感じました。
また、お送りいただいた封書に美しい切手が貼られていて、
そういったところにも、受け取り手への心遣いを感じました。
ありがとうございました。
>すいません、切手は、郵便局の方が選んだものだと思います。(笑)
拝見して、激しい感動と感激で胸がいっぱいで、崩山様への感謝の気持ちでいっぱいです。
長くなるかと思いますが、この気持ちを少しでも伝えたいのと、
自分のための記録として感想を書かせてください。
◆
受け取ってすぐに書を拝見し、次にDVDを見させていただきました。
書はどれも、ものすごい迫力があって、自分には絶対に書けない作品だと思うし、
こんなに迫ってくる書を見たのも初めてで、
最初はただ呆然と「すごいなあ、すごいなあ、、」と口走っていました。
体の奥がカッカと熱くなるのを感じるほどでした。
きっと自分で思っている以上に興奮していたのだと思います。
無の落款のある「生」は、まさに私が求めていた、
「一度でいいから見てみたい」と思っていた造形美でした。
これは芸術作品だと思います。
どんなふうに飾ろうか、ありきたりな額縁では似合わないような気がして、
この書にふさわしいものを探すのがこれからの楽しみとなりました。
「生」の真ん中の線が下から上に吹きあげられている様が、
文字の力強さに優雅な動きを作り出していて、炎のようでもあり、
風が通り抜けていった道のようでもあり、
「これが私にとっての 道 という文字なのかもしれない」などと
思いました。
「こんなふうに生きたい」と思ってしまうと、自分の現状に嫌気が
さしたりしかねないので、理想や願望を持つということはあまりしないのですが、
この「生」の爽やかさというか、突きぬけた力強さは、
折に触れて思い出し、この感覚を何度も味わいながら過ごしていきたいなあと思いました。
「生」に限らず、今回いただいた書はどれも、
「お気に入りの大切なジュエリー」のようだと思います。
自分がそのようになれることはなくても、その造形の素晴らしさと、
それをを愛でることで味わえる感覚のために、
何度でもそれに触れたいと思ってしまうもの、です。
最初の習作での「生」と「性」の骨太な感じは、
まさに等身大の私を表していると、私も思います。
また、無の落款のある「生」も、私の現状をあらわしているとおっしゃっていたものは、
見れば見るほど、まさに「私そのもの」だなあと思います。
泥臭く、野太いというか、、野暮ったい力持ち、みたいなイメージです。
最初、あんがいあっさりと書いていただけそうだな、と思っていた「生」の字が、
その後、足の踏み場もなくなるくらいになっていたのを見て、
その展開に素で「ええーっ!」と声を上げ、唖然としました。
こんなふうに何かのストーリー展開に心底ドキドキワクワクしたのは、
子どもの頃以来だと思いました。
最後の最後まで、場面が切り替わるたびに
「この文字たちは、このあとどうなっていくのだろう?」と
固唾を飲んでじっと見ていました。
>いや、本当に申し訳ないのですが、
>「あ、問題なく書けそうですね、」とか最初に小さな文字を
>書いているときに、言っていたはずのものが、その後に、
>とんでもないことになることが、あまりに多くて自分でも焦りました。
>そういう展開のDVDを受け取った人も、かなり多いと思います。
>だもので、最近は、DVDで、あまり最初のほうで、
>「問題ないようですね」とか「問題あるようですね」
>と、安易に言わないようにと、注意しはじめました。
>逆に問題だらけだった文字が、最後には抜け道を見つける場合もあり、
>受け取った人と同じぐらい、私も展開か見えないで、はらはらしていることが、
>DVDで分かると思います。
>DVDでは、私は、ひょうひょうとしゃべっているように見えるでしょうが、
>その人のとっての脱出口が見つからず、とことん、行き詰って、
>ビデオを切っている間に、頭をかかえて、「まいったなー」と、
>外で座って、うなっている事も、しばしばです。
◆
ところで、DVDの中で「そちらは造形的なものがお好きかもしれませんので」と
おっしゃっておられましたが、そのとおりです。
ひねりにひねったデザイン的なものや、
ひねりすぎた挙句のシンプルな形など、
ごちゃごちゃとした試行錯誤が感じられるような物が好きです。
芸術家や職人さんは、そういった試行錯誤を恥部として
あまり見せないようにしている印象がありますが、今回の書では、
その過程が紹介されていて、ひとつの文字がその中で少しずつ変化していく様を見ることができ、
とても興味深く、貴重な体験でした。
「性」と「静」にはお茶目と言う言葉が何度か出てきていましたが、
このお茶目さというか、「小さな笑い」みたいなものは、
私が常に自分の言動や人生での出来事の中に感じているものでした。
私自身は大真面目で笑いを取るつもりはなく、それでも生じてしまう
コミカルさにいささか不満やコンプレックスを感じたり、
馬鹿にされているような気持ちになったりしていたのですが、
この書とDVDを見て、
私という雑草が、笑いという芝生の中に生えているだけなのだ、と
感じました。
笑いが生じる場所の中に立っている。ただそれだけなのだと思いました。
最初の方の「性」が、見れば見るほどサボテンにしか見えない場面や、
その後完成された「静」の字を見ると、
どういうわけか笑いがこみあげてしまってしかたがありません。
特に「静」のミニ書は、コミカルさがあって、
アニメや漫画のタイトル文字用にデザインされたもののように感じました。
そのうちのひとつは、つくりの「争」の真ん中部分に「☆」マークが
入っているようにさえ見えるのです。アニメのキャラクターが
「来週もまた見てね☆」とウインクしているような雰囲気なのです。
意味としては真面目でかっこいい文字なのに、
どうしてこんな雰囲気になってしまっているのか、
見れば見るほど笑えてくるのです。
それは、嘲笑ではなく、ギャクを聞いてバカ受けしてしまったような
爆発的な笑いでもなく、なんというか、
じわじわ来るおかしみのような、、微笑ましさの激しいものというか、
うまく説明できないのですが、
そのこみあげる笑いが「私の持ち味」というように感じられるのです。
それから、「性」の字のサボテンが、
場面が変わると北山杉のようにかっこよく変化していて驚きました。
そして、北山杉の野性的な生命力が徐々に洗練されていき、
日本庭園の竹のようになり、梅の枝の一輪ざしのようになり…
書くスピードの速さも相まって、
その変化の速さにマジックを見ているような気持ちになりました。
◆
今回の注文について、注文時のメールには特に書きませんでしたが、
「生」も「性」も、生々しく、場合によっては汚ならしさや醜さなども
併せ持つ文字ですが、それが崩残様の筆によって、
禅書道で描かれたらどんな形になるのか、というところに最も興味がありました。
また、自分自身を肉体以外の形で見る機会なんて滅多にありませんので、
私の「生」がどんな形をしているのかを、自分の目で確かめたいと思っていました。
そして、書を見ることで湧きあがる感情などから、
自分のことをもっと知りたいと思っていたのです。
「性」の字の上品さは本当に見事で、
品のある人が書くとこうなるのだなあと感嘆いたしました。
セックスが絡むと、どうしてもその人の下品さ(品生の一番低いとこ
ろ?)が
出てしまう気がするし、性(さが)や本性といったものも似たような
性質があると思います。
けれども、書いていただいた「性」には、そういった下品さがみじんもなく、
無理に抑えて上品ぶっているのでもない仕上がりに、
ただただ「すごいなあ」と思います。
そういえばDVDの冒頭・説明部分で、
「飾りたくないであろう文字」や「飾ってほしくない文字」として、
「恥」という字をあげておられましたが、
私は逆に、自分が何を恥じているか?ということを知ることができそうで、
この文字もありかな?と思いました。
ですが、この文字が床の間にどーんと飾ってあったら、
「何の悪ふざけ?!」と思ってしまいますよね。
お笑いのコントとかだったら、ありえるかもですが…。
他の方の感想を読んで、
カウンセリングのような、内面的な指摘などもあるのかな、とちょっとドキドキしていたのですが、
そういった話は一切なく、ちょっとションボリしつつ、
「この文字に関しては、特にない」とのことでホッとしたりもしました。
他の文字をお願いしていたら、また違った展開になっていたのでしょうけれど、
今はとりあえず、余計なことは考えず、毎日をしっかりと過ごしていこうと思いました。
◆
今回、このような書と、
その過程を見せていただけるという機会をいただき、
本当にありがとうございました。
崩残様の費やしてくださった時間と労力を思うと、ただただ感謝するしかありません。
今回は7,000円という価格で注文させていただけて、これは本当に
お試し価格の大特価だと思います。
こんなに有意義にお金を使った!と思えたのも、嬉しい体験でした。
この世にお金というものがあって本当によかったです。
そうでなかったら、私がどんなに望んでも、崩残様の欲しいものを
こちらが持っていなかったら、今回の書をいただくことはできなかったわけですし、
物々交換さえ存在しない、精神的なつながりや愛情のようなものが
流通の基盤となっている世界だったら、
私のような見ず知らずの者からの依頼など、成り立たなかったかもしれないからです。
貨幣制度をなくして、貧富の差のない世界を作ろう、などと言っている人たちに
ちょびっと言ってやりたいです。お金は素晴らしい!!(面もある)。
それでは、このたびは本当にありがとうございました。
まだまだ暑い日が続きますが、どうかご自愛くださいね。
またいつか、お願いすることもあるかと思いますので、
その時はまたどうぞよろしくお願いいたします。
>この方の書は、書いているときにも思ったのですが、
>とにかく、しっかり生きている、とにかく「骨太」という感じ。
>泥臭い部分や、ユーモアのある部分、独自のこだわりのある部分、
>何もかも、ご自身が今回のこの感想に書いているとおりで、
>あらためて、感想文を読むと、書いていたあの時のことを思い出します。
>書いているときも、「この人は、自分のことは、ちゃんとわかっている人だな」と
>思っていたので、分析的な話はしなかったのです。
>でも、こうして感想を戴くと、
>私のほうも、逆に、書いていた時の私の感覚が間違っていなかったことを
>いちおう確認できるので、感想文というのは、本当に助かります。
FFさん
崩残さん、書とDVD作っていただき本当にありがとうございます!
崩残さんの書に取り組む姿を拝見させていただき、
何か感想を送らせてもらわなければいられない気持ちになり、
書かせてもらってます。
長くなりますが、しばらくお付き合いお願いします。
私は無明庵のサイトや崩残さんを知ってから5年ほどたちます。
が、今回初めて崩残さんと個人的にかかわる機会をいただき、
その生のすごさに圧倒させられました。
DVDに写る崩残さんを見ていると、
胸の奥でギュっと落ち着きなく動く熱い部分といいますか
これを私の自我というのでしょうか?なんといえばよいのかわかりませんが
その部分に直接入り込んできてビシバシと指摘されているような状態になりました。
特に後半の「欲」と「開」という字が出来上がり、
どういう字になったのかというくだりの場面は、
自分がこの字を選んだ心境といいますか動機みたいものと、
それを受け取り形にしていく崩残さんの真剣な姿に、あまりにも差がありすぎ
申し訳ないのと、なさけないのとで、いっぱいいっぱいになりまして、
見終わってすぐに私は寝てしまいました。
寝るというよりも軽いショックで倒れたに近い状態だと思います。
自分が自分を受け入れれずに拒否したんだと思います。
自分は小心者ではありますが、ここまでになったのは初めてです。
ですが、次の日の朝、目覚めと共に失敗した大量の書が捨てられている場面が
パッと浮かんで思ったんです。
「でも、なんでこうまでしてこの二文字が送られてきたんだろうか?」
と思ったら「これ、自分を写している鏡だ」ってわかったんです。
崩残さんの「今回はそちらに合う字を探すことはしません」というコメントを
「あなたの場合はそれを自分で探すことがまず必要だ」と
勝手に解釈させてもらい、その懐の広さにすごいと思いました。
また、私に必要なかったり合わなかったりした「欲」や「開」も
わざわざ送られて来たのはそういう、フォーカスがあまく、無駄の多い自分の現実を
見せられたと思います。
私には「喝」みたいな字がよかったのかもしれませんが、
結果として「喝」入れられた状態になりました!
そして、この時から自分の外側の皮が一枚剥がれ落ちた気分なんです。
そういうイメージ図みたいなものも浮かんだりしたんです。
当面の私の課題は「俺よ起きろ!」だと思うんです。
それと、「自立」とか「独立」です。特に母親との関係は悪くはないのですが、
お互い親離れ、子離れできておらず、ちょっと改善必要です。
ただこれは、私の生き方に大きく問題があったんだと思いました。
私、いままでただ、だらだらと生きて来たんです。
それが癖になって、気づかなくなっているんだと思うんです。
そういうのはもう、いやなんで今回をきっかけにしてやめます。
崩残さん、ありがとうございます。
これ、たのんでめちゃめちゃよかったです。
最後に一字ごとの感想書かせてもらいます。
「破」・・・・・ですが、まず一言で 「カッコイイ!」と思いました。
まさに自分の状況を打破といいますか、
自分の皮を破るイメージで注文したんですが結果似たようなことになりました。
ありがとうございます。
初め私、「砂???」かと思ったぐらいなんですが、「それぐらいのスピードと
トリッキーな動きが必要だ」ってくだりがすごく、それならやれそうだなと
思いました。
何か物事を進めるときにも使えると思うんです。
早速、仕事で応用して使ってみます。
ですが、やりすぎ注意!てきな感じはしております。
やはり、私は攻撃というのが向いてないのでしょうか?
とにかく、注意して使うつもりです。
「欲」・・・・・これ崩残さんを四苦八苦させてしまったのではないでしょうか。
もっとガッツリ欲出さなければ(特に性欲)ということで「欲」を選んだのですが
「お部屋に飾るというのもどうでしょう」と言われてやっときずきましたが、
センスなかったと思います。
それでも、崩残さんがなんとかデザインしてくれた「欲」の字の右側部分を
女性に見立てたりと、なんで、そこまでわかるんだと思いました。
結構好きです。見てると飾りたくなる形してます。これ枕元に飾ります。
「開」・・・・・
これも私には必要ないというか、問題な字だったみたいですが、
これなんとなくかっこいいんじゃないかと本当に軽率に選んでいました。
すいません。崩残さんがおっしゃるようにこの字はやばいって思います。
こういうのはまったく無知なので閉まっておきます。
でも、DVDを見る前はこの字が一番印象に残りこれ送られたからこそ、
今回やっぱり、開いたものもあったと思います。
ありがとうございました。でもこれ、閉まっておきます。
>あれは、少し悩んだ末に同封しました。DVDの中では同封しない、と
>言っていたのですが、何かをそちらに見せる必要を感じて、最終的には同封しました。
>多少の危険やリスクを覚悟でも、どうしても「開きたいもの」がある場合に、
>「一日だけ貼る」という形でしたら、使ってもかまいません。
長々となりましたが
今回私は、自分を生きるという決意を持ち続けるきっかけいただきました。
それは、大変かもしれませんが自分の望んでいたことであると思います。
崩残さんありがとうございました。
無心の書、大事にしていきます。
GGさん
書とDVDを拝見いたしましたが、
まず、一人にこれだけの時間と労力をかけていらっしゃることに感嘆いたしました。
書に関しては、送られてきた書のなかに希望にあげていない
「■◆」という文字があり、
やっぱりそうかなという思いがありましたが、
DVDの解説を聞いて、やはり私のなかの逃げていた部分で、
それを指摘されているのだなと納得しました。
この書に力強さを感じ気に入っております。
また、希望した文字のなかに「●」という文字があり、
私に合わないということですが、
これは、あと一文字候補にあげるのに迷って、
こういう要素も私にほしいと思いあげた文字でした。
思った以上の作品をどうもありがとうございました。
>気に入っていただけたことが、私にとっては何よりも安心できました。
>文字の候補を選ぶときに、あまり無理はしないほうがいいです。
>本当に欲しい要素か、または問題を感じている要素、
>または、本当に好きな文字などがいいです。
>むろん、その文字が書かれるか、書かれないかは、私にも
>実際に、筆を走らせるまで、わかりません。
>そして、最後の最後まで、どうなるかも、毎回わかりません。
>ただ、思うのは、こうした内容の濃い感想が、皆さんから寄せられるのも、
>ひとえに、私達が「日本人だから」だと痛感しました。
>日本人だから、文字に対していろいろな思い入れがありますし、
>どんな人も、日本人であるかぎりは、日本の文化を空気として吸収してきました。
>ところが、日本人でない人、特に漢字文化ではない人たちとは、
>決して、このような深い内容のある交流は出来ないと断言できます。
>むろん、彼らも無条件に「線のアート」として
>何かを強く感じるかもしれないことは確かですが、
>皆さんに語りかけたような、文字の持つ意味を通じての
>この楽しい(実際には苦しいことも多いですが)「遊び」は
>漢字を日常的に使ってはいない外国の人とは不可能です。
>昨日は、スコット氏とは別の人からの依頼で、
>「武」「忍法」などを書いたのですが、
>たとえ、その文字がどれだけその人に「不調和」で「不必要」だとわかっていても、
>皆さんに語りかけたような、日本人同士ならではの言葉ではフォローが
>全くできません。だから、単なる「アート」として書きました。
>したがって、外人さんへの書では「崩」の落款はほとんど押しません。
>習作は、それに至るプロセスがどうであったかDVDを見て
>あー、そうだったのかと完全に理解できることが前提ですから、
>日本の人たちには、沢山の習作を、私は同封しています。
>ですから、時には、15枚を越えてしまうこともあります。
>しかし、外人さんはその沢山の「習作」が持つ「意味」を楽しめません。
>だから、結果として「無」の落款を押したものだけが、
>海外には出回ることになります。
>その結果として枚数は日本でのものよりも、はるかに減ります。
>皆さんはDVDを見ればすぐ分かるように「習作」にも大きな意味とプロセスがあるので、
>私としてはその点が残念ですが、いたしかたありません。
>皆さんには、躊躇することなくプレゼントしましたあれらの「習作」の持つ
>「本当の意味」や、何よりも「受け取った個人にとっての価値」を、
>全然理解することもなしに、
>私が他界したあとで、何十年も先の将来に、
>海外のネットオークションなどで、
>「習作」が法外な価格で取引されるような事は、
>決してあってはならないと、私は思っています。
>だから、海外に出す書には、「習作」はほとんど含まれていません。
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