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●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[1286]
■
●禅書道日記−その29
by:
鈴木崩残
2009/08/14(Fri)22:08:07
おたよりと、DVDのお知らせ。
必ず、書を受け取る人が字を選んでください
●おたよりを紹介する前に、私からのお願いがあります。
といっても、今までにこれら該当した人は、ごくごくわずかですが、
今後、もしも注文される予定のある方は、留意しておいてください。
●誰かに書をプレゼントする場合に、
決して、贈る人が、勝手に文字を選択しないでください。
たとえ4つのうちの一つでも駄目です。
必ず相手の人に、会って話をしたり、メールや電話その他で、
「漢字一文字だと、何が好き? たとえば、雲とか」とか
「じゃー、二文字だったら、何が好き?たとえば、楽観とかさ、」
と尋ねてください。
お互いの関係にもよりますが、「突然に、何よ?」とか、
「どうしたの、急にそんな事を聞いて?」といわれることが
多いと思います。
そうしたら、もしも相手の人を驚かせたいのでしたら、
書をプレゼントするとは言わずに、
まず、自分が好きな字を相手に言ってください。
人に何かを尋ねるときには、自分から言うのがマナーですから。
「たとえば、私は、一文字なら風で、二文字なら宇宙かな」とか、
ご自分からまず言ってください。
そうすれば、相手の人も考えてくれると思います。
●種類も4つまでとは言わずに、ひとつ聞き出せたら、つづけて、
「他にはどんなのが好きですか?」と、うまく聞き出してください。
プレゼントされるほとんどの人は、無明庵のこの書のことなど
知らない人がほとんどでしょうから。
●それで、大切なことは、
かならず「受け取る本人」が字を選ぶことです。
横から親や知人が選択した文字を絶対にいれないでください。
本人が自主的に言った文字だけにしてください。
こうした、勝手に文字を選んだり、付け加えてしまった事例は、
今までにたった2件しかありませんでしたが、
今後は、そういう経緯を経た注文は、受け付けないことにしました。
●実際に、書とDVDを受け取った人たちの誰もが、
すぐさま、その理由を理解できると思います。
この書は、注文したご本人が、
立ち止まって、自分自身を見たり、
自分の可能性と、自分の不可能性を両方とも客観的に認識したり、
今の、ありのままの自分を、そのまま生かしたままで、
「抜け道」を見つけるための、ひとつの「ツール」です。
それは、かならず受け取る本人と、私とが、
書かれてゆくプロセスを通じて、
無意識的な領域でコンタクトして、向き合う必要があります。
幸い、現在までに、他者が本人の意志と関係なく文字を
全部、または部分的に決めてしまった事例は2件だけで、
あとの人たちは、
相手の方に、ちゃんと好きな文字を聞き出してくれていましたし、
また、ほとんどは、ご本人からの注文でした。
しかし、本人以外の人が勝手に決めた文字は、
ほとんどの場合に、なんとか文字として見てくれだけが成立しても、
受け手である本人に対する精神的な効果はほとんど何もありません。
あるいは、いざ書いてみたら、
案の定、まったく受け取り手には合わないので、
私が却下することもしました。
また、却下しなくて、なんとか「変形」を施して書けた場合にも、
やはり、本人が選んだ文字ではないものは、
結局は「それを勝手に相手に押し付けてしまった側の人間」に、
何かの課題をつき返すだけのものとなるでしょう。
●そういうわけですから、
もしプレゼントという場合には、必ず相手の人から、
「好きな漢字、一文字または二文字」を、
皆さんなりの方法で、上手に聞き出してください。
さて、感想メールです。
PPさん
崩残さん、こんにちは。
沢山の書とDVD、どうもありがとうございました。
最初は、注文しようかどうか、ずいぶん迷っていたんです。
たぶん、自分を浮き彫りにされるのが、怖かったのだと思います。
でも、梅の間の感想や、書の画像を見るたびに、
私も書いてもらいたいと思い、注文に踏み切りました。
注文のとき、四つの文字を並べて書いてみると、
いかにも自分らしい文字の選択だと、笑ってしまいましたが、
その選択は、的外れなものではなかったのだと思い、安心しました。
「知」から並べてありましたが、
特に好きな字と言うものが無かった私は、書いてもらうとしたら、
何がいいだろうかと考えたとき、
最初に思い浮かんだのは「点」だったんです。
他の三つは、「点」以外、良いものが浮かばなかったので、
自分の憧れや目標としているものを、
一文字で表現するとどうなるのか、と考えてみた結果です。
「知」の書を初めて見たときは、別の文字なのかと思いました。
DVDを見て草書だと分かりましたが、草書の「知」は、
なんとなく梵字を連想させるようで、とてもかっこいいです。
「点」は、本当におもしろいです。
上の占の部分が数字の5のように思えるし、
下の点々が、羽ばたく鳥の羽のように見えるのもあったり。
無の落款のものは、とても力強く、ユニークなんですが、
バランスの面から見ると、
なぜか、崩の落款の書の方が良いように感じます。
>はい、たまにそういう視点で見ると「習作」のほうがいい
>場合もあります。
>けっこう、ぎりぎりのラインで、「無」と「崩」に分かれるものが
>ありますね。だからこそ、「崩」の落款のも混ぜるのです。
>しかし基本的には、「影響力」をもっているのは、
>「無」の落款の押された書だという前提で扱ってください。
>一方で「アート」として見たり「その人のテイスト」で見ると、
>「崩」のほうがいい場合も、多々あるとは思います。
「全」を初めて見たときは、
本当にこれが自分の「全」なのかと思いました。
こんなに、まとも、でいいのだろうかと。
>はい、いいのです。
>私が、きっちり楷書体で書く場合には、二種類あります。
>ひとつは、その人にとってその字が問題がない場合、
>特に何かを、ひねる必要もなく、その人にその字の性質が備わっている場合です。
>ただし、あまりにもその人の姿と距離がない文字だと、それは、
>わかりきりすぎた事で「あえて、ご本人が見る必要もない文字」
>という理由で却下するということすら、ありました。
>あまりにも一致していると、逆に、その人には「必要ない」のです。
>むろん、逆に、あまりにもギャップがあると、接点がありません。
>本人の実像に、近すぎず、遠すぎない、
>その「ちょうどいい距離」にその文字が位置していると、
>私の書が、それにハマって、自由に踊りだすのです。
>たった一度だけですが、
>私が「この字は、全く書く気がしません」という意志を
>示すために、きっちり楷書で書いたことがありました。
>たったの一枚だけ、ですが。
>むろん、それは受け取る本人に一致しているからではなくて、
>「それでも、その文字に固執するならば、
>受け取り手に、全く何の役にも立たない、この文字を、
>はい、どうぞ。」、
>という意味で、私が「皮肉」で書いた、楷書体だったのです。
DVDで、住宅事情に関しておっしゃっていましたが、その通りで、
我が家では洗濯物を干す場所が、私の部屋のベランダしかなく、
私の部屋は取り込まれた洗濯物が常に下がっていて、
クローゼット部屋と化しています。
ですから、それを求めて、家族全員が出入りしています。
>この部分は、よく覚えていないので、
>DVDの元のデータをもう一度みないと思い出せませんが、
>とにかく、私が気をつかうのは、ファイルして楽しむのでなくて、
>「飾る」となると、一体、どんな場所に飾られのだろうという点です。
>女性の寝室なのか、一軒家の居間なのか、書斎なのか、
>ワンルームの壁の一角なのか、などなど。
「実」は、書があるだけで嬉しいです。
DVDで、基本的にやる気がない、とおっしゃっていましたが、
それは私を正確に言い表している言葉です。
やる気の欠如のために「実」のない人生でした。
どのような厳しい指摘をされるのかと思い見ていましたが、
意外に、あっさりと書けてしまっていたようなので驚きました。
しかも、等身大で「実」が既に備わっていると。
ほんの少しですが心が軽くなりました。
>はい。最初に、何かつまづいた感覚を私が持ったものでも、
>その後、意外にかけてしまうということは、「たまに」ですがあります。
>私にも、その理由はよくわかりません。
>たぶん、行書体や草書体に移行したとたんに、本人に与える
>影響が変わる文字もあるのだろうと思います。
>あの「実」の文字も、行書に見えますが、確か草書体だったと思います。
>また小さく書いていたときに駄目だった文字が、
>大きく書いたら、どうにか、かけてしまうこともあり、
>それとは逆に、小さく書くと、かけそうだった文字が、
>大きく書いたら、もうガタガタになるということもあり、
>未だに、やっている本人の私も、この書の性質が、よくわかりません。
>ですから、つい最近は、なるべく初期の段階から、
>大きな紙に大きく試し書きを書くようにし始めました。
>早くその文字が依頼者に合うのか合わないのをまず結論を出さないと、
>時間がもったいないからです。
他の文字でもそうですが、
特に枚数の多い「知」は、一つ一つに微妙な深い味わいがあり、
ファイルしたものを毎日眺めるのが、とても楽しみです。
毎晩、寝る前に見ていますが、
ここのところ熟睡できていなかったのが改善されたように感じます。
>これは私の推測にすぎませんが、
>何かの「通り」がよくなるのかもしれません。
>あまりにも漠然とした「通り」という表現になって申し訳ありませんが、
>あれらの「書」は、よどんで詰まっていたものをどうやって流すか、
>という抜け道を見つけて、それを「形の流れや動き」にしたものですから、
>多少は、フィジカルな面でも、影響はあると思います。
>まー、これで、もしもひどい便秘の人が直ったら、
>その手の力においても、本物になるんですが、
>そこまでは私の書には出来ないですよ。
>また、そんなことになると、オカルトがかりすぎて、
>面倒なことになるので嫌です。
>見てくれる人たちが、「気持ち良い」と感じていただけるだけで、
>私は充分です。
たくさんの失敗作の山や、
撮影しきれなかった部分も多くあるようなので、
本当に多大な労力を使って書いていただいたのだなあと思っています。
無心の禅書のDVDが発売されましたら、
購入させていただきたいと考えています。
そして、また機会がありましたら、書をお願いしたいと思います。
言葉には尽くせない思いもありますが、
この度は本当にありがとうございました。
>いえ、こちらこそ、苦しんだり、楽しんだりさせて戴きました。
>とにかく、どんな人でも、抜け道を探さないと、
>私自身が、作品を完成できないので、こちらも毎回が、真剣勝負なのです。
>幸いにして、日本人の人に対しては、
>「挨拶」のビデオで話したような、「お断りします」
>というのは、ありませんでした。
>たった一件だけ、それに「ほとんど近いもの」はありましたが、
>なんとか、かんとか、たった一つだけ「意味不明の出口らしきもの」が見つかりました。
>しかし、それは、やはり選択した文字と、その選択の経緯が悪すぎたのでした。
_____________________________
このDVDシリーズは
ブッククラブ回のみで販売しています
各巻が全て「三枚組」です。
一巻つくるには、1時間ちょっとあれば、できるのですが、
書店さんに納品するときに、10個ぽっきりとかいうわけにはいかないので、
作るのに、どえらい時間がかかってしまうのです。
だもので、各巻の納品数は、非常に少ないのですが、
各巻とも「少しずつ」、ブッククラブ回さんに、納品されました。
★で、ここだけの話ですが、
>「禅書道、無心の書」についての概略を、
>いちばん、うまく説明できたのが、
>●「第六巻」●ですので、お勧めです。
むろん数名の方たちの書の制作現場も収録されています。
★一方で、私の「最大の、悪戦苦闘」を収録したのが
●「第七巻」●で、これは、内容が面白いかもしれません。
「愛」という字を書くまでに、まる一日、延べ300枚を費やしての
書との戦いとなりました。
DVDの中で、「もともとこの字の持っていた性愛という意味からして、
こういうバランスで書くべきなのではないか?」
という話などもしています。
しかし、その同じ「第七巻」の別の人の書では、
スラスラとかけて、あまりにもその字を書くのが楽しくて、
結果として40枚も同封してしまった人の書があります。
まー、本当に、やってみたら、いろいろなことがありました。
★それと、「第七巻」は「ジャケット」で買ってしまう人もいるかもしれません。
実は、「第七巻」の表のジャケットは、
ブッククラブKAIの「回」を書にしたものです。
プライベートな内容のトークの部分はカットしたので、
少しだけですが、あれこれ、私が勝手なおしゃべりをしながら、
「回」の文字を書く場面が収録されています。
>■その他では、「10巻」が「希釈自我が文字に現れた場合の説明」
>「14巻」は、純度の高い「無心の書」を書く場面と、
>その注文方法を収録しました。
■以下は、現在「回」さんに納品された「全巻」のジャケットです。
画像が、大きくてすいません。
なるべく細部までデザインを楽しんで戴きたかったものですから。
左側が表面のデザインで、
右側がケースの蓋を開けた内側のデザインです。
どの巻のジャケットでも、使った書は、
それぞれに、私にも、思い出のあるものでした。
気持ちよく書けたからジャケットデザインに使った作品もありますし、
あまりにも、私にとってすら「意外な結果になった面白い書」だったから
載せたというものもあります。
★写真のジャケットの左下に、収録内容が小さく書かれています。
収録人数や、特別編を含むDVDを見て判断してください。
*********************
1−↓【最も収録人数が多い初期のもの】
2−
3−
4−
5−
6−
↓【私の禅書道の性質がすぐ分かる概要】を収録
7−
↓【ブッククラブ回さんの書と「愛」の文字との苦戦】を収録
8−
9−
10−
↓【分割自我について】を収録
【11巻以降は、「注文生産」になりますので、
ブックラブ回の店頭には、在庫がない場合があります。
その場合には、ブッククラブ回に、ご注文ください。
一週間以内には、お届けできると思います。】
11−
↓【ちょっと口調がキツイかもしれない内容】を収録
12−
13−
14−
↓【無無心の書】の製作と「その注文方法」の説明を収録
15−
↓「無無心の書の実際の製作」その他「苦戦事例」などの記録
●まー、他人様の書が、どうやって書かれていったかを
「覗き見」とかしてみるのは、決して悪くないと思います。
当たり外れがあるといけないので、どの巻にも、だいたい8人以上の
制作シーンが入っています。
収録人数が少ない巻の場合には、
ようするに、「数人の人たちへの私のトークがえらく長かった」
ということですね。
■なお、8月末に発行される、ブッククラブ回の「ニューズレター」で、
「無心の禅書」のDVDが、簡単に紹介されます。
_____________________________
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