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掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
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[1349]
■
■禅書道日記と、そうではない日記-その88
by:
鈴木崩残
2010/01/17(Sun)02:27:48
ブッククラブ回に
新アイテム登場です。
★以前に、松の間でお香を紹介しましたが、
その関連商品で、アロマ製品がいくつかアップされています。
他では絶対にない香りなので、私の一押しです。
↓
http://www.bookclubkai.jp/tools/tools.html
黒文字の、エッセンシャルオイル、フローラルウォーター、お香は、
うちでは、全部試しました。どれも全部満足でした。
_______________________________
最近の書です。
左は「透明」
左は「晴澄」
繰り返す接続と切断のバランス
●いくつか前の投稿で、「インターネットの弊害」について書きましたが、
ネット依存すると、本人が思っているほどには情報が消化されておらず、
消化不良で頭にゴミが溜まりまくる、という問題以外に、
私が一番、ネットや携帯電話に依存している人達に対して危惧しているのは、
「人間の正常な意識に戻ることが不可能になる」という点です。
●我々の個々の現実というもののほとんどは、
「習慣」によって認識されています。
たとえば毎朝同じ時間に起きて通勤の電車や車に乗って出社する。
主婦は毎朝、食事を作って子供を学校に送り出す。
こうした繰り返しが「現実認識」を作っています。
また引きこもっている者でも、同じようなことを毎日部屋の中で
繰り返しているわけです。
●しかし、そうした人達でも、長期の休日や、週末には、
「社会」とか「人間関係」という接点から離れるという時間が、
わずかでも昔はありました。
また、夜中にふと起きてしまったときなどにも、
薄明かりの中で、ぼんやりと、自分のそれまでの人生を、
冷めた目で見直すということもよくあったはずです。
何も自然の中に行くだけが意識を正常に回復する方法ではなくて、
ようは、習慣的に意識が接続されっぱなしになっているエリアから
切断される時間があれば、それは自分の部屋の中でも充分なのです。
●ネットというものが氾濫する前には、人間というのは、
現実認識を起こしている毎日の習慣の中で、
それらとの「亀裂」や「断絶」を、もっと頻繁に経験していたはずです。
それが、私が「悟りなき悟り」という本で書いた「正気に戻る機会」のことです。
正気に戻るということは、すなわち、いったん、
人生が根底からゆらぐような断絶を、
見慣れた世界との間に引き起こすという手法によります。
●ところが、現在では夜中にふと起きたら、もう携帯にかじりつき、
PCの電源を入れてしまうという人がほとんどです。
一体、皆さんは、いつそうした社会的な網から自分を「断線」出来て
いるのでしょうか?
昔でさえ、サラリーマンや主婦が、毎日繰り返される同じ生活に、
どこかで、ふと、疑問をもって、人生をもう一度見直すということを
たまには、していたはずです。
しかしそのために必要なのは、
社会というものと接点をもつ経路から一時的にでも「脱線」することです。
●昔まだテレビが24時間など放映されていなかったときには、
夜中にそういう貴重な時間があったわけです。
社会とか習慣というものの中にも、その「空白地帯」が点在していました。
しかし、この数十年は私から見れば、異常な事態になっています。
24時間、習慣が作った社会と、好き好んでかかわり続けていて、
正気など保てるわけがありません。
●私が言うところの「正気」というのは、そもそも、
情報の中を上手く泳ぐことによって養われるのでは断じてなくて、
情報をどけたときの自分とは何か?という問いによって生まれるからです。
また仮に人間というものを情報の集積であると定義したとしても、
習慣に流されて、人間社会という小さなものとだけ関わりつづけていては、
情報の種類がひどく限られたものになりさがります。
●ネットに、わずか2時間でも繋ぐということは、
あなたは、昼間ばかりか、せっかく静かになれる夜も、
社会(それも関わる価値がないようなものを多く含む)ものに
どっぷりと、自分から好き好んで関わってしまっているということです。
●いつも言うように、探す情報を明確にして、
短時間でそれを見つけられれば、ネットというのは図書館へ行くよりも
便利な面は多々ありますが、
よっぽど注意しないと、あなたの生活時間が何時間もそれに食われる
ハメになります。
●そうなれば、日常の中にある空白、断絶、亀裂を通してしか
やってこない、いろいろな「異次元」の空気も感じることは出来ませんし、
何よりも、情報をどけたところある自分の意識に向き合う機会を
どんどんと喪失します。
●そういうわけですから、
「ネット」、「テレビ」、「携帯」、それにゲーム関連、
こうしたものへの依存度を、極力、もっと減らしてください。
特にテレビなど、たいしたものはほとんどやっていないのですから。
本も、必要がなければ読まず、
音楽も必要がなければ聴かないことです。
●自分を「習慣的な社会」という「慣れてしまったその幻想」から放り出して、
一人孤立させて、自分をある種の不安に突き落とす、
それだけが唯一、あなたが正気に戻る入り口なのですから。
そもそも、人間が、もっとも充実感を感じる瞬間とは、
それは、誰においても、例外なく、
たった一人でいるときに決まっているのです。
正確に言うと、物理的に一人でいるというよりは、
たった一人でいるという「意識」が明確化しているときです。
しかし、物理的に孤立することは、そのために
大きな助けになります。
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