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助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
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[1354]
■
■禅書道日記-その93
by:
鈴木崩残
2010/02/04(Thu)17:54:55
雪の上に書いてみました
↓
http://www.youtube.com/watch?v=b33R46dPXQc
マイナス2度だったので、墨がちっとも滲まないし、伸びないし、
雪がジャリジャリで、書きにくかったのですが、
まー、かまわず、それなりに書いてみました。
>●下記では、お便りを、ふたつ、追加しました。
↓
ギャラリー
ここ一週間ぐらいの間に書いた書で気に入ったものです。
「水晶」「水晶」「雪雫」
「澄雪」「雫」「雫」
「観」「道」「道」
「静」「美」「愛」
_____________________________________________________________
おたより
鈴木 崩残 様
昨日書が届き、DVDと共に拝見させていただきました。
4文字中、どれか合わないのがあるんじゃないかと思っていたので、
それどころかぐっちゃんぐっちゃんになって、あなた無理です。
というふうになるかもしれないとも思っていたので、
4つの字全てがやって来てくれて、おお!と思いました。
文字を選ぶのは、実際に手元に置くとなると迷いに迷って、
意味は好きだけど側に置くのはなにか嫌だとか、
恐れ多いとかやっぱりいらないとか、
DVDでおっしゃっていましたが、参考例も見せていただき、
漢和辞典も引っ張り出して、散々迷った挙句、
嫌じゃないものを選んだらこの4つになりました。
一番気に入ったのは、「道」という字です。
順番に見て行って、最後に道が出てきた瞬間、
思わず声を出して笑ってしまいました。
変な笑いじゃなくって、私にこの道というのが、
なんともおもしろくぴったりというか・・・
後でDVDを見た時、崩残さんも楽しく書いてくださっていて嬉しかったです。
すでに部屋に立て掛けているんですが、
今書きながら改めて見ていると、最初の笑いは起こらなくって、
「これでもくそ真面目なんだぞ」と道が言っている気がして、
いとおしくなります。
楷書で綺麗に書かれていた道より、断然こちらの方が私は好きです。
先の事で迷っていたところがあったんですが、この道が送られて来て、
何か、うん、そうだ、というふうになりました。
でも何をすることを選んでも、
私はこの道になりそうな気がしています。
というか、この道が送られてきたからこそそう思うのであって、
こっちの「道」を選んでいただいて本当によかったです。
ありがとうございます。
「我」は、まあるくひゅんひゅんという感じで、道もそうですが、
かなり略されるんですね。
自分でもなんなんだろうかこれは。と思ってしまいます。
ちゃんと自分の我をやりきりたい、
その為にはもっとがっつんがっつん行くべきなのか、
でも前のようにはやれない、どうしていったらいいんだろうと思っていたんですが、
「お前無理すんなよ」というかなんとも力の抜けた「我」で、
がっつんではないのかなぁと思いました。
「観」は、最初私にとって素通りしてしまうような感じだったんですが、
実は一番自然にしっくりなじむのがこの字かもしれません。
ものすごく自然な感じで、見ていてすごく落ち着きます。
それと、今の仕事は確かに観察力はとても必要な仕事だと思います。
絵を描くことも趣味でするので、
DVDで言っていたことは、まさにビンゴで驚きました。
あと、死ぬまでに出来る限りのものを観たいという思いが常々ありました。
観てるだけで、どうすんねんとも思いますが。
観察するのが必要な仕事は合っている、
とおっしゃってくださってたんですが、
ちょっと留まっていたくない感じと、もういいや、という気持ちが
強く、
もう一度考えてみたけど、やっぱりもういいので近々辞める予定なんですが、
なんにしろ、この「観」は私の味方の気がします。
そして最後の「静」。
第一印象は、静じゃない!でした。
一般的な静の持つイメージではないという意味で。
DVDを見たら、この静になるまでにとっても時間を使ってくださっていて、
最後には日も暮れていて、ありがとうございますお疲れ様です。と呟いていました。
試行錯誤中のものよりも、やっぱり送られてきた方の「静」が好きだと思いました。
この字は、まったく逆の動く系の字の方が私にはいいのかな、
と最後まで迷っていました。
お前は静かとか言ってる場合と違うんちゃうか?と。
そしてやって来たこの「静」を見て、私の「静」だ!と思いました。
本当にすごいと思います。
ここまで連れて来てくれてありがたいです。
長々とすみませんが、一つずつまったく受けた印象が違ったので、
書きたくなってしまいました。
匂いもかいでみました。でも並べて見ていると、
自然と墨の匂いが広がって心地よかったです。
あと、DVDで崩残さんが、「あれ、次は何の字だっけ」とか
「置くところがない」とかおっしゃっている、そういう普通の事が、
何だかとても好きでした。
すごくわかりやすく説明しようとしてくれているのも、
嬉しかったし、すごいなって思いました。
それと、なかなか顔を見せてくれないブリジットさんや、
ひょうっとした博士君のサービスカットは、
もっとあってもいいくらいかわいかったです。
うちの猫たちも毎日かわいく元気です。
ありがとうございました。
本当に長くなりました。
いつまでも書きそうな勢いですが、最後に、
注文して心より良かった!と思っています。
たくさん送っていただいたので、
その時々で選んで置きたいと思います。
絶対に、もうない、誰とでもは、無理な、
とても素敵な奇妙なおもしろい経験でした。
本当にありがとうございました。
____________________________
>同じ方のメールの続きです。
>私からの返信は、プライベートな内容なので、省きました。
崩残さんへ。
返信のメールとても嬉しいです。
それから、憶えていてくださったことも嬉しいです。
いっつも崩残さんと接すると思うんですが、本当に優しいですね。
顔が笑うんですよ。
今回書いていただいた書の中で、「我」の字についてだけ、
何度も読み返していたんですけど、ボーっとなってきた6回目くらいで、
ああ、「がつっと行かなくてはいけないんじゃないか」という思いが
全部だめにしてたんだ、と、急にものすごく納得しました。
そのままのこと書いてくださってるのに、という感じでした。
「観」かっこいいですよね。
私まったくかっこよくないのに、見ていると落ち着くのが不思議です。
「おそらくの今までの最高傑作の観だ」なんて、すごいですね。
と、まるで他人事のようですが、崩残さんと、私も入っての書で、
そんなにいいものができたのかー、
すごいなぁ、よかったなぁ、という気持ちです。
全部の字が、とても好きです。嬉しいな。
「我」もやっと迷いなく見れて、なぞるのが楽しいです。
魅力的か、はさておき、崩残さんが見てくれた私について、
自分でもすごくそう思っていて、
例えば誰かにそう話すと、
「病気か?」とか「あなたは、わからん」みたいになるのに、
「いい味」って言っていただけて嬉しかったです。
だから自己紹介というやつがすごく苦手です。
こんなふうに、ちゃんと本当のことを話してすっきりするのは、
ほぼないので、お話できて、ちょっと涙がにじむ感じです。
しょーもないことですが。嬉しいです。
書いてたら涙出てきました。
読んでくださってありがとうございました。
___________________________
>次は別の方からです。知人の方にプレゼントしたようです。
>いつものように受け取られる方の名前と文字以外は、特に
>何も書いてありませんでした。
鈴木崩残様
こんばんは。
このたびは知人あての書を書いていただき、
本当にありがとうございます!
相手の人はアーティストです。
このたびは、どうしても禅書をプレゼントしたくて、
禅書の概要とプレゼントしたい旨を言いましたら、文字が来ました。
DVDの中で、崩残さんが、
「お若い人の感じがする」、
「ミュージシャンの方のような、ファンキーというか、
そう、壁に絵を書いているような感じがする」
と崩残さんがおっしゃっていたのが、びっくりでした。
この方の絵の雰囲気もファンキーな感じなのです。
「男性的な、芯の強い方」「強いこだわりがある」ということで、
なるほどなあーと思いました。
この人は、お察しの通り「梅の間」は見ていないので、
わかりやすいようにお話ししてくださってありがとうございます!
確か、前に梅の間で「火」「水」は簡単な字だけれども
書くと火災や水害などを招く恐れもあるので、
工夫して害のないように書かないといけない、とあったと思います。
それで、「狂気」は書けるかなあと思っていました。
「狂」は危ない、とおっしゃっていましたね。
一文字だと危なくて二文字で熟語になると
大丈夫ということでしょうか。面白いです!
どの字も、黒々と太い筆致でカッコいいです!
本当に人によって全く違う雰囲気の字になるのが
不思議なことです。
「愛」も力強い感じで、端然と座っている武士のような
印象をうけました。
「美」もいさぎよい感じがして、DVDでおっしゃっていた
「男性的」な部分が字によく出ていました。
「回生」は、この方が「起死回生」という言葉がお好きで
これにしたそうです。
変わった書体で「原宿とかの服屋さんの看板みたいになるな」と
おっしゃっていましたが、この人の作風は、
服のデザインが渋谷系?な感じでお洒落なので、
なるほどー、と笑ってしまいました。
「狂気」は「お勧めは草書体の二枚です」、とお手紙にありました。
これも、緩急自在な感じで太い部分と細い部分が絶妙です!
あと、おまけで書いてくださった「美星」これも
すんなりとした本当に美しい字でした。
DVDですと、あっという間に50枚近く書かれていて、
本当にすごいスピードですね。
紙の消費がはげしいのも、うなずけます。
「美」のときに、これだ、という字が見つかって、
「ギターひいてる人が、気持ちよくてアドリブでいつまでも
ひきつづけてしまうように、書きつづけてしまう」
とおっしゃっていました。
字が見つかると本当に気持ちよさそうですね。
なんというか、字そのものも、気持ちよさを感じている
気がします。
「そうそう、こう書いてほしかったんだよ!」と
言っている気がします。
長くなってしまいましたが、この辺で終わりにいたします。
このたびは本当にありがとうございました!!
メールの注文で、こんなにもその個人にフィットした作品が
書いていただけるということは奇跡のようです。
本当にありがとうございます!!
お名前があれば、書をプレゼントできるというのはすごいことですね!
私は崩残さんとも面識がありませんのに、本当にすごいです!!
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