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2007年3月までは
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読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
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[1436]
■
禅書道日記その170●「分割自我復元」について
by:
鈴木崩残
2010/11/16(Tue)00:59:44
おたより
禅書とDVDの感想です。
勇気を、ありとうございました。
“やれるだろう、きっと”
“このまま、このまま、なんとかこのままー”
と心の叫びをあげています。
全自我への執念、情熱を燃やし続けます。
書をみると、“こりゃ〜暴走気味だな〜”と感じました。
抑止する気はないのですが、注意深く慎重にならざるを得ないです。
3回目の書の依頼で、書自体の印象も、一番今回が強烈なのですが、
それ以上にDVDが、自分に強烈に、インパクトがありました。
また、枝葉末節的なことだと思いますが、
●●とかのコメントのDVDの箇所は、自分のことながら興味深いです。
DVDの中で、“人の話を聞きたくないのですね”
“自分勝手にやりたい”とコメントがありましたが、
その通りなんです。
「世の中、アニメや映画じゃないんだから」、みたいなことが、
本当に進行しているんだなと思う、今日この頃です。
「自我」と「意識」
自覚用と認識しています。
意識の書は自分で自分に向かって言うようで変ですが、
“意外にイケてる。好きだなこれ、大切に”と思ってしまいます。
「復元」
最初、お願いするときは、復か元とおもっていましたが、
一字だと色々な意味にとれるので、
ハッキリ何がしたいか意思表示したほうがいいと思い復元にしました。
しかし、書をみるに全元で決まりです。全て元に戻す。
「死」と「道」
自分の内面と外面、状況と本来はこうだみたいなところ現していただき、
認識を新たにしました。
死は、いつまでも生きていないんだから、ビッシと気合いれないとねとか、
死を助言者とするなど色々思い入れがありました。
申し込み後に、死は強烈すぎるから、
“終”か“移”か“止”にすればよかったかと思っていましたが、
死だけど死んでないみたいな、死にもの狂いみたいな書は、
字の意味とは逆に、自分には「生」を感じさせます。
死で良かったです。
「道」は視覚的に見て自分の人生ってどんな感じなんだろうかと、
ちょっと遊びが入った注文でした。
道の途中に障害の有る無しで二通りの道を書いて頂きましたが、
どちらも気に入っています。
特に障害の無いときの道の書はエネルギーの動きとしか感じられないものがあり、
“こうなれたら、いいよね”と思いながら眺めています。
いつになるか分かりませんが、次回もよろしくお願いします。
_____________________________
この方は、私が書の感想を、心待ちにしていた方の一人でした。
今回は、かなり具体的に分かったことがあったことと、
分割率も明確に出ていたからです。
分割率の少ない人は、とにかく文章や言葉の輪郭がはっきりしています。
ぜひ自我を元どおりに復元して欲しい人の一人なのです。
この方の書も、前回、梅の間にリンクした、書のビデオの、
スライドショーに入っています。
さて、この感想の中に、
「世の中、アニメや映画じゃないんだから、みたいなことが、
本当に進行しているんだなと思う」
とありますが、その「映画みたいな事」について、
しつこいようですが、
これだけ説明しても、まだ概念を理解していない方もいるようなので、
ごくごく簡単に説明しておきます。
●その「面倒な話」にいく前に、まずは、
いささか「季節外れ」ですが、今年のサークルのいくつかです。
今年は夏が、あまりにもクソ暑かったので、
写真を集めるのも忘れていました。
一部の作品には、見事な「立体感」を出しているものがあります。
しかし、全体として、今年はサークルは「不作」だったかもしれません。
数年前のような、「人為的に作るのは100%不可能だ」と思わせる
ような圧倒的な大作が、例年に比べると、少なかったですね。
■そんな不作だった中にも、こんな傑作もありました。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=TykJRFZT35g
http://www.youtube.com/watch?v=1l0j1wq2Hwg
******************
もう一度、分割自我の概念の復習
●さて、その「面倒な話」をします。
現在、この世の中に起きていること、
特に、「人間」に起きていることを説明しようとする手段は
いくつもあります。
しかしその多くは、
社会環境の変化や、家庭環境の変化や、
摂取する物質(食物や薬品)の変化、
教育の変化や、社会情勢の変化、
あるいは遺伝的原因、
そういった事に原因を見出そうとしてきました。
●私もまた、かつては、その一人でした。
どんな人たちにも、潜在する「意識の中心」があるとすれば、
どれだけ迷い、混乱している人にも、必ず出口はあるだろうということで、
特に、機能不全家族や、それのさらに原因となる原理について、
何年もの間、観察をし続けてきましたし、
実際に、そういう人たちに現実生活の中でも多く関わってきました。
●簡単に言ってしまえば、
人間が自我を保守(死守)できる最低限の原則とは、単純なことで、
1−やりたいことを、我慢しないこと。
2−やりたくないことを、我慢してまでやらないこと。
重要なのは、たったこれだけのことです。
ただし、その結果の全ては、「自己責任」として自覚して、
結果の責任を、決して他人に押し付けないこと。
●そして、「本当にそれが自分がしたいことなのか、したくないことなのか」、
それを厳密に、自分で「深く自問」してから決定することが、
その前提となる絶対条件です。
単に衝動的に、気分にまかせて、やりたいことをやるだけでは、
それはただのキチガイですから。
●しかし、子供のころから、
家庭環境や学校の中で、この最も基礎的な、「自由な意志の城壁」が
妥協や、保身への執着から、どんどんと崩れてゆくことで、
やがては、やりたくないことをしては、自分をごまかし、
やりたいことをせず、あとで後悔することを繰り返してしまう人たちがいます。
その、自分の意志に反した事をすることが、慢性的になると、
やがては、ゾンビと呼ばれる種族にまで劣化する、というのが、
初期の私の分析結果でした。
●しかし、何かそれでは解決できない壁をずっと感じていました。
つまり具体的に状況を変えようとすると、
その人たちは、(私でなくても)、どんなに優れたカウンセラーや。
誰かからアドバイスされても、その手段を決して実行できないのです。
また、単なる日常会話においてさえも、
あきらかに、別の種族か別の社会の人なのか?と思うほど、
全く相互理解の出来ない人たちの関係を見て、
何らかの「先天的な区分」がそこにあることに気づきました。
前にも言いましたが、分割率が違いすぎる人間同士の間では、
「価値観が違う」といった問題以前に、
そもそも、相手には話を受け取る容量がないことがよくあります。
言葉やエネルギーなど、何かを投じたときに、
その相手からの反射が、とても鈍いのです。
*********
●そして、やがて私が、注目したのは、
地球の、あまりにも異常すぎる「人口増加の曲線」です。
人口が増加する原因は、いくつか推測できますが、
「単に人口が増加しただけ」では、
人間が劣化することなど、決してあり得ません。
単なる人口増加が、閉塞感を生み出すなどということは、
あり得ないことです。
確かに人口増加によって、ストレスは増える可能性はありますが、
それが人間を「直接に劣化させること」など決してあり得ません。
なぜならば、実際、多くの文化は、人口が集中する都市部、
昔ならば江戸や、城下町や、宿場町といった場所で活気溢れるものが
生まれていったのですから。
●では、人口増加によって、たとえばの話ですが、
地球のエーテル層のようなものが、食われてしまい、
気力の低下が起きたと仮定してみましょう。
これも全く整合性のある説明にはなりません。
なぜならば、自然環境が豊かだろうが、豊かな自然がなかろうが、
そんなことにおかまいなしに、人間の劣化は起きています。
地方の田舎だから、人が素朴であるわけもなく、意識が高度であるわけでもありません。
人口密度の少ない国内土地や、自然に囲まれたどこかの外国が、
何か優れている人材を育てたなどといった形跡は、全くありません。
人口密度には全く関係なく、ゾンビはいたるところにいます。
●では次に、仮にですが、
ちょうど酸素が不足するかのうよなイメージで、
地球の中のある層のエネルギーが枯渇していると仮定しても、
これもまた、人間の劣化の原因説明としては、矛盾があります。
もしもそうであれば、
ちょうど狭い部屋で酸素不足になって死ぬときには、
個人差はあるものの、ほぼ同じ酸素密度になったときに、全員が死ぬものです。
つまり、地球規模で提供されている何かのエネルギーの総量が減っている
としたら、その影響を「70億以上の人々が同時に受けるはず」です。
ところが現実には、どれだけ人口密度が高い場所にいても、
自我が劣化していない人もまだ沢山います。
●では次に、話を極端に「電波系の話」の中に仮定してみましょう。
もしも、地球外の、我々の知る、あるいは知らない天体か、
または、並行する別の次元の「なんとかワールド」、
あるいは「なんとか界」と称するところにあった、魂のストックが、
地球に生まれたために、人口の急激な増加が起きたと仮定します。
もっとも、地球が、そんなにご立派な行楽地には、全く見えませんので、
人気のある観光地だとは私は全く思いませんが。
しかし、これも「劣化原因の説明」としては、論外です。
なぜならば、最初に言いましたように、
「単なる人口増加」は、人間の質の劣化に、直接には何も関係していないからです。
●また、もしも別の次元世界や惑星から地球に移動している場合には、
現在の地球のような、こんなにも、つまらない、変化の止まった精神状態は、
あり得ません。
別の次元からの移民が増えるときには、
「良くも悪くも」人間の性質には、もっとバリエーションが発生します。
別の次元から来ているとは全く思えないのは、現在の地球の人間は、
まるでコピー製品のように、個性がないからです。
*********
●では、本当は、何が起きているのでしょうか?
いくら、産業革命以後の医療の発達で、乳幼児の死亡率が減ったり、
あるいは医療による「延命」が人口増加の原因だと仮定しても、
あまりにもその人口増加率は、急激すぎます。
●しかも、精神世界の「理屈」で言えば、
魂というものが、もしも(仮にですが)転生をしているとしたら、
地球の人口は、それほど急激に増えることはありません。
なにしろ、それは「地球の内部を移動しているだけ」
という理屈になるのですから。
また、既に言ったように、もしも他の次元や、他の惑星から、
集団で人々が転生して移転してきている形跡も、私には認識されません。
●そして、残る可能性は、ひとつだけです。
それは、「魂が、地球の内部で、分裂し、増殖している」という現象です。
自我をわざわざ自分で、数個に分割して、地上に降りる、
といった技は、確かに大昔は存在していました。
しかし、そんなリスキーなことをしてしまえば、あとあとで、
自分の自我のパーツを回収出来なくなるケースの方が多いことを
多くの魔術師たちは熟知しています。
ですから、そんなことは、
めったに、自分から進んですることではありません。
しかも、一部の人たちならば、ともかく、
何十億もの人たちが、自分の意志で自分の自我を分裂させたなどとは
とうてい思えません。
●となると、その自我の分割、希釈は、
地球の人たちが、各自で自主的にやったことでなどではなく、
「何者か」が、「その者にとって都合の良い、何かの目的のために」、
人間の意志に関係なく、それを行ったという事です。
●現時点で最も怪しいのは、「大量生産による劣化」です。
地球の人間がやってしまったのと全く同じ間違いを、
この地球で、縦に連鎖するどこかの次元の管理者がやってしまった
可能性です。
●おそらくは、地球の人間の感情成分を原料として、
誰かが、麻薬に似た薬品、または医療用の精神安定剤を作っていることは、
私の視点から観ると、ほぼ間違いないのですが、
その地球の人間から取れる「原材料」の生産量が、
ある時期に、需要に比べて少なくなったと思われます。
●そこで製造プラントの管理者は、人間の自我という「種子」を
分裂させて、大量にばらまくことで、
生産量を上げられると勘違いしたようですが、
結果は、人間たちが行った大量生産の弊害と同じことになりました。
つまり、野菜の養分の劣化のように、質が低下したのです。
●しかも、自我が希釈されてしまうと、生命経験をする人間の中の、
葛藤、感情、感動、知性、意志、感性、喜怒哀楽、すべてが
分割率と同じ劣化を起こしますので、
結果としては、原材料の「量」ばかり増えるだけで、
地球の人間から抽出されるエネルギーの「買い手」が満足するような
濃度を持つ高品質の製品にはなりません。
●悪く言うと、現在はまるで濃度の低い薬品を大量に安売りして、
なんとかかんとか、地球の管理者は、
クライアントからの苦情を、かわしているといった状態です。
●この「分割自我」「希釈自我」という現象解釈の概念は、
初耳の人には、それこそまるで「SFかアニメ」の世界に思えることでしょう。
しかし、これ以上に、人間がなぜ過去と違ってしまったのかを
明確に説明できる論理は、どこにも存在しません。
というのも、冒頭で説明したように、
私たちが漠然と、曖昧に想像してきたような原因は、
「人間の質が劣化した原因説明」としては、どれもすべて、
論理的な整合性が、ないからです。
●実に、皮肉なことですが、これは、
「親がやっていることを、子供が真似する」のに酷似しています。
現在、人間社会がさまざまな食料や資源問題を解決しようとしてやっている
クローン技術は、まさに、我々の上位次元の存在が、
人間という「農作物」に対してやろうとしていることと相似形に
なっています。
しかし、彼らにとって「都合の良い」製品を培養する、ということは、
その被験者または、被害者となる、「私たち人間の側」にとっては、
変化や自由意志のない、単一的な目的の為に作られる人間を、
どんどんと増加させることになります。
●立場を変えて、皆さんが、これを理解するには、
「食肉を作るため」の牧場や養鶏所が何をやっているか、
どんな餌やビタミン剤や、病気防止の薬品を動物たちに食べさせているかを
少しでも調べればわかります。
そしてどんな環境に押し込めて彼らを育てているのかを。
また、仮に「放し飼い」にしていたとしても、
それは家畜の為ではなくて、
あくまでも、最後に殺して食べるときの、
「肉を美味しくする為」でしかありません。
●極端に言うとですね、
かつて正常だったころの人間は、「野生の動物」と同じだったのです。
自分の意志で、好きなところに行き、好きなように生きられたのです。
それが現在では、「食肉の製造ライン」と全く同じ状態です。
しかも、扱われかたの「ランク」としては、動物ではなくて
「畑の植物」としての扱いです。
*********
●こうした、
「地球とは、人間の感情を主原料とする、
大きな製薬(麻薬)プラントである」という概念は、
それ自体を、使命として勘違いしてしまい、
受け入れて生きる人たちも多くいると思います。
ことに、自分よりも上位次元の存在に対して、簡単に屈服したり、
崇拝してしまうタイプの人たちがそうです。
宗教信者など、全員、この手のタイプです。
●しかし、私がそれに対して、絶対的に「NO」と言う理由は、
地球が、かつては、
「製薬会社のプラント」ではない時代を私自身が、生きたからです。
かつての地球は、元の世界から比べれば、
大きなリスクはあるものの、自我を経験し、それを満喫出来ました。
むろん、それまでにいた場所のような、統一性のある世界ではありません。
それでも、個々に閉ざされた「肉体と意識」の中で、
知性、感情、感覚を満喫できる、というのが、
この地球という惑星の「初期のモデル」(ツアーの「売り文句」)でした。
「この点だけ」で言えば、
確かに、ロバートモンローの言うように、最初は「ツアー」だったのです。
そして、少ない回数だけ人間を経験しては、すぐ自由に帰還する自由が
そこにありました。
●また、紀元後の時間軸にも、私は人間を選んで生まれてみましたが、
私が、かつて何度か地球に生まれたときは、まだ、そういう時代でした。
全自我など、そんなことは、地球に来る人たち全員にとって、
当たり前のことでしたし、
まさかそこに、悪意のある、希釈分割など起きるとは思ってもいませんでした。
●それが、どうやら、地球のオーナーまたは、管理者が変わった
瞬間から、何かが狂い始めました。
「地球の歴史」というのは、何も人間が作っているわけではなく、
オーナーや管理者が変わると、その惑星の目的も変わってしまうのです。
いわゆる、そこらに、いくらでも転がっているような、
精神世界、「精神世間」の教えや体系といったものは、
「過去にそうであった地球の目的」が、今もそのまま続いているという
大きな勘違いをしています。
地球が、自主的な自由意志による、人間経験ツアーの場であったのは、
遥か昔の話に過ぎません。
その目的は、現在では、もはや、継続していません。
しかしその事を全く知らないために、
過去に経典や神話に書かれたことを、そのまま今も、
「能天気に、鵜呑みにして」、
自分勝手に心地よく思い込める「魂の進化」なる幻想を、
ずっと見てるわけです。
●しかし、皆さんが暮らしているこの地球の社会や企業や、
家庭といったものが、そんなに「甘っちょろくない」のと全く同様に、
宇宙というものも、現実は、そんなに甘いものではありません。
争いもあれば、不正もあれば、差別もあれば、詐欺行為もあり、
人権無視なども当たり前のことです。
実際、人間自体をよく見て下さい。
人間が、微生物や昆虫や他の生物に、どれだけの敬意を持ったり、
微生物の権利など認めているでしょうか?
生物だけではなく、鉱物や無機物や元素にだって意識はあります。
しかし、そうしたものを全く無視して、
化学的な化合や、生物実験や、植物の栽培や、家畜は作られます。
そして、害虫視された生物や、微生物は、抹殺されます。
●まったく同じことが、私たちの上位次元から、私たちにされていた
としても、私たちは、文句を言える立場にありません。
ただ、少なくとも、私個人から見れば、
今の地球の運営方針は、明らかに「違法」であり「不正行為」であり、
「詐欺ですらあり」、当初の企業方針とは全く違っています。
まるでそれは、
かつては、美しい観光地か植物園、または広大な動物公園だったところが、
ヤクザに買い取られて、
麻薬栽培農園に変わってしまったというぐらいの「大差」があります。
そのために、自我の分割も起きたのですし、
何よりも、私たちが、自主的に人間という種を選んで生まれ、
生産してた感性や、知性が、かくも無残に、劣化を起こし、
輝きのないものなってしまったわけです。
●今では、昔の地球のように、
人間に生まれたら、様々な「リアルな感覚経験」を出来るという
元々のサービス提供は、すっかり失せてしまい、
単に、精神的な軋轢や、葛藤や、心理苦だけを、
「納品者」は生産したいようです。
それが彼らの薬品の原材料の成分として、好まれているからです。
しかし、やらされる側の人間は、たまったものではありません。
●余談ですが、人間という食物が経験する感情から、
より強い刺激的な薬品を作る場合に、それを摂取する側にとって、
もっとも好まれるのが、「恐怖心」です。
かつての古い時代の地球で、
人間を通じて生産されていたのは、恐怖という感情ではなくて、
「珍しい身体的苦痛、空腹、性欲、満足、喜び、悲しみ、同情、
達成感、焦燥」、などといった、
ある意味で、どれも、度を越さなければ「健全な感情経験」でしたが、
現在では、恐怖心以外の感情は、ほとんど生産されていません。
しかも、現実的な身体感覚としての恐怖ではなく、
そのほとんどが、「架空の想像に基づく恐怖心」です。
かつての地球で生産された苦痛は、
「現実的に身体に不具合が生じた時だけだった」ものが、
ある時期に、「心理苦」という、新しい「合成成分」を生育できる
技術が開発されたわけです。
これは人間という植物に、物質的な直接的な危害を与えないでも、
人間たちが、自分の思考と妄想の暴走によって、
勝手に「恐怖心」と「葛藤」を自己生産する仕組み(新しいプログラム)
でした。
*********
●ですから、私は、今の「納品者」のやり方には、完璧に反発しています。
出来うることならば、15世紀やそこらの人間の自我の状態ではなくて、
まだ、新鮮な観光地だったころの、紀元前(紀元前・数千年前)の
地球に戻したいところですが、それは個人の力や意志では、無理なことです。
ですから、せめて、無明庵と縁のある、少数の人たちだけでいいので、
まずは、希釈された自我を、各自が自分で修復して原型に戻すこと。
そして、いったん、最低でも、100年ぐらいは、ここへは戻らず、
様子を見るために、地球からは、離れていること。
それが私が今、皆さんに推奨している、生き方です。
それは、皆さんが、「かつて、まだ人間ではなかった形状の時」には、
当たり前だった、「生き方」と「死に方」です。
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