▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[1441]
■
禅書道日記その175●最近の作品のビデオ●。
by:
鈴木崩残
2010/12/02(Thu)20:21:00
業務連絡
■ご注文のお客様へ■
この梅の間掲示板でもお知らせしましたように、
「自我の希釈率判定をお願いします」
「自我の分割率判定の為」
などの一文がご注文の中にない場合には、
「判定」に必要となる文字分析の作業をせず、
「通常の創作的禅書」として仕上げさせて戴きますので、
その点は、ご了承ください。
■また、カウンセリング的な書=(別名「禅書」)としてではなく、
アートとしての「無無心の書」を注文される場合には、
「無無心の書」とお書き下さい。
「無心の書を注文します」という書き方ですと、わかりずらいものですから、
必ず「無無心の書」と明記ください。
■価格については、DVD「無心の禅書」の14巻をご覧になりますと、
よく分かると思いますが、ただし、梅の間を読んでおられる方は
お分かりのように、DVDを見なくても受注することに、
変更をいたしました。
「無無心の書」の場合には、出来た作品の写真を私が送りましたときに、
仮に、お気に召さなかった場合、つまり購入されないにも、
1万円のキャンセル料が発生することは、ご留意ください。
作品の仕上がりによって、価格は、かなり異なっています。
最も低額な場合でも、おおよそ一点5000円前後で、
高額な作品の場合には、一点1万以上となることもあります。
ご予算に応じて書く事が出来ますので、「無無心の書」の場合には、
まず「ご予算」と「希望文字」をお知らせください。
*****************************
>12/15 文末に戴いた感想を追加しました。
11月後半の作品
■作品への金額を足して戴いた皆様、ありがとうございました。
心より、お礼を申し上げます。
どんなにわずかな加算でも、本当に助かります。
また、作品を、御評価いただけたことと解釈をさせて戴きました。
●さて、5:18以後、最後に出てくる「舞」は、
無無心の書と、無心の書です。
今まで一度も、「無無心の書」では苦戦したことはなく、
むしろ速度としては、意外なほど、速く書けるのが通例でした。
しかし、今回だけは、珍しく、苦戦しました。
●ただし、原因は、なんとなく自分でも分かりました。
何しろ、文字が「舞」ですから、行書でも草書でも、
ごく普通に書いたり、または商業的なデザイン書としてデザインする場合には、
かなり優雅で優美な字になりやすい字なのです。
ただ、そのことが、最初のうち、頭の片隅にあって、
舞という字は、優美に舞うようになるのではないかと、余計なことを
少しだけ思ったために、8枚を書くのに、50枚近く書くハメになりました。
そういう雑念が少し混じったための、私の自業自得であります。
●ただ、やっていて、今回、必要な字がどんなものであるかを、
途中から、把握できてからは、書けました。
やはり、無無心の書では、私が何かをほんの僅かでも期待してはならない、
予測してはならないことを痛感しました。
これを受け取る人が、気に入ってくれるように出来たらいいな、
と、そういう事を思うことすらも、私には雑念なのです。
それでは、ただの、どこにでもある「普通の書道」になってしまうからです。
その結果が、どうなろうが、受け取り手が気に入らなかろうが、
買わなかろうが、筆が勝手に動くことに、
私は、いささかも、逆らってはならないわけです。
無数に書を書いてきて、経験則で、それが当たり前のことであると、
これだけ、自分で分かっていてすらも、
今回のような、僅かな余計な考えが沸くことはあるのです。
●ところで、2:30からの「線」というご注文は、
大変に面白い経験になりました。
線という「文字」ではなくて、「線」というテーマを戴きました。
それで出来たのが、一連の、墨が撥ねて出来た線です。
私としては、茶室に似合いそうな、「一輪挿し」のような清楚で、
シンプルな墨による線を作ることが出来ました。
●たとえば、俗に言う禅書では、よくありがちな「○」とかの注文は、
今までも、何度かありましたが、
むろん、そのつど、人によって、違う「○」になりました。
また、「一」という文字も、最もシンプルな文字だけに、
とても、面白いテーマですが、これも何度か、ご注文を戴いて、
書いた覚えがあります。
さらには、無明庵マニアの人からは「・」という注文も戴きましたが、
それなりに、私には全くの予測外の模様になりました。
●しかし、「一」の文字ではなくて、
制限なしに、「線」というお題は、今まで一度もなかった、
とてもユニークな発想を持った人の御注文だと思いました。
私も、どんなものが出来るのかと、ちょっと、わくわくしました。
●戴いた感想などは、後日に。
ところでビデオの最初に出てくる「雲爺」だけは、
注文された文字ではなくて、私がなんとなく書きたくなった文字です。
テレビで上空から街を撮影している散歩番組がありますよね。
「空から日本を見てみよう」という番組です。
あれに出てくるナレーションの「くもじい」のことです。
■実は、私としては、
雲爺には、ブラックなギャグを言ってほしいのです。
たとえば、北朝鮮上空から取材して、
「おお、あそこは、きっと核兵器を作っておるのじゃろな。
どれどれ、お邪魔するぞ。
くもじいぢゃ。
おい、そこのおぬし、ここは、何をしておるのじゃ?」とか、
アフガニスタン上空から、
「くもじいじゃ。おお、なんと見事なアヘン工場じゃ。
早速、ちと、中を覗いてみよう。
で、援助しちょるのは、アメリカなんじゃろな。」とか、
エリア51の上空から、
「くもじいじゃ。一体こりはなんじゃ? 奇妙な建物じゃのぅ。
じゃが、このあたりは、あまりうろうろすると、
撃ち落とされるかもしれんから、
はよう、引き上げるのがよかろう」とか。・・・
ニューハンプシャー州の上空から、
「なんじゃ、あの奇妙なハンコは?
一体誰が、こんなところに、こんな大きなハンコを押したんじゃ?
どんな巨人が、この畑に住んでおるのじゃろな?」
くもみ「くもじい。ちがいますよ。
あれはミステリーサークルというものですよ。
宇宙人が作っているという説もあるのです」
くもじい「おお、こりが、あの噂のサークルなのじゃな。
そうじゃ、そうじゃ、わしも、噂には聞いたことがあるぞ。
なんでも、宇宙人たちが、
板とロープを使って、麦を踏んで、作るらしいのーう。」
________________________________
皆様からの感想
>どちらも今回のスライドショーの中に作品が登場する人からの感想です。
*********
たくさんの素晴らしい書をどうも有難うございました。
前回とはまた違った雰囲気の
味わいのある書でたいへん気に入っております。
いただいた書とDVDの感想を書かせていただこうと思いメールいたしました。
前回書いていただいた「●」「●」の文字は、勢いがあり、
ごつごつと溶岩を連想させるような形、そして墨の色と艶でした。
今回注文した文字も前回のような印象の文字になるかな?と思っていたのですが、
予想外に丸みがあり、少しユーモラスでとても味わいのある文字を書いていただきました。
特に「極」の文字は太く力強い線ながら、
ダルマさんのようなどことなく愛らしい感じです。
崩残さんもおっしゃっていましたがロゴマークに使えそうな個性のある形です。
コピーして醤油の瓶や日本酒の瓶に張り付けたら似合いそうだなー、と思っています。
中身の味まで変わったらもっと楽しいんですけどね。
私は仕事でも趣味でもついついこだわりすぎて、
職人気質な面が出すぎることもありますが、この書のような肩肘張らない味わいのある
"極"めかたができるといいなと思います。
「酵」の書もなめらかで味わい深い書でした。
私にとても合っているとのことで、同封していただいたたくさんの「酵」の
どれもそれぞれいい感じで、どの「酵」を最初に飾るかかなり迷いました。
DVDの中でも筆がとてもスムーズに進んでいて見ている私も心地よい思いでした。
額に入れて眺めてみますと、とても安定感、安心感があります。
ぽつりと落ちた黒子のような墨の滴もいい感じです。
DVDの中で「どう転んでもいい字になる」とおっしゃっていましたが、
前回かなりご苦労をかけてしまったので、
今回、いい字を選択できて良かったです。
「奮」の字はそのままでは私にフィットしないとのことで、
少し文字の形を変えたり、筆の勢いを変化させたり、
一文字加えて「奮気」としたりすることで、私に調和するような書にしていただきました。
この一連の作業も興味深く拝見しました。
確かに、「奮」の持つ激しさが和らいで別の文字のような印象になります。
同封戴いた楷書の「奮」は"とても綺麗な形だな"という第一印象でした。
中心に真っ直ぐ一本軸が通っていて綺麗な立ち姿です。
また、頂いたDVDですが、自我判定以外の部分では、
特にカウンセリング的な話もなく書のコメントを差し挟みながら、
静かにスムーズに進んでいく感じでしたが、
何故かその空気感が、私にはとても心地よく、何度も繰り返し味わわせていただきました。
彼女と同じ部屋にいるときでも、お互いが自分の仕事や趣味に静かに集中している時間が
結構好きなのですが、DVDでも同じような感覚を味わいました。
コーヒーを飲みながら頂いた書を側に置いて、DVDを観賞する・・・
という楽しみ方をしています。
自我判定では4分の3自我との判定結果でした。
DVDの中で崩残さんが「友人、知人ではおそらく問題は起こらず、
会社でも切り抜けることが出来る。
問題は家族で、自我に欠けた部分があるため完全に排除、処理が出来ない」
という趣旨のコメントをしておられましたが、私にも心当たりがあります。
元々好き嫌いがハッキリしていて友人、知人も少なく関係がこじれたり、
問題が起こったりしたことはほとんどありませんでした。
"ちょっとこの人とは一線を置きたいな"と思った時も、
少し態度で示すだけで大丈夫でした。
会社でもまあ色々ありますが、継続的に嫌がらせを受けるとか、
直接何かをされるということはほとんどありません。
どちらかというと、上司の方が私を避ける感じです。
ちっとも出世しないという害はありますけど(笑)。
ただ、家族に関しては、私が"生きた自縛霊"と表現するほどしぶとい(笑)です。
正直、これ以上影響を受けるのは真っ平ですので、
自我を復元する作業は私には必須だと思っています。
自我の状態が確認でき、復元の方法も判っているのですから、後は自分がやるだけです。
以上、今回もとても満足いく作品をいただきました。
じっくりと味わって、楽しませていただこうと思います。
どうも有難うございました。
*********
>●無無心の書を注文された方から
届きました。
現物はやはり全然違いますね。
後で感想をまた送りたいと思いますが、今一言だけ言うとしたら、
“ダイナミック”です。
「在る」、です。
そこにあってダイナミックに存在感を放つ、
その放つモノの中に感じとれて言い表せない何か‥
DVDは月曜日に見させていただきます。
11月と12月のカレンダーの上に一枚選んで張り付けました。
その字は、届く前の写真の画像では、好き、とは思えなかった、
おまけにあった舞の字です。
好きとか惹かれるとかは、あまり参考にならないみたいです。
8枚のうちでも(今日の私がですが)、選んだのは、
画像で迷わず決めた一枚ではなく、選ばなかった3枚のうちのひとつです。
なんだかんだ、全部好きです。
見ているうちにだんだん好きになっていく感じです。
なにせ存在感自体が「いい」のです‥
一言じゃなくなってしまいました、
後ほどまた感想伝えますね。
毎日感じては、その度に伝えていたら、
崩残さんも相手にしていられないでしょう。
以前に戴いた禅書と違って、全く、作風が違いますね。
こんなに色々な、けれども同じ字、並べてみると不思議です。
これは、いきなり全く違うタッチの字を、
次々に書くなど、できませんよね。
ということは、一つと一つの間に、かなりたくさん書かれて、
そして生まれた字なのでしょう‥
今は、見ては、溜息‥
あっ、これはもしかして、私自身、溜息が出るほど、いい味持ってるのかも(^^)/
いえいえ崩残さんの味です‥
とりあえず‥
ありがとうございました!
もっともっと味わってまたちゃんとありがとうございます、
と言いたいです。
それでは、
また後ほど。
____________________________
鈴木崩残様
3種類の書とDVD、非常に興味深く楽しく拝見いたしました。
書はさっそく部屋に飾っております。
「光鵬」
注文しました字が、実は私に合っていないと聞かされたときも、
不思議と素直に受け止められました。
確かに「光」には、開放感が感じられます。
躍動的なカーブが気に入りました。
「独」
こちらも合わない字なのに、
いろいろ変形していただきありがとうございます(笑)
ほんとにかわいい字ですね。
この字をリクエストしたのは、
私がどうしても他人とは違いたい、独自的でありたいと幼少より思っていたこと、
そして孤独・寡黙などクールな雰囲気に憧れを抱いていること、があげられます。
付け加えれば、(社会的・経済的に)独立していなければ、
という強迫観念もいくらかあったと思います。
「ポジティブな人です」というお言葉を意外に思いました。
もともと自分のことをポジティブな人間だとは思っておらず、
むしろ「俺はネガティブ人間だ(笑)」と敢えて公言しているくらいでもあります。
それは、クールさへの憧れと同時に、
崩残さんが仰るところの世に溢れる「似非ポジティブ」に
甚だしい不快感と憤りを感じるからで、
わざと真逆を行ってみせる天邪鬼な態度を取っているところがあります。
言われてみれば、集団の中にいた時に、
いわゆるクールさとは程遠いほどの多弁早口で
場を仕切っているときのほうが、私らしいのかもしれないと思いました。
「造」
初見では「生」という字に見えてしまいました・・・
何かを造るということに縁があるとは、
全く考えたことがありませんでした。
現在は主にデザインすることを仕事にしています。
この仕事はそれなりには好きで、とにかく「美しいのもの」を、
というこだわりは強いかと思います・・・
ウェブサイトはデータに過ぎないのでピンときませんが、
これも造ることに含まれるのかもしれません。
他に仕事も趣味も含めて「造る」と言えることは思い当たりません。
あるいはこれから出会うことがあるのかもしれませんね。
心に留めておきたいと思います。
◆自我希釈率:2分の1
それほど酷く希釈されてはないだろうとは思っていました。
予想範囲といいますか、やはり希釈されているかとちょっと残念といいますか、
それでも妄想を膨らませて悶々としているより、
思い切ってお聞きしてすっきりしました。
「分割自我復元」のDVDもさっそく買い求めて、
今日から実践していきます。
深刻な話ですが、ワクワクしてしまいました。
それにしても、私はやはり(私が嫌っていた)平凡なんだなという
思いを改めて感じました。
独自性を求めていつも自我へせっせと餌をやっていつつも、
世間の常識に縛られた強迫観念を抱いて悶えてきました。
やっと自覚できてきたのではと思う最近ですが、
気がつけばまた自分語りをしてしまいます・・・
とにかくまずは自我を取り戻して、
しっかりとした認識力で世界を感じられるようにしたいと思います。
無明庵に辿り着き、
崩残さんのお話を聞くことができてよかったと感じております。
ありがとうございます。
_________
★
.
<<-- これ以前の投稿 10件
(1441 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
梅の間 の最新投稿
オーガズムTop
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -