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●梅の間へようこそ●
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Title
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2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[1497]
■
●無明庵日記「猫の足跡=その235=」■福島原発 被曝労働者 原発労働の内部告発
by:
鈴木崩残
2011/04/02(Sat)03:30:21
>4/33:10 記
東電の無謀で非道な現場への指示
●以下の証言は、新聞社の記事からの部分引用であるが、
断片を記述しただけでも、
いかに東電や下請けの幹部らの作業員への仕打ちが酷いものか分かるだろう。
もはや、誰一人も「奴隷的な被曝労働の実態」を「都市伝説」などとは呼べない。
↓
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110402k0000m040147000c.html
福島第1原発。作業の東電の下請けの作業員が語る。
・ガスマスクが、ずれて空気を吸ってしまった
・あちこちに津波で運ばれた大きな魚やサメが転がり、
それを狙った鳥が上空を旋回していた。
・幹部から「とりあえず行け。何とかしてこい」と言われ・・・
・作業は外部電源の引き込みだった。
でも「現場がどうなっているのか原発に入るまで全く分からなかった。
・長靴の上にもビニール製の防護をつけるべきだが、
自分たちはコンビニでも買えるような簡単なゴミ袋のようなものを
長靴の上にはいて、ガムテープで巻き付けただけだった
・本部も混乱しているため、指示を受けたり報告したりしている余裕はない。
「現場で判断しろ、ということだった」。
・多分、かなり(放射性物質を含む空気を)吸ってるだろうなと思う」。
線量計はリーダー格の1台だけで、他の作業員は持っていなかった。
・敷地内は地震の影響であちこち陥没して穴があり、水がしみ出していた。
ガスマスクが邪魔で足元を確認できず、同僚が何人も穴に落ちた。
・原発では作業員が放射線管理区域から出る際、
線量計を返却しなければならないが、3月11日の地震発生時は
パニック状態となり多くの作業員が線量計を着けたまま逃げた。
■これを読めば、たちどころに、今まで語られていた「原発労働」の実態が、
真実だったことを皆さんも分かるだろう。
その証拠は、まず、これらの言葉だ。
↓
>幹部から「とりあえず行け。何とかしてこい」と言われ・・・
「何とかしてこい」だと? こんなものプロが言う現場指示じゃない!
>現場がどうなっているのか、原発に入るまで全く分からなかった。
どうなっているかも知らされない、こんな馬鹿げた仕事がどこにある?
>自分たちはコンビニでも買えるような簡単なゴミ袋のようなものを
>長靴の上にはいて、ガムテープで巻き付けただけだった
もはや、東電は人殺しです。しかし東電の奴らは、あとできっとこう言う。
「それは下請けの現場監督の責任だ。我々は放射線管理は、
きちんとするようにと、指示したんだ。」
>本部も混乱しているため、指示を受けたり報告したりしている余裕はない。
>「現場で判断しろ、ということだった」。
「現場で判断しろ」とは何事だ!
現場に対してきちんとした指示を出すのが、てめぇーの仕事だろ!
>多分、かなり(放射性物質を含む空気を)吸ってるだろうなと思う」
>線量計はリーダー格の1台だけで、他の作業員は持っていなかった。
この人たちは全員、数年後には、発病して死んでしまうかもしれない。
●これでは、普通の建築現場での初心者の仕事より、
もっとド素人の現場監督と作業員がやる作業みたいではないか?
こんな事をやっているから、
亀裂にコンクリを入れる作戦も「失敗」するんですよ。
↓
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110403k0000m040122000c.html
私が予測する、次の恐怖のシナリオとは、
鳥類その他による放射性物質の拡散である。
1000の遺体に湧くハエ、それを食べる鳥や虫から小動物へ。
■原子炉の余談を許さない状況とは別に、
次に起きる悪化現象が、容易に予測できる。
まず、数週間以内に、茨城近海、福島近海の立ち入り禁止区域外で、
多くの魚が浮いてるのが発見されるだろう。
そんなことは、当たり前だ。
いくら海で希釈されるといっても、排水溝付近の魚は、
直接的に即死しているか、数日内には死ぬだろう。
そうすると、その死骸は、漂流して、誰かに発見される。
そこまでは、政府は隠蔽できず、魚が浮いている動画がアップされるだろう。
これを見ている「茨城沿岸部」の人は、
今後、海辺や漁港を、よーく監視して、動画に撮影するといいだろう。
そして、その「誰にでも、とても分かりやすい絵」が報じられた、
そのとたんに、危険性への恐怖を多くの人たちが実感するだろう。
________________________________________
■次に、世間では、海水汚染と、放射性物質の大気への拡散ばかりに
気を取られているが、
私が、もっと懸念するのは、福島の沿岸部に、放置されたままの遺体である。
言うまでもなく、遺体は、ひどく腐敗しているだけではなく、
汚染濃度の差はあれ、完全に放射性物質で汚染されている。
そして、三週間が経過したその遺体には、無数のハエが湧いただろう。
■そして、さらには、その遺体を、カラスなどが食う。
あるいは遺体に沸いたハエを他の鳥が食う。
または、昆虫がハエを食う。
そして小鳥であれば、それを野良猫などが食う。
そうやって、数ヵ月後には、福島県内以外にも、やがては、
カラスその他の鳥類や、小動物の死骸が見つかり始めるかもしれない。
つまり内部被曝した生物や、その死骸は、
特に、鳥類の場合には、福島県以外にも拡大する恐れがあるのだ。
それらの死骸は、死ねば、むろんその土地の地中にも浸透するのである。
■前述の証言にもあるように、鮫や魚が打ち上げられていて、
それらに鳥が群がっている。
皆さんも、被災地の瓦礫の何箇所かに、海鳥が群がっている情景を
テレビで何度か見たはずである。
福島原発以外の場所では、漁協の冷凍庫などから散乱した魚に、
海鳥が群がっていたのだろう。
しかし福島原発の付近では、それらの魚や人間の死体は、状況が違う。
打ち上げられている魚や、1000体もの遺体は、放射性物質に汚染されているのだ。
■つまり、マスコミや学者らは、気流や海流ばかりに気をとられているが、
今後は、「生物たちによる拡散」が、これから起きるのである。
そうなれば、被曝した、鳥類、昆虫類、特にハエなどによって、
高濃度の放射性物質が、じわじわと、関東にも持ち込まれるのは確実である。
人々もマスコミも、よく考えもしないから、
「生物による放射性物質の拡散」には、全く無警戒なのだ。
■今後、場所が日本のどこであれ、鳥や小動物の死体があったら、
むやみに、触ったり、捨ててはいけない。
保健所に通報し、なおかつ、その時に保健所の人に、
「これは福島原発の近くから来たのかもしれないので測定した方がいい」
と言うことです。
以上。4/3 2:10 記
______________________________________________________________
【原発労働者の内部告発】
■すでに、以前にも、このテーマの投稿を一つにまとめましたが、
今回は、もう少し深い、東電と政治の癒着部分まで見えてくる、
原発労働に関する話を「転載」します。
■その前に、4/2の午後3時より、梅の間でも度々紹介しています、
元エンジニアの後藤政志氏が、アドバイザーとして出演している
「CNIC News」=「原子力情報資料室」にて、
嶋橋美智子『息子はなぜ白血病で死んだのか』
↓
http://www008.upp.so-net.ne.jp/shonan/shimahashi.htm
この嶋橋さんご本人が、招かれて出演しました。
震災後に、CNIC Newsで、原発労働者について取り上げるのは、初めてだと思います。
■4/2 配信されました
↓
http://www.ustream.tv/recorded/13718448
_______________________________________________________
■さて、下記の記事を書いた渡邉氏は、
私(崩残)も、行政訴訟の時に取材を受け、記事を書いて戴いて、
大変にお世話になった事があるフリージャーナリストの山岡俊介氏の
ブログにおいて、定期的にコラムを執筆している人です。
他の原発関連の記事と比べて、この記事は、
まだほとんど拡散していませんので、
これも拡散に、ぜひご協力ください。
↓
以下転載です________________
電力会社は暴力団の永久資金源!
原発作業員はすべて身元不明の労働者たち。
作業員送り込みは暴力団とフロント!
◆被曝労働者の現実が、日本国民全体に降りかかっている!!
http://portable.blog.ocn.ne.jp/t/typecast/45652/50682/37113619?page=2
以下転載_______________
一昨夜の情報提供者から
「これを書けるのは渡邉さんしかいないと思うので」と、待っていた電話が入った。
「原発の作業員と清掃員は全員身元不明のプータローです。
仕込みは関西の広域暴力団で、大阪の西成とかで多くを集め、
足らなくなれば東京支部の連中に山谷、新宿周辺からも集めています。
もちろん、募集の窓口は孫受け、曾孫受けですが、現場で声をかけるのはチンピラもいます。
しかも、原発作業を隠して集めるんです」といきなり衝撃の言葉を。
「原発に詳しい東電の社員は一人も居ないんですか?」
「昨日の渡邉先生のブログを拝見しましたが、東電の社員はいますが、
近くの完全核シェルターとなっている制御指令室のある建物にいて、
そこから危険な現場の『あのパイプと部品にひびが入っているから取り替えろ』
などの指示は脱しているんです。キケンなところには絶対に行きませんよ」
「東電の連中は被爆するって知ってるからだね」
「そうです。卑劣なのは作業員や清掃員には防護服を着せていながら、
それを東電の連中は被爆するって知ってるからだね」
「そうです。卑劣なのは作業員や清掃員には防護服を着せていながら、
それを教えないで送り込んでいるんです。彼らも働いていて被爆を感じても、
これまで事故も起きていないし、死んだ人がいるとも聞かされていないから安心だろうと
指図通りに仕事をしているんです」
「待ってください。防護服を着ていても長時間作業はできないって聞いていますよ?」
「防護服は完璧じゃないんです。防護服を着ていても10分か15分しか居られないんです。
キケンを知らせる胸ブザーが鳴りますから。でもそれじゃ部品の取替えや修理なんかできないんですよ。
ですから彼らはブザーを取り外して作業するんです」
驚いた話である。続きを聞きたいが先に訊ねた。
「重大なこと訊ねますが、作業員や清掃員を送り込む暴力団の窓口は
東電幹部が直接ではないでしょ?」
「当然です。東電の大幹部や中堅幹部が暴力団と会っているところを見られたら大変なことに・・・」
「そうなると一般人の様相をした暴力団関係者や元総会屋、右翼かを仲立ちに?」
「そうです。ある人物とだけ申し上げておきます。これ以上は・・」
電話を切ろうする相手を急いで引き止めた。
「判りました。話せるときがきましたら教えてください。話を戻しますが、
常時、しかも24時間15分単位で交代で作業する労務者となると相当な人数に
・・労務賃や集める資金も莫大なものに・・・」
「東電だけで年間数百億円、全電力会社だと数千億円だと思いますよ・・」
「それで電力会社はマスコミにCMをふんだんに流し、スキャンダルを押さえ込む・・
暴力団にとって濡れ手に粟、半永久的に莫大なカネが集る?」
「そういうことです。怖ろしい世の中です」
「また話が飛びますが、そうなるとこれまで相当数の被爆者が出ているはずです。
それが漏れて来ないのは?」
「そこです。被爆で死んだものも相当いますよ。
ですが、作業員や清掃員は親や兄弟たちとも連絡を取らないものばかりを集めていますが、
タコ部屋で24時間暴力団に監視されており、携帯も取り上げています」
「彼らは辞めることはできるんですか?」
「もちろん。ですが、辞めても機密保持が付いて回りますし、厳しい監視は続くんです。
作業員が辞めて地元や元の街に帰っても、その地元の組織に監視させればいいんですから
・・・もちろん、言葉で脅しもしますよ」
「怖ろしいね」
「考えてもみてください。これまで原発の作業員たちがマスコミに登場したことがありますか?
まったくないと言っていいでしょ。
先日、どこかのテレビで顔を隠した男が出ていましたが、あれは本当かどうか。
本物だとしてもほとんど何も喋っていなかったでしょ。
口にしたら終わりなのを知ってるからですよ。
もちろんテレビも喋ったことがあってもあれ以上は報道できないですが。アハハ」
「うん。ヤクザが脅す?マスコミは広告料で押さえられている?」
「そうですよ。ヤクザはそれを条件で受けているんですから。
もちろん、漏れたからって暴力団との契約は打ち切れませんね。
彼らに企業の生命線を握られてしまっていますから、
半永久的にカネを毟り取れるし、電力会社は取られ続けるってことです」
「その分、一般家庭のでき料金に跳ね返ってくる?」
「当然です。電気メーターは完全だと強調して、抗議なんか受け付けませんが、
そんなもの完全じゃありません。操作できますよ。
一般家庭のメーターを100円狂わせても、べらぼうな金額が一挙に集るんですから」
「それも聞き逃せないですが、また話を戻させてください。
原発ができて48年ですか・・その間、何万人もの人が作業員、
清掃員で送り込まれていたってことになりますね。告発者がそれでも出ない?」
「そうです。何万人も死んでますよ。
約50年間でしょ。全国の原発は55です。全部は活動していませんが・・
作業員や清掃員は一ヶ所数人じゃないですよ、
一日数百人から1000人以上送り込まれるんです。単純計算でも・・・。
渡邉先生、年間自殺者が3万人の時代ですよ。
死因解剖しないで死亡原因が不明で葬られている人が年間13万人とか言われている時代に、
どこで誰がどういう病気で死んだか、殺されたか判らないってことですよ。
どこで誰が死のうと感心を持つ人は少ないですよ」
「怖いね・・それでも告発者が出ない・・・」
「いえ、出ることを恐れているから電力会社のテレビや新聞、雑誌の
広告出向がべらぼうに多いんです。私が先生に電話したのもそこです。
あなたがブログで『東京電力はなぜ年間数百億円ものテレビCMや
新聞、雑誌広告を打つ必要があるのか。おかしいじゃないか』書かれたからです」
「確かに。私個人で実におかしい料金が合ったんで。
こんな事故から考えたら情けないんですが、許せないことがありましたから」
「個人的なことでも過去にそんなことを書いたジャーナリストは一人も居ませんよ。
もちろん、これまでの渡邉先生のブログも読んでいましたし、
暴力団も怖がって近づかなかった殺人集団のオウム真理教の上佑史浩の
身元引受人になったことも知っていましたから。
あの時は私たちの間でも『渡邉って男はよくあんなとこに入ってる』とか
『オウムの黒幕は渡邊正次郎じゃないか』なんて話まで出ていたんですから。アハハ、失礼しました。
もちろん、暴走族の関東連合を結成させて初代最高顧問だったのも知っていましたから、
この人なら私の言うことを取り上げてくれると思って電話したんです。
「ありがとう。関東連合の連中で暴力団の親分や大幹部になっているのもいますが、
彼らもこれを知っている可能性は?」
「そこは私にはわかりません。ですが、電力、ガスは人間の命の綱です。
宣伝広告を打たなくても売り上げに関係ないんです。
それを年に数百億円もマスコミに広告を打つってのは、
作業員らの告発をヤクザに任せておくだけでは不安で、
メディアに取り上げさせないためですよ」
「確かに取り上げないですね。オウムのとき、テレビは私を生番組に出演させると
何を言い出すか怖いって言いましたから
・・それよりあなたは東電の関係者ですか?それとも裏社会・・・」
「それ以上は聞かないでください。私もここまで話すのは命がけなんです・・・」
>被爆死体処理も暴力団がやる!!
>原発作業員は前科者も多く、彼らは使い捨てカイロだ!
>東電は人間の血を吸う企業だ!!
「・・申し訳けありません。
私が耳にしている原発の作業や清掃を請け負うシステムについてですが、
元請け、下請けがあって孫請けの下にひ孫請けまであるとか・・・」
「そうですが、その元請けに発注するのがいるんですよ。
東電や全国の電力会社の窓口になるのが。
昔総会屋でヤクザでもないが総会屋当時から暴力団と深い繋がりを持つ人物。
そこが元請けに発注するんです。
ええ、もちろん、元請けは広域暴力団の大幹部です。
エッ?跡目を取っていませんが大幹部です。これ以上は勘弁してください」
電話の主はそこで言葉を切った。
最初の電話から会話にノイズが入るところから推測すると、
盗聴を恐れ公衆電話からの告発のようだ。
「もう少し。それなら暴力団から請ける下請けも孫請けもひ孫請けも暴力団関係ですか?」
「下請け孫請けは純然たるフロントです。ひ孫請けもフロントのフロントですよ。
カタギの人がそんな仕事を請けるはずがないでしょ。
何の保証もなく、放射能に被爆する可能性が100%ある仕事ですよ。
しかも周辺や下請け、孫受けに怖いのがうろついていて、
もしかしたら自分が殺されるんじゃないかって」
「先日、現場作業員を送り込んでいるという業者の社長とかいう男が
テレビで『大変心配してます』って・・」
「それは私も見ました。彼らは危険区域を知ってますから絶対に行きませんし、近づきません。
内部であったことは報告を受けるだけです。心配なんかしてませんよ。
もちろん保証もしません。それをしたら儲けが吹っ飛びます。
使えなくなったら捨てる。取替え作業員は上部組織が送り込んできますから」
「何をどう質問していいか私の想像を超える話で・・」
「私も話が飛びますが、渡邉先生、原発は想像もできない複雑な構造なんです。
数千本ものパイプとポンプと電気の配線があります。
それらは数年に一度は取り替えなければならないんです。
取替え前に破損もします、腐食もします、小さな地震でヒビが入ってしまう部分もあります。
それらを作業員が制御室からの指令で“決められた時間まで”に補修したり、
取替えなければ大事故を引き起こすわけです。
これまで大事故を防ぐために数十年に渡って多くの作業員が
放射能を浴びて死んで行ってるのが現実なんです」
「東電も全国の原発を持つ電力会社は罪もない人間を犠牲にして儲けていると・・」
「ハハ。罪のない人ばかりでなく前科を持つ者も大勢いますよ。
だって彼らは刑務所を出ても普通の社会人にはなれないでしょ。生きていくのに金は必要です。
働くところがなければある意味、死を覚悟して働いているんです。
ですからヤクザを恐れることもありますが、自分の前科を知られることにもなりますから
テレビや雑誌に顔を出したくないんです。
使う方としては使い捨てカイロのようなもんで便利ですから・・
東電は人間の血を吸う企業なんです」
「・・・うん。しつこくてすみませんが、もう一度話を戻させてください。
これまで原発で働いた、働かされた人たちは自民党や役所に一度も
告発したことがないんですかね。あなたはその情報を知りませんか?」
>被爆作業員の告発を握りつぶしたのは自民党と社会党!!
>日本経済の総本山経団連を牛耳った「東電」が自民党を、
>東電労働組合が社会党を食わせていた!!
>大幹部は大邸宅、幹部は億ション!大企業電気料を下げ、一般家庭料金を値上げ!
<ここで、この情報提供者の昨日の言葉に注意してください。
私が「(暴力団は)跡目を継いでいるとこですか?」と質問したのに、
「跡目を取っていない大幹部」と答えた部分です。
これは大きな組織に属しながら、跡目を継がなくてもカネは腐るほどあり、
次の跡目に莫大な上納金を出せる大幹部ということです。>
「前にも申し上げましたが、国会議員にも関係役所にも告発はあったんです。数限りなく。
ですが、それをすべて握り潰したのは自民党と社会党、民社党です。
ですからもう誰も告発しなくなったんです」
「うん?」
「先生!この先は先生の領分ですよ。
これまでの自民党をカネで支えたのは日本経団連です。
社会党や社民党、今の民主党政権を支えているのは労組ですよ」
「確かに。そうです。これまで経団連のトップは東京電力の会長が何度も・・。
関西経済界は関西電力のトップが多かったし、
九州電力も四国電力もそうでした。
社会党、民主党を支持した労働組合も電力会社の組合が圧倒的にリードしていました。
電力会社の組合がベースアップに話がついたと発表すると、他の民間企業も右へ倣えだったですね。
私も秘書当時、就職を頼まれると「組合運動はするな」を条件に
東電やNTTに無条件で入れさせていましたから。
これは・・・戦後の日本の暗部としか・・・私もまだ甘いとしか」
「それは止むを得んですよ。その時代は疑う余地もなかったのですから。
電力は国家、正しいというイメージがありましたから」
「貴方の電話で反省しています。大変なことを・・
となると、電力会社やガス会社は公共事業ですから政治献金はできない。
それを経団連の会長になった東電の会長が他の企業に割り当てる・・ってことは、
あなたの会社の電気使用料は大幅に下げる・・
その不足分を電気料金値上げして一般国民から強制的に徴収して穴埋めができる・・
払わなければ止める?」
「そうです。見事な仕組みです。
常に政治家と闇社会がマジメな国民の血を吸っているんです。
先生、話は変わりますが、ご存知かどうか、大手、大手だけでなく
ゼネコンの重役連中の自宅や東京電力の大幹部の自宅を調べたことがあります?」
「電力会社の社長や会長の自宅はありませんが、
ゼネコンの社長、副社長の自宅を訪ねたことが・・・
選挙の票を頼むので二つのゼネコンの重役・・
渋谷の上原と神宮前で二人とも超高級住宅街の大邸宅・・・」
「でしょ?電力会社のサラリーマン社長や副社長も高級住宅街の大邸宅ですよ。
取り締まり役や総務担当の部長クラスでも、億ションに住んでいますよ。電気料なしで」
「なんですって!彼らは電気料金を払ってない?」
「どう考えてもおかしいでしょ?
大邸宅や億ションだと月に10万円近い電気代がかかります。
日本の国民もおかしいと思わないんですよね。
もちろん知らないんですが。許せますか!」
「政治と闇社会の癒着以外にないですな。
私の秘書をしていた迫水久常議員はゼネコンとの付き合いはありませんでしたが、
彼らをバックに当選してきた議員は、公共事業に口利きをして必ず
3%とか5%のマージンを要求しているのは耳にしていました・・
もうひとつお聞きしたいんですが、東電も関西電力もいまでも暴力団を
バックにした昔の総会屋にカネを出していますね」
「そうです。書店にも並ばない数百部の雑誌でも発行していれば、
文句なく、文句なく一頁広告ですよ。最低50万円でしょ。
毎月50万円ですよ。少しうるさいとこには年間数千万円単位です。」
「それが一誌二誌じゃない?明らかに犯罪です。
警察は商法改正で総会屋を締め出したのに取り締まらない?」
「電力もガスも天下りを引き受けているからですよ。
それと時の政権からの圧力でこの二つは見逃されているんです」
「やはりか・・。
もうひとつ、原発の作業員発注の窓口になっている元総会屋は一つじゃないですね」
「本当は一つにしたいんでしょうが、その人間が死んだら続きませんから
安全装置で幾つかに分けているはずです」
「国民から徴収した金をいまも闇社会に垂れ流し、大幹部も優雅な生活をしている?」
「それは間違いないです。先生、東電や関西電力、九州電力の社長、
会長になるのもなったのも全員、若い時代に総会屋や右翼、ヤクザを
担当して、カネで彼らの口を塞いでいた総務部出身ですよ。
なぜか分かるでしょ?手が切れるはずがないじゃないですか。
電話はこれで終えますが、
この事故をきっかけにどのマスコミが東電の闇を暴くか注目していてください。
普通なら書くであろう雑誌が書かなかったり、
テレビでも報道されないなら東電と癒着以外にありません」
「もっとお聞きしたいことが・・・」
「一段落したら・・一段落はしませんが落ち着いたら必ず電話します。
それは約束しますので・・失礼します。
あ、必ずブログで配信してくださいよ」
注・突然掛かってきた電話で、
東京電力と闇社会の切っても切れない怖ろしい関係が少しだけ見えてきた。
今後も各方面の取材を進め、暗部を暴きださねばなるまい。
転載終わり
________________________________________
■なお、山岡俊介氏のサイトは、こちら。
↓
http://straydog.way-nifty.com/
●この数年間、連絡を取らなかったので、
山岡さん、最近どうしているのかな?
この一件には、どんな取材をしているのだろう?
と思っていたら、しっかり、この原発問題に張り付いて、
いつもの、「粘り強い取材」をしていました。
さすがだ。
*********
●山岡さんのブログの中に、こんな記事がありました。
↓
実際の現場と、政府側公表の内容との間には大きな乖離があるという。
「現場にいる知人から直に聞いたんです。
放射線量は、いま公表されている10倍はあるという。」
大手マスコミはまったく報じないが、
東京電力本社(東京都千代田区内幸町)前で、連日、抗議行動が行われている。
埼玉県入間市から来たという田中氏も、こう発言する。
「小出しに隠蔽し、根拠の薄い安全を煽っている内に、
放射能汚染は拡がったでしょう。
政府、東電、マスコミ、御用学者の逃げ切り根性に騙されるかと思いまして。
これは全国に飛び散った“水俣病”。
奇形を孕む前代未聞の、巨大生体汚染ですよ!」
__________________
■ちなみに、疑念があったので、いろいろと調べてみましたら、
フランスの原発労働事情は、日本と、そう変わりないということが
分かりました。
↓
フランスの原子力産業においても、日本と同様に、
合理化と競争力の強化を目的に、単純労働を下請け労働者に委嘱し、
請け負わせる政策が強められてきた。
この結果、労働条件や給与等の労使交渉は消滅し、
放射線被曝が下請け労働者に集中することになって、
下請け労働者の労働条件は非常に劣悪なものとなった。
中略
ベルベオーク夫妻の「Chernoblues」(沈痛のチェルノブイリ)を最近、
読み始めたところ、この事実についての簡単な記述がなされていたのだ!
労働災害の研究会議の1996 年5 月6 日の記者会見で、
次の発表がなされたことを、夫妻は記している。
1995 年始めからの18 月間に、
シノンの原発で働いていた下請け労働者7人が、相次いで自殺したのだ。
下請け労働者が、経済的な不安定性を強いられていること、職業的な
孤独に閉ざされていること、
そして、フランス電力企業(EDF)が下請け労働者に課する制約と、
家庭生活を営むという一番基礎的な彼らの要求との間には、
克服しがたい矛盾が存在していることを問題視しなければならないと、
コメントが付け加えられていた。
シノンには 4 基の原発がある。原子力発電の運転休止期間(通常3 ヶ月)には、
発電所の倉庫のようなところに下請け企業ごとに仮説テントが張られ、
下請け労働者が住み込んで、その期間だけの契約で、
放射線で汚染された老朽部品の交換や、汚染箇所の除染、清掃を、
集中的に行うのだ。
一基の原子力発電所について、運転休止期間に総計何人の下請け労働者が
働いていたのか不明であるのは、残念である。
中略
フランス原発の下請け労働者達は、劣悪な労働条件にさらされており、
彼らの死亡状況などについての情報はEDFと、
これを保護する国家機関により、徹底して隠蔽されているにもかかわらず、
その異常な状況の異なる局面が、ちらちらと垣間見られると言うことであろうと
解釈できるのではないのか?
これが、フランスの特殊事情である筈はなかろう。
日本の原子力発電所の下請け労働者がどうなっているのか、
詳しく知る必要があると、私は痛感する。
桜井醇児・著
■台湾の人は、今回の福島原発の事故どう思っているか? についてのビデオ。
↓
________________________________________
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