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●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
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[1527]
■
●無明庵日記「猫の足跡=その264=」■福島原発事故・東日本大震災■
by:
鈴木崩残
2011/05/22(Sun)05:09:25
福島原発4号機に異常あり(5/22)
左が18:00、右が19:00です。
明らかに、大量の白煙が上がっています。
位置からして、4号機か、または3号機だと判断できます。
●私は、たびたび、原発から白煙が出ているときには、
「冷却に成功しているケース」と「冷却に失敗しつつあるケース」の二種類があり、
どちらであるかの判断は微妙であることを言ってきましたが、
どちらのケースであるにしても、
言うまでもなく、それらは「ただの水蒸気」ではありません。
高濃度の放射性物質に汚染された水蒸気です。
もしも、肺から吸い込んで内部被曝したら「直ちに」死んでもおかしくないほどの濃度の。
それがもう70日以上も、大気中に放出され続けているのです。
2号機が水素爆発でない可能性
■↓だいぶ古い動画ですが、次の作業員の言葉をよく聴くと・・・、
http://www.youtube.com/watch?v=2LT9L2y1AMU
●2号機は「三回目の爆発」に該当するようだ。
そうなると、注水がもっとも遅れたのがこの2号機であるということになり、
そうなると、2号機がはたして水素爆発であったのか疑問が出てくるのである。
水素爆発であるならば、水素は1号機と同様に建屋の上部に溜まって
爆発するのが自然である。
ところが、2号機の建屋には、内部からの爆発による損傷がない。
となると、考えられるもう一つの現実は、
注水が最も遅れた、その時間経過から考えて、
2号機の炉心も溶融し、細かい断片となって格納容器の下に漏れて、
そこで、建屋を吹き飛ばすほどではないが、
ごく小規模の「水蒸気爆発」を起こしたという可能性である。
そうであれば、2号機が爆発したときに、放射線量が跳ね上がったという
この作業員の発言には、整合性が出てくる。
最初の数日で、もっとも重篤な状態に陥ったのは、
一見すると、建屋が壊れていないように見える2号機なのかもしれない。
ただし、2号機が、建屋が壊れるほどではない「水素爆発」であった
という、従来の定説どおりである可能性もあるので、
現時点では、白黒はつかないが。
●しかし、何よりも一番問題なのは、
3号機が、もしも原子炉ではなく、一説に語られるように、
燃料プールでの「即発臨海」による大爆発だったとしたら、
まだ、誰も見つけられないような場所に、周辺何キロにもわたって、
「燃料棒の破片が散乱しており、それらは冷却もされないままに発熱を続けていて、
しかもプルトニュームから出る核生成物を地面や空間に撒き散らしている
可能性があるのである。
そうなると、推定であるが、
1号機・・・水素爆発(ただし、水素の発生源は原子炉かプールか由来は不明。)
2号機・・・メルトダウンにより水と反応して「小規模の水蒸気爆発」か?
あるいは定説どおりの「小規模の水素爆発」か?
3号機・・・水素爆発が誘発したプール内の核爆発の可能性あり(MOX燃料)
4号機・・・確かな原因は不明。(3号の爆風で建屋が極度に傾斜した)
5号機と6号機・・・湧き水処理の現状不明。
即刻、日本の全原発を止めろ
●私たち国民が、決して最後まで、軸をぶらしてはならないのは、
「全原発の廃炉」のみを主張することである。
このまま時間経過すれば、やがて、メディアも被害状況や汚染物質の漏洩を
可能な限り「過少」に報道してゆくだろう。
そうして、やがては、重要な危機意識が希釈されてゆく。
●また、御用学者らも、さすがに分が悪いと思ったようで、
今まで、ガンガンに原発推進派であった者で、
しかも、引退して、何の責任も負わないような元幹部の何人かか、
原発業界の生贄のようにして、「原発慎重派」になった「フリ」をして
テレビなどに出ているのを、最近になって見かけるようになった。
●ところが、この連中や政府が、時間の経過とともに言い出すことは、
目に見えている。それはこうだ。
↓
ああ、わかったわかったよ。原発の安全神話は壊れたのは事実さ。
ああ、わかったわかった、日本の技術は優秀だから、
代替エネルギーでこれからは世界に日本を売ろうじゃないか。(小嘘)
福島の東部を、これを教訓に、世界に先駆けて、
クリーンエネルギー村として、一発また村起こしをしようじゃないか。
それで、10年20年かけて、他の原発も、やめられればラッキーだろ?
おい、愚民ども、それで何か文句でもあるか?(小嘘)
だがな、すぐに原発を止めるなんぞしたら電力不足になるんだぞ(大嘘)。
そのあと20年までは、
今までどおり、原発で、たんまり稼がせてもらうから、そのつもりでな。(本音)
●こういう連中は、このたったの20年という歳月の間に、
阪神淡路、中越、東北大震災の少なくとも3度の震災を経験した事を、
どう「無視するつもり」なのだ?
これから20年の間に、大地震が来ない確率の方が遥かに低いのだから。
●そもそも、もしも本当に直下型の大地震に備えるというのであれば、
現在の原発のすべてを、まるごと、一度リフトアップして、
地盤の部分に「空気圧などによる免震構造」をしなければならないが、
これは事実上、原子炉施設を解体しないとならないので不可能である。
津波の為に15メートルの防波堤など作っても、そもそも、
地震の揺れで、配管や計器や配電線は破断するのは目に見えている。
電源を回復しても、配管が破断して、原子炉内の冷却水が漏れたらば、
「福島と全く同じ結果」になる。
●しかも、すでに菊池氏の発言でも、
あるいは「原発がどんなものか知ってほしい」などでも、とっくにバレていることだが、
多くの原発を作った下請け、孫請けの建設会社などの作業員は、
溶接すらも、まともに出来ない「素人」が含まれている。(全員ではなくとも)
>>労働者曰く「あー、六ヶ所村は必ず事故になりますよ。だって
>>溶接もろくに出来ない私が溶接したんですから。」
「原発がどんなものか知ってほしい」をもう一度リンクします。
これは大震災の数日後(3日後ごろ)に、私が始めて原発について
本当の事実を知って衝撃を受けた、忘れられない手記でした。
↓
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
●つまり、津波にも地震に対しても、
現在のどんな科学技術を以ってしても、絶対安全を保障できる対策など「皆無」。
しかも、一度事故になれば、第二、第三の福島が発生する。
●こんな危険な原発を、
時間の経過による「実感の欠如」と、「危機意識の希釈」とともに、
なんとなく、なりゆきで、原発の継続を「容認」してしまうとしたら、
この国の国民と政府と原発は、ほんとうに、
今よりも、もっと壊滅的なまでに滅んだ方がいいのではないか、
とすら、私は心の片隅で思ってしまうのである。
●そんなことは起きて欲しくないという一念が脳裏にある一方では、
「そこまで、こてんぱんに、絶望的なまでに叩きのめされなければ」
今のような中途半端な危機意識では、日本人は「変わる資格すらない」と
私は思うのである。
アルファー線とベータ線による
破壊的な内部被曝の恐怖
●おそらく真っ先に目に見える被害者は、魚介類になるだろう。
2度に渡って海に垂れ流した汚染水で、既に、大量の魚が即死し、
近辺の海岸に打ち上げられているはずである。
また今後、数年内に、茨城、千葉で、奇形の魚が発見されるだろう。
魚が奇形になるということは、つまり海鳥も奇形になり、
陸地では、死体から湧いたハエ、昆虫、ネズミを介して、
汚染は広がり、むろん第一原発の20キロ内の植物には、来年早々に変化が出るだろう。
しかし、問題は、立ち入り禁止区域に、ジャーナリストが入って、
その証拠を取材できるかどうかである。
■ダダ漏れなのか! ストロンチウム90が海を殺す恐怖
東電の情報操作にはもうウンザリだ!
↓
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5170
祝島の運動にご協力下さい
■先日の投稿をここに移動しました。
祝島の原発建設に反対するリーフレットを下記からダウンロードできます。
↓
コピーしたときに先頭に「h」をつけてください。
表面
ttp://shimabito.net/omote-090519.jpg
中面
ttp://shimabito.net/nakamen-090519.jpg
●署名運動の集約の期限は、2010年の3月に終わってしまっていましたが、
私は、うっかり読み落としていて、間違って先日、出してしまいました。
●祝島のブログは、こちらです。
↓
http://blog.shimabito.net/
祝島の人たちを応援する書
●衝動的に、祝島の人たちにエールの書を贈りたくなりまして、
いくつか、「無心の書」を書きました。
『転機』
今回の福島の事故をきっかけとして、埋め立て建設が廃止され、
祝島に良き「転機」が訪れるようにという願いを込めて。
●怒れる海の荒神(こうじん)が、中国電力の野望を砕くような勢いで書きました。
●また「祝島」という字も書いたのですが、
あの島には「祝神」の方が似合うような気がしました。
■その「祝島」の上関原発の反対運動ですが、
中国電力の大株主でもあった、二井関成知事が、一転して消極的になった。
もしも、埋め立て工事が2012年10月までに完成しなければ失効する。
それを延長する申請を受理しなという方向(事実上の白紙撤回)も動き出したようである。
山口県の地方紙他、いくつか各誌が報道している。
↓
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011051902000194.html
■ところが、今年の3月28日の時点でも、
中国電力は、まだこんな馬鹿な事を言っていたのである。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=GhFqnYKUPDQ&feature=related
______
隠されて良いものなど、
何ひとつもない。
■前福島県知事の海外プレスでの会見の抜粋。
↓
●「隠されてしかるべきもの」とは、「国民の生命と財産」に危害を
加えるようなものと、一般には定義される。
たとえば、個人情報は守られるべきであり、その他、犯罪から身を守る
という観点からは「隠す権利」を持つものは存在する。
また、不治の病、余命わずかとなったときに、それを本人が
知りたくないと言うのであれば、本人の意志を尊重して隠されるべき
真実というものはある。
また、特許権や著作権のように、守られて当然となる「隠す権利」は
この世界に存在する。
●しかし「原則として」、「報道」という世界に限れば、
この世界には隠されるべきものなど、ほとんど存在しない。
事実は事実であり、それに対する是非の論議の問題は別問題である。
下記の二つの動画は、「作りこみ過ぎだ」「BGMと字幕が邪魔だ」
「海外の報道はウケのいい写真を撮ろうとする」などのコメントが書かれていたものだが、
それらを見るにつけ、日本人の感性や良心も、
地に落ちるほどに、劣化したものだと言わざるを得ない。
●これらの写真は、ネットでも簡単に見られる海外プレスのものだが、
海外の報道機関の方が、はるかに真実の一面を切り取っている。
別に彼ら(海外の報道機関)は、ウケのいい写真を撮影しているわけではない。
それこそ、彼らは戦場や事故現場での真実を伝えようとして、今までにも
多くの現実を撮影してきたのだから。
_______________
●かなり以前に、竹の間の投稿で、私は、日本という国の報道は、
いつの日からか「人間の死」(具体的には遺体写真)を報道しなくなったことを強く批判した。
事故や事件による死体、遺体、または悲惨な現場とは、
紛れもなく私たちの住む現実の中で起きていることであり、
それを受け止めて、感じ取り、考える機会を奪うことは、
誰にも許されない。
血や肉や遺体や死体に、醜いも綺麗もない。
正しいも間違いもない。それはただの「事実」だ。
しかし、日本の報道倫理とやらは、あるときから、
人の死の真実の「ごく一面的な側面」である死体さえも、放映しなくなった。
また、以前にも私は指摘したが、「奇跡の生還」のような軽薄なバラエティー番組の多くが、
ある時期から、「そのスタントによって事故で人が死んだ」というケースを
極力放映しないようにしてきた。
私がまだ子供のころには、失敗したスタントも放映され、
無謀なことをすれば、人は死ぬのだということを、私は子供ながらに、
きちんとテレビの中に見た。
また、時代を遡るほどに、人の死は映像としても隠されてはこなかった。
しかし、現在では、大戦時の映像の一部を除いては、人の死という景色は放映されない。
特に事件や事故現場からは、遺体の映像は排除された。
だが、人々は、何も、好き好んで凄惨な現場の写真を見たがっているのではない。
私たちが見たいのは「事実」である。
切り取られた断片ではなくて、それがどれほど悲しいものであっても、
報道から隠されて良いものなどひとつもない。
なぜならば、報道内容が真実であるほど、子供から大人まで、
そこには、考えるべき材料が山ほどある。
しかし、今では、最早、旧ソ連以下にまで堕ちた日本の報道メディアでは、
「国民を考えないようにさせる報道」しか行っていない。
●私は、今回の大震災の翌日から、それまでこの「梅の間掲示板」で
書いていた、精神世界への苦言や、そこにある諸問題の投稿を中断して、
この「震災シリーズ」をずっと書いてきた。
そして、私が震災から3日後に、テレビ局がもうバラエティーを
垂れ流し、国家の有事だというのに、震災や原発に関する報道を
チャンネルを移動して探さなくてはならないという、「あまりにも異常なメディア」に憤った。
その憤りは、今も変わらない。
震災から、たったの2ヶ月半も経っていないのだ。
記者会見も含めて、ノーカットで、報道すべきことは、山ほどあるだろう。
ノーカットで、討論し、論議すべきことは山ほどあるだろう。
ノーカットで、撮影しなければならないものは、山ほどあるだろう。
●そういうことを感じてほしいために、あえて、以下の二つの動画をリンクしました。
むろん、編集した人の個人的な心情は含まれています。
しかし、これらは、捻じ曲げられたテレビ報道よりも、ずっと真実に近い。
______________________________________________________________
●「桜の間掲示板」に、読者の方からのおたよりを追加しました。
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