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Title
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2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
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[1545]
■
●無明庵日記「猫の足跡=その282=」■福島原発事故■
by:
鈴木崩残
2011/06/08(Wed)03:56:26
4号の燃料プールは誰が補強するのか?
これが予定されている支柱である。
↓
http://www.tepco.co.jp/en/news/110311/images/110607_1f_2.pdf
ところが問題がある。
4号の燃料プールには、毎日のように大量の注水がされている。
蒸発によって失われる水の量は大したことはないのであるから、
それから推測できることは、プールのどこかから大量に漏れているということ。
となれば、前述のような支柱をプールの下にはめ込むには、
上からシャワーのように降ってくる汚染水の中で、作業員が作業をしなければならず、
それでは、大量被曝するだろう。
そうならないためには、いったん、4号のプールの注水を止めて、
プールの中を空っぽにして、上から水が降ってこないようにしてから、
この支柱をはめ込む必要がある。
そうなったとき、高線量の中で、何時間でその作業が済むのかという
問題と、何時間であれば、燃料棒の崩壊熱が再び高温になるギリギリの
時間であるかだ。
つまり注水をやめて、プールからの水を抜き、鋼鉄の支柱をはめる間、
燃料棒はどんどん温度が上がることになる。
建屋が破壊されているので、水素が溜まる場所はないので、
水素爆発が起きる危険性はないが、
ただし、再び高温化した燃料棒から、高濃度の汚染物質が大気中に
飛散することは間違いない。
そして再び注水を開始したときに、多くの汚染された水蒸気が大気中に
放出されることになる。
_______________________________
■3000トンの「処理水」を海に放出したいと言う東電
↓
http://www.youtube.com/watch?v=aRAsAJO_Hb4
これは、第一原発ではなく、「第二原発」のことである。
いわゆる彼らが言うところの「低濃度汚染水」をアレバの機械で
濃度を低くして海に垂れ流す気か?
そもそも、津波の時の海水で、放射性汚染のない海水ならば、
どうして放射能の除染が必要なのだろう。
タービン建屋の中に水が入っただけでも、
水は放射性物質に汚染されるのかもしれない。
しかし、第一原発用にも、大量のタンクがあるのだから、
それを持ってきて、そっちに移動しないで、どうして、わざわざ海に流すのか?
●もしや、第一原発の汚染水が処理できなくなったので、
それを第二原発に持ってゆき、
第二原発には、海洋のモニタリングポストがないのをいいことに、
海に流してしまう気か?
■【原発推進路線なぜ?】
↓
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201106073496.html
この社説を見たとき、正直言って、私はこう思った。
>「もう一機、福島第一レベルの事故が日本で起きないと、
> このド阿呆な連中には、事の重大さが自覚できない。」
ぐちゃぐちゃの配管で、しかも素人の溶接で、耐震性なし。
その上、GE社の原子炉は欠陥品。いまさら、現存する原発を
どうやって、安全なものになど出来るというのだろう。
保安院は、福島の事故を、必死になって「電源喪失のせいだけ」にするために、
他の原発に対しても、外部電源確保の問題と、防潮堤の問題だけを指示し、
配管類の問題、そもそもの設計上の問題、地盤を含む耐震性の問題には、
わざと全く言及しないようにしている。
もしも本当に、原発を安全にしたいのならば、
全国の原発を、「根本的に、全部作り変えなければ無理」である。
一体、そのための研究費と建設に時間と金が、どれだけかかると思っているのだ。
◆原発広告ワースト1の読売
編集委員も動員・ダミー団体で電力業界の“黒いカネ”隠す
↓
http://www.mynewsjapan.com/reports/1447
記者らの知識では決して東電には
突っ込めない矛盾点を後藤政志氏が斬る。
いつ聴いても後藤氏の論説は論理的である。
結論を断定するに至るデータが得られてもいないのに、
東電が自分たちに都合よくデータを解釈することに、後藤氏が激しく憤っています。
■後藤氏の見解では、東電と保安院の主張する、
「津波が来る前までは全てが正常だった」というものは、
合理的な説明がなく、データの変動に矛盾点・疑問点が多く、
それにもかかわらず「津波以前には地震による影響はなく正常だった」
と東電が断言をしている事は、全くいいかげんであると後藤氏は憤る。
後藤氏の推論では、各部の圧力データの変異から推察すると、
「津波が来る前に故障が生じている可能性」が高い。
↓
http://www.ustream.tv/recorded/15223495
記者会見では、ここまで突っ込んで疑問点を提示できる記者がいないのは
残念なことである。
小出裕章氏関連の情報
【福島原発】6/7/火
★メルトスルー(原子炉貫通) 政府が公式に認める
↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZQykJbpD42c
■岩上安身氏によるインタビュー
パート1は、恐ろしく録音状態が悪いので、
耐えられない人は、パート2から見てください。
↓
小出裕章助教インタビュー、パート1 (11分46秒)
http://www.ustream.tv/recorded/15220732
小出裕章助教インタビュー、パート2(68分38秒)
http://www.ustream.tv/recorded/15220874
____________________________
ちなみに、週刊文春の6/9号と、週刊現代は面白いので買いました。
「週刊文春」での注目記事は、上杉隆氏のレポートと、
あとは「原発作業員とヤクザ」という記事です。
「週刊現代」での注目記事は、各有名企業にあてたアンケートへの回答です。
このアンケートでは原発についての意見を尋ねているが、
なんと、名だたる大企業の多くが「無回答」。
また、原発については「段階的に減らすべき」という意見が多く、
「即刻、原発を廃止」という事を言える企業はただのひとつもなかった。
著名人へのアンケートの回答では「即時、すべて廃炉」という意見もあったが、
全体として見ると、
「全原発は、即刻停止すべき。それでも問題なしという、最も必要な正論は、
まだ全体には行き渡っていないようである。
明日にもどうなるか分からない危険物を抱えていることが、
ここまで自明の事実になったにもかかわらず、
そんな火種を、「現実問題としては、まだ、しばらく原発は必要だろう」と
判断する、その脳みそが、私には全く理解できない。
今や、原発は「必要悪」でもなければ、今すぐに止めたからといって、
経済に致命的な打撃を与えるものでもないのにも関わらず。
いまだ「原発がないと電力が不足するという詐欺」にひっかかっているのか、
それとも、いまだに電力会社との金の癒着から脱出できていないのか、
いずれにしても、トップ企業として、原発に対する意見も、まともに返答できないことは、
実に情けないと私も思った。
東電に残された唯一の手段
●現状を簡単に言ってしまえば、
1−溶融物は、一部は格納容器の底にひっかかっており、
一部は、床に落ちている。
これは1号から3号まで全て共通である。
さらに言えば、4号と3号は、使用済み燃料棒も、
そのいくつかは床に落ちている可能性がある。
2−しかもそれら全てが、中途半端に冷やされているために、
いちおう今の表面温度では、水と反応する水蒸気爆発の危険性は低い。
ただし、もしも何らかの原因で、注水が長時間中断すると、
溶融物は、再び高温になり、建屋の床を熔かして、建屋の地下に
膨大に溜まっている水中に落下する。
このときに、もしも溶融物の表面が高温であり、
蒸気爆発の条件と合致すれば、爆発する。
もしも運良く爆発をしなければ、圧力容器や格納容器を通過して
いった時のように、水中に没して、汚染された蒸気を発する。
3−どのようなシステムの、循環型の冷却・浄化装置をつけるにしても、
水を汲み上げる先は「地下室の汚染水」以外にはありえない。
もしも、格納容器の底が破損していなければ、
格納容器の底にあるわずかな水を汲み上げることになるが、
放射線量が高い危険な格納容器に作業員が近づいて、
そこにホースを設置するよりも、地下に溜まった水にホースを降ろすほうが危険が少ない。
いずれにしても、水を汲み上げる先は、地下に溜まった水になることは
間違いない。
4−しかし、そこで生ずる問題は、地下にたまった汚染水が
あまりにも高濃度であるために、アレバのフィルターが使い物にならない可能性。
5−最終的には、たいして除染されない水を循環させることになる。
溶融物はなんとかして冷却を継続できるが、
高濃度の汚染水は、建屋の地下のコンクリートの割れ目から、
どんどんと、地下と海洋に洩れ続ける。これが何年も続く。
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