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「ド素人による食品検査」奮闘記
　
　第２回目


●肝心の、シンチレーターが、注文から５週間目になってもまだ来ませんので、
先に、鉛ブロックを安定させる木枠を組み立てました。


木材カットの注文を出した後に、寸法の変更が生じてしまい、
当初の図面の形とは、部分的に、かなり違ってしまいましたが、
これで鉛ブロックが倒れないように、いちおう、外から補強しました。





読者の方から、0.8ｍｍの銅板を（切断までして戴いて）、無料で頂戴しましたので、
これを５枚重ねて、使用しました。
結果として、鉛の内側に、４ｍｍの銅板が入ったことになります。






鉛ブロックは写真のようにずらして置く方法にしたので、
必ずしも全面が５ｃｍ厚の壁で、周囲の自然放射線やバックグラウンドから
遮蔽しているのではなく、

部分的には、４ｃｍ未満の鉛の壁になっていますが、
まー、これで、とりあえずやってみます。





振動も、安定した測定には良くないというので、
測定容器の下に、緩衝材を何枚か重ねました。

あとは、まだ測定環境の温度と湿度を一定にする方策を講じていませんので、
とりあえずは、断熱効果のあるもので測定容器を取り囲むことをしてゆきます。







この測定器の「ネーミング」がきまりました。



風評被害測定器「実害くん」

です。

つまり、「風評被害を受けているのだ」と呟かれている食品を検査して、

実害があるかないかを、明らかにしようではないか、

という、「風評被害ブーム」に対する、ケンカ売りです。


シンチレーターが来たら、「おのみち測定依頼所」さんで検査して戴いた、
近くの土地の土壌があるので、それも校正用に使ってみようと思います。





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