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「ド素人による個人測定」第３４回
　初の液体（醤油）の測定


■角型マリネリに詰めたり出したりする動画からご覧ください。
　↓




＊動画中で、パルスのことを話していますが、
　後日、「醤油」「塩水」「真水」「土壌」の４つを各４時間測定しましたが、
　特に、パルス表示の動きに、目立った違いはありませんでした。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊


■さて結果ですが、まずは、
左図は、いろいろなスイッチを切っての表示です。右は一部をｏｎに。

以後、全図中の矢印「→」は、スイッチのｏｎ／ｏｆｆや、設定数値を
確認するためのものです。


　



　




■以下で、イコライザー部分は、
２００keVを最下部まで下げて、５００keVを最大にしています。


　


　



●上右の、この一番最後の表示方法で、かろうじて、
セシウム１３７のところに、何かが「あるかないか？」という、
ぎりぎりの表示限界でした。



＊＊＊＊＊＊＊＊＊


■つまり、今までの設定の表示法では、今回はセシウム領域が見えないために、
ここでは定量することは、いったん、どけておいて、

それらしき山が見えるかどうかを、いろいろな表示法を試して
「変形を加えた上で」「部分拡大」をしようとしてみたのですが、
ここまでが限界でした。



■「仮に」ですが、これまでに測定・表示したのと同じ設定画面から、
約２mm平方の面積（たとえば、各辺が２mm２mm３mm）の三角があったとしても、
０．６ベクレル／ｋｇに満たない、ということに（私のこの方法では）なります。



■そこで、この醤油は、近日中に、測定所に依頼することにしました。


悲しい話ですが、もしもこれで、
０．６ベクレル以上のセシウムが検出されたらば、
今のシンチレーターとソフトでは、１ベクレルまでの測定は、かなり難しい、
ということになるのですが、今回やったように、表示法を変えれば、
「不可能」とは言い切れない余地がわずかながらもあるので、あきらめません。


ちなみに、「前回までの表示設定」で、
もしも、はっきりと見えるピークのある山の各辺が、
たとえば、３mm３mm３mmあれば、「計算上は」、自分の換算係数によって、
１ベクレル／ｋｇまでの判定が可能となるのですが、
今回のグラフでは無理でした。



■ためしに前回までと同一表示で、換算係数も同じで計算すると、
この醤油のカリウム４０は、以下のようなりましたが、
このＫ４０の数値は、前回同様、また間違っているはずです。






【計測時間１３時間　６００ｍｌ　６９１ｇ　測定設定００４　
　室温１９〜１８℃　湿度記録なし
　夜間につき外からの振動は少なし
　シンチレーション検出器／アルマジロtype3　１インチ】



続く


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