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無明庵日記●猫の足跡-その657●「ド素人による 食品検査奮闘記・第38回」
by:
鈴木崩残
2014/03/11(Tue)23:28:28
「ド素人による個人測定」第38回
前回の基礎テストの続き
★まずはこの動画からごらんください。
この動画は、拡散希望をします。
↓
)
●こうしたドキュメントを見るときには常に(内容と合わせて)内容よりも、
「報道姿勢」の違いに注目することです。
たとえば「あー、あんな内容は、ずっと前から出ていたよ」とか、
すぐに口走る馬鹿者は、報道姿勢の落差を見ていない。
これは対人でも同じことです。
語る内容以前に、その語り口調を生み出しているその人間の生き方の、
「姿勢」を見ることとです。
なぜならば、その姿勢を見ていれば、
長続きするか、発展するか、実利成果を上げられるか、
それとも、あらゆる事が、中途半端に終わるかは歴然と分かるからです。
・・・・・・・・・
●さて、コンテンツが多くなったので、前回の投稿の続きをここへ投稿します。
私個人は汚染鉛は使用しない事にした
●下図のとおり、グラフの左側では、汚染鉛とそうでない鉛は、
バックグラウンドの高さそのものが約3倍も違います。
しかもこの鉛はブロック状などではなく、たった1mm厚の鉛板シートであり、
それを遮蔽容器の内側に貼っただけです。(一つ前の投稿の写真を参照ください)
↓
その高さの差は別問題としても、
何よりも監視したい核種領域の「測定への影響」が最も気になったので、
実際に1mmの汚染鉛に囲まれた中に土壌を置いて測定した結果です。
↓
●汚染鉛に取り囲まれた中で測定した土壌のグラフは、
私の目にはどう見ても、セシウム領域のエッジが甘くなっているように見えました。
(比較しやすいように緑色のグラフ線を上に少しずらしています)
↓
●よって、結論としては、
肝心のセシウム137(662keV)や134(796や802)の領域の測定にまで影響が感じられるので、
「私個人は」、この鉛を測定に使いたくはありません。
たぶんマントル(その他普通の測定済みの検体)などを測定しても、
同じようにグラフの右側の領域まで影響するかもしれません。
(K40にまでは影響はしないように見えますが)
■奇しくも、と言いますか、図らずも、
風評被害測定器「実害くん」の記念すべき初めての実績は、
遮蔽容器用の汚染鉛の「実害」を見た事でした。
まず、測定器の自分自身に突っ込みを入れたあたりが、いかにも、彼らしい。
汚染鉛に対するバリウムシートの遮蔽効果のテスト
早速、この汚染鉛に対して、低keV領域をどれぐらい遮蔽するのかを見るべく、
まずはシンチレーターそれ自体をバリウムシートで包んでみました。
バリウムシートに包まれたシンチレーター ↓内側の汚染鉛の壁
↓
1mmシートvs汚染鉛の壁との結果
■汚染鉛(1mm)に囲まれた中では、シートに包まれたシンチレーターは
確かに仕様どおり、100keVあたりに対しての遮蔽効果はあったが、
200以上のkeVに対しては顕著な遮蔽効果は見えなかった。
↓
3mmシートvs汚染鉛の壁との結果
同条件でシンチを包むシートを3mmにした場合。
↓
*********
■以上の結果から、いつもの遮蔽容器のBGの場合と、
このバリウムシートを、遮蔽容器の内側の壁に張り巡らせた場合には、
「1m」の厚みでは、「BGそのもの」は、
おそらくは、そう大きく改善されるものではないと推測した。
(ただし、厚みが5mm以上となると変化があると予測される)
なぜならば、前述の汚染鉛(正しくはβ線がかなり高かった鉛)に対して、
1mmのバリウムシートは200のkeV以上の領域(通常の測定対象の核種)
に対しては、遮蔽能力をほとんど持たないからである。
(ただしこれはシートが1mmの場合であることに注意)
*********
シンチレーターにバリウムシートを巻く
●次に、このバリウムシートをシンチレーターに巻いた状態で、
汚染鉛による内壁ではなく、
以前に測定した校正用検体(セシウムが検出された土壌)の測定をしてみました。
この場合に、何をテストするかと言いますと、
100keV近辺に対するグラフの高さの低下ではなくて、
このシートが200keV以上の領域の測定に「どう影響するか」です。
考えられる可能性は、
1.顕著な影響は見られない。
2.グラフ線の安定感に欠けるなどの悪影響が出る
3.核種の判別がしやすいグラフになるなどの良い影響が出る
*********
土壌測定の結果の比較図
3つが重なると分かりにくいので右図に区別を書きました。
↓
3mmシート巻きシンチでの土壌測定の結果(5時間測定)
↓(Max=11)
1mmシート巻きシンチでの土壌測定の結果(5時間測定)
↓(Max=12)
シートなしでの土壌測定の結果(5時間測定)
↓(Max=12)
シートなしと3mmシート巻きシンチでの土壌測定の比較
↓
■このテストにおける【特筆事項】
↓
つまりシートを巻く太さによって「検体とシンチレーターとの距離」が
変わらないように工夫をしましたので、純粋にシートの影響だけを測定しています。
★ 現 時 点 で の 推 論 ★
追試が必要と判断しました。
3mmシート巻きでは、確かにCs137の領域の測定に影響しているように見える。
たとえば山の高さが若干低くなっている。
●Cs137(662keV)に限ればシートなしがグラフのエッジは明確だが、
1mmシート巻きの場合には、その右の796keVと802keVのCs134のグラフの形に、
何かの変化や意味を「感じる」のである。
これが測定効率に良いものとなるか否かの判断の為には、
今後の追試を必要とします。
_________
★
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