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●猫の足跡-その799「★おおざっぱ測定 日記・第177回」★重要★「軽比重用係数と測定時間の確認」
by:
鈴木崩残
2015/10/16(Fri)07:40:16
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第177回
軽比重用係数と測定時間の確認
●前々回の「175」回の投稿中で、暫定的に求めた、
「軽比重」の検体用の係数を確認しました。
と同時に、今回は、わざと最初に3時間、別の検体を測定に使用し、
その後、連続して今回の検体「炒り焙じ茶」を測定しました。
つまり最初に3時間だけ、シンチレーターとPCを使用して、
わざと機能低下をさせてから、そのまま継続して測定しました。
そのあとで、PCとシンチレーターを1時間休ませてから、
再度、「炒り焙じ茶」を測定しました。
今までの結果からの推測によれば、2度目の方が正確に(大きく)出るはずです。
*********
まずハイビスカスの測定を3時間しました。
↑
662keVが陥没しているという理由で不検出としましたが、
こういう試料でも、粉砕して詰め込んで8時間ぐらい測定すると、
この陥没した部分が、次第に山になってくることもあるので、侮れません。
今回は量がこれしかないので、これでやめました。
■次に「炒り焙じ茶」(PCとシンチレーターは計10時間使用したことになります)
↓
■休息のあとに再測定
↓
この二つを比較すると、違いは歴然としていました。
↓
******************
■ちなみに、これまでの測定結果から、
【通常係数】 【これより軽いと軽比重係数を適応?】
↓ ↓
322g以上 300g 277g以下 225g 214g
スキムミルク 米ぬか 焙じ茶 茶葉
となったので、「300g」あたりが、どちらの係数にするかを分ける点です。
■これを確かめるために、
600mlで、ぴったり300gになる合成試料を新たに作りました。
前述の「炒り焙じ茶」に同量の「かたくり粉」を混ぜて、半分の濃度にしました。
焙じ茶150g+片栗粉150g=300g
↓
濃度の理論値は、
>Cs−137=1.31Bq/kg
>K−40=221Bq/kg
ただし、この焙じ茶は、「炒って少し濃縮された焙じ茶」と
「炒らない焙じ茶」の二つを粉砕したものの「混合」であるので、
測定依頼したもの(=炒った焙じ茶だけ)よりも、少し濃度が低いものです。
そのために、測定値は、理論値よりも、やや低めに出ると予測されました。
(おそらくは、1.0Bq/kg程度)
■その測定結果です。
↓
この結果を受けて、
600mlで300gでは、「軽比重用係数」の使用となりました。
●また軽比重の検体で、しかもスペクトルの面積から、
特に、濃度が2Bq/kg未満であると思われる場合には、
4時間で測定を確定するのがいいケースもあると判断しました。
(それ以上測定すると、山が低くなってゆく検体もあるため。)
ただ次項の「松葉」の場合には、逆に4時間では山が不明確だったものが、
5〜6時間でピークが現れましたので、ケースバイケースです。
軽比重用の計算法を改善した
●これはこの測定奮闘記を開始して以来、ずっと付きまとっていた大問題なのですが、
比重が標準試料の重量(多くは体積 ml と イコールの重量 g)の半分以下になると、
どうしても重量換算時に、誤差が大きくなることでした。
これを解決できる計算方法が見つからないために、暫定的に次のようにしました。
【軽比重ではCs−137の係数は一定にする。重量換算は行わない
ただしK−40は、今までのように重量換算を行う】
↓
すると最近の軽比重の試料の面積からの計算結果はこうなります。
新計算の値
↓
●希釈焙じ茶 1.0(推定) 1.1
(38平方mm)300g
測定所値
↓
●炒り焙じ茶 2.63Bq/kg 2.5
(82.5平方mm)225g
●茶葉 3.53Bq/kg 4.26
(142平方mm)214g
●MB米糠 7.74Bq/kg 6.57
(219平方mm)277g
数値(濃度)が大きくなると、測定の結果値に対して、
最大で約20%の誤差が出てしまいますが、
重量換算をした結果として出てくる大きな誤差よりもマシでした。
それを確かめるために、比重の軽さと、汚染ムラのために、
今までで最も苦労した、「松葉」の測定にリベンジします。
結果はこちらです。
↓
■・・・・やったぁ! 成功だ。
_________
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