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[247]
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★分割自我復元★その247■ 【重要記事】 『なぜ、トラウマを掘るのか?』 ■
by:
鈴木崩残
2013/07/20(Sat)05:25:23
・要保存・【重要記事】
『なぜトラウマを掘るのか?』
■これまでは、「自我復元法」「スケッチブックの活用」などに関する
「改訂や改善」を、「重要な補足記事」としてきましたので、
それらの記事へのリンク先を、自我復元ブログに記載している人たちがいます。
が、今回は、「トラウマをなぜ掘らねばならないのか?」を、
同じ重要記事としますので、必ず、この記事もブログにリンクしてください。
■今回の記事は、今までに「桜の間」で書き連ねたことから、
「最重要」な部分を抜粋し、
さらに「本文中」にも少し「加筆」もしましたので、必ず再読して下さい。
★ブログに貼るリンク先となる、
今回の投稿のアドレスは、「下記のアドレス」です。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?S247
***************************
なぜ機能不全家族問題を掘るのか?
先天性の自我率であれ、後天性の自我率であれ、
自我率が、おおよそ50%を超えたあたりから、
本格的に機能不全家族の問題を掘れるようになります。
ただし、これには個人差があり、自我率40%ぐらいで主要なトラウマが
掘れてしまう人もいれば、98%になっても掘れない人がいます。
また、これは一度掘っても、また「別の地雷」が発見されることがほとんどです。
■そこで、もう一度、おさらいですが、
自分の幼少期に、問題がない、と思い込んでいても、
問題があった、と思っていても、
どちらの場合にも、次に該当する「記憶」がないかを必ず調べてください。
↓
________________________________
■感情が機能不全に陥る原因には、次の「5種類」があります。
☆1☆
親が、身体的暴力を子供に加えた。(暴力によるトラウマ)
☆2☆
本人は親からは殴られていないが、
本人の兄弟や母親が、父親に殴られた。(恐怖によるトラウマ)
☆3☆
親が子供らに手に出していないが、
親が、子供を頻繁に怒鳴ったり、物に当り散らした。(恫喝によるトラウマ)
☆4☆
暴力や恫喝を使わなかったが、親が子供を自分に都合よく調教した。
(調教による無力化)
さらに親が子供に対して、
「無視する」
「意地の悪い事をする」
「からかう」
「陰湿な皮肉を言う」
「嫌味を言う」
「お仕置きをする」
「兄弟間での差別をする」
「子供を不安にする、その他の行為」
といった、暴力でも恫喝でもない、陰湿なやり口、もあります。
これは親から、明確な悪意を持ってなされる事もあれば、
悪意の意識なく行われる事もありますが、
子供の中に作り出してしまう「不安と弊害」は同じです。
☆5☆
なお、この4種類とは別の分類に入る「AC」=アダルトチルドレン、
というのは、親からの「虐待によるトラウマや調教による無力化」がなくとも、
「子供時代」に、子供らしい感情を出せない、特別な理由が環境にあった場合です。
親による、暴力、恫喝、調教がなくても、
子供が自分のいる環境を見て「不安になったり」「寂しさを感じたり」して、
それが原因で、子供自身の判断で、
当たり前にあるべき「感情を抑圧した場合」になる「症状」です。
1から4のような「明確な加害者」がいないという点で、
分析を進めるのに困難な場合があります。
実は、この場合の加害者は、「本人自身」なのですが。
*********
■4と5は、かなり気づきにくいという点で厄介です。
記憶が「封印」をされてしまうほどの、
「暴行」や「レイプ」による「恐怖」や「苦痛」などの、
「よほどの酷い仕打ちをされた経験」がないかぎりは、
「1から3」のタイプの人は、その経験が「記憶」をされているので、
掘り出すのは、「4や5」のタイプよりは可能なはずです。
ただし「1から3」の場合には、
必ず、4と5の「調教やAC」の要素も同時に「併発」していることがほとんどです。
■注意点■
以上の「5つの分類」を見て、
自己判断で、安易に、どのタイプかを決め付けないで下さい。
また、本人からの「情報提供」が少なかった場合には、
私とのメールのやりとりでも、地雷がある事が分からないことがあります。
従って、自我復元者の方が、メールで相談や報告をされる場合には、
可能な限り、私からの質問には答えてください。
そうしないと、発覚しないトラウマがあるからです。
掘り出しの「鍵」になるのは「不快感」
●トラウマとか、ACとか、調教と聞くと、
随分と、「たいそうな事」が自分の幼少期に起きたのか、起きていないのか?
といった尺度で、自分を見てしまいます。
しかし、そのモードで探しても、「家庭に問題はありませんでした」と、
平気で答えて来た人のほとんどは「4」と「5」のタイプの機能不全家族でした。
●しかし、「虐待や、恫喝は家庭内にありませんでしたか?」
というキーワードでは、ひっかからないタイプのトラウマがあります。
たとえば、それは、子供への「無視」「その他」であるので、分かりにくいものです。
こうした、隠れているトラウマを照射する為には、問題を探す為のキーワードを、
>【不快だったこと】それも、『繰り返し不快だったこと』
が、自分と家族との記憶の中にあるかを探ることです。
●「どこの家にも不快なことなどあるものだ」、などと決して言わず、
子供だった自分にとって、『繰り返し不快な思いをした』事を掘ること。
そうすると、そこに、
明確な、直接虐待や間接虐待や、「いじめ」や「無視」ではなくとも、
「震源地」や「地雷」が潜んでいることが、よくあります。
(震源地と地雷の違いは、震源地は、いつも「定期的」に揺れています。
地雷は、誰かや何かが、それを踏んだときに、起爆します。)
●だから、前述した、「4」と「5」のタイプが、自分には疑わしいと思った方は、
必ず、まず幼少期から子供時代に、
『繰り返し不快になった』出来事がないかを、徹底的に、掘り出してください。
*********
本能的な不安や恐怖が屈折して生み出す
『自己矛盾』
■さて、自分に対する親の注目の度合いを、子供が過剰に意識することは、
ごく自然な事であり、恥ずべきことではありません。
また、それによって生ずる、
「怒り」「嫉妬」「焦り」「不安」は、ごく自然なものです。
そうしたものが自然に生ずる原理は、以下の通りです。
■人間の子供にとっては、
親からの注視、関心が、他の兄弟姉妹よりも少ないと意識した場合、
または、1人っ子であっても、
親が、自分が頼れる存在かどうか、ということは、
実は、「生命の危機」という死活問題に直結しており、
それは、「本能的な恐怖と不安」に、直接にリンクしています。
だからこそ、私は、皆さんに、
>親と兄弟姉妹を含む、家族全体の、記憶を思い出すように言うのです。
>むろん、当時の感情そのものも。
■皆さんの中には、ご自分が、子供の時に、
「自分が親の愛情に餓えていた」、「自分が寂しかった」「不安だった」、
などという事実を認めたくない人がいます。
「そんな、みっともなく、情けない、
しかも、愛情に餓えていたなどと、聞くだけ反吐が出る」
という人もいるかもしれません。
しかし、その人たちは、
「親からの愛情に餓えること」ということは、これが動物の世界ならば、
それは即時に、
>「食に餓えること」。
>または「外敵から自分が守られていない事」。
>つまりは「生命の危機」に「本能的」かつ直接的に「一致している」
>という「深刻な現実問題」であることを、
全く理解できていないのです。
■従って、原主体に「近い」部分のトラウマを受けた記憶になるほど、
それは、「動物的」で「本能的なもの」とも言えます。
それは、記憶の深層部で、ずっと抑圧されてきたものですから、
>涙を伴う感情だけではなく、身体反応(咳、嘔吐、痙攣)が激しく出る、
という事は、それを本人の力で摘出が出来た時の、ひとつの特徴です。
*********
■トラウマやACや調教によって、何が被害を受けるのかということは、
今までに、過去に「竹の間」や「梅の間」でも、古くから何度も言ってきた通りです。
>>・1/やりたくない事なのに、我慢して、やってしまった。
>>・2/やりたい事なのに、我慢して、やらないままにしてしまった。
つまり、
>「やりたいこと」、と、「やりたくないこと」を明確に主張する能力が、
>トラウマや調教やACの影響で、削がれてしまうということです。
■しかし、その「やりたいこと」と「やりたくないこと」の「意志」は、
「トラウマを受けて出来上がった仮人格」の発する「意志」ではなくて、
>「原主体」が元々持っていて発する「意志」でなければなりません。
■「ACやトラウマから出来た仮人格」の意志や、目的や、
それが考え出す、「やりたいこと、やりたくないこと」は全く信用がおけません。
それは、その人のトラウマを悪化させます。
だからこそ、自我復元と並行して、トラウマや機能不全家族問題を掘り、
最初は、俗に言うところのインナーチャイルドの持っている、
>「本能的で、率直な感情」を掘り出し、
そして、最終的には、「原主体」に接触しないとならないのです。
■記憶を辿り、問題を見つけようとする、こうした作業の目的は、
家庭内のあら捜しでもなく、
トラウマを背負わせた犯人探しでもなく、
自分のトラウマを誰かのせいにすることでもなく、
逆に、全部を自分のせいにして、抱え込む事でもありません。
家族環境そのものが「病理的」な現象を発生していた場合に、
それが「現在のご自分の言動」の中で、未だに、
>『自己矛盾』を生じていないか? を調べるのが目的です。
その「自己矛盾」を生じた発端が「幼少期にないか?」を探るのが目的です。
自己矛盾は幼少期だけではなく、
大人になってから得た経験や知識でも生ずるものですが、
ほとんどの場合に、その原型は、子供時代にこそあります。
■こうした分析は、既に述べたように、
家族の中の「悪者探し」をするのが目的ではなく、責任者を突き止めるのではなく、
それによって、子供だった自分自身に「自己矛盾」が生じていないか
が問題になります。
なぜならば、
>「自己矛盾」こそが、
>「なぜ、思ったとおりにならないんだ?」となる、最大の原因だからです。
本心では、「思ってもいない事」をしようとするのですから、
うまく行くわけがありません。
あるいは、自分自身の中の脳内会議で、
「全く対立する二つの思考が同時に主張」をしているのと同じですから、
それは、「自分で自分の手足に縛りをかけている状態」になっており、
それでは、物事が、自分が思ったように動くはずがありません。
また、自分で思うように動いていないのに、
動いていると、思い込んで自分自身を欺くことが習慣になってしまい、
どんどんと、鈍感で、無意識的な世界に引き込まれて行きます。
そして最後には、
「こんなはずではなかった」
「これでは、自分らしくなくて苦痛だ」
「自分の意志というものが信じられなくなった」
「もう、めんどくさいから、死にたい」
「いや、瞑想でもして、運よく悟れれば、何とかなるかもしれない」
となるのです。
これは、哲学的状態でも、形而上学的な精神状態でもなく、
>ただの「故障した計算機」が弾き出した「誤答」に過ぎません。
「自我復元法」というものは、
今日までの地球の手法では、修復が出来なかったり、
修復しても、不完全であったり、再発してしまったり、
また、その効果に個人差がありすぎた「既存の心理学的な療法」が、
信じられないほどオカルト的な手法が、そのバックアップをすることで、
完全な修復効果を持てるようになった、
地球で唯一の、
「自我と、意識と、記憶の、再起動システム」であると断定して構いません。
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