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無明庵日記●猫の足跡-その579● 【橋下徹大阪市長外国特派員協会会見 】について。
by:
鈴木崩残
2013/05/28(Tue)12:49:51
必見・『かなり面白い記者会見です』
●全部で、2:35ありますが、
日本の全国民と、全世界の人たちが見るべき、
ある意味で「名会見」だと私は思います。
要 約
1.
この原稿、橋本氏以外に、相当ブレーンを集めて、上手く作りましたね。
過去の弁護士活動については悪評の目立つ橋下氏ですし、
原発問題その他では、全く信用の置けない人物ですが、
この会見の主張法に限っては、良い意味で、弁護士らしいです。
つまり、相手に「おう、日本は間違っていたのを認めるぜ。
さて、お前らは日本だけを責められる資格はあるのか」、
という攻め方をしています。
2.
なるほど、
「まず、自分の腹をわざと切っておき、
多数の相手にも、お前らには腹を切らないで、
売春を正当化出来る理由はあるのか?」 という戦法ですね。
今までの右寄りの主張であった、
「日本の施設は人道的であり、衛生管理をし、大金を娼婦に渡していた、
悪いのは朝鮮人の仲介業者だ」、という争点には持ってゆかずに、
戦場での買春・売春それ自体の是非を世界に問うことで、
朝鮮が、世界のメディアを悪用して、「日本だけを責める」のを、
黙らせるやり方ですね
3.
私見であるが、
戦場における性の問題、あるいは社会における性の問題を解決するには、
利権や金銭を一切、からませないことである。
金銭がからまなければ、ピンハネするヤクザも業者も存在できない。
すなわち・・・
もし戦場の兵士(男性でも、女性でも)を、 性的に癒したいと
「志願する者」は、 女性であれ、男性であれ、ゲイもレズも、
無報酬、無料奉仕で、自らの意志で、慰安活動をすればいいのである。
衣食住だけは、完備してもらうとして。
簡単なことです。
問題は、性に金がからむことです。
もし、性的な癒しをしたい志願者の、男女がいなければ、それまでのこと。
もしもいたら、それは、誰の人権も、侵害しないことになる。
4.
1:18あたりから。
ここでもまた、今までの愛国系(右翼ではない)の主張する、
「侵略戦争か、アジアへの欧米の植民地支配からの開放戦争だったか」
には論点を持ってゆかず、
ここでも、わざと「自分の腹を切って」おいて、
欧米にも「お前らも、植民地支配、やりまくったやないか?」
と責める方法ですね。
おおっ、1:21あたりからは、上手く石原を利用して、
欧米の戦争経験者の年代層にもシンパシーを感じさせるように、
上手く誘導していますね。
そして「敗戦国が理不尽な扱いを受けること」に対する擁護。
ここは、アジア諸国や侵略された側の国の民衆にも、相当にウケますね。
たぶん、アジアの「親日国」からも、
「よく言ったぞ、日本人」と絶賛されますね。
5.
田中ってジャーナリスト、アホですね。
料理屋であることは、「半分」は事実である。
売春してた店の弁護をしていたのに、
売春に反対するのは矛盾していると言いたいようだが、
橋本氏は「弁護していた」と言っているし、係争中につき守秘義務があり、
「結論は、法廷で出る」と、当たり前のことを言っているだけです。
弁護士が、売春店の経営者を弁護してはいけない法律など、日本にはないんだよ、
中学生みたいな質問している田中君。
このおっさんは、
東電会見でも、本当に、子供じみた、しょぼいジャーナリストで、
聞いていて恥ずかしくなった視聴者も多かったですね。
ご自分の過去の親子関係でのトラウマや、歪んでしまった劣等感でも
掘った方がいい人です。
6.
さて、河野談話についても、上手いね。
主語が「国家」か「民間業者か」の事実関係が、
もしも、国際的な司法の場で「証拠」に基づいて調査されると、
当時は
「朝鮮側も、率先して、慰安婦を集めた事実」が明るみに出たり、
「自称慰安婦についての証言や本が嘘だったこと」が問題となるので、
それを韓国側は嫌がって国際的裁判の場に出てこないのですから。
7.
先進国の法廷は、
証拠なしで「証言だけで」判決が出るような野蛮な社会じゃないです。
そんなことがまかり通ったら、無法社会です。
そうならないために、犯人側の弁護士や、検察は、
「証拠を捏造」する必要に迫られることもあるのです(ここは皮肉)。
韓国(あるいは、欧米諸国)は、そんな「証拠捏造の」努力すらもせずに、
非合理な証言だけで、人を裁ける野蛮な社会なのか??
と橋本氏は、言いたいのであろう。
8.
韓国が先導した、集団による日本「いじめ」を、
「私はまず、自国は間違っていたと認める。
その上で、君らの過去と、そして現在の戦地はどうなんだ?
日本ばかり、フルボッコにしやがって。
だったら、売春そのものを、世界的に、やめちまいな。」と、
カウンターパンチを食らわしたわけですね。
海外メディアがこれをどう伝えるか、見ものです。
___
『論点の整理』
●橋下氏の会見の中で、指摘が多いのが、
「風俗」を肯定したり、否定したりして一貫性がなく詭弁だ、
というものであるが、ここは非常に面白い「論点」なのである。
会見での橋下氏のスタンスを注意深く聞くと、
彼は、実は「風俗営業」を否定していない事が明確になる。
よって、仮に、半料亭形式ではなく、(仮にだが)彼が、
ソープランドなどの純正の風俗営業店の弁護活動をしたとしても、
別に、主張の中に矛盾は何もない。
●彼が、自国も他国も、意図的に巻き込んで否定し、問題提起をしたのは、
>「戦争時 における 風俗の利用」である。
すなわち、平時に民間人が民間の風俗を利用する事までは否定していない。
●ところで、この戦争時における軍や民間の風俗の利用というのは、
平時とは異なる様相に変化する傾向がある。
軍隊に属するというだけで、そもそも平時とは異なる生活が始まるわけであるが、
たとえば、妻を持つ夫、恋人を持つ男性が、
平時には風俗など一度も利用したことがなかったにも関わらず、
軍隊の内部で、戦友に誘われたり、上官に誘われたり、
あるいは、本人が「兵士なんだから、許される」と思ったり、
または「いつ、死ぬかもしれないから、最後に・・・」と思ったり、
こうしたいろいろな理由から、平時、平素の生活の中よりも、
風俗利用に対する「敷居が下がる傾向」があるのである。
●たとえば、妻や恋人の性格やセックスへの態度に不満のある男性が、
軍隊に入ったらば、その不満を、風俗活用によって晴らせるという、
平時とは少し異なる「環境の変化」という問題がある。
あとでバレたとしても「上官に無理やり誘われた」とか嘘を言ったり、
「出来心」が許されることにおいても、
「死ぬかもしれないと思ったから、つい」とか、
「男にオカマ掘られるよりもはマシだったから」とか、
「だって、軍には、女性がいないんだから、風俗を利用した」
ということが、免罪符として使える面すらあるだろう。
言うまでもなく「これと全く同じ心境変化」は「女性兵士」にも起きます。
その点では男女平等です。
●ということで、この会見で扱われている性風俗の問題は、
ある側面から見れば、一般の風俗業の是非問題とは分けて考える必要がある。
私個人は、既に言ったように、
男性でも、女性でも、「自ら志願して、性的サービスをする」
という形であれば、軍人が性の満足を得るのは全く問題のないことであり、
「軍人がセックスをしてはならない」とかいったら、
それこそ、人権侵害にすらなる。
●では、どうしたらいいかとなると、
軍が、専用の要員を用意するのが一番良いということになる。
軍隊の中に、コックさんがいて、クリーニング業があるように、
軍隊の中に、「性を担当する専門部署」があればいいのである。
できれば、無償の方がいいのであるが、
有償の場合には、そこで唯一問題となるのは、
その雇用契約の形態が、人権侵害になるかならないかであろう。
自由社会、あるいは先進国の中にいるのであれば、
風俗という仕事を選ぶか選ばないかは、
その者が、「募集の面接に行く」のは本人の意志である。
風俗が嫌だったり、軽蔑するならば、行かなければ良いのである。
しかし、ギャラがいいという事を理由に行くのであれば、
それは、本人の選択であり、強制ではない。
江戸時代の遊郭への身売りじゃあるまいし、
現代社会では、「本人の意志に反した、風俗への就職」など、
よほど闇金がらみのヤクザな社会以外では、存在しないだろう。
●橋下氏が言っている「本人の意志に反して」とは、
借金などの理由があって、しかたなく、お金の為に風俗を選ぶという、
「それぞれの事情全般」について言っているわけだが、
このあたりは、特に擁護や弁護をする必要はない。
先進国では、それは本人の選択なのですから、本人の意志に反して、
というのは、本人の中での意志の自己矛盾であって、
社会が押し付けた矛盾ではない。
てっとり早くお金を手に入れる方法は、何も風俗だけではなく、
また、てっとり早くなくて良いならば、普通に仕事をして、
お金を溜めたり、借金を返せばいいのであるから。
●さて、戦地での兵士によるレイプは論外であり犯罪であるが、
ただし、
「募集に応じた慰安婦」というものには、
やはり「強制か否か」は重要な論点になる。
それは、現代社会でも同じである。
そこで、当時の慰安婦で、
自ら意志で、あるいは家族を経済的に支えるという理由で
(さらわれたのではなく)「面接に行った女性たち」のうち、
「お金が契約と違った。お金ももらえなかった。
何もいい事なかった。監禁された」とか言う人、
またはその子孫がいたら、日本人、朝鮮人を問わず、
「証拠を携えて」橋下氏の前に出てきて欲しいものである。
ただし、この検証作業は、日本だけでなく、
また過去のみならず、現代においてすら全世界の軍隊がすべきであろう。
でないと、この論議は、「国際的に、アンフェア」だ、
と橋下氏は言っているのである。
橋下氏の思惑が、どこにあるのであれ、その動機が不純であれ、
弁解的な詭弁であれ、あるいは正当であれ、
これは「全世界に対する、有事の際の軍人の性」に対する「問題提起」として、
非常に根幹的かつ、有益な会見であったと個人的には思った。
●ちなみに、
男性兵士の性欲を満足させるプロの女性がいてもOKである。
女性兵士の性欲を満足させるプロの男性がいてもOKである。
ゲイやレズの人たちの性欲を満足させる同性のプロがいてもOKである。
唯一の問題は、「その雇用形態が、違法か否か」である。
この角度の視点と争点で行くと、
有事と平時、過去と現在に、実は何ひとつも論点の差はない。
そういう意味では、この論議の「切り口」は
「戦争時、または訓練時において、確率的に、明日死ぬかもしれない、
明日負傷するかもしれない可能性が高い境遇にある、
軍人(男女両方)の性」を、どうすべきか?という形式を取っているが、
結果的には、有事、平時に限らず、さらには職業に関係なく、
>「その仕事の雇用契約では、当事者の合意と満足が得られたのか?」
という、普遍性のあるテーマであったことは事実だろう。
だから、河野談話に触れることも必要だったのであろう。
反日国のような、「反日に依存したナショナリズム」ではなく、
日本への「愛国心」を持つ人たちの言いたかったことも、代弁してくれた面があり、
私はこの会見は、総合的に見て高く評価します。
・・・追記・・・
性を「規制」すれば、性犯罪が減少するか?
それとも、
性をオープンに開放すれば、性犯罪が減少するか?
多くの人が、後者の方が性犯罪は減少すると予測しやすい。
ところが、私から見れば前述のどちらにも性犯罪の抑止効果はない。
なぜならば、本来「性」と「犯罪」は全く別のものだからである。
良い包丁が調理師に重宝されるか、殺人に使われるかが、
使用者に拠るように、
セックスの問題も、それを使いこなす側のセンスと良識に依存する。
性犯罪というのは根本的には「強盗」と似ている。
自分の性的能力や自分の魅力で手に入れられないから他者から「奪う」
という行為である。
(注・同意の上での買春は、あっせんをすれば法律的には犯罪だが、
純・倫理的には お互いの利益があるので、犯罪とまでは言えない。)
余談ながら、そもそも性を「犯罪にしてしまう者」のほとんどの問題の原因は、
過去の性犯罪事件の犯人の幼少期の家庭環境に原因の多くが発見される。
ただし個人の「犯罪性」とまでは言えない、こうした「軍用娼婦」というビジネスになると、
やはり問題になるのは、その雇用契約に不備があったかないかの一点であろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
■橋下氏とメディアのやりとりの動画
↓
2013.5.18 激論!橋下徹代表生出演
http://www.youtube.com/watch?v=KjVU01brmII
2013.5.16 激論!橋下氏緊急生出演
http://www.youtube.com/watch?v=nzyQPkM5rRE
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