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無明庵日記●猫の足跡-その652●「℃ロートによる 食品検査奮闘記・第33回」
by:
鈴木崩残
2014/03/03(Mon)16:40:15
>3/4−11:00 後半の本文を更新しました。
「ド素人による個人測定」第33回
『実害くん』キャラクター完成
●おそろしく、やっつけ仕事で雑ですが、てきとうに、創ってみました。
むろんジョークで、私が個人的に楽しむためです。
↓
【注・動画中の一部に、
なんでもかんでも「ゲルマニウム半導体検出器のほうが正確なんだから」と、
いろんな測定所の人が言うことへの疑問が少し入っています。
なお、実害くんの役目は、汚染を暴くことではなく食の「自衛」です。
ですが、結果としてひどい汚染食品を見つけてしまう事はあると思います。】
■動画の最後の字幕は下記のパロディーです。
参考ビデオ「スパイ大作戦」
↓
http://www.youtube.com/watch?v=M3FyHUbGu9M
*********
換算係数を実際に使ってみました
●前の投稿で暫定的に割り出した係数を使って、
別の検体を測定・定量を試みました。
結果はこうなりました。
★注・今回は、土壌の重量が635gでした。
ですので校正用検体の600gとの誤差をなくすために、
計算上(600÷635=0.9448)を最後に掛けました。
【 】内は測定所での結果
↓
Cs137=100.3Bq/kg 【98.2Bq/kg】
Cs134=30.22Bq/kg 【44.2Bq/kg】
K40=155.6Bq/kg 【260Bq/kg】
■セシウム137と134は、まずまず測定所の数値に似ているのですが、
K40がかなり違うので、考え直す必要がありそうです。
また、測定の度にエネルギー校正が必要とのご指摘を杉原様から戴きました。
測定毎にエネルギー校正をしまして、
その後に、換算係数をそのまま使えるかどうか判定して測定をする、
という流れになります。
もしも出てくる値が違うようでしたら、換算係数を再取得です。
■ 自分の測定の問題点 と 今後の課題 ■
以前から、放射線測定関連のサイトでよく目にする、
「コンプトン散乱」についてですが、
K40を多くは含まず、セシウムが適度にある、そうした線源で、
かつ定量されたもの(グラムあたりのベクレル数が分かるもの)を、
入手しようと思っています。
●嫌な話になりますが、
カリウム40を含みそうにもない物体に付着したセシウムの検体となると、
極端な候補の事例としては、
除染作業員などが捨てるタイベックスーツなどが候補になります。
タイベックスーツ自体の素材がカリウムを含んでいないかは調べていませんが、
ポリエチレンは検体を包む時にも使っているのだから大丈夫でしょう。
ただし、タイベックに、泥などの粉塵その他が付着しているわけですから、
そこにK40が含まれてしまうでしょう。
(それに、セシウム以外の核種も、強度が半端ではなさそうです。)
●それよりも、カリウムを含む検体からカリウムを除去できないか?
ということにもなるので、調べてみると、
ゆでる、水にさらす、酢を使う、などでは、
私が期待している値ほどには除去率は高くないようです。
天然カリウム中には 0.0117 %の割合で放射能を持つカリウム40 が混じっている、
と言われていますが、そのK40を減らせる方法はないのか調べてみます。
●しかし、何もそこまでしなくとも、
土壌などではない物質で、K40をあまり含まず、
セシウムが付着した「何か」を、これから見つけようとも思います。
精米されたものや、くず粉、白玉粉などは、カリウムゼロになっていますが、
それらの中で肝心のセシウムがあるものを見つけるのは難しいかもしれません。
そうしたものが見つかれば、測定所に依頼して、定量して戴ければ、
セシウム137の校正用線源として使えると思うからです。
●ちょっと調べてみると、
85Bq/kgで定量された玄米がすでに流通しているのですが、
線量が私が狙っている領域よりも高すぎます。
↓
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20120830/pr20120830.html
この玄米ですが、
勢力的に個人測定をしているこの方は、早速入手できたようです。
↓
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:KyckWnHUNFkJ:pfx225.blog46.fc2.com/blog-category-28.html+&cd=15&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
そして、この人の張ったリンク先を辿ってゆくと、
2万円ぐらいの試料用の物質(大豆)があるのですが、・・・・
↓
http://www.jsac.or.jp/srm/
価格が、あまりにも高すぎます。
だって、「偏在しないような、均一化」といっても、
普通に大手の食品メーカーが「インスタント食品」でやっているのと、
そうたいした違いのない、攪拌の仕上げをしているだけのはずなのに、
21000円って、おかしいですよ。(いくら小ロット生産とはいえ)
だから、私はこういう所が、嫌いなのです。
たとえばの話ですが、独立法人とか、なんとか法人とか、
いわゆる役所みたいなところの「印刷物」が、
書店では1500円で売られている程度の「製本品質」のものが、
なんとか研究学会誌とか、行政機関の印刷物になると、
湯水のように予算を無駄に使えるので、
やたらにその世界の中での販売価格が高いのです。
だから、ぺらっぺらの印刷物が、何万円もしていたりする。
そのくせ、役人などの天下りが経営(または親しくし)しているのではない、
町の下請けの印刷屋さんは、納期で苦労を強いられて、
かつ値段を徹底的に叩かれるのです。
★しかし、濃度から言っても、私が本当にお借りたいのは、
こうしたものなのです。
↓
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/02/blog-post.html
●ちなみに、もしもうちのローズマリーが、ちょうど2ベクレル前後の
数値だったらば、ちょうどいい検体になりますので、期待しています。
今日、もう一度、枝を傷つけないように、そっと雪をどかしてみたら、
前回見たよりも被害がひどくて、全体の半分近くが、だめになっていましたので、
葉だけの状態にしても、2リットル以上の検体になりそうです。
*********
●さて、そのカリウム40についても、もう一度確認し直すために
こんなものも読んでみました。
↓
http://euglena00.blog.fc2.com/?date=201201
この人のブログは他の記事も面白かった。
たとえば、これなどは、私が隣の「桜の間掲示板」で展開している
家族問題にも、ナイスな角度から、からんできています。
↓
http://euglena00.blog.fc2.com/blog-entry-54.html
******************
■なお、現状のグラフに線引きをしての、私の「なんちゃって定量」、
正しくいうと・・・
グラフに線引きをすること自体が「なんちゃって定量」なのではなくて、
測定条件、測定環境の整え方や、そのコンプトン散乱の影響を計算上調整する、
ということを「していないこと」において、「なんちゃって」であるわけですが、
現状の方法の限界について、杉原様よりご助言を戴きました。
*********
K40によるコンプトン散乱はスペクトルを嵩(かさ)上げします。
これは、測定器の結晶の大きさなどあらゆる条件、
そしてエネルギー値によっても微妙に嵩上げする高さは変わります。
山の底辺を直線で結んで三角形の面積を出す方法だと微妙に値がズレます。
なぜならエネルギー毎にコンプトン散乱の影響が微妙に違うためです。
正確な値を出そうとするにはエネルギー毎に換算係数を一度かけて引く必要があります。
仕方のない誤差は許容する形であれば、現状の計算方法で良いと考えます。
*********
●これまでの投稿でも書きましたが、
アルマジロの性能が(仮に)10ベクレル前後と仮定すると、
ひとまずの私の目標は、
約10Bq/kg〜20Bq/kgのセシウム(セシウム137と134の合計)が、
測定する食品の中に、いるかいないか、までが判断できるか?となります。
そこで、とりあえず、どん詰まりになって、どうにも行き詰る所まで、
現在の方法でやってみて、
定期的に、測定依頼に出してみて、誤差が大きいままのようならば、
また、既に、沢山の先人たちが開拓した対策法を取り入れる事を考える、
ということにしたいと思います。
・「アイメジャー」さんというラボのサイトのこうした解説資料にも、
理解が及ばないながらも、少しずつ、目を通してゆきたいと思っています。
↓
http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2012/08/post-ca76.html
*********
●ちなみに「エネルギー校正」について、もう一度勉強しなおすために、
次のサイトを、ちらほら見ています。
↓
http://www.mikage.to/radiation/chappy_bqmon.html
●やはり、ベクモニは、パラメーターの多さもあり、
定量に向いているようで、なかなかの優れもののようです。
まずは、今回の、換算係数によるK40の大きな誤差の反省を踏まえ、
また、K40を含む土壌の場合に、
セシウム137の高さが嵩上げを(持ち上げを)されている、
ということを踏まえて、追試と試行錯誤を続けたいと思います。
●ものすごく、乱暴なことを言いますと、
K40は定量できなくてもいい、とすら私は頭のどこかで考えています。
ただし、その検体に含有されているK40の放射線の強度に応じて、
どれぐらいの比率でセシウム領域が持ち上げられているのか?
これが「なんちゃって的な概算」でも計算できればいい、と思っており、
K40は「そのためだけのファクター」でも良いとも考えています。
私が狙っている(私の設備と技量で狙える)のは、
あくまでも自分が避けたい濃度のセシウム137ただ一つのみだと思います。
それが福島原発由来であろうが、なかろうがです。
セシウム134は、今後も半減を繰り返すということもあります。
*********
★
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