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無明庵日記●猫の足跡-その672●「☆重要☆ 素人による 食品検査奮闘記・第52回」
by:
鈴木崩残
2014/04/13(Sun)09:52:30
「素人による個人測定」第52回
難しい検体の定量に挑戦してみました
●素人なのに、こんな測定をしていいわけありませんが、
好奇心からやってみました。
↓
わざと泥で汚したタオルの測定
■これまでの経験と係数を踏まえて、定量したところ、
>>Cs−137=4.82Bq/kg
>>Cs−134=2.23Bq/kg
>>K−40 ≒7.7Bq〜11Bq/kg
>> (A+Cの場合)(A+B+Cの場合)
>>(K−40は、あくまでも計算上の論理値です。
>> この土壌はCs−137とK40の比率が既に分かっているのでそこから換算)
うむ・・・ややCs−134の比率が論理値よりも高めか・・・。
ただし、これはCs−137の左側のエリアをもう少し面積を取ると
論理値に近づいてくるようにも見えます。
たとえば、そうすると、こういう面積の取り方の候補がある。
↓
>>A+B+Cでは、Cs−137は、「9.22Bq/kg」となる。
>>A+Cだと、「6.12Bq/kg」となる。
A+Cならば、現在の2つのセシウムの存在比率と似てはくるのだが・・・。
******************
●それにしても、気のせいなのかもしれませんが、
プルシアンブルーのタオルを使用したせいか、
スペクトルグラフから、セシウム「以外の山」が、
僅かですが、少なくなっている「ような気」がするのです。
この土壌は、このタオルに付着した段階では、
元の土の濃度からの低下比率(ただしテスト測定の概算)からすると、
計算上では、K−40を、約10Bq/kg含んでいるはずなのだが、
さすがに濃度が低すぎて、K−40の山は、ちゃんとした形にはなっていません。
なお、プルシアンブルーの効果については、まだまだ追試が必要である。
約35Bq/kgのゼオライトの試料をつくってみた
●何が面白くて、私は、こんな深夜に、外で泥を煮込んでいるんだろう・・・。
↓
いい感じになっていました。↑
これは、Cs−137が98.2Bq/kgの乾燥土壌で、353gありました。
これに水を加えて煮込んでから、体積を増やすために、
この乾燥土壌の約3倍のゼオライト(1000g)を加えて、
煮込みながら、よーく混ぜたものです。
●単純計算では、
98.2Bq/kgの土壌は、
1グラムあたりは÷1000で、0.0982Bq。
これが、約353gあるので、
>0.0982×353=34.66Bq/kg・・・の「はず」です。
同じくCs−134は、44.2Bq/kgなので、
1gあたりは、0.0442Bqなので、これに、
>0.0412×353=15.60Bq/kg、のはず。
カリウム40は、260Bq/kgなので、
1gあたりは0.26Bqなので、
>0.26×353=91.7Bq/kg だが、
>ここに「ゼオライトのK−40」が加わるので、計算は不可能。
・・・しかし、ブツがあるのであるから、
「のはず、」とか言っていないで、とっとと測定してみました。
↓
●他の検体のグラフとの比較の全体像
↓
●今回定量に使ったのは、数日前に完成した、
「100Bqまで」の「定量用基準表示」です。
↓
●こちらは初登場の「K−40専用」の「定量用基準表示」。
↓
●すると、大雑把ですが、
(面積)×(核種ごとの係数)×【基準土壌の重さ÷ドロライトの重さ】で、
> 測定した結果 測定前の計算上の数値
↓ ↓
>Cs−137______35.67Bq/kg(34.66Bq/kg)
>Cs−134______15.92Bq/kg(15.60Bq/kg)
>K−40__________395.62Bq/kg(****Bq/kg)
測定前の計算上の値と、実際の計測結果が僅かに違うので、
確認のために、おのみち−測定依頼所−さんに測定を依頼します。
そのために、「ドロライト」は、あらかじめ1リットル作ってあります。
20Bq/kg〜50Bq/kgまでの範囲の定量用基準表示が必要
■しかし、ここで問題(というより予定していた課題)がひとつ出てきました。
それは、
1/「約100Bq/kgまで」の「定量用基準表示」&「換算係数」と、
2/「約30Bq/kgまで」の「定量用基準表示」&「換算係数」、
これ以外に、
3/「約30〜約50Bq/kgの範囲」の場合の
「定量用基準表示」&「換算係数」を作る必要性です。
これをしないで、現在の100Bq/kgまでの表示法をそのまま兼用してしまうと、
面積のとり方がラフに(甘く)なり、計算誤差が出てしまうからである。
これは、今回の「ドロライト」(推定35.67Bq/kg)を、
おのみち−測定依頼所−さんに依頼して、その結果を待ってから作ります。
●定量は出来ないので、ざっと「表示見本」だけをお見せますと、こんな感じです。
測定依頼した後でないと、まだ換算係数は出せません。
↓
基本に戻ってBKGを測定
■バックグラウンドが、鉛遮蔽のあるなしで、どれぐらい違うかという
ごく基本的なことをもう一度、確認してみました。
気温が変わってきたせいか、またはその他の要因か、
測定中のK−40のピーク合っていませんのでこのあと調整しました。
↓
●河口湖にも、桜が咲いた。
ド素人から、測定を始めた私にとっては、
この約4ヶ月は、まるで、長い冬のようだったが、
私の測定にも、春が来るだろうか。
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