▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは「質疑応答用の掲示板」
2013年12月までは「禅書道」と「原発事故関連記事」
2014年以後は「テーマを決めない日記」になりました
★
「無明庵の書籍の案内」
★
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[2024]
■
●猫の足跡-その773●「おおざっぱ測定 日記・第151回」■クロスチェック用の低濃度検体を探す■
by:
鈴木崩残
2015/03/11(Wed)11:07:42
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第151回
0.3〜0.4Bq/kgの試料を探す
●今までのテストから、汚染のある試料を無汚染の試料で希釈すると、
4倍ぐらいに希釈したあたりから、1インチのシンチレーターでは、
測定値が「低め」になることがわかりました。
推測ですが、これは無汚染試料による「遮蔽」ではないかと思っています。
もしも「攪拌によるムラ」の場合には、逆に数値が高くなるケースも
あるはずなのですが、必ず低くなるので、遮蔽と推測しています。
●そこで、全体に均一に、僅かな汚染がある検体を探して、
前回、北海道産の片栗粉を測定し、測定所でチェックしてもらいましたが不検出でした。
そこで、デンマーク産の片栗粉も3度測定しましたが、
個人測定では、今のところ以下のようになっています。
■1回目
■2回目
■3回目はこうなりました。
↓
天然核種について、まだ不勉強ですが、
Ag−110が884.5keVにあるときには、
657.7keVがAg−110の可能性があり、
それをCs−137と誤認することがあるように聞いたので、
この3回目のスペクトルは、それに該当するのか?と。
1回目の測定でも、884.5keVに山らしきものがありますので。
しかし、658keVのAg−110mは、半減期が250日とあるので、
可能性は低いのだろうと思います。
*********
●そして、これはシンチレーターの休息時間のテストに使った、
別の「粉砕炒り玄米」のゲルマの結果です。
【南福崎土地株式会社放射能測定室】様による。
↓
●これを見ると分かるように、
(ビスマス)Bi−214 【放電率46.1%】と、
(タリウム)Tl−208 【放電率84.5%】の山が、
Cs−137の左隣にあり、
これが私の誤検出や過大定量の原因ではないかと、今のところは考えています。
↓
【やや過大定量をしてしまった「粉砕炒り玄米」】
【誤検出をしてしまった「北海道産片栗粉」】
■いまのところ、0.6Bq/kgあたりは、
なんとかギリギリで検出だけは出来ているのですが、
0.4Bq/kg以下になると、Cs−137のROI域にある、
他の核種の影響によって盛り上がった山が、セシウム137なのかどうかで、
迷うことが多くありました。
(漢方薬の地黄・パルシステムのポテトチップス・北海道片栗粉など)
●なので、0.4Bq/kg以下の、性能検証のための、
クロスチェック用の試料を探しているわけです。
やはり希釈試料にします
■片栗粉が、デンマーク産のものも、
到底、検出とは思えない結果となりましたので、
いたしかたないですが、希釈試料を作ることにしました。
ただし、4倍以上にしてはならないので、ぎりぎりで3.5倍にとどめます。
まず希釈用に、以前にも自分で測定して、不検出だった玄米を
炒ってから、確認のために再測定しましたが、やはり検出能力外でした。
↓
0.1もあるかどうかという低濃度です。
確認できたので、この炒り玄米をミルサーで粉砕して、
同じく測定所で「1.29Bq/kg」と定量された炒り玄米と混ぜます。
↓
実際には、写真よりも全体を増量しました。
■(資料No.860)を355g +
前述の検出外の「天日干し玄米」を粉砕処理したもの887g
=合計 1242g で、計算上は「3.5倍」の希釈となりますので、
Cs−137=0.368Bq/kg
K−40 ≒63Bq/kg
の試料となります。
■10時間測定の結果、ほぼ理論値に近くなりました。
↓
Cs−137は、0.38〜0.4Bq/kg
K−40は、73.7Bq/kg となりました。
■これを測定所に出しまして、結果が出ました。
↓
>セシウム137:0.845±0.530Bq/kg
>セシウム134:不検出(<0.4Bq/kg)
>カリウム40:61.3±17.2Bq/kg
>ビスマス214:ウラン系→検出
>609keV、1120keV共にピークが確認できます
>セシウム137が理論通りであれば 1.29/3.5=0.3685...Bq/kgですので、
>今回の結果からは「0.845±0.530Bq/kg」でした。
>−を最大に見た場合 0.845-0.530=0.315Bq/kgです。
●希釈の元となる試料のCs−137は、1.29Bq/kgで、
そこに誤差がそれほどあったとは、思えませんので、
これは、希釈に使った玄米(栃木県那須の「天日干し玄米」)
これに微量のCs−137があり、加算されたものと推測しています。
以前に自主測定したときも、あるとしたら0.1Bq/kgとしましたが、
それよりも高い濃度の汚染(0.3から0.4Bq/kg)があったと
みなすのが妥当だと思います。
この玄米の粉は、
0.8Bq/kg前後の試料として、大切に使わせて頂きたいと思います。
_____________________
★
.
返信 [2024]
<<-- これ以前の投稿 10件
(2024 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
梅の間 の最新投稿
オーガズムTop
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -