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●猫の足跡-その784●「おおざっぱ測定 日記・第162回」■ブルガリア産ハーブ「チェストツリー」の測定■
by:
鈴木崩残
2015/08/22(Sat)18:40:40
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第162回
●約2ヶ月ぶりの測定となりました。
ブルガリア産ハーブの測定を
しようとしたら感度低下していた
その測定をしようとしたのですが、先発のアルマジロが感度低下を
起こしていました。
2ヶ月以上前に測定したメープルシュガーを再測定したところ、
左側の低エネルギーの山がかなり低い上に、
Cs−137の領域も低すぎて、定量が正確に出来ません。
↓
●そこで、先発のシンチレーターは検査・修理に出して、
リリーフのシンチレーターをつなぎました。
依然として、低エネルギー側の山がまだ低いのですが、
Cs−137の領域とK−40については、
感度校正用の「栃木産玄米」で測定テストをしたところ、
以下のようになりました。
↓
誤差は少ないのですが、ただし、低エネルギー側の山の高さは
まだやや低いままです。定量はなんとか出来ていますが。
↓
●そこで、この感度が安定しているのかどうかを確認するために、
「Cs−137が3.6Bq/kg」のもち米の線源と、
「Cs−137が0.6Bq/kg」のゲルマチェックされた試料で
換算係数が合うか、それとも補正が必要か?を確認をしてみました。
■結果として、栃木産の玄米に続き、このもち米も、やや数値が低くなりました。
つまり、面積の計数(広さ)が落ちているということです。
これは、やはり全体に山の高さが低くなっている影響と思われます。
そこで、二つとも整合性がとれるようにするには、
>Cs-137の係数を現在の0.0057から、0.008に変更しました。
>K−40の係数は、この時点では現在の0.96のままとしました。
●そこで、仕上げに、0.6Bq/kgのゲルマチェックされた試料で
ピークや山の出かたと、係数の確認をしてみます。
↓
ゲルマで0.6Bq/kgの試料の測定結果は上記の通り。
確かに、無理に定量するとCs-137もK-40も、ゲルマの値に非常に近いのですが、
もしも、あらかじめ、この試料の濃度を知らなかったらば、
このスペクトルを検出と見なすのは、ほとんど困難だと思います。
Cs-137の係数は0.008に変更し、
低濃度なので、BGを引かない「元グラフ」からの定量なので、
従来どおり補正に×0.7としました。
ブルガリア産ハーブの測定
●感度に不安材料はあるものの、とりあえず目的の検体を測定にかけました。
分量が少ないために、今回、急遽、
マリネリ容器にぴったりと内接する「円筒の容器」を作りました。
↓
結果として、補正計算として、次の二つが必要となりました。
【内接容器の補正】 ×1.2738853 (100mm×100mm)÷(50×50×3.14)
【試料の高さによる補正】 ×1.0714 (600ml/450ml)
■測定と計算結果です。
K−40が自信がありません。計算結果が高すぎるかもしれません。
Cs−137は、明確な汚染があるのは確かですが、
シンチレーターの感度が(係数変更 0.0056 → 0.008 と)
かなり低下しているので、定量数値は、これだと低めかもしれません。
補正係数も適当すぎるものを適応したので、正しいかわかりません。
まず円筒形の容器の係数を求める
そもそも、以下のような体積とジオメトリーの違いによる
係数の割り出し作業を先に行ってから、
ブルガリアのハーブの測定をすべきだったのですが、
あとからやることにしました。
ハーブの体積が少なかったので、
角型のマリネリにちょうど内接する容器を利用しました。
↓
すると、当然このように3種類の高さごとに、
今までの角形と、内接する容器とでは検体が入る体積が変わります(減ります)。
左がいつもの角形マリネリ。右が内接する丸型の容器。
↓
●次に、感度校正用の線源として、わかりやすいスペクトルの出る
「もち米」Cs−137=3.6Bq/kgを使って、
この「円形容器」で測定した場合の「基本係数」や「補正係数」を求めます。
【420mlの円形容器】の場合の補正計算状況
【310mlの円形容器】の場合の補正計算状況
●そして、ハーブは「310mlの円形容器」で測定しましたので、
結果として、次のような大変に面倒な計算をしてみました。
↓
●なぜこのような面倒な計算が必要となったかといいますと、
リリーフのシンチレーターに変わっただけであれば、
通常の「測定所の606gのCC用の玄米を標準線源」として割り出した係数を、
Cs−137=0.0057 →0.008 へ変更
K−40=0.96 →1.05 へ変更
これだけで済むのですが、
>このハーブの定量には「214gの茶葉」を元にした、
>以下↓の「軽比重の検体専用の係数」を使用しています。
Cs−137=0.011
K−40=2.587
従って、シンチレーターの感度が低下して変わったために、
この係数そのものを補正するための計算を加えています。
「感度補正係数」と言えます。
軽量用係数 通常係数の変化率
↓ ↓
>0.011×(0.008÷0.0057=1.403508771)
>2.58 ×(1.05÷0.96=1.09375)
また、容器の「ジオメトリーと体積」も変わったために最終的には、
さらなる補正計算として、
>【420ml容器】の場合には、×0.92で補正し、
>【310ml容器】の場合には、×0.57で補正しています。
■なお、今回容器による違いを見るために使用した「もち米」が、
丸型容器の420mlの時に、
それよりも体積のない310mlよりも、ROI範囲の面積が狭いのが
気になるために、次回の投稿では、もう一度、
600ml 420ml 310mlの容器の場合を「再測定」します。
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