▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは「質疑応答用の掲示板」
2013年12月までは「禅書道」と「原発事故関連記事」
2014年以後は「テーマを決めない日記」になりました
★
「無明庵の書籍の案内」
★
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[2036]
■
●猫の足跡-その785「おおざっぱ測定 日記・第163回」■リリーフのシンチレーターと円筒形マリネリの係数■
by:
鈴木崩残
2015/08/25(Tue)21:56:47
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第163回
●リリーフのシンチレーター(サブマジロ)の最終的な「換算係数」です。
●この測定テストに使用した、もち米は、測定所では以下の数値でした。
>>Cs−137=3.6Bq/kg
>>K−40 =72.4Bq/kg
「600mlの角形容器」の係数
【606g玄米による通常比重でのCs−137の係数】+
【461g試料による通常比重でのK−40の係数】
>Cs−137=×0.01
>K−40 =×1.05
「420mlの円筒容器」の係数
【606g玄米による通常比重でのCs−137の係数】+
【461g試料による通常比重でのK−40の係数】
>Cs−137=×0.008
>K−40 =×0.75
「310mlの円筒容器」の係数
【606g玄米による通常比重でのCs−137の係数】+
【461g試料による通常比重でのK−40の係数】
>Cs−137=×0.0054
>K−40 =×0.66
■結果として、420ml 310ml
それぞれに、Cs−137とK−40に個別の係数を割り当てました。
これで、今までは600mlの角形容器に充填していましたが、
内接する円筒の容器に、420mlか310mlでの測定も出来るようになりました。
余談ながら、一番少ない310mlでの測定では、理由は不明ですが、
シンチレーターとのジオメトリーの相性がいいのか、
やけにCs−137が(420mlよりも)くっきりした山になるのでした。
というのも、ROIの面積を見ると次のようになっているからです。
(これは各容量とも2度測定をしました。)
600ml===329 mm単位面積
420ml===275 mm単位面積
310ml===313 mm単位面積
つまり、なぜか、310ml容器での測定では、420mlでの測定よりも、
600mlでの測定に迫る「面積」になるのです。
ブルガリア産ハーブの再定量
そこで、この係数でブルガリア産のハーブを再定量してみました。
ひとつは、普通の比重の606gの玄米の標準線源をもとにしたもの、
もうひとつは、軽比重の214gの茶葉の標準線源をもとにしたものです。
↓
やはり、今回のハーブは、310mlで101gですから、
もしも体積が約620mlの場合には、202gとなり、
標準線源の玄米(606g)の約3分の1の重さであり、
非常に比重が軽いので、この場合は「軽比重用の係数」が正しいはずです。
よって最終的な定量は上図の「右上にある計算式」のとおり。
リリーフのシンチレーターの「310ml」用の現在の係数を、
CC玄米(606g)から、
軽比重用の茶葉(241g)の標準線源による係数へと補正すると、
>>Cs-137 0.0054×1.929824561= 0.001
>>K-40 0.66×2.694791666= 1.778
定量結果は、
>Cs−137=3.6Bq/kg
>K−40 =354Bq/kg
これで、かなり近い値であると推測します。
■先発のメインのアルマジロが修理から戻ったときにも、
今回のテストと同様のテストをすれば、3種類の測定時の容量での
係数を固定できます。
******************
0.6Bq/kgの試料での追試
■とどめに、ゲルマで0.62Bq/kgと定量された試料を、
試しに、円筒形の容器で、310mlの体積で測定してみます。
600ml容器の場合と同じぐらいピークや「定量の精度」が出れば、今後は、
試料の体積が足りない時には、310ml容器を使えますから。
■ゲルマチェックされた
Cs−137=0.62Bq/kg
K−40=95.3Bq/kg
これを、いつもは600mlですが、310mlで測定します。
スペクトルはこうなりました。係数は下記のとおり
↓
>Cs−137=×0.0054
>K−40 =×0.66
↓
●K−40の誤差はほとんどなく、
Cs−137の誤差も、0.2Bq/kg程度。(±33%)
つまり、310mlしか充填しない、円筒形のマリネリ容器は、
0.6Bq/kgに対しても、使いものになったという事です。
このスペクトルであれば、「少しありそうだ」と判断出来ます。
1Bq/kgの試料水での追試
●最後に、600ml全量充填と、310mlでの比較を
1.05Bq/kgのチェック用の試料水で測定しました。
【600ml 角形マリネリ全量充填】25℃ 7時間
【310ml 円筒形マリネリ】23℃ 7時間
●やはり、同時間での測定を比較しても、なぜか、
600mlに充填したものよりも、
310mlの方が定量しやすい(山が確定しやすい)スペクトルの形に
なりました。
●ただしこの310mlの小さい容器での測定の注意点としては、
測定時間を「5時間〜7時間」ぐらいと短めにすることです。
600mlの場合には、
8時間〜10時間ほどの測定のほうが、より正確に出るのですが、
容器が小さいときに8時間を越える測定をすると
スペクトルの山が平坦になる速度が600mlの時よりも速いようです。
■ちなみに600mlのときには、
1Bq/kg以上ありそうなときには、6〜8時間測定。
1Bq/kg未満に見えるときには、10〜12時間測定が定量がより正確でした。
_______________________________
★
.
返信 [2036]
<<-- これ以前の投稿 10件
(2036 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
梅の間 の最新投稿
オーガズムTop
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -