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●猫の足跡-その787●「おおざっぱ測定 日記・第165回」■新PC【NEC】での測定テスト■
by:
鈴木崩残
2015/09/03(Thu)09:35:23
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第165回
NECの新PCのテスト測定
↓左写真は、ワイドで全画面表示した場合ですが、
右写真のように、今までにずっと見慣れてきた縦横サイズに、表示を変更しました。
■今回も国産を選び、NECにしました。
今までの富士通の古い型のPCは、冷却ファンが死ぬのが早すぎました。
今度のはファンの音も静かで、発熱も少ないです。
肝心の測定ですが、スペクトルがわかり易い、
3.6Bq/kgの「もち米」と
1.37Bq/kgの「炒り玄米」
そして、バックグラウンド。このあたりを現在測定しています。
新しいPCで、ピーク位置の校正をしたところ、入力レベルは、
>(PC Vol=12 ソフトのGain=1.0)に変更となり、
前のPCの最終的なBGの測定と、ほぼ同じ高さと形のスペクトルになりました。
気温差は少しありますが、安定しています。
ということは、PCにもシンチレーターにも異常はないということになるのですが、
異常がないのに、なぜ低いエネルギー側が目立って低下したのか分かりません。
↓
1/【もち米】
>係数は Cs−137=×0.0125 K−40=×1.25
↓
新しいPCによる「BG」ではこうなりました。
>係数は Cs−137=×0.014 K−40=×1.25
↓
>>注意「ベースライン」を正しくしてROIを求めると係数は0.017となる。
●なんだか、古いPCのBGの方が、すっきり定量できそうです。
ただ、測定に関しては、新しいPCの方が入力が安定しています。
***************************
測定所に出した検体
測定は、いつものように、おのみち測定依頼所様にお願いしました。
1/■チェストツリーのハーブをミルサーで粉砕して、
V−7容器に詰め込めるだけ詰め込んで、55gとなりました。
検出下限が高めになりますが、うまくいけば、2から3Bq/kgまで
検出できそうです。
個人測定では、
>>チェストツリー 3.6Bq/kg 354Bq/kg
>>310ml(推定)
>< 3.72 376
【チェストツリー】
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(<3.5Bq/kg)
セシウム134:不検出(<3.8Bq/kg)
カリウム40:281±101Bq/kg
解析精度1σ(精度68.3%)
セシウム137:1.51±1.46Bq/kg
セシウム134:不検出(<1.3Bq/kg)
カリウム40:281±70.9Bq/kg
1σでの結果をお送りしておりますのは、
測定下限値が2Bq/kg以下とならなかったため、
ソフトウェア上で測定下限値を下げております。
なお、1σだと数値は出てきましたが、
スペクトル上でピークが確認できませんので誤検出の可能性が高いです。
なお、86400秒(24時間)の測定も行ってみました。
結果としては、
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(<2.8Bq/kg)
セシウム134:不検出(<3.1Bq/kg)
カリウム40:266±88.6Bq/kg
解析精度1σ(精度68.3%)
セシウム137:不検出(<0.9Bq/kg)
セシウム134:不検出(<1.0Bq/kg)
カリウム40:266±65.0Bq/kg
となっております。
12時間以上の測定は精度も落ちてくることを確認しておりますので、
参考程度にして頂ければと思います。
ありがとうございました。
■これも完全に、私の測定は過大定量でした。
>【1リットルでの測定結果】
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:誤検出であり不検出(<0.7Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.8Bq/kg)
カリウム40:296±70.2Bq/kg
との結果となりました。
また、スペクトルからみますと、
天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(ウラン系)
「ビスマス214」(ウラン系)
の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
*********
2/■アメリカ産のメープルシュガー(パウダータイプ)です。
アメリカ産は1Bq/kg以下だろうと思っていましたが、
シロップと乾燥したパウダータイプでは濃度が違うので、
ことによると、個人測定をした結果のように、
1.4Bq/kg以上出るかもしれないと思っています。
事前の個人測定の結果は、ひとつ前の投稿にもありますが、
感度低下や、初めての310ml容器だったりして、まるっきり自信はありません。
>>メープルシュガー 1.34Bq/kg 120Bq/kg
>>600ml(推定)
><二度目測定 2.8 121
><三度目測定 2.3 105
><四度目測定 1.93(0.01) 117
>< 1.54(係数B0.008)
測定所での結果
【メープルシュガー(パウダー)】
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:0.715±0.477Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.4Bq/kg)
カリウム40:91.7±23.2Bq/kg
●これも私の定量が過大定量となっていました。
><四度目の測定のこれが、約2倍の数値で→ 1.54(係数B0.008)
K−40は、なんとか誤差範囲ぎりぎりぐらいでした。
■そこで、係数を補正するととも、
山の面積のピックアップ法そのものを最初から検討しなおしてみました。
過大定量が多い原因は、K−40その他のコンプトンノイズを
面積に含めていることは間違いありません。
そこで、本当にピーク山と思える部分だけを元のグラフから拾ってみました。
>係数は次のように変更してみました。
>元グラフでのCs-137=0.014
>BG引きではCs-137=0.006
>K-40=1.0
【灰汁】
↓
【メープルシュガー】
↓
すると、どちらのケースも、
元グラフから、ノイズと思える部分を排除した面積が、測定所の数値と近似しました。
BGを差し引いたグラフは、ベースラインの見極めが非常に難しいために、
しばしば定量ミスをしてきました。
この元グラフからの定量を【もち米】に対してしてみました。
↓
★「総括」
スペクトルの低下の原因は、シンチレーターやPCを取り替えても、
なおも以前のようには戻りません。
そのせいか、今年の4月ごろまでは、Cs−137においては、
少数桁から20Bq/kg非常に安定していた定量が、
ここへ来て、不安定になっています。
★係数を見直すという以前に、描かれるスペクトルグラフそのものが
不安定な要素があります。
そこで、元グラフ、BG差し引きグラフともに、
山の面積のピックアップの方法を再検討するとともに、
310ml容器の活用を考えています。
この理由としては、まだ推測にすぎませんが、もしかすると、
600mlという体積が、1インチ角のシンチレーターの検出能力を
超えているようにも思えます。
シンチレーターの体積(表面積)に比べたバランスとして、
試料が多すぎるとノイズも増えるのではないかと、推測をしています。
はっきりとしたことはわかりませんが。
新PCでの調整が完了しました
●こういう時のために作った感度校正用の線源を使って、
新しいNECのPCで、新表示で、新係数を割り出しました。
*********
>気温22〜25℃ 測定時間5時間〜6時間
>表示率=MAX80
>Cs-137係数=×0.012(重量換算あり) K-40=×1(重量換算なし)
以下は、緑色の文字は、測定所での数値。
オレンジ色の文字が個人測定値(未記入は現在測定中)と面積
試料名と面積 測定所値(Cs-137) (K-40) 重量比=600g/n
Ge玄米 0.6 95 500
>>検出困難 79
液体黄色 1.05 0 622
>>面積85 0.93 17
>>面積120 1.38 0 622
灰汁(薄い) 1.73 65.8 710
>>面積144 1.46 65
栃木玄米 1.87 55.6 543
>>面積182 2.41 41
液体白色 2.02 0 677
>>面積204 2.16 13
砂糖試料 3.27 5 510
>>面積244 3.44 6
もち米 3.62 72.4 551
>>面積285 3.7 83
灰汁(濃い) 4.41 190 645
>>面積356 3.97 160
*********
■今のところは、測定所値に対して
誤差は最大で、±0.54Bq/kg以内になりました。
+28.8%が最大誤差でした。
■ただし、「黄試料水」は、1度目の測定と3度目の測定でピークが出ましたが、
2度目の測定では、その山の形からは検出とは判断できない形となりました。
【3度目】ピークあり。定量値に信頼性あり。
【2度目】有無を判断出来ず。
●こうしたことからも、以前にも結論したように、判断が困難な結果の場合には、
>「3度の測定」をして、様子を見ることが大切でした。
また、1インチのシンチレーターの能力の限界から見て、
測定時間は、次の時間が適正と見ました。
>最小では「5時間」(濃度が2Bq/kg以上でわかりやすい場合)
>最大では「8時間」(濃度が1Bq/kg未満でわかりにくい場合)
_____________________________
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