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●猫の足跡-その788●「★重要★おおざっぱ測定 日記・第166回」■面積の取り方の変更■
by:
鈴木崩残
2015/09/07(Mon)21:58:09
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第166回
面積のピックアップ法を変えました
■本来であれば下図のように、
662keVを中心線とする二等辺三角形の「右側の面積だけ」を求めて、
それに係数をかけたほうがより正確になると思うので、
以下では、この本来の方法でやってみました。
↓
資料へのリンク
↓
http://www.jaea.go.jp/02/press2012/p12062201/02.html
Cs-137の「右半分の面積」での定量
●結果として、定量精度が「かなり」上がりました。
>係数は×0.023です。
>ピークがずれているときには、中心線の位置を補正しています。
>そして中心線の右側の領域の範囲(幅)は常に等距離です(ここでは7.5mm)
>この結果ROIの面積は必ずしも直角三角形にはならないこともあります。
↓
*********
■以下の濃度↓は、測定所では未定量で論理値が11.2Bq/kgの試料です。
この濃度(10Bq/kg前後)に来て、Cs−137、K−40とも
ここまでの係数では、少し誤差が開いたので修正しました。
>表示率はMAX80
>Cs-137の係数は、面積が300mm平米未満までは「×0.023」とし、
>300mm平米を超えた段階からは「0.026」に変える。
>K-40の係数は、高さが100mm未満までは「×1.0」で、
>高さが100mmを超えた段階からは係数は「×1.3」とする。
●市民測定所の2インチ角以上のシンチレーターでの
「穀類」の結果の誤差範囲を見ても、自己測定値は誤差の範囲内でした。
↓
Cs-137 測定日 測定秒数 機種
8.20±2.90 2012-03-09 3600 AT1320
8.30±2.10 2012-03-12 65000 AT1320A
8.74±2.14 2013-10-08 10800 AT1320A
9.10±4.40 2012-02-01 4800 AT1320A
12.7±4.00 2011-10-19 1800 AT1320A
■確認のために、測定所で定量された14.7Bq/kgの試料の測定結果
↓
0.6Bq/kg以下は検出不可能と判断
■その他の「低濃度試料」の測定
下記の自己定量の数値は無理に定量したものであり、
スペクトル上では「ピークの有無や山の範囲が不明確」で、わかりにくい。
以前の測定環境ならば検出が出来たのですが、現在の測定環境では、
実質的には0.6Bq/kg以下の測定は不可能と判断しました。
試料名と面積 測定所値(Cs-137) (K-40) 重量比=600g/n
オレンジ色文字は自己定量値
>< Ge玄米 0.6 95 500
>>一回目 0.69(面積25)
>>二回目 0.49(面積18)
><低濃度試料水 0.55(理論値) 655
>> 0.54(面積26)
>>希釈混合米 0.52 500
>> 検出不可能 (面積不明・定量不可能)
0.8Bq/kg前後は検出可能と判断
●しかしながら、測定所で複数回測定していただいて、
0.72〜0.84あたりと定量された試料は、検出・定量できました。
「元のグラフ」でも、こんもりとした盛り上がりが認められます。
↓
やはり、0.6Bq/kg以下は、ほぼ困難で、
0.8以上は検出できるという、実に微妙なところです。
軽比重専用の係数を求めました
●最後に、茶葉などのような軽い検体に専用の係数を求めました。
これまでの係数で、かつ重量換算を1/1ですると、2.7Bq/kgと
過小定量になりましたので次のように変えました。
↓
>検体が600gの半分の300g以下の場合に適応する。
>換算の標準となるのは「214g」の茶葉
>Cs−137=0.03
>K−40=3.3(高さが100mm以上の場合)
■試しに測定時間そのまま12時間まで延長したところ、
21%ほど面積が狭くなりました。
今の環境ではやはり、最大でも8時間にとどめるのがいいようです。
↓
■同じ茶葉を、再測定しました。8時間測定(係数を変えました)
数回測定して平均値を求めましたがこちらが正しいようです。
↓
■なお、重量が225gと軽い「炒りほうじ茶」を測定にかけましたが、
測定所値と比較して2倍以上の差が出てしまいました。
K−40の係数は3.3に戻しました。
↓
■ほうじ茶をもう一度測定にかけたところ、今度は合いました。
Cs−137の係数は0.036です。
↓
***************************
NECのPCでの係数や表示率
★まる一週間かかりましたが、最終的には係数はこうなりました。
↓
______________________
★NECのvol=「14」、Gain=「1.0」
★測定時間は、分かりやすい時は6時間、わかりにくい時は8時間
★比重が標準線源の600gを標準にして(300gまで)は、
「MAX80表示」にて、
Cs−137の係数は面積300までは×0.023
300以上は×0.026
★K−40の係数は高さ100mmまでは×1.0
高さ100mm以上は×1.3
*********
600mlの容器に詰めて、300g以下の重量になった場合には、
★軽比重用のCs−137は、214gの茶葉を標準にして、
同じく「MAX80表示」にて、
面積300までは、×0.036
K−40は、高さ100mm以上は×3.3
☆ただし、私の測定環境だと
比重の軽い検体(特に250g/600g以下)は誤差が大きくなりやすい。
*********
★中濃度 「MAX150表示」 標準 480g 試料14.7Bq/kg
Cs−137=×0.056
K−40=×3.0(以前の係数をこれに変更しました)
★高濃度 「MAX300表示」 標準 650g 焼土32.8Bq/kg
Cs−137=×0.1
K−40=×4.26(〜5.9?)
_____________________________
■MAX150表示の場合(中濃度のもの)の係数
■MAX300表示の場合(土壌や濃度の高いもの)の係数
_____________________________
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