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●猫の足跡-その790「★おおざっぱ測定 日記・第168回」■土壌プロジェクト その他■
by:
鈴木崩残
2015/09/20(Sun)18:18:12
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第168回
土壌 と スキムミルクの測定
●やっとなんとか曇り晴れになったので、
東日本土壌ベクレル測定プロジェクトに協力する為に採取しました。
河口湖は神社が多いので、神社の土壌を採取しました。
今回は、自分用に保存する試料ではないので、
自然な状態に近いままにした方が良いと思いまして、
乾燥をさせ切らず、水分をある程度含んだままにしました。
■個人測定の結果です。
(測定所に出した時と同じ湿気を含んだままです。
ただし、これだと、比重が軽すぎました。
測定所に出したのは、881g/1リットルちょうどぐらい。
一方、個人測定したものは「420g」/580mlぐらい。
測定所と同じにするには、「528g」充填する必要がありました。
↓
ベースラインの選択により、面積が、Aなのか、A+Bなのか、
この手のグラフは、私個人には分かりにくいことが多いので、
それを検討するためにも、測定所での結果が、とても楽しみです。
●測定時間を9時間まで延ばして、Cs−134も定量してみました。
↓
■さらに測定時間を15時間まで延長したところ、
ベースラインがはっきりしました。
9/21時点でCs-137に対するCs-134は、0.2427なので、
Cs−134の理論値は2.56Bq/kgとなりますので、
Cs−134の値が、より理論値に近づきました。
↓
>下記の結果↓は、9/23に追記
測定所での結果です
>↓黄色文字の部分は事前の個人測定の数値です。
今回も「おのみち測定依頼所」さまにお願いしました。
>>881g/1リットルでの測定(うちでは528g/600mlにする必要あり)
結果としては、
セシウム137:9.66 ±2.34Bq/kg
>(個人測定=10.56 Bq/kg)
セシウム134:4.02 ±1.15Bq/kg
>(個人測定=2.41 Bq/kg)
カリウム40:57.4 ±15.7Bq/kg
>(個人測定=55.7 Bq/kg)
との結果となりました。また、スペクトルからみますと、
天然核種
「カリウム40」
「鉛212」(トリウム系)
「アクチニウム228」(トリウム系)
「タリウム208」(トリウム系)
「鉛214」(ウラン系)(微量)
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」
の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できます。
結果として、セシウム137及びセシウム134共に検出と判断しました。
なお、カリウム40以外の天然核種を検出・不検出と判断した理由は以下になります。
鉛214:ウラン系→検出
242keV、295keV、352keVに若干ピークが確認できます
ビスマス214:ウラン系→検出
609keVにピークは確認できます。
また、1120keVに若干ピークが確認できます
鉛212:トリウム系→検出
アクチニウム228のエネルギーである、911keVと965keVにピークが確認できますので、
トリウム系全般で検出と判断します。
なお、239keVにピークが確認できます。
アクチニウム228:トリウム系→検出
338keV、911keV、965keVにピークが確認できます
タリウム208:トリウム系→検出
583keV、861keVにピークが確認できます
中略
※放射性セシウムの比率が理論値より若干高くなっております。
この原因は、天然核種のウラン系やトリウム系が、
測定結果から若干含まれていることも分かっております。
なお、ウラン系よりもトリウム系の天然核種の存在の方が多いようです。
よって、セシウム134の測定結果が高くなっているものを推測されます。
中略
福島第一原子力発電所の事故由来と考えても問題はないものと推測されます。
●測定をありがとうございました。
■今回は、セシウムもカリウムも、
かなり測定所の結果に近づいたものとなり、正直に嬉しい結果でした。
***************************
スキムミルクの測定
■さて「市販のスキムミルクからセシウムが検出された」という記事があったので、
同じものを注文しました。
下記のものとロットは違うと思いますが、だいたいの傾向は分かると思います。
(しかし「脱脂粉乳」と聞くと、1960年代の給食で飲まされた私には
悪い思い出しかありません。↓これは美味しいのでしょうけど。)
濃縮処理で有名な測定所のゲルマの結果(誤差はCs-137で約5%以内)
>Cs-137 1.43 Bq/kg
>Cs-134 0.33 Bq/kg
>K-40 513 Bq/kg
濃縮なしで、1.4Bq/kgあたりであれば、
うちの1インチシンチレーター(アルマジロ)でも検出できると思います。
ただしK−40が、わりと高いので、
どういうスペクトルになるか次第では、定量が困難かもしれません。
>■9/24に測定をしました。結果です。
↓
他測定所でのゲルマの結果とほとんど遜色ない結果となりました。
ピーク位置の確認も測定の直前と直後にもしてあります。
■確認のために、わざと攪拌をして、二度目の測定をしました。
セシウム137は、一度目より少し高めでした。
【訂正】=測定直後に校正してピーク位置を確認したところ、
正しいピークは僅かに右でしたので、面積を修正しました。
カリウム40は、一度目より少し低めでした。
■さらに、攪拌して、3度目の測定 ↓
カリウム40は↓
★そもそも、1インチのCsIシンチレーターが、
ゲルマ大王様と張り合おうとすること自体が無謀なので、
ここまで迫れたのは、十分な結果だったと思います。
ゲルマでは、
>Cs-137 1.43 Bq/kg
>Cs-134 0.33 Bq/kg
>K-40 513 Bq/kg
当方の個人測定の結果(134は検出不可能)
>> Cs-137 K-40
>>1回目 1.44 528
>>2回目 1.59 467
>>3回目 1.67 541
生物汚染についての素晴らしいブログ
山梨の土壌と食品汚染について調べていて、偶然に見つけたのですが、
環境・植物・生物汚染についての、もの凄い「まとめレポート」です。
これは、要保存です。全部で15ページあります。
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/jikan314/MYBLOG/yblog.html
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