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●猫の足跡-その797「★おおざっぱ測定 日記・第175回」■PCとシンチのどちらに休息が必要か?■
by:
鈴木崩残
2015/10/14(Wed)05:49:47
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第175回
休息を必要とするのは
PCかシンチレーターか?
●測定の「自分ルール」でも、今まで、必ず測定と測定の間には、
1時間から1時間半の休憩を入れてきました。
ただしそれは、PCとシンチレーターの両方の電源をOFFにする事が多かったです。
たまに、PCは連続使用をして、
シンチレーターのUFB電源を抜いて、シンチレーターだけをOFFにしたり、
またその逆に、PCは電源を落としたものの、
別電源につないだシンチレーターが、うっかりそのままONのままで、
結果としてシンチレーターが連続使用になっていたという時もありました。
●しかし、今回、FMVのPCに戻して、軽比重用の係数を出すために、
「茶葉」を測定にかけたところ、
茶葉以外の検体で長時間使用したPCを、そのまま連続使用して、
茶葉に2度目の測定にかけたところ、
スペクトル全体の「起伏」が目に見えて鈍っていました。
推定で、10時間以上は、PCを連続使用していました。
定量すると、正常なときの66%まで面積低下していました。誤差33%もです。
↓
【PCもシンチレーターも16時間以上の連続使用の結果】
【PCとシンチレーターの電源を落として1時間の休憩後の測定の結果】
●そこで、測定毎に「電源を落とすべき」なのは、
シンチレーターなのか、PCなのかを調べるために、次のようにしました。
>>1/PCを6時間測定を数回繰り返して、連続使用する。
>> この時シンチレーターには毎回1時間の休憩を与える。
>>2/シンチレーターを6時間測定を数回繰り返して、連続使用する。
>> この時、PCには毎回1時間の休憩を与える。
●いろいろと試した結果、シンチレーターやPCを連続使用した結果は、
こうなりました。
******************
7時間使用(=ピークも明確な、正常な起伏のスペクトルだった)
↓
> 142×0.0248(214g/214g)= 3.52Bq/kg K-40= 395Bq/kg
これ以後は、ピークが不明瞭となった。
↓
7時間の使用後に、 そのまま+5時間=12時間後(やや低下)
↓
> 130×0.0248(214g/214g)= 3.22Bq/kg K-40= 494Bq/kg
合計12時間使用後に、そのまま+3時間=15時間後(極端に低下)
>>ただしこの測定前にシンチレーターに休息を与え忘れていました。
↓
> 75×0.0248(214g/214g)= 1.86Bq/kg K-40= 627Bq/kg
>>合計15時間使用後に、シンチレーターを1時間休息させてから再測定を3時間。
↓
> 145×0.0248(214g/214g)= 3.59Bq/kg K-40=614Bq/kg(過大)
ちなみにPCとシンチを合計約10時間使用後に、そのまま+6時間のケースでは
↓
> 94.5×0.0248(214g/214g)= 2.34Bq/kg K-40= 559Bq/kg
●また、結果を見ると、
Cs−137が低下するのに反比例して「K−40が増大」しています。
つまり、時間経過とともにPCの入力を原因として、
低エネルギー側の感度が低下し、高エネルギー側が高くなってゆく傾向にあります。
******************
シンチレーターとPC、
どちらも休息が必要と結論しました。
起動から12時間以内が有効な測定時間となった。
■スペクトルがある時から突然に鈍る原因は、
シンチレーターの連続使用と、PCの連続使用、
そのどちらもそれぞれに影響しているように思えました。
●また低下は「7時間後あたり」から起き始めており、
12時間使用後からの新測定では極端に低下していることから、
測定は、一回に12時間が限度とみなしました。
現在測定時間は「6時間から9時間」が、ちょうど見やすいスペクトルになるので、
幸いに、その測定時間の範囲内は安定しているとみなせます。
FMVの「軽比重用係数」を暫定的に決定
●またいつものように、標準試料の半分以下の比重の場合の係数を
別途に割り出しておきました。
今の測定環境(特に表示法)では、検体が軽くなると、
どうしても同じ係数を適応できないからです。
■軽比重専用の係数をチェックするための試料は4種類ほどあります。
その中から、いつものように、
214g/600mlの茶葉を基準試料にしました。
↓
ためしに、277g/600mlという、
やはり600gの半分以下の重量の「ぬか」をテスト測定にかけました。
↓
↓
概ね、値は測定所のものと合っていました。
***************************
「FMV」の係数を暫定的に決定
FMVのvol=10 Gain=1.2 サブマジロ使用
【低濃度から中濃度まで】(0.6〜15Bq/kg)
★MAX100表示 標準600gに対して290gの比重までは、
面積÷10000で、これが係数。
*簡略化すると 面積の2乗÷10000(600gへ重量換算)
☆面積が80平方mm「以下」の場合には、
係数は一律に0.01にする。(600gへ重量換算)
☆面積が50平方mm以下の場合には、
係数は、0.012とする。(600gへ重量換算)
☆K−40 【係数は1.15】(600gへ重量換算)
★同じ「MAX100」表示率における【軽比重 検体】
600mlの容器に詰めて「290g未満」の軽重量になった場合には、
★「軽比重用」のCs−137の係数は、
「3.53Bq/kg・214gの茶葉」を標準にして、
同じくMAX100表示にて一律に × 0.03(★重量換算をしない)
K−40は、高さ100mm以上は × 3.0 (★重量換算をしない)
*********
★中濃度(15 Bq〜25 Bq/kgまで)
【23.4Bq/kg 456gが基準】
「MAX150」表示 【Csの係数は0.05に統一】 (456gへ重量換算)
K−40 【係数は2.4】(456gへ重量換算)
■この表示率でないとK−40を表示できない場合には、
Cs−137には「別の係数を適応した場合」でも、
このスケールでの同じ係数と重量換算に順ずること。
「NEC」の係数を暫定的に決定
これは万一、FMVがコケた場合のリリーフ。
NECのvol=「14」、Gain=「1.0」サブマジロ使用
測定時間は、分かりやすい時は6時間、わかりにくい時は8時間
★比重が標準線源の600gを標準にして(300gまで)は、MAX80表示にて、
Cs−137の係数は面積250までは ×0.023
250以上は ×0.026
★K−40の係数は高さ100mmまでは ×1.0
高さ100mm以上は ×1.3
いずれも、600gへ重量換算。
*********
600mlの容器に詰めて、300g以下の重量になった場合には、
★軽比重用のCs−137は、
214g・3.53Bq/kgの茶葉を標準にして、
同じくMAX80表示にて、
面積300までは ×0.036
K−40は、高さ100mm以上は ×3.3 (214gへ重量換算)
☆ただし比重の軽い検体(特に250g/600g以下)は誤差が大きくなりやすい。
*********
★中濃度 MAX150表示 標準 480g 14.7Bq/kg 3種合成試料
Cs−137=×0.056
K−40=×3.0
(480gへ重量換算)
*********
★高濃度 MAX300表示 標準 650g 32.8B/kg 焼土試料
Cs−137=×0.1
K−40=×4.26(or 5.95?)
(650gへ重量換算)
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