▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは「質疑応答用の掲示板」
2013年12月までは「禅書道」と「原発事故関連記事」
2014年以後は「テーマを決めない日記」になりました
★
「無明庵の書籍の案内」
★
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[2055]
■
●猫の足跡-その804「★おおざっぱ測定 日記・第183回」■栃木産の「もやし」の再測定■
by:
鈴木崩残
2015/10/28(Wed)14:35:10
>前回182回の投稿中に、測定所での苔の測定結果を追加しました。
*********
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第183回
栃木産の「もやし」の再測定
●何もいないように見えたのですが、時間が余っていたので、やってみました。
測定直後のピークあわせの様子です。
これは測定所には出さず、炒めて食べます。
■単なる余談ですが、
なぜ、ピークの足の二点を使うかには、貧乏測定ならではの理由があります。
校正用線源は、普通はコイン状の、8000Bqなどのものがあり
あっという間にピークが立つ便利なもののようです。
(私は、現物は、見たことも触ったこともありません)
しかしお金のない人は、この数万円もする線源の代わりとして、
濃度の高い土壌(数百ベクレル以上)のものを使ったりします。
(セシウム137と134 +カリウムも含まれて便利な面もあります)
私は約250Bq/kgのポーランド産のハーブの粉末と、やさしおを、混ぜて、
専用の自作の、小型のマリネリ容器に密封して使っています。
これで、Cs−137とのK−40を同時に校正します。
■すると、特にCs−137は、濃度がさほどではないので、
ピークが明確な位置に安定するまでに一瞬とはいかず、
数分または、最長で20分ほどかかることもあります。
そのために、これを散々に見ていると、山がどう立つか目で覚えてきます。
時間が経過しても、山のどこが頂点なのか、それとも足元の2点で
位置を決定したらいいのか、わかりにくいこともあります。
結局は30分ほど経過すれば、明確な山になるのですが、
途中でも位置がわかることもよくあります。
今回のピークあわせの事例は、その途中で切り上げたものです。
試しに、このままその後1時間経過しても、このピーク位置でした。
■濃度の低い校正用線源の場合には、
山の先端はなかなか、正しい「頂点」として捉えるまでに時間が必要なのですが、
山全体の「左右の均衡」が形成されてゆく過程を、毎日のように見慣れると、
最先端(最上部)の「尖り部分」だけを頼りにしなくとも、
どのあたりが、山の中心線になるか、二つの足になるか、
どのあたりが山全体のアウトラインになってゆくかがわかります。
この方法でも、ピーク校正が数kevとか、
許容範囲を超えてズレていたことはありません。
いきなり立ち上がる高い線源ではなく、
やや、のんびり立ち上がる手製の線源を長く見慣れたせいもあります。
■ただ、今回は、200Bq/kgを超える苔が採取できたので、
これを天日乾燥させたあとに、低温で、ゆっくりと加熱して
密度を高くすると、今までに土壌や砂を焼いて濃縮した経験からすると、
元の湿った苔の濃度の、約3倍ぐらいには出来そうです。
■福島近辺に比べれば、桁違いに濃度の低い苔ですが、
低温加熱でも、さすがに、セシウムが多少、気化するでしょうから、
これはマスクとゴーグルをして、外の猫も倉庫にしまって、
近辺に人が往来しない、休日に行います。
また、私自身も、風下にいないようにして行います。
まー、一種の「小さく危険な野焼き」といったところですね。
*********
山から「本山」を切り出す
●私は、主にCs−137とK−40しか定量をしませんが、
ROIの中にある、乱立する山の中から、どのように、
面積を求める対象となる山を切り出しているかの一例を掲載します。
この面積を求める山を、私は「本山(ほんざん)」とあだ名をつけました。
見るからに、線を引くのが簡単なものもありますが、
中には、元のグラフを見て、
ベースラインの位置を慎重にしないとならないものや、
山の左右から、そぎ落とすべき部分がある場合もあります。
鋸歯状の波形の中央の線を採用することもあれば、
面積全体のバランスから、少し線の位置を調整する場合あります。
いろいろですが、自分の中に「規則性」はあります。
■屋根を、どういう「角度」で切るかも、それぞれ違います。
この、検体のスペクトルごとに、
私は異なる角度で、屋根の部分を斜めに切るために、
座標の高さの元となっている計数を根拠にした定量はしません。
左右が狭くなる場合もあれば、家型のように下部が長方形になる場合もあります。
■二等辺の三角形または家形を確定するときに、
基本的に、山の「右側の傾斜角度」をあてにしており、
左側は、膨らむ場合がほとんどなので、使っていません。
(特にCs−137が濃度が低く、K−40が高い場合は左が膨らみます)
***************************
■少し前に紹介しました、生産者についての関連の追伸のメールがきました。
梅の間を拝読させていただきました。
確かに、私の伝え方も、
崩残さんの意図からは、少し外れていたなと思ったのですが
相手の雰囲気からすると、それでも無理だったろうと思います。
今日も、地元の米農家の話を聞いて来ました。
農家を取り巻く状況は、農協を中心とする非常に不条理な、
抜け駆けを許さない管理社会的状況であり、
北海道でも同じ状況であれば、土壌調査は難しかったのだろうと思いました。
ただ今日は、農協から各々の理由で抜け出し、村八分状態農家の米であったので、
測定に抵抗が少なく、おのみち測定所に今日送る予定です。
「村八分米」というブランド名はどうでしょうか?
ひらがな、のほうがいいかしもれません。
「む ら は ち ぶ」(「八分づき」ではありません)
「ぬ け が け」
噂には聞いていたのですが、村社会なのですね。
村社会が必ずしも、悪い面ばかりではないのですが、
「村社会」という言葉を使う際には、悪い意味で使われます。
_____
★
.
返信 [2055]
<<-- これ以前の投稿 10件
(2055 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
梅の間 の最新投稿
オーガズムTop
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -