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●猫の足跡-その806「★おおざっぱ測定 日記・第185回」■ジャガイモの測定■
by:
鈴木崩残
2015/11/04(Wed)03:09:10
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第185回
じゃがいもの測定
縁故品のおすそ分けですが、じゃがいもが手に入ったので、測定にかけました。
茹でて、マッシュポテト状に潰しました。
■結果です。
↓
山はあるものの、どうもコンプトンっぽいです。
念のために計算すると、0.39〜0.42Bq/kg。
このあたりは私がよく「ないのにありそうか?」と誤認する領域です。
次に記す「苔水」の場合には、低めに定量しましたが、それでも
ピークがちゃんとありました。
このじゃがいもは、ピークがそれほど明確ではないので、
あったとしても、0.3Bq/kgあたりと思いますが、
このスペクトルは7時間の時点のものですが、8時間半の時点のスペクトルでは、
ピーク位置の山が陥没したので「検出能力外」となりました。
測定時間を延長したところ、山の中央部がへこみました。
↓
しかし下記の投稿の、0.435Bq/kgの、「中通り玄米」のように、
最初の4〜5時間で山がはっきりして、その後減衰するようなパターンであった場合には、
検出とも不検出とも取れるようなものになり、微妙なところです。
このジャガイモが同様のパターンだった場合には、
0.4Bq/kgあったとしても、検出しそこねる事もあります。
もっとも、この濃度は、私の検出能力外のぎりぎりラインなので、
検出出来ないのは無理もないのですが。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U2052
このあたりの、精密な測定は、精度のいい測定所でないと出ないと思います。
■2度目の測定
(生ではなく、茹でてあり、膨張しないので再測定が出来ました)
OD(検出能力外)です。K−40が103Bq/kg
●なお、このジャガイモを下さった方が、
同じもの(同じ畑の同じ収穫期で同じ品種)を、
おのみち測定依頼所さんに測定に出したので、
依頼者の方から結果を転送して頂けることになりました。
もしも測定所で僅かでも出たとしても、
それはもう、私の測定では不可能ですので、その濃度は検出は出来ないと諦めます。
>11/8追記
結果が出ました。
1品目「ジャガイモ・A種・(北海道)」713g
について測定結果がでましたのでお送りいたします。
結果としては、解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値<0.4Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値<0.4Bq/kg)
カリウム40:114±28.3Bq/kg
2品目「ジャガイモ・B種・(北海道)」737g
について測定結果がでましたのでお送りいたします。
結果としては、解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値<0.4Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値<0.4Bq/kg)
カリウム40:126±30.7Bq/kg
私の測定したのは、「A種」でしたが、カリウムも誤差範囲内で、
またセシウムは、検出下限未満となったので、
この個人測定は成功したと言っていいと思います。
******************
「苔水」と「玄米」の再測定
■また、前回の「苔水」をもう一度測定にかけましたが、
結果は、Cs−137=0.80Bq/kgでした。
今回は、K−40は不検出でした。
>>セシウム137:1.07±0.460Bq/kg【0.61まで】
>>セシウム134:不検出(<0.2Bq/kg)
>>カリウム40:不検出(<2.9Bq/kg)
この設定と係数で今まで、他の検体が近似していたので、
この苔水の為に何かを変えるということは、妥当ではありません。
*********
■次に、前の測定の時に少し苦心した、中通り玄米です。
特筆することがあります。
上図は、5時間から7時間の時点のスペクトルです。
5時間の時点のスペクトルの面積からの定量が最も測定所の数値に近く、
それ以後、6時間、7時間と経過するうちに、Cs−137の山は、
かなり小さくなりました。
また、苔水も、5時間の時点のスペクトルだと、
スペクトルがBGより極端にマイナス側には落ちません。
↓
■このことから、
微量検出のスペクトル(特に少数桁)となる測定では、
1/最初の5時間までのスペクトルが信頼できるもの。
と、今のところは結論してもいいようです。
***************************
●なお、今回、コケ水と、福島の玄米が、かなり良い低濃度の結果となったので、
またまた、以下の領域のテスト測定用の「保存試料」が充実しました。
以下は、少数桁から2Bq/kg台まで(3Bq/kg未満まで)
22種類の検体が揃っています。体積が1000mlあるストックも多いです。
★印は、長期保存が出来るように処理した「液体試料」です。
N0. Cs-137 K-40 600ml容器に測定時と
↓ (四捨五入) 同じ充填時の重量 検体名 保存されている体積
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
****少数桁の濃度****
001 0.34(Ge) 710 希釈液体試料 1000ml 1183g
000 0.435 59.2 550 中通り玄米 2000g
002 0.55 000 600? 濃縮希釈液体試料 700ml (未定量)
003 0.523 26 600g 粉砕混合米 1000ml(理論値0.7)
004 0.6 (Ge) 95 496 粉砕希釈粉・5倍希釈 1000ml 827g
000 0.71(Ge) 77 522 ひとめぼれ玄米 吾妻の輝き 1000ml 870g
000 0.84(Ge) 76.4 528 玄米 伊達市霊山 うるち 1000ml 880g
005-A 0.723 57 461g 3.5倍希・粉砕釈入り玄米 1000ml 770g
005-B 0.845 61 498g 3.5倍希・粉砕釈入り玄米 1000ml 770g
006 0.92(理論値) 275 754 濃縮醤油 1000ml 000?g
****1Bq/lg以上4Bq/kg未満****
000 1.02 000 617 コケ水 1100ml
007 1.05 000 622 液体黄色 1000ml 1103g
008 1.23〜1.43 484〜510 330 スキムミルク 1000ml 883g
009 1.29 061 544 粉砕炒り玄米 1000ml 906g
010 1.37 067 461 炒り玄米(これのみ)600ml(K-40専用)768g
011 1.40 133 234 松葉(粉末) 1000ml 375g(未定量)
012 1.81 137 168 松葉(HP以外) 1000ml 280g
013 1.82(1.55) 147 336 希釈・麦茶試料 1000ml(理論値1.63)
014 1.73 65.8 710 再抽出灰汁 1000ml
015 1.85 120 187 松葉(荒い) 1000ml 000g
016 1.87 55.6 543 コシヒカリ玄米 1000ml 905g
017 2.01(1.37) 499(340) 394(277g) KSぬか 600ml (充填量不足)
018 2.02 000 675 液体白色 1000ml
019 2.21 000 490 もち米混合炒り玄米 600ml(未定量)
020 2.63 443 225 炒りほうじ茶 360g
021 3.27 5 510 砂糖試料 1000ml
022 3.53 401 214 静岡茶葉(生) 1000ml 356g
023 3.60 72.4 551 もち米玄米 600ml
024 4.41 190 645 灰汁 1000ml
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