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●猫の足跡-その822「★おおざっぱ測定 日記・第201回」●「年末の測定精度チェック」●
by:
鈴木崩残
2015/12/29(Tue)09:04:33
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第201回
検出精度と定量制度のチェック
●今年は、とにかく、秋ごろから年末にかけて、ハイペースで自流の方法論の
試行錯誤と基礎測定を重ねて、ようやく辿り着いたのが以下の結果です。
今回は、「ゲルマニウム半導体検出器で測定された試料」
のみとの比較です。
*********
●その1
結果です
ピーク確認校正
■ゲルマの誤差(±0.1)を考慮して0.7としてみると、
やはり、うちの検出下限値は、0.7Bq/kgとしておくのが無難です。
Cs−137の定量は、今回は過大となっています。
K−40については、Ge、NaIどちらの側からの誤差範囲にもギリギリという感じです。
●その2
結果です
ピーク確認校正
■ゲルマで、0.3Bq/kg(±0.0)の液体これは難しいです。
濃度を知らなくても、私は検出と判断はしますが、
ただし、これまでのいろいろな測定経験から、ないのにあるとする
誤認をしやすい領域なので、やはり、0.3Bq/kgは、
「あるなしも、かなり難しい」と控えめな自己評価にしておくのが良いと思います。
●その3
結果です
■この試料の「仮定数値」はあくまでも理論値なので、
大きい側にめいっぱい誤差を仮定しましたので、
0.5Bq/kgは、検出できているということになります。
前述の「液体」が多少、水遮蔽の影響を受けていると推測されるので、
固体、粉状であれば、0.5Bq/kgでも明確な山が確認できるわけです。
ただしここにカリウムが200Bq/kg以上被ってくると、
いつものように、過大定量する可能性が大きいです。
一例としては、少し前の黒大豆のように、測定所では0.4以下となったものを、
最大で0.8ぐらいに誤検出することがよくありました。
●その4
【GeでCs−137=0.71Bq/kgの試料】
測定所から頂いたゲルマの結果のある玄米です。
結果です。
■どうも、少数桁の係数が0.001ほど大きいようです。
現在は、面積の平方mm×0.009ですが、前述の玄米も過大なので、
もしかすると、0.008ぐらいに下げたほうがいいかもしれませんが、
まだ、「ばらつき」の範囲でもあるので、断定できないですが。
●その5
同じく、測定所から頂いたゲルマの結果のある玄米です。
結果です。
どうも、このMax−80表示で、
面積が、121平方mm以下での定量時の換算係数は、
現在の0.009だと、一貫して全体に高めになるために、
これを×0.008あたりにすることを検討した方がよさそうです。
*********
★これで、ゲルマチェックされた試料のテスト測定はすべて終わりました。
あとは、別の測定所でゲルマで測定された試料で、
ロット(製造年/賞味期限)が同じであろう「スキムミルク」もありますが、
それは、あくまでも、推定で「1.2から1.5Bq/kg」の間あたりであることと、
これまでに、これは、幾度も測定にかけて、
定量値が近似することを確認して来ましたので、今回は、省略します。
●その代わりといっては何ですが、
2014年で、いくつかの測定所でクロスチェックされた醤油の測定をしておきます。
これは、元は、
Cs−137=0.51Bq/kg
K−40=151Bq/kg
ですが、当事の自分の測定では、とても検出できないと判断して、
その当事、1.7リットルを1リットルに濃縮したものでした。
g数でおいかけると、濃縮率は少し違います。
これを測定にかけて、今年最後のテスト測定にしたいと思います。
K−40が、250Bq/kg程度になるので、その中で、
約0.8Bq/kgをどう描き出すのか、スペクトルも見所です。
結果です。
一回目
二回目
●やはり、カリウム40が200あたりを超えると、
あるなしの判断自体が、難しくなります。
これを濃度を知らない場合には、コンプトン散乱が原因だろうとして
私ならば、「不明」または、「微量検出の可能性」と、
判断することになると思いました。
しかし実際には、理論値では0.73Bq/kg〜0.8あるものです。
(ただし後述するように、これよりも低い可能性があります。)
先日の黒大豆の例では、0.7から0.8ぐらいはありそうだとして、
測定所の結果が、0.4Bq/kgは、なかったのですが、
この醤油の場合には、「あるなしが判断が難しい」ということと、
あったとした場合に、私の定量では最大でも、約0.5Bq/kg、
最低では、0.3くらいに留まるということです。
ただし、たまに使うならばともかく、
毎日使う醤油としては、疑念が残るので、測定依頼するか、
さもなければ、間違いなく使用を却下すると思います。
・備考・
実は、この醤油は測定所から戻ったときに、「濃縮」をしたのですが、
その際に、濃縮によって、塩が底に沈殿したために、その塩を捨てました。
このために、その沈殿していた塩に結合していたセシウムがかなり減ってしまい、
そのために、理論値の0.7よりもずっと低い濃度である可能性が高いのです。
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