▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは「質疑応答用の掲示板」
2013年12月までは「禅書道」と「原発事故関連記事」
2014年以後は「テーマを決めない日記」になりました
★
「無明庵の書籍の案内」
★
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[2074]
■
●猫の足跡-その823「★おおざっぱ測定 日記・第202回」●「年始の測定」●
by:
鈴木崩残
2016/01/01(Fri)22:45:39
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第202回
年始の測定器の調整と感度校正
まずは、年末に描いた書からです。
左は「計測」 右は「測」
*********
年始にやることは次のとおりです
入力レベルとゲインの再検討
もう少しいい感じのスペクトルになるように調整しました。
感度校正用線源の測定
4.8Bq/kgの線源を、メインとサブのシンチレーターで、
おのおのを測定して、感度をチェックしてみました。
【メイン・シンチレーター】
●メインのシンチレーターのチェックでは、
このMAX−80の表示スケールでの、
面積160平方mm以上での換算式は、
温度変動に伴う補正計算も含めて、
文句なしの「完璧」な仕上がりになっていました。
(むろん、Cs−137のピーク位置は測定直後にこの位置である事を確認済み。
このグラフではK−40は若干右にズレていますが問題ありません)
つまりこのメインのシンチレーターは「感度校正もOK」ということです。
【サブ・シンチレーター】
●温度変動による補正をしない方が、値は違いのですが、
自分のセオリーに従って、温度変動補正をいれておきました。
仮にそうしたとしても、基準となる175平方mmより+15平方mm
の190平方mmなので、許容誤差範囲に収まります。
K−40は、ほぼ誤差なしです。
液体試料の再自作
●前回、生の苔から煮た場合には、0.5%程度の抽出に終わったので、
今回は、約2リットルの泥つきの苔を、
一度加熱、減容化して「焼土」にまでしてから、
そこへ、6gのプルシアンブルーを入れた2リットルのお湯を注いで
煮込んでから濾す、という方法で抽出を試みました。
●以前には生のコケを使い、防腐剤として苛性ソーダを入れましたが
比重が重くなるので、今回は、苛性ソーダを入れず、
元のコケと土を焼土になるまで加熱しました。
これによって細菌類が死滅しますので、これを元に液体化しても、
腐敗しにくい試料となります。
●2リットルの水を最終的に700mlに濃縮して測定にかけました。
結果こうなりました。
予測とは異なり、ほんのわずかにしか抽出されていません。
K−40が微量であることから、誤検出の可能性はないです。
わずかですが、Cs−137に起伏が見られますので微量と思われます。
ただし0.3Bq/kg以下で、ゲルマでないと分からないほどですが
今回はゲルマには出しません。
生から抽出した時よりも半分以下の濃度ですので、その原因としては、
加熱によって、考えていた以上にセシウムが気化したためと推測されます。
加熱はカセットコンロによるものですから、せいぜい高くても1000℃程度でしたが、
セシウムが気化する温度を上回っていますので、しかたありません。
*********
●不明なときには、再測定という自己ルールに従ってやってみました。
こちらのサブのシンチレーターの方が、
低濃度域では、メインより、やや感度がいいですが、
結果は同じようなものでした。
■そこで、本当に私の測定が、0.4Bq/kgあたりを、
微量検出として、捉えているのかどうかを比較検討するために、
同じく苔からの抽出水ですが、測定所で1.07Bq/kgと定量された液体を
測定にかけて、スペクトルを比較してみました。
↓
1.07の濃度があるこちらの液体は、
ちゃんと山の右側が、それなり大きさになっており
定量しても、0.98と近似していました。
(温度変動の補正計算も、今のところ、かなりいい感じです)
なので、前述の抽出に失敗した苔水−2も、
おそらくは、0.4以下にごく微量ある、と判断しました。
■一方で、こちらは、0.4以下にも「ない」と推測される「香酢」です。
微妙にあるようにも見えますし、
面積をピックして、温度変動を補正しても0.43程度ですが、
ピークがずれているこのケースの場合は、たいていは不検出です。
仮にピークがこの頂点だったとしても、0.4程度。
K−40がある程度あることからも、あったとしても0.3以下で、
0.4は、過大定量と思われます。
これより、約1日半、精製水でバックグラウンドを測定します。
メインとサブのそれぞれのシンチレーターのスペクトルです
_______________________________
★
.
返信 [2074]
<<-- これ以前の投稿 10件
(2074 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
梅の間 の最新投稿
オーガズムTop
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -