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●猫の足跡-その825「★おおざっぱ測定 日記・第204回」●「稲藁の測定」●
by:
鈴木崩残
2016/01/11(Mon)12:28:17
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第204回
稲ワラの測定
●「稲ワラ」の測定をしました。
先日測定所に依頼してNDだった「黒豆」を使って、
自家製の「黒豆納豆」を作りたいので、
石川県から、無農薬栽培の「稲藁」を購入しました。
●石川県とは言え、多少の汚染はあると覚悟していますが、
「納豆菌」が欲しいだけで、稲ワラを1キロも食べるわけではないので、
多少の低濃度の汚染は覚悟しています。
ちなみに、石川県金沢市の2010年(福島原発事故前)の
土壌は、20Bq/kgと、やや高めでした。
事故後3年目の2013年、Cs−137は21Bq/kgでしたので
ほとんど変わらずです。
↓
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/01/0101flash/01010522_2.html
一回目の測定
↓
二回目の測定では、
詰め方を少し変えて、再測定してみました。
2度目の測定結果は、一転して、1キロgあたり6Bqという結果となりました。
しかしスペクトルから見ると山がとても小さいので、
重量換算の結果として高い数値になっただけだろう、と考えています。
●これは、ミルサーでさらに細かくして、充填率をあげて測定してみて、
それでも、怪しいとなったら測定所に依頼することになりそうです。
せめて体積600mlに対して、150gあればいいのですが、
50gというのは、定量したことがないので、過大なのかどうかすら
今の私の経験ではわかりませんので、その確認のためです。
*********
そこで、まずは粉砕からです。
ハサミで切って、フードプロセッサーにかけて、それをまたハサミで切り、
ミルサーにかけるという繰り返しを1時間半ほど経て、
なんとか、重量を、最初の測定の時より2倍ぐらいに出来ました。
測定結果です。
●基本的には検出能力外、普通ならNDですが、
重量が軽いので、検出下限値が、かなり高くなります。
試料が300g程度までなら0.7Bq/kgの私の検出下限も、
114gなので約3倍高くなりますので、
検出下限値は、おおよそですが、2Bq/kgあたりです。
しかもK−40も高めですから、Cs−137が嵩上げされていて
過大定量のような気がします。
山もピーク位置も、はっきりせず、ずれています。
これは、難しい・・・・。
この結果から見るかぎりでは2Bq/kgまでは行かず、低いことは確かです。
●ただ、仮に2Bq/kgあったとしても、藁を食するのではなく、
納豆菌が移行するわけですから、微々たる量になると思います。
(もしも石川県の土壌が福島の事故前に20Bq/kgだった、
というのが正しければ「最大で」2Bq/kgは出る計算になります。)
加工食品によるセシウム濃度の低下についての資料がありました。
しかし、稲藁で納豆を作った場合の移行率は、
少なくとも、次の資料中には見当たりませんでした。
↓
http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/Kankyou4.pdf
●そこで、2015年以後は、降下物による汚染はほとんどないと仮定して、
稲へのセシウムの移行を調べていたところ次のような記述があった。
https://t.co/okE97Tkd79
4Pに 「土壌中から稲への移行は少ないが、
山林を水源とした場合など 水溶性のCsを含むと移行は高い」
それで、今回の稲藁は石川県産なので、隣接する新潟県の稲ワラの測定値を見ると、
Cs−137の検出下限は、5〜2.3Bq/kgと、やや高めであるものの、
ゲルマでの結果は、下記のとおり。
↓
https://t.co/8Qgo9NdamG
産地が石川県であること、水田の土の性質や、Csの減少傾向、
稲への移行のしにくさ、殺菌の為にワラを茹でる処理が入ることから考えてセーフと見ました。
ちなみに、下記の市民測定所に、ちょうど稲ワラの測定結果があり、
かなり参考になりました。
稲ワラの「K−40の値」を探していたところ、すぐに見つかりました。
↓
http://aganolabo.blogspot.jp/2012/09/blog-post_27.html
*********
さて、充填量ぎりぎりの、114gで、もう一度測定したところ、
今度は、4Bq/kg近い値になってしまいました。
この一回だけが極端に高いことから、数回の測定結果を平均化すると、
4.23Bq/kgといった濃度はないような気がします。
とはいえ、元グラフのスペクトルでは、いかにもありそうにも見えます。
ここまで密度がない軽い検体は、私にとっては本当に難しいです。
●つまり、ないのか?あるのか?だと、
「微量はあるかもしれない」と判断しました。
しかし私の検出限界は軽く2Bq/kgを超えます。
数値は、低くみると1.86、高く見積もると、4.23と、幅が出ました。
この重量ですと、測定所でも検出下限は2Bq/kgあたりとなると思いますが、
測定依頼に出したほうが良いようです。
*********
●一方で、黒大豆とは別に、納豆にするもうひとつの大粒の大豆を測定しました。
今回のこれは、怪しいところは全くなく、
何も悩むところがないほど明確だったので、不検出としました。
*********
●余談となりますが、今日、生協が「お勧めの醤油」を売っていった。
定価よりも、やや割安。一押しの品らしく、「味」は確かに良い。
でも、測定にかけると、少し汚染されていた。
「大豆つながり」の測定となりました。
●微量ですが「検出」と判断しました。
↓
こちらの表示率の方が、スペクトル全体の中の盛り上がりが見やすいです。
↓
重量を70g増やして、670→740gで再測定しましたが、
やはり0.63Bq/kg
↓
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