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●猫の足跡-その828「★おおざっぱ測定 日記・第207回」【検出出来なかった検体】
by:
鈴木崩残
2016/02/14(Sun)19:08:20
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第207回
検出出来なかった検体
●新刊の製作に追われて、かなりブランクがあきました。
やっと、落ち着いたので、ほっぽらかしてあった測定結果を掲載します。
年始にお願いした、ビーンスタークのゲルマとNaI結果が出て、
0.6程度はあったのですが、自分の測定では、全く検出不能でした。
重量が標準線源と同じならば、
0.7Bq/kg前後の下限値を維持できていたのですが、
さすがに、比重が軽いので、その分下限値は上がります。
というより、この測定法で要となるスペクトル上でも、
今回ばかりは、全く検出できずです。
【この検体のゲルマニウム半導体検出器でのチェックの結果です】
↓
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2016/02/2015_24.html
●どうも、自分のグラフのスペクトルを見ると、K−40に関してだけ言えば、
メインのシンチレーターは、サブよりも感度が少し落ちるようです。
Cs−137に関しても、若干、サブのほうが感度がいいです。
■なお、去る1/26に行った、Cs−137の感度校正では、
標準面積(係数0.027) 標準濃度
175平方mm(±20) 4.8Bq/kg
メイン 153平方mm 4.15Bq/kg
サ ブ 214平方mm 5.77Bq/kg
メインが誤差 −15%
ただし、容器温度の変動補正をすると、4.5Bq/kgと良好。
サブが誤差 +20% これはやや過大です。
と、それほどには良くない結果となりました。
まずは、春用にバックグラウンドを測定しようと思います。
でんぷん粉の測定
●今回は、自分の家で使うものではなく、読者の方から依頼を受けました。
むろん、私のは素人の大雑把な測定ですから、無料です。
印刷所で「裏写防止」のために使うでんぷん粉で、この種のもののようです。
↓
http://itabashi.or.jp/company/nikka.html
容器に移すときに、ぶったまげたのは、その粒子の細かさです。
片栗粉なんてものじゃありません。
そーっと注いでも、まるで煙があがるように周囲に拡散しました。
容器内では、まるで液体のように流動性があります。
●さて、重量は464.5gで測定しました。
計算上の検出下限は(あくまでも概算ですが)
重量が522gの場合に、ゲルマで測定された0.71Bq/kgを
検出・定量できていますので、これを「仮に」基準とすると、
今回のでんぷん粉の測定下限値は、0.797Bq/kgとなります。
(ここでは、測定時間による定量精度は、加味しません。)
■さて、その結果です。
サブシンチレーター
メインシンチレーター
●これは、不検出です。
0.79Bq/kg以下にいる可能性は分かりません。
スペクトルと、でんぷんという検体の性質から言って、
Cs−137は、かぎりなく「無い」と思います。
カリウムもゼロでしたので、K−40の散乱の影響もありません。
ただ、一点、気になったのは、放射能ではなく、
この、おそろしく細かい粒子は、吸い込まないように、
マスクでガードすべきであり、衣服などに着くと、簡単には落ちません。
毎日の作業となると、アレルギーがあってもなくても、
扱いには気を使うべき材料だと個人的には思います。
天然素材から作られているとは言え、いわば一種の微粒子の埃ですから。
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