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●猫の足跡-その830「★おおざっぱ測定 日記・第209回」【猫砂からCs−137を検出】
by:
鈴木崩残
2016/05/05(Thu)09:38:59
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第209回
猫砂の個人測定と、
その他、感度チェックなど
●国産の廃材の木粉を使用したという産地不明の猫砂です。
購入先は、「モコペット」です。
↓
http://item.rakuten.co.jp/1096dog/w-136737-00-00/
●今回の検体は、225gと軽いので、検出限界は、おおよそ、
≒1.64Bq/kgですが、それを上回るスペクトルが出ました。
これは検出として見ていいと思いますが、定量値に自信がありません。
↓メインのシンチレーターにて
↓サブのシンチレーターにて
サブのシンチレーターがメインシンチレーターより、
大幅に数値が小さいので問題ありです。
以下の、もち米でのCs−137の感度チェックでも、
サブのほうが、定量値がやや低いですが、大きな差ではありませんので
原因は定かではありません。
(濃度が高くなるほど誤差も大きくなるかもしません)
なお、K−40は、メイン、サブともに数値は近似していて安定しています。
ただし、重量換算時に数値が大きくなりすぎていて、過大定量です。
●そこで、もう一度、メインとサブのシンチレーターで測定しました。
↓メイン
↓サブ
↑
注・この表示グラフでは間違えて「メインのBG」を表示していますが、
定量値は、サブのBGで出しているので計算の間違いはありません。
しかし、やはり、メインはサブの2倍ぐらいの定量値になります。
感度の問題か、もしくは、係数の問題です。
2つのシンチレーターで、各2回ずつの測定結果のCs−137の値
> 一回目 二回目
>メイン 11.8Bq/kg 8.9Bq/kg
>サブ 4.88Bq/kg 4.8Bq/kg
■そこで、はっきりとした数値を知りたいので、製品の状態で、
1リットルで324gのペレットを、ミルサーで粉砕して450g/1リットルにして、
おのみち測定依頼所さんに、お願いすることにしました。
>↓☆結果です。
***************************
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:5.74 ±1.77Bq/kg(測定下限値 0.6Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値 0.6Bq/kg)
カリウム40:30.4 ±13.1Bq/kg(測定下限値 6.7Bq/kg)
放射性セシウム134が不検出であり、ピークも全くと言っていいほど見えません。
リサイクル材とのことでありますが、
どのような木材等をリサイクルされているのかは分かりかねますが
福島第一原子力発電所の事故由来のものは検出されておりませんので、
過去の大気圏内核実験やチェルノブイリ原発事故の影響であると推測されます。
***************************
という結果でした、ありがとうございます。
この程度の汚染濃度であれば、猫のトイレの砂として使うつもりです。
ただし、こうした製品の場合には、
原材料の、産地や、仕入れ元が安定しているとは思えないので、
定期的に、また測定してみたいと思います。
■なお、同機種の2つのシンチレーターは、
定量値は、サブのほうが近いですが、
感度それ自体はメインの方がサブよりも少しいいので、
メインのシンチレーターを中心に使用して、
換算係数だけを調整すればなんとかなりそうです。
なお、今回は、K−40は私の数値は大幅に過大定量となってしまっていました。
■同メーカーの「紙製」の猫砂を個人測定しましたが、
こちらは、ほぼないと見えるスペクトルでした。
***************************
もち米での感度チェック
むろん、これは、BGも取得し直しての定量です。
ふたつのシンチレーターは、個別のBGを使っていても、
やはりメインとサブでは、数値に差が出ます。
(違うシンチレーターなのに、同じ換算係数で計算するのが、
そもそも間違いなので、当然の差です)
玄米での検出能力チェック
ゲルマチェックされたこの玄米の結果は、厳しいです。
かろうじて、ROIとして範囲を決めた面積での結果ですが、
以前に測定したときのような、明確なピークが出ていません。
このスペクトルを見る限りでは、微量あることは間違いない、とは判断できますが、
このスペクトルでは、精度のある定量は不可能なので、
もしもこの、Geチェックされた玄米の濃度を知らなかったらば、
1Bq/kg以下の汚染がある、とまでしかわかりません。
課題を残す結果、というよりは私の設備での限界だと思います。
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