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[161]
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★分割自我復元★その160 ■ 自我復元全般に関する最近の所感 ■
by:
鈴木崩残
2013/01/09(Wed)18:22:57
自我復元に関する所感
●まずは、お便りからの抜粋です。
ところで、「桜の間」をはじめ、公式ブログを拝見する度感じるのは、
自らのなかに拡散される、強烈なものから微弱なものまで、
といった、幅広い「種子感」です。
その種子の核となるものは、「全自我」という共通認識事項。
私は今回、先生より、「・・%」という判定を頂戴いたしましたが、
実際のところ、「納得」の数値でした。
事実、昨年秋頃より「復元」というプロセスの中で、
自らの「強さ」というものの中に不安定さを見いだし、
この強さは「いきがり」だなと感じていました。
この、「強さといきがりの混同」を発見できた時、私の中で、
これまで、ただやみくもに「全自我」をガツガツと追いかけるような復元より、
微量であっても、その時点でたどり着いた復元値を、
しっかり「ガン見」してから次に行こう、
つまり、今回「・・%」という数値でしたが、
「100%へは、この"・・%"を生きてから次に行きたい」と思いました。
誤解して欲しくないのですが、
これは決して現在の数値にとどまりたいという趣旨でも、
復元ペースをスローダウンさせたいという意味でもありません。
望む事なら、全自我という目的地まで、超特急の新幹線に乗って行きたい、
と思っています。
ただ、その道程中、窓に映る「景色」はしっかり観察しておきたい、
という例えはいささか乱暴でしょうか。
自らに宿る全自我へむけての、
種子の発芽の過程を、
きちんと刮目しながら観察し、
目的地まで邁進するようにしたいと思います。
●この方の公式ブログへの評価は、実に鋭く言い得ています。
さて、その公式ブログというのは、私から復元をされている方に、
それぞれに個別に「お願い」をして書いていただいているものです。
こと、公式の自我復元ブログに関しては、
私の許可の有無は絶対と思ってください。
その基準を厳しくするには理由があり、かつ、その基準は、
何も、自我率が高い人を選んでいるのでもなく、
また、個性がより強い人を選んでいるのでありません。
変化が劇的でドラマチックな人を選んでいるのでもありません。
私が心がけたことは、コンテンツのインパクトの「強弱」や、
文体の輪郭にも「強弱」のある、そうした、いくつかの「異なるサンプル」
としての復元ブログです。
従って、どこか似たような雰囲気のものは数件も必要とせず、
誰かお一人で担当すればよいのですし、
また、ブログなど全く書かずに、そのまま全自我になった人もいますので、
ブログを書いている方が特別に、何かを認められているのではありません。
●つまり公式の自我復元ブログというのは、何かのステータスなのではなく、
それを公開することには、二つの側面があります。
・ひとつは、それを公開することで、それを自らの復元の参考に出来る、
他の人がいること。
・もうひとつは、公開という設定になることで、ブロガー自身が、
私との個人的メールのやりとりとは違う側面が出るので、
私がそれを観察するという面です。
いずれにしても、皆さんの目に「つまらないブログ」と映っても、
あるいは、「面白いブログ」と映っても、そもそも自我復元ブログは、
娯楽性を追求しているのではありません。
これもまた、未知の実験の一環として、協力をしてもらっているものです。
●したがって、あくまでも私がブログ作成の依頼をしますので、
そうではない、読者の方の側からのブログの申し出に私が応じる、
ということはありません。
しかし、そのあたりを大きな勘違いをしているメールが来ましたので、
指摘しておきます。
依頼されておりませんが、自我復元ブログを立ち上げたいと思いました。
ブログを立ち上げてらっしゃる自我復元実習者が皆、かなりな自我率であることと、
崩残様の桜の間のブログ立ち上げの注意事項を読みました所、自我の回復の度合い的に、
まだ資格がないように思いました。
非常に心苦しく、悔しく、そして、このようなこと崩残様に申します事も、
恐縮に思いながらも、ひな形を作り、ブログを立ち上げたいと強く思いました。
ブログにより、さらにモチベーションを上げたいとともに、作る必要性を感じました。
ですので、まず、立ち上げの許可をいただけるのか、ご相談しようと思いました次第です
「いたしません」
〜外科医・大門未知子〜ふうに言うと、こうなります。
●そもそも、自我復元ブログは、
書く本人がモチベーションを維持する道具になどするものではありません。
前述したような、私に計算があって、書く人を選出しているものです。
ブログがなければモチベーションが維持できないなどということは、
あり得るはずもありません。
実際、ブログなしに、どんどん復元をしている人もいるのですから。
●私が問題視したのは、今回のこのメールを送信された方の中にある、
明らかな「屈折したコンプレックス」です。
「僕は、自我復元しています」
「僕はトラウマ掘りもやっています」
「そんな僕がブログを作るのも認めてください」
と、私には、こういう声しか聞こえてきません。
そもそも、「何の為に自我復元をしているのか」というスタンスが
最初から曖昧すぎるために、この方の自我判定も前には延期としました。
もしも仮にですが、無明庵との繋がりを維持したいだけで、
自我復元をしているふりをしているのでしたら、
そういう人は、自我復元を行う意味はありません。
また、自分の親や家族に認められたかったが、それが認められなかった、
というものを、私のところに持ち込んでいるとしたらば、
無明庵ではなくて、そうした心のゆがみの震源地である、
自分の親に、認めてもらって、かりそめの安心感を得るべきです。
むろん、ご本人が自我復元をしていないとは言いませんが、
やり方にはおそらく間違いや、意識のボケた部分があり、
また、トラウマ掘りも、まったくなっていないと思います。
そもそも、トラウマを掘るというのは、
桜の間の皆さんの、親子関係の報告の抜粋からも分かるように、
とてつもない痛みや虐待の自覚をきちんと抱えたことから生じた
「切羽詰ったもの」です。
切羽詰った問題意識のない人が、まるで、お坊ちゃまが、
ただ学校の課題の成績を良くするためのような、
うわべだけのトラウマ掘りをしても、全く意味がありません。
やれば、やったその「努力に点数が与えられる」ほどには、
無明庵は甘くありません。
結果を出さなければ無意味ですし、
その結果を出す最大の原動力は、
「他の何を犠牲にしても、今の自分を、絶対に抜け出したい」という
自己嫌悪に他なりません。
それなしに、何かの習い事の課題をするかのように、
ただの、曖昧な好奇心から自我復元をはじめ、
そして、そのうち、やらなくなった人達もいますが、
私には、もう、その人達をどうこうすることは出来ません。
●また、もしも、これを「戦争」に喩えるならば、
戦場で必要なのは、上官に気に入られようとする兵士ではありません。
戦場で必要なのは、実力のある兵士であり、
自我復元というミッションを成功させようとする兵士です。
そんな切迫した戦地に、
「上官に気に入られたい。誰か他人に、認められたい」
という不純な動機の者がいたら、
その戦闘に、どれだけ迷惑なことをしでかしかねないか、誰でも分かるはずです。
「みんなに認められたくて、手榴弾を投げました」、ってな、
ガキのような動機は、時には命令違反となり、その勝手な行動で、
その部隊が全滅してしまうということも、あり得ることなのですから。
この自我復元という戦場という緊迫した場には、
「自我復元をするという行為そのものを自分の自己主張に使おうとする」
ということは許されません。
「自我復元をしています」には、何の意味もないのです。
「今、私はダイエットしています」の主張には、何の意味もないのと同じです。
「自我復元で、別人になりました」または「本来の自分になりました」、
しか意味を持たないのです。
私が最後まで面倒を見たい人達に託しているのは、
今回の生を、きちんと全自我で生きられるところまで生きて、
そして、死後に自主契約を出来るレベルにまですることです。
●さて、口直しに、話題を変えます。
ブログの中にある、ちょっとした言葉で、私が好きな言葉というのがあります。
まー、それは私の勝手な都合で、気に入っているのであって、
客観的に何か価値があるわけではありません。
↓
「ひきつりながら読む精神世界」に手出しする前は、
気の技を鍛えて、人々に貢献し、それで地球卒業!という打算をしていましたが、
手を出した後は、他人なんかどーでもよくなっちまいました。
ひたすら、自分の好奇心を満たすためだけに、この道を行こうと思うようになりました。
でね、地球を卒業したいこのわしが、
「地球に生まれて来ない為の 分割自我復元」に喰いつかないわけがない。
「あらゆる体系は、その人の自我率の分しか作用しない」という記事も相俟って、
ちょっと迷っていたわしへの決定打となりました。
>ついでに言うと、この方のブログ内のこのメニューも私(崩残)は大好きです。
↓
おすすめ! 松の間
_____________
>で、次の方。
それまでの私は、精神世界とほとんど関係の無い、創作系の分野を専門としていたので、
初めて無明庵のHPを見たときは、少したじろいだのを覚えています。
竹の間については、ちんぷんかんぷんでした。
>実に正常で、素晴らしいスタートラインだと思います(崩残談)。
希釈自我でなければ、3/4自我あれば、
そんなトラウマを負う必要は無かったということだ。
本題の手前の手前、本当に足元の問題に掛かりきりになるのだ。
1/3だった私は、いつも、待っていた。
子供の頃に私だったわたし、その頃の自分だけが、本当の自分だという気がした。
その後の自分は、ほとんどわたしではない、別人のようだった。
本来の私が、自分に戻ってくるのを待っていたと思う。
どんな方法で戻れるかは全く判らなかったが、
毎日、そんな日を夢見ていた。そんな自分を夢見ていた。
本来の自分に戻れるなら、
今の自分をそっくりそのまま捨ててもいいと本気で思っていた。
復元に出会って、着実に自分を取り戻していく中で、
1/3の頃の自分は、どんどん私の中から影を潜めていく。
今では、本当に少ししか、その面影はなく、
近い将来、ほとんど消えてしまうと思うけど、
復元にたどりつくまでの間、必死で頑張っていたのは紛れもなく、
1/3の自分だったわけだから、「よくぞ、こらえた。」と言ってあげようと思う。
そして、全自我に戻ったら、小さなお葬式をしてあげるね。
_________
トラウマからくる感情が、いきなり大きな声で教えてくれるわけがない。
「あの。。」とものすごく遠慮がちに、小さな、ささやくような声で、
でも、必死で呼びかけてきてくれています。
今考えると、他人から見たら、どう考えてもトラウマであることを、
私は「大したことじゃないよ」と、見ない振りをしていました。
それまでも、トラウマの問題は、無視していたつもりではなかったのですが、
危機感を持っていたわけではありませんでした。
今から考えると、氷山の一角だけをみて、
「全部掘りきった」と言っている状態でした。
そのとき崩残さんに、
「掘っていないトラウマが8割もある。
トラウマを掘りきるまでは、判定は無しです。
復元もやっても無駄ですからやらなくていいです。」
と言い切ってもらったから、今の私があります。
「復元をやっても無駄」とまで言わせてしまうほど、
私の状態はひどかったのですが、私自身は、言われるまで、全く無自覚でした。
そこから、約半年、トラウマの問題にかかりっきりでした。
正直、もう、全自我になんて、絶対なれない。
もう、復元作業もできない。「本当の私」なんて、みつからないよ。
という、絶望が大きかったのですが、わずかに残っていた、
「そんなのは嫌だ!」という気持ちで、
トラウマに、初めて正面から向き合いました。
掘り出してみると、ゴロゴロ問題がでてきて、
あの時期は本当に辛かったです。
10月のはじめに、やっと、掘りきった!と自分でも言えるようになりました。
そして、つい先日、一年以上ぶりに自我率判定をお願いし、
自我復元が、再起動したことを確認しました。
封筒を開けるとき、手が震えてました。
やっと、本当にやっとスタートです。
__________________
分からんこと、実行するにあたっての障害がでてくると
・・・・燃えるのである。
そして、もの凄〜く不器用で、要領が悪いながらも、
何とか解決していけているのである。
「そんなの、あたりまえでしょ」という声が聞こえてきそうですが。
いやいや、私は本当に戸惑いながら驚いているのです。
「あ痛!こりゃ失敗やね、なら、これはどうだ?」なんて、今までなかったので・・・。
そのうち、慣れてくるんでしょうが、
今はまだ訓練中といったところでしょうか?
それで、何が何でも、自分が決めたその仕事を定着させるために、
1月初旬ダッシュをねらっていたわけです。
それと、元旦の自我復元事始め、昨年も1月は徹底してやってました。
今年も同じくです。
結局、自我復元のおかげで、ここまで来れたのです。
他には何も行っていないので、自我復元の効果しかないのです。
___________________________
私にとって、とても大きな問題があり、
人間としておかしいと感じていた部分について、
トラウマが掘れたせいか、以前とは異なる変化が起きている。
ある限定された状況になると、心底不愉快になっていたものが
緩やかだが、改善されているのが分かる。
本来の自分は素直に育てば、真っ直ぐに育っていれば
こうだったはず、というもの。
それは個性というよりも、人として当たり前のものを
いま取り戻しつつある、という実感である。
______________________________
そして、最近のもので、なかなか、感動的だったのが次の投稿です。
この「S020さん」は、ブログの中では曲者系ですが、
基本的に、私は「曲者」が大好きです。
↓
http://blog.goo.ne.jp/hakodate2012/e/145e76646067e5b41028a7a3ee24ee38
この記事の中で、とりわけ素晴らしいのが、次の一節です。
↓
今のボンクラ意識でない(別のレイヤーの、妄想上の万能の)意識に寄りかかり、
依存し、過信し、
「いつの間にか事態が勝手に好転していく」のを口を開けて期待しているが、
そんなことしても、決してミラクルは起きないのだった。
なぜならば、いまのこのボンクラ意識が、ボンクラでぼんやりしているから。
今のこのボンクラ意識から逃げているから。
ボンクラのまま放置しているから。
今のこのボンクラ意識でない意識状態(夢見、まどろみ、過去の私)に逃避して、
その間に、今のこのボンクラ意識が、
「ボンクラでない状態に自動的に改善されていればよいのに」
なんて虫のいいことを期待しつづけた。
・中略・
まどろみの状態で三昧の意識を経験したとしても、
まったく無意味なのだ。
「今のこのボンクラ意識」が 気づいているか?
「今のこのボンクラ意識」が 何を知覚しているか?
●これがまさに、私が罵倒し続けた、あらゆる種類の「瞑想教室」
と自称する組織が犯し続けた「罪」です。
騙された方も愚かで悪いのですけどね。
ボンクラ意識をどうにかするために、「別の意識状態」になれればと
夢を見て、マントラに依存し、瞑想に依存し、
瞑想CDやご利益グッズに依存する愚か者たちです。
駄目であっても、その駄目なボンクラ意識それ以外には、
その次へと飛躍する原動力になるものなどない、
という「原理原則」も理解できずに、
「何何の境地」だの「瞑想体験」もどきに、しがみ続ける馬鹿ども。
>(理想とする、別のなんとか意識状態ではなくて)、
>「今のこのボンクラ意識」が 気づいているか?
>「今のこのボンクラ意識」が 何を知覚しているか?
↑この人のこの言葉を、きちん理解すれば、
逃避して、別の意識に浸かるような瞑想ごっこに逃げるのではなく、
そのボンクラ意識そのものを、自分で、ひっぱたいて、
叩き起こさねばならないのだと、わかるはず。
______________________________
●ところで、トラウマ・またはAC問題の中で、最も困難なのが、
「飴」による調教を受けた子供です。
桜の間で、今までに掲載した、
虐待・トラウマ・そしてそれを受けてのAC行動は、
無意識に閉じ込めていて、掘れなかった人でも、必死に掘れば、とにかく、
そこには、確実に「事実」としての虐待があり、
本人の本音の感情があります。
子供を「飴と鞭で飼育する毒親」の場合、
そこに、「鞭」が幅を利かせていた場合には、
子供は、その被害を受けていたことを知っていたり、
またはトラウマ掘りの過程で、思い出せます。
●しかし、最も厄介なのは、あからさまな鞭を使用せず、
「飴だけ」で、子供を自分の思うように誘導した親です。
別にそれは、その親が頭脳犯だったということではなく、
おそらくは、感情に欠しい親だったという事も多いと思います。
ストレスを子供に向けて爆発させる、よくいるタイプの親であれば、
子供の中には、親への疑問も起きますが、
親の中で蓄積した感情を、子供には直接向けず、
他(伴侶や、家庭内の他の子供)に向けていた場合、
そして、飴、つまり「親がやりやすいように躾けるために、子供を褒める」
というやり方をしてきた場合には、
その子供のトラウマ・AC問題の発掘は、おそろしく困難になります。
何しろ、親が子供に、直接的な痛みを与えていないのですから、
異常個所を掘りようがないのですが、
ただし、その歪んだ「褒め殺し」によって生じた、思考の歪みと、
他者との間に引き起こす、事実認識のズレは、明確にそこにあります。
それは必ず、問題を引き起こします。
簡単に言うと、「子供の悪いところを伸ばした親」とも言えます。
その点で、私がトラウマのオペの中で、最も強敵だと思うのは、
あからさまな暴力、罵倒、虐待という「鞭がない」か、
または「鞭」が極端に少なくて、
「主に、飴によって、洗脳された幼少期」のある人です。
・・・しかし、それでも、なんとかなると思います。
なぜならば、
「わたし、失敗しないので」
________________________________
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